RISE 6.21 横浜BUNTAI:“ミスターRISE”裕樹、北井智大相手に4年半ぶり復帰戦「倒せる蹴りは戻ってきている」。GLORY×RISE 65kgトーナメント一回戦で伊藤澄哉はモラリと。61.5kgでGUMP×髙橋亮
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RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA(6月21日(土)横浜BUNTAI)の記者会見が5月14日、東京で行われた。この記事では“ミスターRISE”裕樹の4年半ぶり復帰戦(vs. 北井智大)、GLORY×RISE 65kgトーナメント一回戦・伊藤澄哉 vs. ペトル・モラリ、61.5kgトーナメントに事実上のリザーブファイトに該当するGUMP vs. 髙橋亮についてお伝えする。
“ミスターRISE”裕樹、北井智大相手に4年半ぶり復帰戦「倒せる蹴りは戻ってきている」
ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
裕樹(ANCHOR GYM/元スーパーフェザー級(60kg)・ライト級(63kg)・スーパーライト級(65kg)王者)
北井智大(チームドラゴン/ライト級5位)
裕樹は42歳。2003年にデビューし、RISEでただ一人、3階級を制覇。14年の新生K-1旗揚げ以降、多数の主力選手がK-1に移籍した時期にもRISEのリングで活躍し続け、“ミスターRISE”の愛称で親しまれた。20年11月の那須川天心戦で2R KO負けし引退するまで74戦46勝(30KO)26敗2分の成績を残した。引退後も兵庫県西宮市のANCHOR GYMで指導を続け、RISEの大会の中継の解説者も務めた。昨年10月、突如現役復帰を表明し、今回WORLD SERIESの舞台で4年半ぶりの復帰戦が組まれた。
北井は33歳。11年のデビューから16年までKrushに出場し、16年10月に武尊・卜部兄弟らがKRESTに移った後もチームドラゴンに残り、17年からRISEに参戦する。直樹、小川翔といった上位勢にも勝利したが、21年9月のYA-MAN戦以降は負けが込む。最近では4月の後楽園大会で奥山雅仁に判定負けしたもの、激しい打ち合いを常に繰り広げ、RISEのリングを盛り上げて来た選手の一人だ。
RISEの伊藤隆代表は「北井は最近、若手の壁としてやってきていますが、今回は逆のパターン。両者長年RISEで戦い続け、両者しかできない戦いがある。これぞRISEという試合をしてほしい」と、この一戦への期待を述べた。
◆裕樹
正直、北井選手は今の僕とやるのはリスクしかないのに、快く受けてくださりありがとうございます。これから1か月、自分の体と相談しながら、当日バチバチ殴り合いたいです。僕はローキックしか打たないので、ローキックで倒しに行きます。北井選手は体が強くて前に出るファイターなので、いい試合ができると思います。
(実際練習再開してどれぐらい調子が戻っている?)半年以上前に会見してから、若いファイターが相手してくれて、その中で怪我もして、自分の意識が低いと感じ、もう一回アクセルを踏み直してやってきました。まだ微妙なズレがあるんですけど、かなり感覚は戻ってきています。倒せる蹴りは戻ってきているんで、あとはピンポイントで当てられるか、調整が必要です。
(どういう展開になる?)僕がローで北井選手を倒すか、北井選手がパンチで僕を倒すかですね。打ち合いをファンの皆さんには楽しんでほしいです。
◆北井
裕樹選手は僕がRISEに出始めた時から活躍していた選手なので楽しみです。ローキックはもらいたくないので蹴らないでください(笑)。
(何年も休んでいた選手に、簡単に勝てないと思い知らせたい?)そんなことはないですね。今まで培ったものがあるので、ナメてはいないですね。
(裕樹のローに何で対抗する?)ロー対パンチじゃないですか。
GLORY×RISE 65kgトーナメント一回戦で伊藤澄哉はモラリと「トーナメントをぐちゃぐちゃにしたい」
GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(65kg)STANDING TOURNAMENT 一回戦 3分3R(延長1R)
伊藤澄哉(戦ジム/RISEライト級(63kg)2位)
ペトル・モラリ[Petru Morari](モルドバ/キックボクシング・フェアレス/RISEウェルター級(67.5kg)2位)
RISEとGLORYが共同で開催する24選手参加の65kg契約トーナメント「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT STANDING TOURNAMENT」が今大会から開幕する。昨年12月のRISE幕張メッセ大会で行われた8選手参加の1DAYトーナメントの拡大版で、来年2026年6月までの1年間、5大会に渡って優勝を争う。6月21日のRISE横浜BUNTAI大会、8月2日のRISE東京都大田区総合体育館大会で一回戦4試合ずつ計8試合を実施し、残った8選手が、シードの8選手と、11月のRISEのビッグイベントで二回戦を行う。来年2~3月のヨーロッパでのGLORYの大会で準々決勝4試合、来年6月のRISEのビッグイベントで準決勝と決勝を行う。準決勝まではRISE勢同士、GLORY勢同士の対戦構図となり、決勝ではRISE代表とGLORY代表が戦う。
既にGLORYサイドの一回戦2試合、アユーブ・ブーラス(モロッコ)vs. アイトール・クリート(スペイン)、ボボ・サッコ(フランス)vs. ヤン・カッファ(オランダ)が発表済だった。RISEサイドの一回戦として、まずは伊藤×モラリが発表された(もう1試合は後日発表される)。
伊藤はかつて、YA-MAN、中村寛にKO負けしたが、23年10月から5戦4勝(3KO)1敗と、主にランカーとの戦いでは好戦績を残している。4月の後楽園では石田迅を1R右ストレートでKOすると、65kgトーナメント参戦を希望するマイクアピールをしていた。
モラリは23年12月のRISE両国大会にGLORY推薦で参戦し、ウェルター級王者の中野椋太に判定勝ち。昨年は6月に白鳥大珠に、9月に實方拓海に判定負けしているが、階級下の伊藤にとっては過酷な相手となりそうだ。
◆伊藤
このトーナメント送り込んでいただきありがとうございます。外国人相手は初めての経験ですけど、自分を信じているので、伊藤澄哉らしい試合をして次のステージに上がりたいです。誰も優勝しないと思われる選手が優勝したら盛り上がるので、トーナメントを自分がぐちゃぐちゃにしたいです。
61.5kgトーナメント・リザーブファイト相当の試合でGUMP×髙橋亮
61.5kg契約 3分3R(延長1R)
GUMP(TEAM TEPPEN/スーパーフェザー級(60kg)4位、元DEEP☆KICK -60kg王者)
髙橋 亮(TRIANGLE/スーパーフェザー級(60kg)14位、元NKBフェザー級&バンタム級王者)
GUMPは昨年11月、岩郷泰成を2R左ハイでKO。12月のSBで組まれた「RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament」査定試合では笠原友希に判定負けし、連勝が7で止まったが、試合内容が評価され、今年3月のRISE両国大会での61.5kgトーナメント・リザーブマッチに選ばれ、細越竜之介に判定勝ちした。
髙橋は昨年4月、2年ぶりに復帰し、初戦ではパヌワット・TGTに3R KO負けしたが、10月、井上竜太に判定勝ち。上位戦線復活に向けて大事な試合となる。
RISEの伊藤隆代表は「61.5kgトーナメントのリザーバーに、チャンヒョン・リーを起用しようと思いましたが、怪我で出られませんでした。2人にはリザーバーにふさわしい試合をしてほしいです」とこの試合について説明。髙橋が「これはリザーブファイトですか?」と質問すると、伊藤氏は「そう謡ってはいないですけど、立ち位置的にはそうです」と説明しており、結果と内容と今後の61.5kgトーナメントの展開次第で勝者が絡むこととなりそうだ。
◆GUMP
ノーダメージ!前回しょっぱい試合したんで、今回いい試合して髙橋選手と大会を盛り上げたいです。髙橋選手は僕がプロデビューする前から第一線で活躍していて、リスペクトしている選手なので、戦えて光栄です。
◆髙橋
前回は勝ちに徹する内容で会場を沸かすことができませんでした。今回は熱い戦いをしたいです。もちろん“ノーダメージ”で終わりたいです。GUMP選手は急成長していてガッツがあって気持ちいい試合をする印象です。
RISE 6.21 横浜~8.31 大阪の6大会は「サマーファイトシリーズ」に。公式アンバサダーに“夏男”蝶野正洋さん「6大会の中で必ずスターが出てくる」
対戦カード
メインイベント ISKA K-1ルール 世界ストロー級(51.5kg)王者決定戦 3分5R
那須川龍心(TEAM TEPPEN/RISEフライ級(51.5kg)王者)
ハマダ・アズマニ[Hamada Azmani](モロッコ/アルティメット・ファイトスクール/ISKA K-1ルール 世界フェザー級(57kg)王者)
RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament 準決勝 3分3R(延長1R)
中村 寛[かん](BK GYM/RISEライト級(63kg)王者、元DEEP☆KICK -60kg王者)
笠原友希(シーザージム/シュートボクシング日本スーパーフェザー級(60kg)王者、元同フェザー級(57.5kg)王者)
RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament 準決勝 3分3R(延長1R)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/RISEスーパーフェザー級(60kg)3位)
エン・ペンジェー[Yuan Pengjie](中国/仏山温拿拳館)
GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(65kg)STANDING TOURNAMENT 一回戦 3分3R(延長1R)
伊藤澄哉(戦ジム/RISEライト級(63kg)2位)
ペトル・モラリ[Petru Morari](モルドバ/キックボクシング・フェアレス/RISEウェルター級(67.5kg)2位)
GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(65kg)STANDING TOURNAMENT 一回戦 3分3R(延長1R)
ボボ・サッコ[Bobo Sacko](フランス)
ヤン・カッファ[Jan Kaffa](オランダ/ARJジム/AFSO世界王者、MIX FIGHT世界王者)
GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(65kg)STANDING TOURNAMENT 一回戦 3分3R(延長1R)
アユーブ・ブーラス[Ayoub Bourass](モロッコ)
アイトール・クリート[Aitor Currito](スペイン)
54kg契約 3分3R(延長1R)
花岡 竜(橋本道場/RISEスーパーフライ級(53kg)王者、元KNOCK OUT-BLACK同級王者、元INNOVATIONフライ級王者)
モハメド・ミカイリ・ガザリ[Muhammad Mikail Ghazali](マレーシア/レンタップ・ムエタイ)
ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
裕樹(ANCHOR GYM/元スーパーフェザー級(60kg)・ライト級(63kg)・スーパーライト級(65kg)王者)
北井智大(チームドラゴン/ライト級5位)
61.5kg契約 3分3R(延長1R)
GUMP(TEAM TEPPEN/スーパーフェザー級(60kg)4位、元DEEP☆KICK -60kg王者)
髙橋 亮(TRIANGLE/スーパーフェザー級(60kg)14位、元NKBフェザー級&バンタム級王者)
57kg契約 3分3R(延長1R)
鈴木真彦(TEAM 寿/バンタム級(55kg)2位・元王者、元WBCムエタイ日本&HOOST CUP日本同級王者)
戸井田大輝(TOP LEAD GYM/フェザー級(57.5kg)9位、元MA日本スーパーバンタム王者)
バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
加藤有吾(RIKIX/3位、WMC日本スーパーバンタム級王者)
礼司(楠誠会館/フェザー級(57.5kg)14位、ジャパンカップキック・バンタム級(53kg)王者)
バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
伊東龍也[りょうや](HAYATO GYM/6位、Stand Up King of Rookie 2022 -55kg優勝)
松下武蔵(GOD SIDE GYM/9位)
概要
大会名 OURO presents RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA
日時 2025年6月21日(土)開場・12:00 オープニングファイト開始・ 未定 本戦開始・13:30
会場 横浜BUNTAI(神奈川県横浜市中区不老町2-7-1)[HP]
中継 ABEMA
チケット料金 VVIP 60,000円 SRS 30,000円 RS 15,000円 SS 15,000円 S 10,000円 A 7,000円 小中高生(当日販売のみ)2,000円 ※未就学児は保護者膝上に限り無料 ※一般発売5月17日(土)~
チケット販売 イープラス チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/