UFC 6.21 アゼルバイジャン:「すごいやり辛い選手」堀口恭司、8年半ぶりUFC復帰戦はヌルマゴメドフの後輩でフライ級10位のウランベコフと
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UFC Fight Night: Hill vs Rountree Jr.(6月21日(土/現地時間)アゼルバイジャン・バクー:クリスタルホール)で、堀口恭司がUFC復帰戦を行うことになった。23年にRIZINも開催されたことのあるアゼルバイジャンで初のUFC開催で、メインイベントでは元ライトヘビー級王者で同級4位のジャマール・ヒルが、7位のカリル・ラウントリーJr.と対戦する。
フライ級 5分3R
タギル・ウランベコフ[Tagir Ulanbekov](ロシア/10位)
堀口恭司(アメリカントップチーム/元3位、元RIZIN同級王者、元RIZIN・ベラトール・修斗世界バンタム級王者)
堀口は34歳。修斗で世界王者として活躍後、13年10月からUFCに上がり、15年4月、UFCフライ級王者のデメトリアス・ジョンソンに挑戦したが5R腕十字で一本負け。16年11月のアリ・バガウティノフ戦を最後にUFCを離れ、RIZINでバンタム級とフライ級で王者になる等、主力として活躍した。バンタム級で戦う期間が長かったが、22年大晦日からフライ級に戻り、23年大晦日に神龍誠に2R裸絞めで一本勝ちしRIZINフライ級王座を獲得。昨年6月には元ベラトール・バンタム級王者のセルジオ・ペティスとのバンタム級でのリベンジマッチで判定勝ち。昨年大晦日にはエンカジムーロ・ズールーに判定勝ちし、フライ級王座初防衛を果たした。近年はUFC復帰を希望するようになり、3月30日のRIZIN香川大会のリング上で「UFC、決まりました」と発表し「日本人初のベルトを巻きたいと思うので、皆さんぜひ応援してください」とアピール。早速2週間後の4月12日、UFC復帰戦が発表された。
ウランベコフは33歳。ロシア連邦ダゲスタン共和国出身で、ハビブ・ヌルマゴメドフの後輩にあたる。13年にMMAデビューし、13戦12勝の好戦績を残した後、20年からUFCに参戦。2連勝後、22年3月の3戦目でティム・エリオットに判定負けしたが、その後はネイト・マネスに1Rギロチンで、コーディ・ダーデンに2R裸絞めで一本勝ち。約1年のブランクを経て、今年1月のUFC 311ではクレイトン・カーペンターに判定勝ちし3連勝中で、フライ級10位に位置する。
UFC復帰にあたり、堀口恭司は「UFC参戦が決まりました。UFCのベルトを目指して、しっかりがんばっていきます。初戦はアゼルバイジャンで行われるUFCファイトナイトです。フライ級のタギル・ウランベコフと対戦します。この試合を勝って次につなげていきたいと思っています。日本のファンの皆さん、世界の格闘技ファンの皆さん、自分の戦いをぜひご覧ください」との談話をUFCを通じて発表している。
堀口は自身のYouTubeチャンネルでもUFC復帰戦を報告している。妻でタレントの川村那月さんとのインタビュー形式で、堀口はウランベコフの印象について「身長高くて、打撃もできて、寝技もできる、すごいやり辛い選手かなと思いますね」と評しつつも「対策、練習もバッチリです」とのこと。6月21日のアゼルバイジャン大会での試合は「結構前から聞いてた」といい、この日に合わせての準備は既に着々と進んでいた様子だ。那月夫人から「170cmっていう身長はどうですか」と聞かれた堀口は「あんまり。別にみんなデケえからな」と落ち着いた様子でコメント。最後に堀口は「しっかりぶっ飛ばしてくるんで皆さん楽しみにしていてください。応援よろしくお願いします。U-NEXTさんで配信するんでぜひ見てください」と日本のファンにメッセージを送っている。