Krush 11.16 後楽園ホール:里見柚己、アーロン・クラークを「与座選手でもダウンを取れなかった。相当メンタルも体も強い」と警戒。志願の防衛戦・松谷綺「チャンピオンにふさわしい選手と思ってもらいたい」
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Krush.167(11月16日(土)後楽園ホール)のメインイベント・里見柚己 vs. アーロン・クラーク、セミファイナル・松谷綺 vs. ガブリエル・デ・ラモスの2試合4選手のインタビューがK-1 GROUPから届いた。この2試合の紹介映像も公開されている。(デ・ラモス写真提供 (C)K-1)
第9試合 メインイベント ライト級 3分3R(延長1R)
里見柚己[ゆずき](team NOVA/元Krushライト級王者)
アーロン・クラーク[Aaron Clarke](アイルランド/ソーマ・ファイトクラブ/ISKAアイルランド・ライト級(61kg)王者、CAGE LEGACYスーパーフェザー級(59kg)王者)
里見は26歳。昨年6月に大沢文也に判定勝ちしKrushライト級王座を獲得。9月のK-1では伊藤健人に2R KO負けし、今年2月のKrushでのベルトを懸けての再戦では、わずか38秒でKO負けした。8月のKrushでは元ジャパンキック王者で初参戦の永澤サムエル聖光を1R右フックでKOしている。
クラークは30戦25勝(14KO)5敗の25歳。昨年6月のK-1横浜大会で初来日し、与座優貴とのノンタイトル戦で判定負け。それから1年4カ月の間に11試合を重ね再来日する。
第8試合 セミファイナル Krush女子アトム級(45kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
松谷 綺[きら](ALONZA ABLAZE/王者)※初防衛戦
ガブリエル・デ・ラモス[Gabrielle De Ramos](オーストラリア/Muay U/挑戦者)
松谷は13戦10勝1敗2分の21歳。22年6月の初代K-1女子アトム級王座決定トーナメント準決勝で菅原に判定負けしてプロ初黒星を喫したが、以降は5連勝。昨年7月には元K-1女子アトム級王者のパヤーフォンに延長判定勝ちした。11月には奥脇奈々に判定勝ちしKrush女子アトム級王者となる。7月のK-1ではチョン・ユジョンからダウンを奪い判定勝ちした。
デ・ラモスは初来日、戦績8戦6勝2敗の24歳。フィリピン出身でオーストラリア在住。松谷よりも6センチ背が高い158cm。上動画の青の選手がデ・ラモス。47.6kgのミニフライ級のムエタイルールで判定負けした試合だが、ミドルキックが得意なのがわかる。
当初、この一戦はノンタイトル戦と発表されていたが、9月のカード発表記者会見で松谷が防衛戦への変更を希望し、主催者が両陣営と協議し、防衛戦として行われることが正式決定した。
里見柚己、アーロン・クラークを「与座選手でもダウンを取れなかった。相当メンタルも体も強い」と警戒
―― まずは前回の試合、永澤サムエル聖光戦を振り返ると?
里見 2連続KO負けの後だったので、いろいろプレッシャーとかはあったんですけど、ああいう形で終われたので、またちょっと自信が持てるような試合だったなと思います。
―― 他団体でチャンピオンとして長く活躍した選手でしたが、実際やってみていかがでしたか?
里見 外敵みたいな感じだったので、いつもよりプレッシャーがありましたね。自分が絶対勝たないといけないというか、Krushを代表して、他から来た選手に「そんなに甘くない」という部分を見せないといけなかったので。
―― 永澤選手のK-1ルール、Krushのスタイルへの対応については何か感じることはありましたか?
里見 ムエタイですけど、戦績もすごく重ねてる選手で、もともと自分が高校生の時から同じ団体でトップの選手だったので、、どのルールでもちゃんと対応できてるんだなというのは、やっていてすごい思いました。
―― 連敗と王座陥落が、この1回の勝利で払拭されるわけではないとは思いますが、続けていく原動力になるような勝利ではありましたか?
里見 やっぱり2連敗で、本当にたくさんの人を悲しませてしまったと思ってたので、その中でああいう復活ができたというのは、またみんなを安心させられたというか、自分はもっと上に向かっていくんだというのを分かってもらえたかなとは思ってます。
―― というところで、その次の相手がアーロン・クラーク選手に決まりました。ここで外国人選手との対戦というのは、ちょっと意外だったのでは?
里見 そうですね。外国人とやれるとしたらK-1の大会かなと思っていたら、Krushで来たのは確かに意外でしたけど、それはそれで面白いんじゃないかなと思います。
―― アーロン・クラーク選手は昨年、与座優貴選手と対戦したのが日本での唯一の試合ですが、印象は?
里見 映像を見ていると、すごくデカく感じたんですよね。たぶん、手足が長いのかなと思うんですけど。一応プロフィールだと、身長は自分よりちょっと低いぐらいなんですけど。なんかすごいでかく映像だと感じたんで、あとは与座選手でもダウンを取れなかったので、相当メンタルも体も強い、トップ選手なんだなと思います。
―― 攻撃などで、ここは警戒しないとというのは?
里見 何試合か見たんですけど、ヒザがすごく目立ってましたね。しっかりパンチで詰めてからヒザで倒しているのをいくつか見たので、そこは注意しなきゃいけないと思ってます。
―― そんな相手と、どう戦ってどう勝ちたいと思っていますか?
里見 やっぱりKrushなので、しっかり倒しにいくスタイルは絶対変えたくないですね。相手はいろんなリングで戦ってると思うんですけど、Krushのリングに上がったことをちょっと後悔させたいですね。「Krushのリングは他のリングとは違うんだよ」というところを、自分が分からせないといけないなと思ってます。
―― このところ、ライト級戦線がすごく激戦区になっていて、宮田充プロデューサーも「来年何かやりたい」みたいなことも言っていました。その中で元王者としてどう思っていますか?
里見 やっぱり客観的に見ても、ライト級は一番と言っていいぐらい面白いし、今はずば抜けてる選手がいなくて、特にKrushは横一線というか、そんなに差はないと思ってるので、しっかりここで勝って、できるなら日本人だけのトーナメントをやってもらえたら、負けた選手全員にリベンジできますし。それでまた自分が上に行くというストーリーを描きたいなと思っています。
―― そのライト級の中で、ここは他の選手に負けてないぞという思う部分ってどこですか?
里見 試合内容ですね。見てて面白いのは自分の試合だと思うので。負ける時は本当に派手に散ってますし、勝った時はしっかりと倒して勝ってるので。そういう、リングでの華みたいなところは誰にも負けないなと思っています。
―― 勝っても負けても、と。
里見 もちろん負けるのはよくないんですけど、それぐらいの覚悟でしっかり倒しにいってるということですね。
―― 来年のその「何か」に向けても、ここはいい勝ち方で名乗りを上げたいという気持ちは強いですよね。
里見 はい。もしクラーク選手をKOするようなことがあれば、本当にみんなの見方も変わると思うし、ライト級で一気に上の方に行けると思うので、そこをしっかり決めて、来年に持っていきたいなと思ってます。
―― 当面の目標というと、やはりライト級王座の奪還ですか?
里見 そうですね。K-1も獲りたいですし、チャンピオンの座に返り咲くことですね。クラーク選手にKO勝ちすれば、K-1でも状況は変わってくると思うので。
―― その中で、日本人トーナメントがやれればと。
里見 はい。自分はワンデーでもいいですし……というか、自分はワンデーがやりたいんですけどね。そこで一気に、以前に負けてる選手全員にリベンジして、一気に終わらせたいですね。
―― 今はジムを運営しながらプロ選手としても活動されていますが、軌道に乗ってきていますか?
里見 今は後輩たちも育ってきて、すごくいいジムになりつつあると思っています。運営もかなり関わってますけど、大変とは思ってなくて。逆に仕事場がジムなのでずっと格闘技に関わっているので、間違いなく、一番強くなれる環境にいるなと思ってます。それに、子供たちや会員さんに、自分が先生として、代表として、強いところを見せないといけないので。そこは背負わないといけないので、その分もすごく頑張れています。
―― 所属選手も増えていますよね。
里見 はい。それに同世代で頑張っている選手がウチのジムを拠点に練習したりもしているので、一緒にいてすごく刺激をもらえています。会員さんや選手たちにも、自分が上の立場としてやっているからには、自分が負けたらみんなが負けたみたいな雰囲気になってしまうので、しっかり自分は勝たなくちゃいけないなと思えていますね。
―― では最後に、改めて今回の試合への“決意”を教えていただけますか?
里見 今回のテーマは、日本の強さを世界に通用させるということだと思っています。Krushのリングでしっかりと強豪選手を倒して、「やっぱりKrushのリングは甘くないな」というところをしっかり見せつけます。
―― 分かりました。ありがとうございました!
アーロン・クラーク「与座選手との試合の後、11戦して10勝8KOでした」
―― K-1での与座優貴戦以来の参戦となります。与座戦を今振り返ると、どういう試合でしたか?
クラーク いい試合でしたが、ちょっと彼をリスペクトしすぎたかなと思います。もしもう一度戦うチャンスがあれば、彼にとってかなり厳しい試合になることでしょう。
―― その際、K-1ルールで戦ってみてどう思いましたか?
クラーク K-1ルールはノンストップでスピード感があり、自分に合っているなと思いました。またやってみたいと思っていたので、今回のオファーはうれしかったですね。
―― 与座戦の後、何戦して何勝何敗ですか?
クラーク 11戦して、10勝8KOでした。1試合だけ、判定で敗れました。
―― 約1年5ヵ月で11試合したんですか? かなりのハイペースですね! さて、今回対戦する里見柚己選手の印象、警戒すべきと思っている点は?
クラーク 彼は経験もあって、いい選手だとは思いますが、俺のレベルではないですね。なので、何も警戒していない!
―― どのような試合をして、どう勝とうと思っていますか?
クラーク 自分の攻撃や圧力で彼の心を折ってから、KOで終わらせます。
―― 前回の来日を受けて、改善した点、今回の試合に生かしたいと思っている点は?
クラーク 前回からはかなり大きく成長したと思います。俺が世界トップレベルの選手だというのを、俺のことを知っている世界の選手たちに見せつけてやるつもりです。
―― 今回の試合で、お客さんに一番見てもらいたいポイントはどこでしょう?
クラーク 俺は危険な存在だということを、目に焼き付けてほしいです。
―― 今回勝って、今後はどうしていきたいですか?
クラーク 今回の試合に勝ち、もっとファンから注目してもらえる存在になりたいですね。そして最終的にはK-1のベルトを獲りたいです。
―― 里見選手に対してメッセージをお願いします。
クラーク ぶっ倒しに行くから、待ってろ!
―― 日本のファン、当日のお客さんに対してメッセージをお願いします。
クラーク また皆に興奮を届けに行けること、また日本の文化に触れられることを楽しみにしています。いつも応援アリガトウ!!
―― 分かりました。ありがとうございました!
松谷綺「チャンピオンにふさわしい選手と思ってもらいたい」
―― 今回、記者会見での直談判というか希望が実って、タイトルマッチに変更になりました。そのことについて、はいどう感じていますか?
松谷 素直にうれしい気持ちもあって、より一層気合いが入ったし、ここでベルトを取られちゃったらもうこの先はないと思っているので、しっかり勝って次につなげたいですね。
―― ご自分の希望とはいえ、さらにリスクは大きくなったわけですが。
松谷 プレッシャーとかは特にないし、自分はベルトを守る側なんですけど、挑戦する側の気持ちでいこうと思っています。チャンピオンは防衛してこそ価値が上がるし、そういうリスクもしっかり背負って戦わないといけないなと思っているので。ファンの方からしても、「ベルトを獲ったのに防衛してないな」と思われると思うので。別にファンの方からそう言われたわけじゃないんですけど、そういうみんなの気持ちに応えたいというのもありますね。
―― 改めて、ガブリエル・デ・ラモス選手の印象は?
松谷 映像を見ていても本当にうまい選手だなと思います。ムエタイ系で、ミドルとか前蹴りとかもバンバン来る選手で、身長も自分より5センチぐらい高いですし。すごく強い選手だなとは思うんですけど、それなりに自分でも作戦というか対処法があるので、問題ないかなと思います。
―― 2戦続けて国際戦ですが、日本人選手とやる時とは、気持ち的な面とかで違いはありますか?
松谷 気持ちの面では、何も変わらないかもしれないですね。日本人でも海外の選手でも、そこは変わりないです。
―― 外国人選手はフィジカル面が強いということをよく聞きますが、例えばパヤーフォン戦や前回のチョン・ユジョン戦などで感じたことはありましたか?
松谷 フィジカルは自分もけっこう鍛えていて、自分でもけっこう、女子の中で体は強い方かなと思っていて、それは何も感じなかったですね。みんな身長が自分より少し高いんですけど、圧を感じたり、「デカいな!」っていう感じはなかったです。
―― フィジカルを強化している上で、特に手応えを感じている部分は?
松谷 フィジカル面を鍛えているという話は、会見などでも以前から何回か言っていると思うんですけど、今はそれ以上にちょっとずつ成長してきていますね。足腰がしっかりしてきて、パンチ力や蹴りの威力が上がっているのは感じます。今日も、ミット打ちでトレーナーの方から「メッチャ変わったね!」って言ってもらえたり、「強くなった」と言ってもらえたりしました。フィジカル面を強化して土台がしっかりして、威力が出せるようになったのもありますし、それプラス、打ち方も魔裟斗さんのYouTubeに出させてもらった時にいろいろ教えてもらって。あとは卜部功也さんとかトレーナーの明戸さんにもいろいろ教えてもらったことを意識していて、だいぶパンチが変わってきたかなというところはあります。
―― 両面から強化できている感じなんですね。それを踏まえて今回のタイトルマッチ、どういう試合にしてどう勝ちたいですか。
松谷 いつも「KOする」って言っていて、できてはないんですけど、でも今回は本当に「倒そう」みたいなことを意識せずにいきたいなと思っています。いつも練習でミットをやっている時とかの動きがしっかりできれば、倒せるチャンスを掴めると思うので、今回は焦らず狙いすぎず、いつも通りやって集中して、結果的にKOできればいいなという感じです。今回は別にKOできなくても、集中して自分の今持っているものを全て出すというのを目標にしています。
―― 今回はフライ級チャンピオンの池内選手も試合しますし、ボクシングで実績のある木村萌那選手のデビュー戦もあり、いつになく女子の数試合が多く組まれています。そういう状況の中で何か考えることはありますか?
松谷 やっぱり女子の試合の中でも一番面白かったなって言われる試合をしたいというのもあるし、今もまだ「女子の試合は……」ってみんなから言われることも多いと思うんですけど、別に階級も違っていて敵対心とかはないので、みんなで女子の面白さを伝えていきたいなと思います。
―― 松谷選手が思う「女子の面白さ」とは、どういうところですか?
松谷 やっぱい、倒すのってけっこう難しかったり……倒す力がないというのもあるとは思うんですけど、女子選手って倒れてるイメージがあまりないので、気持ちとかも強いのかなと自分でも思っていて。その中でもし倒せなかったとしても、男性に負けないぐらい勢いのある試合だったり、技術を見せて戦うところとか、ガツガツいく姿勢とか、そういうところを見せるのが一番いいかなと思います。
―― 最近はまた特にALONZA ABLAZEの勢いが増していると思うんですが、その中にいて、いかがですか?
松谷 そうですね。みんながKOでバンバン勝っていく姿を見ていて、やっぱりみんな本当に強いなと思いますね。同じ歳だったり、歳が近い選手が多いんですけど、本当に尊敬できる選手ばかりで、自分も負けてちゃダメだなっていう気持ちもあります。「女子だから」とか思われたくないし、ALONZAのメンバーの中でも、周りから見ても女性なのに、男子メンバーに負けてないなと思われたいです。練習とかでも、強いみんなにいろいろ教えてもらいながらやっているので、自分も成長できてる実感があります。
―― 松谷選手はALONZAで初めてのチャンピオンでもありますし、その意味では引っ張る立場なのでは?
松谷 はい。しかも自分が一番最初に入っているので、引っ張るという意味でも頑張っていきたいと思っています。
―― また、代表の卜部功也さんがKRESTの代表を兼任するという発表があってみんな驚いていますが、所属選手としてはどうですか?
松谷 功也さんからは「やるんだけど、どうかな?」という話がありました。でも自分たちは何かを言う立場でもないですし、「大変そうだな」とは思いますけど(笑)、ALONZAの練習は何も変わらずにやってもらっているので、今のところ特に変化はないです。KRESTの選手とALONZAの選手が対戦するとなった時にどうなるかはちょっと分からないですけど、KRESTには女子選手あまりいないので、そこも特に変化はないです。
―― では最後に、改めてこの試合への“決意”を教えていただけますか?
松谷 前回の試合とかも、ちょっと微妙な試合をしちゃったなというのは自分の中でも思っているので、今回は本当にチャンピオンにふさわしい選手だなと思ってもらえるように、また海外の選手にも通用するような、Krushの強さとか自分の強さを証明できる試合をしたいなと思っています。
―― 分かりました。ありがとうございました!
ガブリエル・デ・ラモス「ムエタイをベースに、キックボクシングの手数とスピードで翻弄する」
―― 今回はKrushに初参戦となります。Krushについて知っていることや、印象などはありますか?
デ・ラモス Krushは沢山のいい選手が揃った素晴らしい団体だと思うし、その中の一人として最高の大会に自分も参戦できることを、とても光栄に思います。
―― チャンピオンの松谷綺選手の希望により、今回の試合はタイトルマッチになりました。いきなりの王座挑戦ですが、どう思っていますか?
デ・ラモス それを聞いて凄くテンションが上がりました。試合に勝って、ジムの仲間や大切な家族の為にベルトを持ち帰るというモチベーションになったわ。試合に向けて準備はできている。間違いなく最高の試合になると思います。
―― 対戦する松谷選手の印象、警戒すべきと思っている点は?
デ・ラモス 彼女はこれまで同じ階級のトップクラスと試合をしてきていて、素晴らしい才能のある対戦相手。スピードもあり、いいミドルキックを持っていますね。
―― ファイターとしての自分の強み、得意技はどういうところですか?
デ・ラモス 私は技巧派ファイターだと思っています。カウンターを合わせてポイントを奪うのが得意で、得意技はミドルキックです。
―― どのような試合をして、どう勝とうと思っていますか?
デ・ラモス アハハ、それを聞くの? まあ、私たちの戦略がバレない程度に教えてあげると、ダメージを与える威力のある攻撃をしようと思っています。私のアドバンテージでもあるムエタイをベースに、キックボクシングの手数とスピードで翻弄する予定です。
―― これまでの8戦は全てオーストラリアでの試合でしょうか? 国外での試合があれば時期、場所、勝敗を教えてください。
デ・ラモス ほとんどの試合はオーストラリア国内で、何人か同じ階級のトップ選手と試合をしてきました。オーストラリア以外ではタイで4回試合をして、全て勝っています。
―― 今回勝てばチャンピオンになりますが、ここから日本やKrushでこうしていきたいという希望はありますか?
デ・ラモス テクニック面で注目されて、そして、若い選手たちに憧れられるような存在になりたいです。日本のファンに私の技術を見せることがとても楽しみです。
―― 今回の試合で、お客さんに一番見てもらいたいポイントはどこでしょう?
デ・ラモス リング内でのテクニックはもちろん、リング外の私のことも覚えてほしいです。格闘技というスポーツをやってはいるけど、リング外では女子らしい可愛いものも大好きだし。女子だって両方できるってことを見てほしいです。
―― 松谷選手に対してメッセージをお願いします。
デ・ラモス キラ、私はこの試合のためにとても厳しい練習をしてきました。リングで拳を交えることをとても楽しみにしています。大会を盛り上げて、最高の試合を世界に魅せましょう。
―― 日本のファン、当日のお客さんに対してメッセージをお願いします。
デ・ラモス 日本のみんな、初来日になる今回、みんなと素晴らしい日本に会えることが本当に楽しみです。
Krushを、そして私たちを応援してくれてありがとう。みんなのためにも必ず勝ってベルトを獲ることを約束します!
対戦カード
第9試合 メインイベント ライト級 3分3R(延長1R)
里見柚己[ゆずき](team NOVA/元Krushライト級王者)
アーロン・クラーク[Aaron Clarke](アイルランド/ソーマ・ファイトクラブ/ISKAアイルランド・ライト級(61kg)王者、CAGE LEGACYスーパーフェザー級(59kg)王者)
第8試合 セミファイナル Krush女子アトム級(45kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
松谷 綺[きら](ALONZA ABLAZE/王者)※初防衛戦
ガブリエル・デ・ラモス[Gabrielle De Ramos](オーストラリア/Muay U/挑戦者)
第7試合 女子フライ級(52kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
池内紀子(POWER OF DREAM/Krush女子フライ級王者)
チェ・ウンジ[Choi EunJi](韓国/テグ・フェアレスジム/MAX FC女子バンタム級(52kg)王者)
~ 休憩 ~
第6試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス/元Krushライト級王者)
永澤サムエル聖光[きよみつ](林商店/WMOインターナショナル・ライト級王者、元WBCムエタイ日本統一&ジャパンキック同級王者)
第5試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
岩﨑悠斗(サイガジム/元J-NETWORKスーパーライト級王者、元S-BATTLE KICKライト級王者)
川﨑聖亮朗[しんいちろう](HIGHSPEED GYM)
第4試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)
斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)
第3試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
愛瑠斗[えると](健成會)
鵜澤悠也(RIKI GYM)
第2試合 フライ級(51kg) 3分3R(延長1R)
石郷慶人(K-1ジム福岡チームbeginning/KPKBインターナショナル・フライ級王者)
海凪[みなぎ](team NOVA)
第1試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
木村萌那[もな](K-1ジム目黒TEAM TIGER/全日本アマボクシング選手権2020女子バンタム級準優勝)
荻原 愛(ONESIDE KICKBOXING GYM)
プレリミナリーファイト第3試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
遥心[はると](K-1ジム総本部チームペガサス/K-1カレッジ2023 -60kg優勝)
近藤壮真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
プレリミナリーファイト第2試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
光佑[こうすけ](ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
内田竜斗(チーム・タイガーホーク/K-1カレッジ2021 -55kg優勝)
プレリミナリーファイト第1試合 女子フライ級(52kg) 2分3R
こすず(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
足立麻衣子(ONESIDE KICKBOXING GYM)
概要
大会名 Krush.167
日時 2024年11月16日(土) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生放送)
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 A席 7,000円 ※当日券500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.CLUB イープラス ローソンチケット グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/