Krush 一夜明け会見 金子晃大「将棋はクラスの大会で3位です」、山本直樹「来年にはさっさとチャンピオンになりたい」、伊澤波人「小学校から空手の道場が一緒だった村越優汰とやったら面白い試合になる」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
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Krush.94(10月28日(日)後楽園ホール)の主要勝利選手による一夜明け会見が29日行われた。(※スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント準決勝進出選手のコメントは別記事でお届けします)
第9試合 メインイベント Krushバンタム級(53kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
○金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/王者/52.8kg)
×隼也ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪/挑戦者、WPMF日本バンタム級王者、元WPMF日本&MA日本フライ級王者/52.8kg)
2R 2’21” KO (3ダウン:右テンカオ)
※金子が初防衛
◆金子「将棋はクラスの大会で3位とかです」
昨日は絶対KOするって決めていたので、しっかりKOできて良かったです。
(なぜ絶対KOすると思ったのですか?)初めてのメインイベントだったのと、あと、計量の時に(隼也に)「公開練習の映像を見ていない」と言われてムカついたからです。
(隼也と戦ってみた感想は?)小さい時からずっとムエタイをやっていた選手なので、どれぐらい俺の蹴りが通用するのか気になっていたので 蹴りで倒せたんで収穫がありました。
(ボディにパンチを効かせたのは狙い通りだった?)あんまり考えていなかったんですけど、勝手に出た感じです。
(試合前の紹介VTRで高校時代に将棋部だった話題が出ていました)しっかり飛車を取ろうと思いました。
(将棋の経験は試合に生きていますか?)だいぶ生きていますね。先の先を見て、倒すところまで頭は行っていました
(将棋の実績は?)クラスの大会で3位とかですね(苦笑)
(これからの目標は?)しっかり倒したんで、これからもKOを狙って、連続KOをどんどん伸ばして行こうと考えています。K-1も目指しています。55kgでもやります。
第6試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
○山本直樹(優弥道場)
×友尊(TEAM K/元NJKFスーパーフェザー級王者)
1R 1’46” KO (3ダウン:左ストレート)
◆直樹「来年にはさっさとチャンピオンになりたい」
1Rは様子を見ようと思ったんですけど、なんかわからんけど行けるなって思ったら、詰めたらいい感じで倒せて、いい結果につながった感じですね。
(練習の時から調子は良かったですか?)減量もいつもより早め終わって、計量の時も体調が良くて、コンディションは今までで一番良かったです。逆にそれが不安になったんですけど、気を抜かず戦えて、いい結果が出せました。
(試合後、兄の優弥はどう言っていましたか?)ホッとはしてくれましたけど、目指しているところはチャンピオンなので、これから強くなって、もっと上を目指さないといけないと思いました。昨日の試合は怪我が無く終わったので、すぐ練習して、次に向けて仕上げていきます。来年にはさっさとチャンピオンになりたいです。
(12月大会ではスーパー・フェザー級王者の島野浩太朗が大岩龍矢を相手に初防衛戦を行います)島野選手に初KOされたので、リベンジしたいですけど、大岩選手もやったことがないのでやってみたいです。どっちにせよ強い選手と戦ってチャンピオンになればいいと思っています。
第5試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
○伊澤波人(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/中国英雄伝説-57kg級世界王者)
×鷹大(ウィラサクレック・フェアテックス西川口/WPMF日本フェザー級王者、元WMC世界&WPMF日本スーパーバンタム級王者)
3R 1’23” KO (左ボディフック)
◆伊澤「小学校から空手の道場が一緒だった村越優汰とやったら面白い試合になる」
今回はヤバいぐらいに怪我多かったんですけど、いい形で終われて良かったです。足とかアバラとかを痛めて、普通に蹴ったりするのも痛くて、練習を3日したら4日休まないといけないような日々でした。でも2週間前から、「勝ってマイクをもらって喋りたい」と思うようになったんですね。その思いが強すぎたのか 1Rは無理矢理パンチで行きすぎて、空振ってしまって焦りました。2Rが終わって、無理矢理倒そうとするのをやめたら倒せました。1週間前には怪我のことが気にならなくなっていたのも、運が良かったです。
(そのマイクアピールでは「日本でベルトを取ったことがないので、(KREST代表の渡辺)雅和さんの前でベルトを取りたいです」と話しました)雅和さんの前でベルトを取って一緒に喜びたいです。それを言うのを目標にしていて、言えたので満足しています。
(渡辺代表本人の反応は?)いつもフレンドリーに仲良くしてくれるので そういう系の話になると笑ってふざけて誤魔化されるんですよね。
(次の試合は?)いつでも大丈夫です。明日から普通に練習するつもりです。去年、武居選手に負けて、4月に復帰して、そこからは試合をガンガンして、いっぱい勝つのが目標になりました。
(年内でも構わない?)全然やります。体重の調整もあるので11月(21日)はさすがに厳しいですけど、気持ち的にはいつでも試合できるよう、明日から一生懸命練習します 言ってもらえればいつでもやります。
(同じフェザー級のKrush王者は後輩の西京春馬が持っています)春馬が持っているのは誇らしいですけど、春馬が持っている以上は取れませんね。僕は僕で勝ち続けていれば、いつか取れるので、目の前の相手と戦っていくだけです。
(K-1フェザー級王者の村越優汰は?)優汰とは小学校から空手の道場が一緒で、一緒に電車で帰ることも多かった友達ですけど、今はジムが違いますし、試合になれば別です。優汰とやったら僕たちにの空手の先生も喜ぶと思いますし、うちの親も優汰の親や家族もみんな盛り上がって、面白い試合になると思います。
第4試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
×記村一成(K-1 GYM EBISU FREE HAWK)
○海斗(ポゴナ・クラブジム)
判定0-3 (26-30/26-30/25-30)
◆海斗「帰って動画見て『今行けや!』って思うところが何回もありました」
復帰戦で勝てて良かったですけど、倒したかったですね。一撃で行こうと狙い過ぎました。でも本能で行った方が見ている人たちにも面白いと思ってもらえると思うので、そういう試合ができるよう頑張ります。
(記村と戦ってみた感想は?)結構序盤から倒れるやろと思っていたんですけどタフで、蹴っている僕の足も痛くなって、硬かったです。帰って動画見てても、自分で「今行けや!」って思うところが何回もありました。
(今後戦いたい相手は?)正直この階級は強い選手ばっかりいて、戦いたくないですけど、ベルトを取りたいんで一戦一戦クリアしたいです。平山迅選手にも僕との8月の試合が中止になってしまって申し訳無いですけど、一戦一戦クリアして、いつか戦わせていただきたいです。
第3試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
×隆聖(ドージョー☆シャカリキ)
○萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)※エイワスポーツジムから所属変更
判定0-2 (29-29/29-30/29-30)
◆萩原「今のままなら金子選手に速攻でやられてしまう」
(Krushに初めて上がった感想は?)やっていて幸せでしたね。緊張していましたけど、入場した時にコケたことで、緊張がほぐれてちょうど良かったです。
(今までのムエタイルールとの違和感は?)距離感が3Rのラスト1分ぐらいつかめました。次は対応できた内容になると思います。
(隆聖の印象)もっとガツガツ来ると思ったら、意外と来なかったのでやりやすかったですね。ペガサスの強いメンバーといつもやっているので、怖さは感じなかったです。相手を倒すことに特化した練習ができているので、今の練習を続ければこれからも勝てる実感があります。
(メインのバンタム級タイトルマッチを見た感想は?)今のままなら金子選手に速攻でやられてしまうので、これからしっかり(梶原)龍児さんに叩き上げてもらいます。初めてのKrushの会見の時に「最短でベルトを取る」と言ったので、それ実行します。
第2試合 女子フライ級(50kg) 3分3R(延長1R)
○壽美[ことみ](NEXT LEVEL渋谷)
×ワン・ジンロン[Wang Chinglong](台湾/アイアン・ボクシングジム)
判定3-0 (30-27/30-27/30-26)
◆壽美「課題がたくさん見つかって逆に良かった」
初めて自分より背の高い選手が相手で、攻撃が当たらなくて焦ったんですけど、セコンドのグレイシャア(亜紀)さんの支持通りに動いたら当たって、グレイシャアさんの力が凄いと思いました。2Rに左ストレートでダウンを取れたのは良かったですけど、倒しきれず心残りです。
(対策は?)動画がどこにも無かったので、対策は一切せず、自分のやること決めて、ひたすらやるだけでした。重心を上がらないようにするとか、ポジション取りだったり、左の攻撃の当てかただったりですね。
(グレイシャアさんの指示内容は?)瞬間瞬間で「そこロー」とか、「右回れ」とか言ってもらって、その通り動いたら攻撃が当たるようになりました。
(ダウンを奪った左の手応えは?)ガムシャラすぎて覚えていないです。ストレートを武器にしているので、うれしかったです。
(今後の課題は?)凄くたくさん見つかったので、逆に良かったです。やることが明確になったので、気合が入りました。
(今後の目標は?)Krushのベルトを取りたいです。今のままじゃ(フライ級王者の)KANA選手に勝てないレベルですし、私は不器用で下手くそですけど、毎日グレイシャアさんに言われたことをジムの先輩たちと一緒に人一倍やれば勝てるようになると思うので、これからも努力を続けます。
第1試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
○鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)
×スーパーアンジ(KUNISNIPE旭)
2R 2’36” KO
◆鈴木「まずはREBELSのベルトを取りたい」
1Rはアンジ選手に攻められてしまって、2Rが始める前に山口(元気)会長に喝を入れられました。とにかく倒さないと怒られると思って、2Rはさらに集中して行きました。相手がサウスポーなので、右が入りやすいと思って、ボディが効き始めて、右ストレートのカウンターがしっかり決まりました。作戦通りですね。
(サウスポー対策も十分だった?)うちのジムには日菜太さんやサウスポーの選手が多いので、苦手意識は無く、オーソドックスの人とやるのと同じ感じで普通にできました。
(今後の目標は?)REBELSのベルトが欲しいですね。「KrushにREBELS代表として出ている」とこれまで言っていますけど、REBELSのベルトが無ければ説得力無いと思います。
(K-1のオファーがあってもその考えは変わらない?)K-1が憧れの舞台なので、出て行きたい気持ちもありますけど、まずはREBELSのベルトを取りたいです。