Krush 9.24 後楽園ホール:初代フライ級王座決定トーナメント、全選手計量クリア。西林翔平「大久保は恋愛番組に出で浮かれている」×大久保琉唯「今まで以上に練習してきた」、大夢「強い奴が生き残る」×天馬「初参戦でベルトを巻くのがカッコいい」
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9月23日(金)都内にて、開催を明日に控えた「Krush.141」後楽園ホール大会の公開計量と前日記者会見が行なわれた。今回、新設された最軽量級、フライ級(51キロ以下)の初代Krush王座を決めるトーナメントに出場する西林翔平、大久保琉唯、大夢、天馬の4選手は揃ってフライ級リミットをクリアして調印式&記者会見に臨んだ。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)K-1)
新設された最軽量のKrushフライ級、初代王者として歴史に名を刻むのは誰だ!?
Krush Evangelistの石川直生さんは2試合の見どころを解説。「西林選手は過去に負けた大久保選手にリベンジしてベルトを巻き、自分のストーリーを完結させるか。対する大久保選手は初めて見た時、野杁正明選手を見た時と同じ衝撃を覚えた。リング上で慌てる姿が想像できない大久保選手を西林選手がどこまで脅かすことが出来るかがポイント」とし、さらに「大夢選手は勝率、KO率とも高く最軽量のフライ級と思えない戦いをする。このトーナメントでどんなパフォーマンスをしてくれるか。対する天馬選手は小学生の頃から100戦以上のキャリアを誇る。Krush初登場で大夢選手相手にどんな試合運びを見せてくれるのか、非常に注目しています」と語った。
西林は、当初エントリーされた山脇飛翼の負傷欠場でリザーブから繰り上がり出場。今年2月にデビュー戦の大久保に判定負けを喫しており「リベンジ&初代王者」を狙う。
「今年3戦やって唯一負けている大久保選手にしっかりリベンジして、同じジムの先輩、K-Jeeさんが初代Krushクルーザー級王座となっているので、K-Jeeさんと同じ初代のベルトを巻きたい」と西林。大久保に対しては「恋愛番組に出たりしてちょっと浮かれてるんじゃないか。その心の隙を突く」と言い放った。また事前予想も燃える要素に。「Krushチャンピオンも全員大久保選手の勝利。予想通りじゃ面白くないので、僕がトーナメントをかき回す」と「台風の目」になることを宣言した。
対する大久保は「全力で戦ってしっかりと2試合勝って、ベルトを巻きます」と緊張気味に語った。他の選手を見た感想は「一番ベルトが似合うのは僕かなって感じですね」と笑い、決勝戦の相手は「どっちが上がってきても特に問題はない」と自信をのぞかせた。
デビュー戦がK-1、2戦目がTHE MATCH、さらにABEMAにて放送中の『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』に出演して注目度は高まるばかり。それについて大久保は「注目はされてると思いますけど、結果を残さないと、これから『K-1 NEXT』とか色々ある時に名前が挙がらないんじゃないかと思うので。ここでしっかりと優勝します」と結果でアピールするとした。
また、西林に「恋愛番組に出て浮かれてるんじゃないか」と指摘されると「まったく浮かれてないです。このKrushのベルトへの思いは一番強いと思ってますし、練習もしっかり、今まで以上に集中してやってきたつもりなんで」と反論。さらに「進化した姿を見せられると思う。しっかり2試合圧倒して、Krushの初代チャンピオンになります」と語った。
反対ブロックは、フライ級離れした攻撃力を誇る大夢(だいな)と、K-1 JAPAN GROUP初参戦で、ムエタイのベルトを持つ天馬が激突。
大夢は若干イラついた表情を見せながら「トーナメントに出れてラッキーとか言ってるヤツと、チャンピオンになってカッコいいと言ってるヤツばっかなんで。明日はそれをぶっ飛ばして。このリングは強いヤツが生き残るってところを見せたいと思ってます」とぶっ飛ばす宣言。さらに「ここは壊しのリングなんで。全員ぶっ壊す準備をしてきました」と狙いは連続KOでのトーナメント制覇だと明かした。
「ベルトへの思い」を聞かれると「この中で一番キツい練習してきたと思うし。それがベルトへの思いやと僕は思ってるんで」と斗麗らを輩出したWIZARDキックボクシングジムでの練習に絶対の自信をのぞかせた。また注目の集まる大久保については「あんまり興味ないです」と一蹴。ファンに向けては「Krushらしい試合して、僕が最速最強のチャンピオンになるんで期待しててください」と語った。
対する天馬は、K-1 JAPAN GROUP初参戦ながら「まあ自分が一番強いかな」と断言。その裏付けとなるのはウィラサクレックジムでの練習量で「いつも通りの練習をしてれば勝てるんで。今回はいつも以上の練習をして、完璧に仕上げてきました」と天馬。
決勝戦の相手は「(西林と大久保)どっちが上がってきても自分が思うようにやれば勝てるんで。どっちでも、って感じです」と眼中にない感じ。「初参戦で、初のチャンピオンベルトを巻くのが一番カッコいい」と天馬。Krushフライ級でも「ムエタイ最強伝説」を証明するのか。
いよいよ明日、新設されたKrushフライ級の初代チャンピオンが決まる。歴史に名を刻むのは誰だ!?
ライト級 サバイバル!伊藤健人「強くなった弘輝選手をより強くなった伊藤健人が倒す」vs弘輝「全部で圧倒。すぐ終わって試合にならんと思います」
セミファイナルで行なわれるのは伊藤健人vs弘輝のKrushライト級ワンマッチ。Krush Evangelistの石川直生さんは「伊藤選手の鋭い蹴りを弘輝選手がどうさばくか」を試合のポイントとして挙げた。
共に地獄から這い上がってきた。伊藤は3連敗を喫した後、6月に階級をライト級に上げて初戦で南雲大輝に2RKO勝ち。連勝して、ライト級のトップ戦線に浮上したい。
伊藤は「前の試合でお互いにKOで勝っていいイメージが付いてる。でもより強くなった(弘輝を)想定してやってきてるので、逆に試合にならないんじゃないかなって」と静かな口調で「圧勝宣言」。
対する弘輝も、同じく3連敗の後、自らのジム=WORLD TREE GYM所属となり、新たな練習環境とトレーナー陣で試合に臨んでその初戦で明戸仁志に2RKO勝ち。最高の結果を出した。
弘輝は「前よりも仕上がりがいい」「すぐ終わっちゃうんじゃないか」「自分がやってきたことを出したら試合にならない」と強気発言連発。ただ、伊藤については「計量で顔を見たら、めちゃくちゃいい顔しとったんで、いい勝負が出来そう」とも。
大会のメインイベントは、初代フライ級王座決定トーナメントの決勝戦だが、弘輝は「盛り上がってますか? みんな入学式の子ばっかじゃないですか。スーツ着て、自己紹介して、そんな注目されてると思ってないですけどね」と毒づいたが「まあでも、若い子らが多いですよね? 僕とか伊藤君はそうでもないんで、フレッシュな子が出せない大人の味を試合で出したろかなって」と「大人」を強調。
弘輝に挑発され続けた伊藤だが、弘輝の「すぐ試合が終わる」発言についての感想を聞かれても「その言葉を聞いて、弘輝選手の熱さのまま来てくれるならいい試合になるかなと思います。逆に嬉しいですね」と余裕で受け流した。
最後に、ファンへのメッセージを求められると、弘輝は「明日はマジで全部で圧倒しようと思ってます。もうホンマに、石川さんが言ったように穴のない自分を見せられると思うで、自分が一番自分のファンで楽しみにしてるんで」と最後も強気な発言。
対する伊藤は「明日は強くなった弘輝選手を、より強くなった伊藤健人で倒すので。明日は大応援団と共に必ず勝つんで、応援よろしくお願いします」とコメント。
共に前戦でKO勝ちしているだけに、ここは連勝して勢いに乗りたいところ。このサバイバルマッチを勝ち上がり、タイトル戦線に浮上するのはどちらか。
約3年半ぶりの復帰戦・覇家斗「僕の生きざまを見に来て欲しい」vs國枝悠太「いっぱい殴って、いっぱい蹴る。自分のやりたいことを押し付ける」
覇家斗は目の負傷で長期欠場を余儀なくされたが、今回が約3年半ぶりの復帰戦。迎え撃つ國枝はカード発表会見で「思い出作りで戻ってこられるほどKrushのリングは甘くない」と語っていた。
Krush Evangelistの石川直生さんは復帰戦の覇家斗に「数々の実績がある通り、攻防のレベルが高い選手です。トップ選手との対戦も多く、久しぶりの試合で実力をどこまで見せてくれるか楽しみ」と期待の言葉。國枝に対しても「KO率が高く、好戦的な試合で接近戦の打ち合いも好むので試合にハズレがない」と語り「お互いファイトスタイルが似ているので試合は盛り上がると思う」と好勝負を予想している。
覇家斗は復帰戦を明日に控えて「必ず勝つことが第一ですが、Krushは盛り上げてナンボ・KOが必至なので、勝ちにいくなかでKOを見せたい。明日は僕の生きざまを見に来てください」とファンにメッセージ。國枝は「いっぱい殴って、いっぱい蹴る。自分のやりたいことを押し付けて、國枝悠太らしい試合で勝つ」と必勝を誓った。
髙橋直輝が大変身!上半身裸&ヒョウ柄スーツで「美容液も使って頑張ってきた」、迎え撃つ友尊「これは東西イケメン決定戦。最終的には気合いで勝つ」
第7試合に登場するのはKrushスーパー・フェザー級ワンマッチを戦う友尊と髙橋直輝の2人だ。友尊は1月Krush後楽園大会の第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・準決勝で中島千博以来の再起戦。対する髙橋は前回5月Krush後楽園大会からスーパー・フェザー級に階級を上げ、遠藤信玄からKO勝利を収めている。
Krush Evangelistの石川直生さんが「友尊選手は殴ってよし、蹴ってよし、倒してよしの選手。倒されるリスクより倒しにいって盛り上がることを選択する選手なので、この試合の盛り上がるも約束されていると思います。対する髙橋選手は階級を上げて新しいスタイルを見せると同時に、力強いパンチの強さも見せました。接近戦もアウトもできる友尊選手が髙橋選手の新しいスタイルをどう攻略するかに注目しています」と語る一戦だ。
スーパー・フェザー級で連勝を目指す髙橋は上半身裸にヒョウ柄のスーツというド派手ないで立ちで登場。「いわゆる大阪のノリ」とテーマを語ると「名前を憶えてもらえる試合と次につながる試合にしたい」とインパクトに残る試合をすると宣言し、最後は「この試合に向けて練習も美容液もしっかり使って頑張ってきたので、応援よろしくお願いします」と締めて笑いを誘っていた。
対する友尊も「この試合は言わずとしれた東西イケメン決定戦なので、しっかり勝ってイケメン王の称号をいただく」と反撃。予想外の髙橋のいで立ちに「ネクタイ締めて、スーツ着てるのが逆に恥ずかしいですね。一本取られた」と戸惑いつつも「前回の試合を見て戦い方も賢いなと思いましたが、そこに気を付けてやれば大丈夫。最終的には気合いです」と気合いの勝利を誓った。
対戦カード
第10試合 メインイベント 初代Krushフライ級(51kg)王座決定トーナメント決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者
第9試合 セミファイナル ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)
弘輝(WORLD TREE GYM)
第8試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
覇家斗[はやと](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)
國枝悠太(Never mind)
第7試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM/元NJKFスーパーフェザー級王者)
髙橋直輝(若獅子会館/元ACCELバンタム級王者)
第6試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
蓮實 光(パラエストラ栃木)
稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン)
第5試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
健介(Jay’s Box)
佑典[ゆうすけ](月心会チーム侍)
第4試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
鷹大(ウィラサクレック・フェアテックス西川口/元WPMF日本フェザー級王者、元WMC世界&WPMF日本スーパーバンタム級王者)
桝本翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第3試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
板橋武留(健成會)
松本 陸(TAD)
第2試合 初代Krushフライ級(51kg)王座決定トーナメント準決勝(2) 3分3R(延長1R)
大夢[だいな](WIZARDキックボクシングジム)
天馬(ウィラサクレック・フェアテックス西川口/元WMC日本ライトフライ級(48.99kg)王者)
第1試合 初代Krushフライ級(51kg)王座決定トーナメント準決勝(1) 3分3R(延長1R)
西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning/KPKBバンタム級王者)
大久保琉唯[るい](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/K-1甲子園2021 -55kg優勝)
プレリミナリーファイト第2試合 初代Krushフライ級(51kg)王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
松葉斗哉(昇龍會)
瑞貴(TEAM3K)
プレリミナリーファイト第1試合 95kg契約 3分3R
木村太地(KBスポーツジム/第12回K-1アマチュア全日本大会チャレンジAクラス+75kg優勝)
山口翔大(TEAM 3K/RKS&AJKNクルーザー級王者、JFKO全日本フルコンタクト空手道選手権’18’19重量級優勝)
概要
大会名 Krush.141
日時 2022年9月24日(土)開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:30 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 A席:7,000円 ※当日券500円アップ。当日PM4:00より販売 ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.SHOP グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/