Krush 6.28 新宿フェイス:ゴンナパー、篠原悠人へのリベンジに自信「長い間、待ってくれたファンを楽しませるような試合にしたい」
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6月12日(金)、都内・ウィラサクレックフェアテックスムエタイジム三ノ輪にて、6月28日(日)新宿FACE「Krush.113」の[Krushライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者・篠原悠人と対戦する王者ゴンナパー・ウィラサクレックが公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真 (C)Krush)
同大会で3度目の防衛戦に臨むゴンナパーは、ジム内のリングを使って2分1Rのミット打ちを公開。前回の1月25日の「Krush.110」での横山巧戦から約5カ月経っているものの、切れ味鋭いキックやパンチを披露し、集まったマスコミを唸らせた。
公開練習後、囲み取材に応じたゴンナパー。緊急事態宣言の出ていた期間もトレーニングに励み、篠原とのタイトルマッチに向けて備えてきた。今回の篠原戦はゴンナパーにとっては絶対に負けられない試合。自身が保持するKrushライト級王座を守ることはもちろん、2018年12月8日にエディオンアリーナ大阪で開催されたK-1ライト級世界最強決定トーナメントの一回戦で、篠原に喫したKO負けの借りを返さなければならないからだ。
まず、10カ月ぶりの再起戦となった1月の横山戦について「試合は良かったが動きはまだ遅かったと感じた。以前のようなキレがなかった」と反省の弁を述べたゴンナパー。しかし、今回は篠原対策も含めたトレーニングを重ね、コンディションも万全の状態に持ってきたという。
実は前回の篠原戦の直前に父親が倒れるというアクシデントもあった。ゴンナパー自身も家族を支えるためにタイに緊急帰国するなど、試合の出場自体も危ぶまれ「気持ち的に整理できない部分もたくさんあった」と、精神的に苦しい中での試合だった。しかし「今回はしっかりと準備して試合ができる」と、1年半ぶりのリベンジ戦に燃えている。
その後、父親の他界という不幸はあったものの、現在は精神的にも落ち着き、「前回とは違う結果になるだろう。ダウンやKOという結果もありうる。当日、どちらが強いのかハッキリさせよう」と自信たっぷりだ。篠原が「自分はゴンナパーと相性がいい」と発言していることを聞いても、「本当に相性がいいかどうかっていうのを今回確かめてみるといいだろう。多分違っていると思うよ(笑)」と一笑に付した。
これまで同じ相手に2連敗をしたことがないことも、ゴンナパーが篠原戦に「100%だ」と自信を見せる理由の一つ。「今回は必ず勝たなければいけない試合」と自身にプレッシャーをかけつつ、そのプレッシャー自体が試合へのモチベーションにつながっているという。
Krushのベルトを防衛した後はK-1の王座獲りも視野に入れている。ゴンナパーは、現K-1ライト級王者の林健太に2017年にKO勝ちを収めている実績がある。王者の林も「ゴンナパーと戦いたい」という発言をしていることもあり「機会があればやりたいと思っている。ずっとその機会を待っているんだ」と意欲的だ。
最後に、「6月28日の試合では必ず全力を出して、おもしろい試合にしようと思っている。長い間、待ってくれたファンを楽しませるような試合にしたいと思う」と誓ったゴンナパー。復活した“ムエタイ大魔神”のファイトが、大会の延期が続いて鬱屈したファンの気持ちも晴らしてくれそうだ。
Krush 6.28 新宿フェイス:篠原悠人「ゴンナパーにビビりすぎたら勝てない。色んなパターンを考えて作戦を立てている」
対戦カード
Krushライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/王者)※3度目の防衛戦
篠原悠人(DURGA/挑戦者、元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者、K-1甲子園2015 -65kg優勝)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
堀井 翼(K-1ジム五反田チームキングス)※ネクサスジムから所属変更
金子大輝(K-1ジム大宮チームレオン)
女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級(45kg)王者)
真美[まさみ](Team ImmortaL)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
SEIYA(MAD MAX GYM)
弘輝(team ALL-WIN)
女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
壽美(NEXT LEVEL渋谷)
NA☆NA(エスジム)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)
大泉 翔(昇龍會)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
竹内悠希(K-1ジム五反田チームキングス)
志村力輝(兼清流総本部)
バンタム級(53kg) 3分3R
倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
片岡祐嘉(K-1ジム五反田チームキングス)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
髙口賢史郎(K-1ジム蒲田チームキングス)
北村夏輝(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
バンタム級(53kg) 3分3R
玉川らいと(K-1ジム総本部チームペガサス)
嶋 拓実(team ALL-WIN)
概要
大会名 Krush.113
日時 2020年6月28日(日) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:10 本戦開始・18:00
会場 新宿フェイス
中継 AbemaTV(全試合生中継)、GAORA
チケット料金 SRS席 20,000円(完売) RS席 15,000円(完売) ※当日座席券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要です ※別途入場時にドリンク代500円が必要となります ※通常よりも席の間隔を空けております。ご了承ください。
チケット販売 K-1.SHOP
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