RWS 4.14 TIPSTAR DOME CHIBA:石井一成「松田龍聖選手の勢いを止める。ラジャとRWSのタイトルを狙う」
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RWS JAPAN(4月14日(日)TIPSTAR DOME CHIBA)のメインイベントで松田龍聖と対戦するイッセイ・ウォーワンチャイ[石井一成]のインタビューが大会主催者から届いた。
メインイベント バンタム級 3分3R
イッセイ・ウォーワンチャイ[石井一成](ウォーワンチャイプロモーション/BOM・WBCムエタイ・WPMF世界スーパーフライ級王者、IBFムエタイ世界フライ級王者、元WPMF世界・True4U・KNOCK OUT同級王者、元プンパンムアン・ミニフライ級王者)
松田龍聖[りゅうき](大原道場/HOOST CUP日本スーパーフライ級(53kg)王者)
ラジャダムナン・ワールド・シリーズ(RWS)は2022年からスタートした、タイの国技・ムエタイの外国へのアピールを目的とした大会。ムエタイの2大聖地の1つであるタイ・バンコクのラジャダムナンスタジアムで開催されてきたが、今年2月12日に日本の格闘技の聖地・後楽園ホールにて、初のラジャ以外での大会が開催された。今回は日本での2度目の大会で、2021年に千葉競輪場がリニューアルしてできたTIPSTAR DOME CHIBA(千葉JPFドーム)で開催される。
石井は昨年10月のRWSでラジャダムナン認定バンタム級王者のパントーに判定負けし、12月にK-1バンタム級王者の黒田斗真に判定負けし、2連敗を喫したが、1月21日のTOP BRIGHTSではタイ人のナンペットに1R KO勝ちした。3月9日のRWSで×コンパヤック・ポーラクブン(タイ/元S-1バンタム級王者)をわずか67秒、左フックでKOしている。
松田は18歳。21年にプロデビューし、ホーストカップを主戦場にし、23年3月に滉大を破ってHOOST CUP日本スーパーフライ級王者になる。10月にはムエタイがベースの山田航暉に勝利し、12月のリティグライ・ゲーオサムリット戦では1R TKO勝ちし、プロ11戦11勝無敗とした。小学生の頃にタイでの試合経験があり、デビューはNJKFのリングだったが、プロで肘有りの本格的なムエタイルールは今回が初挑戦。「相手の土俵で試合をして僕が勝てば誰にも文句を言われないと思うので、必ず倒して勝ちます」とカード発表会見で豪語していた。
―― 今回RWS JAPAN参戦が決まりました。
石井 前回2月の旗揚げ興行に出られなかったので、やっと出場が決まって嬉しいですね。旗揚げ興行は会場で観ていたのですが、タイ本場の雰囲気がそのまま日本に来た感じでモチベーションが上がりましたし、しかもお客さんが詰まった超満員の後楽園ホールでかなり盛り上がっていたので、自分も次は絶対に出たいなと思っていたところ、メインに選ばれたのでありがたいです。
―― 前回3月のタイ・ラジャダムナンスタジアムでのRWSではコンパヤック・ポーラクブンを1RKOで沈めましたが、最後の左フックは狙っていたものでしたか。
石井 対戦相手は2回変わったんです。最初と次の相手はオーソドックスだったのですが、最終的にサウスポーの相手になりました。正直、オーソドックスの相手の方が正直、自分の技が入りやすいのですが、対戦相手が変わるのはタイではよくあることなので、そこまで気にしてませんでした。サウスポー対策としてジムの(石井)寿来とやってきて、最後にKOしたコンビネーションは練習通りのものでしたね。その時にすでに4月にRWS日本大会は開催されることは聞いていたので、ここで勝てば間違いなく出られるなと思っていました。
―― 試合前に見せた鳥山明先生追悼のかめはめ波ポーズも話題になっていました。
石井 海外からの反響が凄く大きかったです。ドラゴンボールは、僕が小学生、中学生に観ていて大好きなアニメでした。タイの会場にはドラゴンボールのTシャツを着ている人も多く、試合後はそういう方々から「かめはめ波ポーズで一緒にして写真を撮ってください」と言われて(笑)。自分もドラゴンボールのように、石井一成というムエタイ選手が日本にいることを世界中の人にももっと知ってもらいたいと思いました。
―― 今回は松田龍聖選手との日本人対決が決まりました。
石井 僕はムエタイのタイトルを狙っている中で、前回(吉成)名高とやっているプレーオプラーオとの試合が見たいという声も多くあったのでやりたいなと思っていました。まさか日本人選手とやるとは思っていなかったので、最初にそのオファーをいただいた時は『なんでRWSのリングで日本人と?』という気持ちが大きかったんですけど、すぐ気持ちを切り替えられています。
―― もともと、松田選手のことは知っていたんですか?
石井 もちろん知っていますが、生で試合を観たこともなく、18歳と若くて出ている団体も全然違うかったので対戦することはないと思っていました。
―― ご自身の18歳の時を思い出したりは?
石井 18歳の時の僕といえば、True4Uのベルトを獲ったり、旧KNOCK OUTのリングで矢島直弥選手に勝った時ぐらいですね。あの時の僕はタイだけでなく、日本の団体でも試合をやり始めて凄く勢いがあって調子が良かった時ですね。矢島戦の時は若かった僕が勝って世代交代みたいな試合になりました。若い時は何も怖くないし、目標が常に上にあって、この人を倒せばまた上に行けるといういう目標があるから、そういう怖さは松田選手にあるかもしれませんが、今回は僕が負ける気はさらさらなく、僕もまだ25歳なんで若手の勢いを止めてやりたいと思います。
―― 選手としての印象はどういう印象がありますか。
石井 反応が早いなと。攻撃と防御の切り替えが早く、トータル面でもすごく上手いなと思いました。
―― タイ人と多く戦っていることで日本人選手が相手だとリズムが違うことでやりにくさはありますか?
石井 ムエタイルールで日本人とやるのはBOMの小嶋・ノーナクシン戦(2021年11月7日)以来なのですが、ジムでは多くスパーもやっているので特に問題はないと思います。
―― 松田選手は今回の試合に向けてタイで修行を行ってきたようです。そこは警戒ポイントになりますか?
石井 ならないですね。そんなにすぐにムエタイテクニックを覚えられるものでもないですし、少しかじったくらいでムエタイをやっているとは言えないので、何も気にしてないです。
―― どういう試合展開をイメージしてますか?
石井 組んだり、こかしたりすぎるとRWSのリングでは注意され、今のRWSでは特に打ち合いが求められているので、いつも通りヒジも狙っています。ヒジの展開になると、僕の方が全然うまいですし、向こうがヒジを出せる距離は自分も出さる距離なので、そこに入った時に怖さを感じるんじゃないですかね。
―― ここで勝って次に見据えているものはありますか。
石井 ラジャとRWSのタイトルを狙っていきます。階級はバンタム級かスーパーフライ級になり、スーパーフライ級だと名高が持っているのでRWSのトーナメントがあれば、そこでベルトを狙いたいと思います。今年3試合目で今回またKO勝ちすれば、3連続KOになるので、やっぱり“ムエタイの石井一成”は違うなというところを見せます!
対戦カード
メインイベント バンタム級 3分3R
イッセイ・ウォーワンチャイ[石井一成](ウォーワンチャイプロモーション/BOM・WBCムエタイ・WPMF世界スーパーフライ級王者、IBFムエタイ世界フライ級王者、元WPMF世界・True4U・KNOCK OUT同級王者、元プンパンムアン・ミニフライ級王者)
松田龍聖[りゅうき](大原道場/HOOST CUP日本スーパーフライ級(53kg)王者)
セミファイナル 117ポンド(53.07kg)契約 3分3R
名高・エイワスポーツジム[吉成名高](エイワスポーツジム/ラジャダムナン認定スーパーフライ級王者・フライ級王者・元ミニフライ級王者、プロムエタイ協会・WPMF世界・BOMフライ級王者、WBCムエタイ・ナイカノムトム・スーパーバンタム級王者、元ルンピニー・WMC・WBC・IBFムエタイ世界ミニフライ級王者)
ケビン・マルティネス[Kevin Martinez](スペイン/T-DED 99)
110ポンド(49.9kg)契約 3分3R
竜哉・エイワスポーツジム[奥脇竜哉](エイワスポーツジム/ラジャダムナン認定フライ級10位、プロムエタイ協会同級王者、WPMF世界・IBFムエタイ世界・ムエサイアムイサーン・ミニフライ王者、元ラジャダムナン同級王者、元WMC世界ピン級王者)
ゴチャシット・ターセヤーサット[Kotchasit](タイ/元ラジャダムナン認定ライトフライ級王者)
フェザー級 3分3R
士門・エイワスポーツジム[吉成士門](エイワスポーツジム/プロムエタイ協会フェザー級王者、元WPMFインターナショナル・スーパーバンタム級王者、元WMCインターコンチネンタル・バンタム級王者)
イサンヌア・チョーパンセン[Isannua Chotbangsaen](タイ)
スーパーウェルター級 3分3R
サジャド・ヴェナムムエタイ[Sajad Sattari](イラン/ヴェナム・トレーニング・キャンプ/元ラジャダムナン認定ウェルター級王者、WBCムエタイ世界同級王者)
モトヤスック(治政館/WMOインターナショナル・スーパーウェルター級王者、元ジャパンキック・ウェルター級王者、RISEミドル級(70kg)3位)
女子アトム級 2分3R
伊藤紗弥(尚武会/WBCムエタイ&WMC世界女子ミニフライ級王者、BOM女子ライトフライ級王者、IPCC世界女子アトム級王者、元WPMF世界女子ピン級王者)
パヤーフォン・バンチャメーク[Phayahong](タイ/元WPMF世界女子ピン級王者、元K-1女子アトム級(45kg)王者)※パヤーフォン・SWタワン 改め
ミドル級 3分3R
ガリップ・セリック[Galip Celik](トルコ/ジッティジム)
MIKE JOE(フィリピン/BATTLE FIELD/TEAM J.S.A/WPMFインターナショナル&WMCインターコンチネンタル・ミドル級王者、元Bigbangスーパーウェルター級王者)
スーパーフェザー級 3分3R
ジャイペット・シットパーボン[Jaipetch](タイ)
パルコ・レンジャージム(レンジャージム)
女子スーパーフライ級 2分3R
カノックワン・ルークノーンセーン[Kanokwan](タイ)
YAYA・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックス幕張/RISE QUEENフライ級(52kg)4位、元J-GIRLSスーパーフライ級王者)
【プレリミナリーファイト】
64.5kg契約 3分3R
アントニオ・アピアット・ラブリック(ドイツ)
KJヒロシ(Y’ZD沖縄)
63kg契約 3分3R
羅向(ZERO/NJKF&WMC日本ライト級王者)
力也(ウィラサクレック湖北)
スーパーライト級 3分3R
中尾 満(エイワスポーツジム/元新日本ライト級暫定王者)
林 京平(湘南格闘クラブ)
スーパーライト級 3分3R
小野寺楓珂(BOM SPORTS GYM八戸)
桜華(小浜道場絆)
63kg契約 3分3R
渡部 隼(尚武会)
GANG-G(ゴリラジム)
概要
大会名 RWS JAPAN(ラジャダムナンワールドシリーズジャパン)
日時 2024年4月14日(日)開始・13:00 プレリミナリーファイト開始・13:30 本戦開始・16:10
中継 U-NEXT
会場 TIPSTAR DOME CHIBA(千葉JPFドーム/千葉市中央区弁天4-1-1/JR千葉駅からモノレール「千葉公園」徒歩2分)[HP]
チケット料金 VIP¥50,000 SRS¥30,000 RS¥15,000 ARN¥13,000 P¥10,000 A¥8,500 B¥6,500 車いす¥10,000
チケット販売 イープラス K-TEAM JAPAN 出場選手・所属ジム
お問い合わせ K-TEAM JAPAN 03-6890-1767 https://rwsjapan.com/ https://twitter.com/RWSMUAYTHAIJP