RWS 3.9 ラジャダムナン(レポ):石井一成、元S-1王者のタイ人を1R KOし鳥山明さん追悼のかめはめ波ポーズ
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
大阪梅田中津 キックボクシング ジョウジム
キックボクシングで楽しく運動!燃焼!ストレス発散!初心者でも経験者でもしっかり指導。見学・体験大歓迎!
ラジャダムナンワールドシリーズ(RWS)
2024年3月9日(土)タイ・バンコク・ラジャダムナンスタジアム
レポート:井原芳徳 写真:(C)RWS
本戦 第3試合 コーメインイベント 117ポンド(53.0kg)契約 3分3R
○イッセイ・エクシンディコンジム[石井一成](ウォーワンチャイプロモーション/BOM・WBCムエタイ・WPMF世界スーパーフライ級王者、IBFムエタイ世界フライ級王者、元WPMF世界・True4U・KNOCK OUT同級王者、元プンパンムアン・ミニフライ級王者)
×コンパヤック・ポーラクブン[Kongpayak Por.Lakboon](タイ/元S-1バンタム級王者)
1R 1’07” KO (左フック)
石井は昨年10月のRWSでラジャダムナン認定バンタム級王者のパントーに判定負けし、12月にK-1バンタム級王者の黒田斗真に判定負けし、2連敗を喫したが、1月21日のTOP BRIGHTSではタイ人のナンペットに1R KO勝ちしている。コンパヤックはペッティンディープロモーションに在籍する29歳。
石井は試合前のワイクルーで、3月1日に亡くなった漫画家の鳥山明さんを追悼し、かめはめ波ポーズを最後に見せ、観客から歓声を受ける。
1R、コンパヤックがサウスポーで構え、距離を取りつつ左ミドルを当て、前に詰めてワンツーで左ストレートを当て先手を取る。その後しばらくコンパヤックが前に出るが、石井はすぐにプレッシャーをかけ返すと、コンパヤックが右のパンチを放った後に右フックを当てる。さらに石井がじりじりと前に詰めると、右ボディストレートと左フックを連続でヒットする。左フックのカウンターでもらったコンパヤックは後ろにダウンすると、ぐったりと倒れ、すぐさまレフェリーがストップした。勝ち名乗りを受けた後も石井は、かめはめ波ポーズを披露した。
プレリム 第1試合 女子103ポンド(46.7kg)契約 2分3R
×カオカノック・ウォーチャクラウット[Kaokanok Wor.Chakrawut](タイ)
○カナ・エクシンディコンジム[押川香菜](エクシンディコンジム/IMSA女子ピン級王者)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)
押川は石井と同じく福岡出身で17歳。ジュニア時代から活躍し、プロデビュー後も4戦4勝(1KO)で、昨年5月のBOM福岡大会ではミネルヴァ・ピン級王者の撫子に判定勝ちしている。
1R、押川が右ローを当てていると、終盤には効き目を発揮。2R、カオカノックも肘や膝を返すが、踏ん張りが効かず、押川が倒し、右ローも当て主導権を維持する。3Rも押川が右フック、ロー、膝、左ボディを当てて主導権を維持し判定勝ちした。