RWS 12.1 横浜大さん橋ホール:大和哲也「デビュー20周年でラジャダムナンのベルトを巻けたら最高」「コテコテのムエタイ選手にない接近戦、中間距離の攻防を見せられる」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
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RWS JAPAN(12月1日(日) 横浜大さん橋ホール)に出場する大和哲也のインタビューが主催者から届いた。
本戦第3試合 スーパーライト級 3分3R
大和哲也(大和ジム/元K-1スーパー・ライト級(65kg)王者、WMCインターコンチネンタル・ライト級王者、元WBCムエタイ世界&Lion Fight世界スーパーライト級王者、元WBCムエタイ日本&NJKFライト級王者)
ザ・スター・ペットキアペット[The star Petchkiatpetch](タイ)
哲也は36歳。14年11月、NJKFでWBCムエタイ世界スーパーライト級王者のサゲッダーオに3R TKO勝ちし同王座を獲得。17年からK-1を主戦場とし、22年4月に山崎秀晃を1R KOしK-1スーパー・ライト級王座を獲得する。K-1王座を2度防衛すると、今年3月、王座を返上。キャリア10本目のベルトを狙うためムエタイ路線に戻り、6月のムエタイスーパーファイト名古屋大会では元ルンピニー・スーパーフェザー級王者のゲーウガンワンと対戦したが判定負けしている。今回、ラジャの王座に狙いを定め、RWSに初参戦した。
―― 試合に向けての調整はいかがでしょうか。
哲也 いいイメージで練習できているので試合が楽しみです。
―― これまでK-1を主戦場にしていましたが、今年6月にヒジあり路線に復帰して今回2戦目になります。ご自身としては手応えはどうですか。
哲也 前回のゲーウガンワン戦ではムエタイの独特のリズムに久しぶりに飲まれてしまった感もあったんですけど、それは逆にムエタイを思い出す感覚にもなりました。今回はそれを修正してしっかりといい戦いをしたいと思います。
―― RWSの中川夏生プロモーターは会見で、K-1時代は本来の大和選手の動きではなかったというようなことを言われてましたけど、ご自身もそういう意識はありました?
哲也 そうですね。得意なヒジ打ちができないと、正直なところ、僕は我慢して戦っていた感じでした。ワンキャッチ・ワンアタックが認められただけでも、僕は絶対にいい戦いができるんすけど、特技を使わずに戦っていた感覚だったので、ある意味、K-1の時は修行のような時期で選手としての最後は全てを開放して戦い、ムエタイルールに再挑戦したい気持ちになりました。
―― それはいつぐらいから考えるようになったんですか。
哲也 去年2月にK-1のタイトルを2度防衛したぐらいからです。これから僕は外国人選手を相手に戦いたいという思いもあったのですが、当時はそれがなかなか難しそうな状況であり『自分は今から何年やれるんだろう』『今のいい状態で得意なヒジとのテクニックを開放したらどうなるんだろう』と思い始めました。
―― ちなみにK-1時代はヒジ打ちや首相撲の練習はやっていたんですか。
哲也 全くやってないですね。K-1ルールでヒジの距離では、そこでどうやってパンチを打つかを考えていて、逆にK-1ルールでやってきたことでショートレンジのパンチがヒジを打つように出せるので、コテコテのムエタイ選手にない接近戦、中間距離の攻防を見せれるんじゃないかなと。
―― 以前よりも強くなってる手応えもありますか。
哲也 もちろんそれはあります。年齢を重ねて披露は抜けにくくなっているのは十分感じていますけど、いい動きができている自信があるので、大和哲也の最終章で一番いい強さを発揮したいですね。
―― 次の相手、ザ スター・ペットキアトペット選手に関してはどういった印象がありますか。
哲也 若手の選手でガンガン来る選手だなという印象があります。僕を倒しに来ると思うので、それに対して引かずに真っ向から打ちあって逆に倒したいと思いますね。
―― どういった試合展開を予想してますが。
哲也 3Rですし、1Rから激しい展開になるんじゃないかなと読んでいるので、自分は引かないようにして戦い、狙わずにいいところでスパッと仕留めたいと思います。
―― RWSという団体に対しては、どういったイメージがありました?
哲也 すごく盛り上がっている団体で、ムエタイといえばRWSだなと思って見ていたので、そこに参戦できたことは嬉しいですね。
―― 今後タイトルを目指すのであれば、タイでの試合もあるかと思うんですけど、そこも意識してますか。
哲也 そうですね。タイ人とかとはいっぱい試合をしているけど、アメリカでの試合が多く、タイではまだ試合をやったことがないので、もし縁があったら行きたいですね。
―― 意外にもタイでの試合はないんですね。
哲也 対戦した選手はタイ人が多いんですけど、日本かアメリカの二カ国でしか試合をやってないんですよね。ちなみにラジャダムナンスタジアムでの現地での観戦はあります。僕は打倒ムエタイというよりは、対世界に行きたかったので、WBCムエタイの世界タイトルを狙っていました。K-1で最終的に世界タイトルを獲って、やっぱり最終目標はムエタイのタイトル獲得にあり、そうなればラジャダムナンスタジアムのベルトを狙おうと思いましたね。
―― 期間的には、いつまでにタイトルを獲りたいと考えていますか。
哲也 もちろんできるならば来年はプロデビューして20周年になるので、来年に挑戦したいと思います。
―― この20年というのはご自身にとって長かったですか?
哲也 そうですね。12月10日で37になるのですが、この年までやっているというのは自分がWBCのタイトルを獲った頃には思ってもいなかったことでした。この20年を締めくくる年にラジャタイトルに挑戦してベルトを巻けたら最高だなと思うので、そこを目指していくだけです。あと、格闘技は不可能を可能にするところを見せられる舞台だと思っていて、K-1の世界でもタイトル獲得は誰もが無理だと思うことをやってのけた男なので、ラジャタイトルも獲れると思って一歩一歩進んでいきます。
―― もしラジャのベルトを獲ったらONEのタイトルも獲りたい欲がで出てきたりは?
哲也 年齢も年齢なので(苦笑)。まずはラジャに照準を合わせていきます。
―― K-1を背負ってラジャのベルトを獲る気持ちもありますか。
哲也 僕はムエタイのベルトも獲ってきましたが、もともとK-1を目指していた人間であり、今はK-1世界王者という肩書もあるのでその気持ちはどんどん見せていきたいですね。
―― K-1のチャンピオンとしてムエタイにはどういったところが通用すると思いますか。
哲也 パンチの技術に関しては、僕もK-1参戦することで新たに磨かれた技術もあると思うし、ムエタイ選手にないような一撃が僕はあるので、そういうところを次の試合を見せます。大和哲也の最終章の初戦です。最高の戦いを見せますので、応援よろしくお願いします。
対戦カード
本戦
第6試合 メインイベント ラジャダムナン認定スーパーフライ級タイトルマッチ 3分5R
名高・エイワスポーツジム[吉成名高](エイワスポーツジム/王者・元同フライ級&ミニフライ級王者、プロムエタイ協会・WPMF世界・BOMフライ級王者、WBCムエタイ・ダイヤモンド・スーパーフライ級王者、同ナイカノムトム・スーパーバンタム級王者、元ルンピニー・WMC・WBC・IBFムエタイ世界ミニフライ級王者)※2度目の防衛戦
ペットヌン・ペットムエタイジム[Petchnueng Petch Muaythai Gym](フランス/元ラジャダムナン認定ライトフライ級王者)
第5試合 セミファイナル バンタム級 3分3R
松田龍聖[りゅうき](大原道場/ラジャダムナン認定バンタム級11位・元王者、HOOST CUP日本スーパーフライ級(53kg)王者)
ゴッダオ・ペットソンヌーン[Kohtao Petchsomnuek](タイ/ラジャダムナン認定バンタム級3位)
第4試合 フライ級 3分3R
竜哉・エイワスポーツジム[奥脇竜哉](エイワスポーツジム/ラジャダムナン・フライ級11位、WBCムエタイ世界&プロムエタイ協会フライ級王者、元ラジャダムナン・WPMF世界・IBFムエタイ世界・ムエサイアムイサーン・ミニフライ王者、元WMC世界ピン級王者)
カムパントーン・チョーハーパヤック[Kampanthong Chor.hapayak](タイ/ラジャダムナン・ライトフライ級14位)
第3試合 スーパーライト級 3分3R
大和哲也(大和ジム/元K-1スーパー・ライト級(65kg)王者、WMCインターコンチネンタル・ライト級王者、元WBCムエタイ世界&Lion Fight世界スーパーライト級王者、元WBCムエタイ日本&NJKFライト級王者)
ザ・スター・ペットキアペット[The star Petchkiatpetch](タイ)
第2試合 フェザー級 3分3R
朝陽・エイワスポーツジム[品川朝陽](エイワスポーツジム/ラジャダムナン15位、元WBCムエタイ世界&ルンピニー日本スーパーバンタム級王者、元ムエサイアム・バンタム級王者)
カルロス・セブンムエタイジム [Carlos Coello Canales](スペイン/ラジャダムナン14位、元WBCムエタイ・インターナショナル・フェザー級王者)
第1試合 女子103ポンド(46.72kg)契約 2分3R
伊藤紗弥(尚武会/ラジャダムナン女子ミニマム級2位、WBCムエタイ&WMC世界女子ミニフライ級王者、BOM女子ライトフライ級王者、IPCC世界女子アトム級王者、元WPMF世界女子ピン級王者)
モンクッペット[モンクットペット]・ペットプラオファー[Mongkutpetch Petchprawfar](タイ/ラジャダムナン女子ミニマム級3位、元パトンスタジアム&シンビースタジアム・ミニマム級王者、アマムエタイ世界選手権2022女子45kg級優勝)
プレリミナリーファイト
第8試合 バンタム級 3分3R
佐藤九里虎(FAITH/WMC日本バンタム級王者・元同スーパーフライ級王者)
パク・ヨンミン(韓国/MMAマルチジム)
第7試合 女子バンタム級 2分3R
カラケッド・クルンダムコマンドジム[Karaked Krueangduem commando gym](タイ/ラジャダムナン女子バンタム級13位)
NA☆NA(エスジム/ミネルヴァ・スーパーフライ級王者)
第6試合 72.5kg契約 3分3R
喜多村誠(リアクトジム/ステラキックボクシングジム/元新日本&BOMミドル級王者)
バス・レンジャージム(タイ/レンジャージム)
第5試合 スーパーフライ級 3分3R
JOH(MSJキックボクシングジム/WMC日本スーパーフライ級王者)
れい(湘南格闘クラブ)
第4試合 51.5kg契約 3分3R
老沼隆斗(STRUGGLE/元REBELS-REDスーパーフライ級王者)
シンイチ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)
第3試合 60kg契約 3分3R
喧嘩十段(norasing family)
真虎斗 a.k.a Basta(Team BASTA)
第2試合 53kg契約 3分3R
渡部 隼(尚武会)
キリョウ・シリラックムエタイ(タイ/シリラックムエタイジム/WMC日本フライ級王者)
第1試合 女子46kg契約 2分3R
藤原乃愛(尚武会フジワラムエタイジム/ラジャダムナン女子ミニマム級4位、Fairtex Fight女子47kg級王者、元ミネルヴァ・ピン級王者)
MIREY(ウィラサクレック三ノ輪/WMC日本女子ピン級王者)
概要
大会名 RWS JAPAN(ラジャダムナン ワールド シリーズ ジャパン)
日時 2024年12月1日(日) 開場・15:30 開始・16:00 本戦開始・18:20
会場 横浜大さん橋ホール(神奈川県横浜市中区海岸通1-1-4)
中継 U-NEXT
チケット料金 VIP席¥55,000- SRS席¥28,000- RS席¥18,000- A席¥10,000-(完売) B席¥7,000-(完売)
チケット販売 イープラス K-TEAM JAPAN 出場選手・所属ジム
お問い合わせ K-TEAM JAPAN 03-6890-1767 https://rwsjapan.com/ https://x.com/RWSMUAYTHAIJP