パンクラス 3.31 立川ステージガーデン:ライト級王者アキラ「ヒリヒリした戦いをお楽しみください」×挑戦者 雑賀“ヤン坊”達也「5分5Rも付き合えます」。端貴代×重田ホノカ、SARAMI×沙弥子も計量クリア
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PANCRASE 341 ~ PANCRASE 30周年記念大会Vol.3(3月31日(日)東京・立川ステージガーデン)の公式計量が30日、東京・新宿にて行われた。中田大貴とフェザー級で対戦するシュウジ・ヤマウチが計量で1.4kgオーバーしたが、試合は行われる。その他の選手は計量をクリアしている。
パンクラス 3.31 立川ステージガーデン:アキラ、ライト級王座防衛戦は雑賀“ヤン坊”達也と。端貴代、20歳の新鋭・重田ホノカと女子フライ級王座防衛戦。杉山しずか初参戦。SARAMI×沙弥子も意気込み
※上の2月9日のカード発表記者会見の記事に、会見での選手のコメントを掲載しています。
第15試合 メインイベント パンクラス・ライト級チャンピオンシップ 5分5R
アキラ(武蔵村山さいとうクリニック/ALMA FIGHT GYM PUGNUS/王者)※初防衛戦 ※武蔵村山さいとうクリニック/&MOSHから所属変更
雑賀“ヤン坊”達也(DOBUITA/1位)
アキラは37歳。10年に修斗でデビューし、13年からパンクラスに上がり続け、22年9月のパンクラス・ライト級暫定王者決定戦で元修斗同級王者の松本光史に3R TKO勝ちすると、昨年4月の立川大会での王座統一戦では正規王者の久米鷹介に判定1-2で勝利した。7月の超RIZINではルイス・グスタボの代役で急きょ出場し、トフィック・ムサエフに2R KO負け。それから8か月ぶりの再起戦は、パンクラスのベルトの初防衛戦となった。
雑賀は33歳。20年9月に林源平を1R KOしライト級暫定王者となるが、21年12月の久米との王座統一戦で一本負け。その後はパンクラスで松岡嵩志とシュウジ・ヤマウチに1R TKO勝ち。昨年4月のRIZINではアリ・アブドゥルカリコフに1R KO負け。昨年12月のパンクラス横浜大会でのライト級王者挑戦者決定戦では、1位の粕谷優介から3Rともポイントを奪って判定勝ちした。
◆アキラ
(計量クリア直後のコメント)お互い一発で終わらせられる選手です。5分5R、ヒリヒリした戦いをお楽しみください。
(雑賀対策について)ヤン坊選手の長い右ストレートをかい潜って自分の距離に持っていきたいですけど、身長が高い相手はこれまで結構やっているんで、困惑することはないと思います。ウェルター級の林源平選手と練習しました。ヤン坊選手と身長が一緒ぐらいで、リーチは林選手のほうが長いです。
(トレーナーの石渡伸太郎さんからのアドバイスは?)石渡さんが12月のヤン坊選手と粕谷選手の試合の中継の解説に入っていて、見た直後から対策を練ってくださって、そこからしっかりやっています。やりにくいところも、石渡さんが先に考えて潰してくださっているので、試合でビックリすることはないかなと思います。
(メインイベントに向けての意気込み)今回はメインイベントを任せてもらったので、熱い試合を見せたいと思います
◆雑賀
(計量クリア直後のコメント)過去一の状態に仕上げてきました。サクっと終わらせたいですけど、5分5Rも付き合えるんでよろしくお願いします。楽しみにしていてください。
(今回に向けての練習内容)SONIC SQUADに行って井上直樹選手や関鉄矢選手とスパーリングをやらせていただきました。うちの道場の長岡弘樹代表はアキラ選手とファイトスタイルも体格もパワーもゴリラっぽさも似てなくはないので、アキラ選手を想定して練習できました。練習はほとんど週6(日)でやっていましたね。地元(横須賀)のパーソナルのジムに低酸素トレーニングのできる部屋があって、そこでランニングマシーンとかがあって、心肺とかフィジカルも強化できました。
去年の4月のRIZINで(アブドゥルカリコフに)圧倒的にフィジカルで負けてるなって感じて、元々低酸素トレーニングにも興味があって始めて、(12月に)粕谷さんとやった時にその効果が出てきてるなっていうのは感じました。粕谷さんと5分3Rやって、もう1Rは動けるなっていう感じだったんで(それから3か月さらに練習し)自分の中で過去一の状態を作れたなと思ってます。5Rいけちゃうんじゃないかと思ってます。
第14試合 コーメイン パンクラス女子フライ級チャンピオンシップ 5分5R
端 貴代(和術慧舟會AKZA/王者)※2度目の防衛戦
重田ホノカ(パラエストラ松戸/1位)
端は46歳。21年10月の暫定王者決定戦でNØRIに判定勝ち。その後、シッジ・ホッシャの王座返上で端が正規王者となり、昨年4月の初防衛戦でNØRIと再戦し、初対決同様にグラウンドで圧倒し判定勝ちしている。試合もそれから1年ぶりとなる。
重田は20歳。端が初防衛した昨年4月の立川大会でプロデビューし、高本千代に判定勝ち。8月の品川大会ではソン・ヘユンに1R腕十字で一本勝ちすると、11月にはライカに判定勝ちし、プロ3戦全勝・デビュー1年で王座に挑む。
◆端 明日物凄く楽しみにしていた試合ができるんで、全力で尽くすんで、よろしくお願いします。
◆重田 計量遅れてすみません。THE BLACKBELT JAPANの重田ホノカです。明日はしっかり勝ちます。(※重田が遅れたためツーショットタイムは無し)
第13試合 パンクラス女子アトム級チャンピオンシップ(王者決定戦) 5分5R
SARAMI(パンクラスイズム横浜/1位、修斗女子スーパーアトム級(50kg)世界4位・元王者)
沙弥子(リバーサルジム横浜グランドスラム/2位)
SARAMIは33歳、MMA戦績32戦18勝(2KO/6一本)14敗。12年にMMAデビューし、DEEP JEWELSでは富松恵美、前澤智、黒部三奈らとタイトル戦線でしのぎを削る。ONEのトライアウト出場を経て、20年からは修斗を主戦場とし、21年11月には黒部に勝利し修斗女子世界スーパーアトム級王者に。22年はRIZINで浅倉カンナに敗れ、ラーラ・フォントーラに判定勝ち。昨年5月の修斗で渡辺彩華に2R KO負けし王座陥落した。12月の横浜大会でパンクラスに初参戦し、初代女子アトム級王者決定トーナメント一回戦でジェニー・ファンに判定勝ちし決勝に進んだ。決勝・チャンピオンシップは5Rだが、修斗での黒部戦で経験済なところもアドバンテージになるだろう。
沙弥子は33歳、MMA戦績11戦8勝(1KO/1一本)3敗。GRACHANを主戦場とした後、19年に1度パンクラスに上がり、3年のブランクを経て22年復帰し、その後は4戦3勝1敗。ファンには敗れたが、原田よき、MIYUに勝利。12月の初代女子アトム級王者決定トーナメント一回戦ではV.V Meiと接戦を繰り広げ判定2-1で勝利した。
◆SARAMI 明日はお互い積み上げて来たものを出し合って勝負したいと思います。
◆沙弥子 大好きなSARAMI選手のために一番最高の自分を用意しました。全身全霊、出せるもの全部出して勝ちます。
第12試合 バンタム級 5分3R
田嶋 椋(OOTA DOJO/1位、元暫定王者、ネオブラッドトーナメント2022同級優勝・MVP)
井村 塁(ALMA FIGHT GYM PUGNUS/3位、ネオブラッドトーナメント2020同級優勝・MVP)
田嶋は24歳。22年12月の横浜大会でTSUNEに4R TKO勝ちしバンタム級暫定王者となったが、昨年4月の正規王者・中島太一との王座統一戦では5Rともポイントを取られ判定負け。12月の横浜大会では笹晋久に判定勝ちしている。
井村は25歳。昨年4月の立川大会で石井逸人に判定勝ちし3連勝としたが、9月大会では河村泰博に1R開始早々にギロチンを極められ一本負け。11月の再起戦では矢澤諒に1R開始早々に裸絞めで一本勝ちしている。12月大会では中島が返上したバンタム級王座を懸けた一戦で、透暉鷹(ときたか)が河村に勝利し新王者となっており、パンクラスも「次期挑戦者決定戦と位置づけてもおかしくないマッチメイク」とプレスリリースで紹介している。
◆田嶋 明日は勝つのはもちろん、しっかり盛り上がる試合をしたいと思います。
◆井村 明日しっかり仕留めます。そして盛り上げます。それだけです
シュウジ・ヤマウチの体重オーバーで中田大貴戦は中止に
第11試合 フェザー級 5分3R
―中田大貴[ひろたか](和術慧舟會HEARTS/7位)
―シュウジ・ヤマウチ(ブラジル/チーム・ヤマウチ)
中止
中田は27歳。昨年3月、三宅輝砂に2R終了間際にギロチンで一本勝ちしインパクトを残したが、7月には高木凌に1R TKO負け。20年のデビューから、半年以上間隔を開けることなく試合をこなしていたが、今回は8カ月開けての再起戦となる。
シュウジはベラトールで活躍するゴイチ・ヤマウチの従弟で32歳。日系ブラジル人で5歳まで愛知に住んでいた。22年12月の横浜大会でパンクラスに初参戦し、ライト級で雑賀“ヤン坊”達也に1R TKO負けして以来の試合。適正階級のフェザー級で1年3カ月ぶりに日本に戻ってきたが、試合前日30日の公式計量では67.65kgでフェザー級(65.8kg)+0.45kg(1ポンド相当)=66.25kgのリミットを1.4kgオーバーしてしまう。ルール上、試合可能な2.2kg(5ポンド相当)以内な上、中田が試合を受諾したため、67.65kgのキャッチウェイトで試合を実施することが当初発表されていた。
だがその約5時間後、パンクラスは試合中止を発表した。パンクラスは「試合を受諾した中田側からその後、試合当日の体重について追加条件がありシュウジ側と交渉しましたが合意には至りませんでした。よってこの試合は中止と致します。この試合を楽しみにされていたファンの方に、深くお詫び致します」とプレスリリースに記している。中田の所属先のHEARTSの大沢ケンジ代表は「試合はやるものという気持ちでいたのですがいろいろな方の意見を聞いて、冷静な判断をした結果です。一度は受けましたが、ご理解ください」とXで説明している。
第10試合 ライト級 5分3R
松本光史(M PLATIC/5位、元修斗世界同級王者)
天弥[てんや](和術慧舟會HEARTS/9位、ネオブラッドトーナメント2023同級優勝)※吉村天弥 改め
松本は40歳。22年9月のライト級暫定王者決定戦でアキラに、昨年3月にヌルジャノフ・ルスタムベックに、いずれもTKO負けしたが、11月には西尾真輔に判定勝ちした。
天弥は19歳。昨年3月にプロデビューし3戦2勝1敗。6月の神谷大智戦では、2Rまで攻め込まれ、3Rに猛反撃したが、神谷がマットに手をついたグラウンド状態で、吉村が反則となる膝蹴りを連打したため、反則負けとなっていた。8月に木村裕斗に29秒でTKO勝ちして以来の試合となる。
◆松本 しっかり仕上がりそうなので、明日は進化をもって、若者を乗り越えたいです。
◆天弥 元チャンピオン、ベテラン、当ててもらってうれしく思うんですけど、リスペクトを持ってぶっ潰します。
第9試合 ライト級 5分3R
平 信一(綱島柔術/ZST/8位、元ZST王者)
神谷大智(BRAVE/11位)
◆平 明日は神谷選手よりも先に前に出る 神谷選手よりも先に投げる、神谷選手よりも先に疲れる。
◆神谷 明日はようやく経験豊富な相手なんで、自分から攻めて勝ち切りたいと思います。
第8試合 ライト級 5分3R
西尾真輔(宇留野道場/10位、ネオブラッドトーナメント2022同級優勝)
余 勇利(マッハ道場/12位)
◆西尾 30周年大会に出させていただいて光栄です。滅茶苦茶暴れまくって盛り上げます。
◆余 ぶん殴りマッスル。腹も減ったし、早くかえりたいし、腹立つし、全部西尾選手のせいですかね。絶対に許さないです。無事じゃ帰しません。明日は死んでもいい…かも。よろしくお願いします。
第7試合 女子フライ級 5分3R
杉山しずか(リバーサルジム新宿Me,We)
ライカ(RIGHT THING ACADEMY/2位)
杉山は36歳。08年にJEWELSでデビューし、長年DEEP JEWELSを主戦場とし、17年と18年にはRIZINで渡辺華奈と対戦しいずれも敗れる。22年にはDEEP JEWELSフライ級GPに出場し、初戦ではミッコ・ニルバーナに判定勝ちしたが、決勝では中井りんに1R一本負けした。それから約2年ぶりの試合で、パンクラスに初参戦する。過去の実績も考慮すれば、杉山が今回勝ってフライ級2位以上に入れば、今大会の端貴代×重田ホノカのチャンピオンシップの勝者に挑戦する可能性が高い。
ライカは48歳。昨年はパンクラスで3戦し、渡邉史佳とナギには勝利したが、11月に新鋭・重田ホノカに判定負けしている。杉山とは14年大晦日のDEEPさいたまスーパーアリーナ大会で対戦し、杉山が1R終盤に腕十字で一本勝ちしている。
◆杉山 パンクラスという歴史ある大会に参加させていただき、このような記念大会参戦でき、とてもうれしいです。体重しっかり作れて体調もよくできたので、明日は鮮烈なデビューを見せられるよう頑張ります。
◆ライカ 明日はリベンジマッチということもあって、持っている力を出し切って暴れて、楽しみたいと思っています。
第6試合 フェザー級 5分3R
遠藤来生(パワーオブドリーム札幌/9位)
石田陸也(DOBUITA)
◆遠藤 30周年記念大会ボリューム3にふさわしい試合をしたいと思います。
◆石田 明日は全部出し切ってしんどい試合して勝とうと思っています。
第5試合 フライ級 5分3R
濱田 巧(パラエストラ柏/3位、ネオブラッドトーナメント2022同級優勝)
山崎聖哉(BRAVE/6位、ネオブラッドトーナメント2023同級優勝)
◆濱田 明日は若くて強い相手なので、しっかり勝って、もっと上に行けるよう頑張ります。
◆山崎 相手は3位で、勝ったらデカいので、しっかり勝ってタイトル戦線に食い込みたいと思います。
第4試合 女子フライ級 5分3R
NØRI(PRAVAJRA/3位)
渡邉史佳(FIGHTER’S FLOW)※OOTA DOJOから所属変更
NØRIは25歳。昨年4月、端貴代との再戦で判定負けし返り討ちにされるも、9月のDEEP JEWELSでの再起戦では齊藤百湖に判定勝ちした。
渡邉は24歳。昨年3月のライカ戦でプロデビューし判定負けして以来の試合となる。
◆NØRI
今回久しぶりにパンクラスのケージに戻って来れるので楽しみです。明日は全力で私の土俵に持って行って、私らしい試合をして勝ちたいです。
◆渡邉
1年ぶり復帰戦なんで、しっかり勝利をつかみとりたいと思います。
第3試合 フライ級 5分3R
大塚智貴(CAVE/5位、ネオブラッドトーナメント2021ストロー級優勝)
眞藤源太(KING CRAFT)
◆大塚 明日は自分の未来のために勝ちます。
◆眞藤 失うもん何もないんで、普通に潰します
第2試合 ストロー級 5分3R
植松洋貴(NEVER QUIT/6位、ネオブラッドトーナメント2022同級優勝)
増田大河(セルフディフェンスアカデミー)
◆植松 (※1回目の計量で52.8kgで0.15kgオーバーしたためコメントおよびツーショットタイム無し。最終計量で52.25kgでクリア)
◆増田 明日はリスペクトを持って立ち向かいたいと思います。
第1試合 プレリミナリーファイト ネオブラッドトーナメント2024 ライト級 1回戦 5分3R
鈴木悠斗(パラエストラ八王子)
クリス(anne)
◆鈴木 明日は第1試合目なんで、派手なKOで会場を盛り上げたいと思います。
◆クリス 明日はデビュー戦なんでしっかり勝って、ネオブラ優勝したいです。
概要
大会名 PANCRASE 341 ~ PANCRASE 30周年記念大会Vol.3
日時 2024年3月31日(日) 開場・13:10 開始・13:30 終了・19:50(予定)
会場 立川ステージガーデン(JR中央線「立川」徒歩8分)[HP]
中継 U-NEXT(2,189円/月)、TIGET(English Broadcast 2,000 Yen)
チケット料金 VIP 50,000円 SS 30,000円 A 13,000円(完売) B 8,000円(完売) ※当日券1000円増し。13:00より販売 ※未就学児は膝上観戦に限り無料
チケット販売 パンクラス ストア イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ FEN(フェン)パンクラス事業部 03-5339-9198 https://pancrase.co.jp/