Krush 3.30 後楽園ホール:スーパー・バンタム級王者・璃明武、復帰後4連勝の岩尾力との防衛戦が正式決定。谷川聖哉、クルーザー級から階級下げ初代Krushミドル級王座決定トーナメント出場
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Krush.159(3月30日(土)後楽園ホール)の第1弾決定カード3試合が1月29日の記者会見で発表された。
Krushスーパー・バンタム級(55kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
璃明武[りあむ](K-1ジム総本部チームペガサス/王者)※2度目の防衛戦
岩尾 力(POWER OF DREAM/挑戦者、元WINDY MUAYTHAIバンタム級王者)
璃明武は21年8~10月に行われたスーパー・バンタム級王者決定トーナメントで吉岡ビギン、黒田勇斗、鬼山桃太朗を下して優勝しベルトを獲得。22年2月のK-1同級王座決定トーナメント準決勝で優勝者の金子晃大にKO負けし、6月のTHE MATCHでは江幡睦に延長判定負けした。その後、拳の怪我により療養し、昨年7月の王座初防衛戦が1年ぶりの試合となり、永坂吏羅に判定勝ちした。
岩尾は22年8月、バイク事故からの4年半ぶりの復帰戦で小倉尚也を1R KOすると、昨年は4月に愛瑠斗(えると)を、7月に晃貴をいずれも1R KO。12月のKrushのメインイベントでは内田晶に判定勝ちすると、リングサイドで観戦していた王者・璃明武に挑戦を要求し、璃明武も「今のKrushの最高峰のタイトルマッチ、やりましょう」と回答済だった。(下写真)
記者会見で岩尾は、璃明武の印象を聞かれると「この前の永坂戦での背中を向けて逃げる姿しかない。僕と戦う時はしっかり向き合ってもらいたい」と挑発。これを聞いた璃明武は「試合を見てたのかな。流れがあってのことだったので」と反論し「逆に完封して最後、背中見せてダッシュしてもいいのかなと思っています」と冗談半分で言い返した。
璃明武は岩尾について「Krushのこの階級で岩尾選手以外に自分の相手はいない」「交通事故から復帰して活躍するのは凄いことでリスペクトしている」「パンチ力はこの階級で一番あると思うし警戒もしている」と高く評価しつつ「これまでボディで倒された選手とは自分はレベルが違う」「何もさせないで圧倒して、Krushのこの階級は璃明武だぞと見せたい」と勝利への自信を示した。
岩尾も「事故をして凄く遠回りして、久しぶりにベルトが懸かっていますが、懸かってなくても単純に人として璃明武選手を倒したい。それにベルトがついて来ているだけなので、とりあえず勝ちにいく」「今回はKOする練習をしていて、自然になると思う」と勝利に自信。「僕がベルトを巻く方がストーリー性がある。このベルトを巻いて色んな所に行くのも、僕の方が華がある。華は僕に任せてもらいたい」とも語り、活発化するRISE等他団体との対抗戦にも意欲を示した。
初代Krushミドル級(75kg)王座決定トーナメント・準決勝 3分3R(延長1R)
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
YOHAN(韓国/T.K.F/元KROSS×OVERクルーザー級王者)※ZEEK GYMから所属変更
初代Krushミドル級(75kg)王座決定トーナメント・準決勝 3分3R(延長1R)
谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
ブハリ亜輝留[アキル](ウィラサクレック・フェアテックス幕張)
K-1 GROUPでは先にK-1でミドル級王座が設立され、昨年6月の初代王者決定トーナメントでは決勝でハッサン・トイが松倉信太郎を1R KOし優勝したが、12月の大阪での初防衛戦では松倉がリベンジ勝利しK-1ミドル級王者となった。今回、Krushでもミドル級王座が創設され、4選手によるトーナメントが開幕する。3月大会で準決勝2試合を実施し、決勝は6月23日のKrush後楽園大会を予定している。
神保は元々70kgの選手だったが、近年は75kg近辺での試合が続き、率先して階級設立を提唱してきた選手だった。だが満を持して開催された昨年6月のK-1の王座決定トーナメントでは、一回戦でリー・ホイに延長判定負けしてしまう。試合はそれ以来9か月ぶりとなる。Krush王座決定トーナメント準決勝の相手・YOHANとは、17年2月のK-1のプレリムで戦い、神保が左ボディで1R KO勝ちしている(当時のYOHANは雄人のリングネームだった)。
YOHANは22年6月に鈴木健太郎に判定勝ちしたが、9月にダニロ・ザノリニに判定負け。昨年3月のK-1で松倉との試合が組まれたが、YOHANは頸椎ヘルニアで全治2カ月と診断され欠場していた。
谷川は17年のキックデビュー当初から90kgのクルーザー級以上で戦い、22年4月のK-1の無差別級トーナメントでは準優勝の好成績を残したが、今回は中学生当時以来だという75kgまで絞る。会見で谷川は「12月のK-1大阪大会でリュウ・ツァー選手に負けて、ずっと悩んでいたんですけど、自分のプライドを取るか、K-1・Krushのベルトをしっかり取るかを考えた時、ベルトが死に物狂いで欲しいと思ったので、階級を変えることにしました」と階級変更の経緯を説明し「今は85kgぐらいです。ちゃんと減量の専門家もつけています。前は無理に食べていましたが、今は体が軽くて、何をするにも行きやすくなり、スタミナもあります」と減量の状況を語っている。
亜輝留は21年5月に神保にKO負けしているが、22年6月から昨年9月まで、EITO、ジュリオ・セザール・モリ、吉野友規、大石昌輝相手に4連勝(2KO)中だ。
対戦カード
Krushスーパー・バンタム級(55kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
璃明武[りあむ](K-1ジム総本部チームペガサス/王者)
岩尾 力(POWER OF DREAM/挑戦者、元WINDY MUAYTHAIバンタム級王者)
初代Krushミドル級(75kg)王座決定トーナメント・準決勝 3分3R(延長1R)
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
YOHAN(韓国/T.K.F/元KROSS×OVERクルーザー級王者)※ZEEK GYMから所属変更
初代Krushミドル級(75kg)王座決定トーナメント・準決勝 3分3R(延長1R)
谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
ブハリ亜輝留[アキル](ウィラサクレック・フェアテックス幕張)
概要
大会名 Krush.159
日時 2024年3月30日(土)開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生放送)、U-NEXT(生放送|2,189円/月)
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 A席 7,000円 ※当日券500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.CLUB グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/