RISE 1.14 後楽園ホール:チャンヒョンのスーパーフェザー級王座に挑戦の大雅「ここで俺が勝てば日本で一抜けできる。レオナ君とか正直興味無い」。小林愛理奈「ワン・チンロンの入場ダンスの方が試合より長いと思うで楽しんでください」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
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RISE 175(1月14日(日)後楽園ホール)の公式計量が13日、東京で行われ、全選手がクリアした。メインイベントのRISEスーパーフェザー級タイトルマッチ・チャンヒョン・リー(王者)vs. 大雅(挑戦者)の調印式も行われた。
チャンヒョンの王座に挑戦の大雅、計量2回目でクリアも「ここで俺が勝てば日本で一抜けできる。レオナ君とか正直興味無い」
第11試合 メインイベント RISEスーパーフェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
チャンヒョン・リー[イ・チャンヒョン](韓国/RAON GYM/王者)※3度目の防衛戦
大雅(TRY HARD GYM/2位、元K-1同級王者、元Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
チャンヒョンは17年に野辺広大を破りRISEスーパーフェザー級王者に。19年の-61kgトーナメントでは裕樹に勝利し、準決勝で梅野源治に敗れた。コロナ禍の影響で2年間試合から遠ざかっていたが、22年7月のRISEで復帰し、暫定王者の一馬をKOし、王座統一と初防衛を果たす。22年10月には中村寛に2R TKO勝ち。23年1月、常陸飛雄馬に延長判定勝ちし王座2度目の防衛に成功すると「これからは1個上の階級に挑戦したいです」とコメントした。7月にはライト級(63kg)でのOFGマッチで山口侑馬を71秒でKOしたが、8月のライト級での秀樹戦ではパンチの空振りが多く2R目から失速し判定負け。今回はスーパーフェザー級に戻って3度目の王座防衛を目指す。
大雅は元K-1同級王者。19年からRISEに上がり、21年11月以降、梅野源治ら相手に3勝1分負け無しだったが、23年3月のRISEの一馬戦の前日、減量苦の影響で肺の破ける縦隔気腫となり欠場した。6月には武尊の出場したパリの大会に参戦し、ポール・カーポウィッツに判定勝ち。8月のRISEでは当時スーパーフェザー級2位の常陸と接戦の末に延長判定勝ちすると、「タイトルマッチやりたいです」とマイクアピールしていた。
前日の公式計量で、王者のチャンヒョンは60kgリミットから50gアンダーの59.5kgでクリアした。挑戦者の大雅はパンツを脱いでも60.05kgで50gオーバーしてしまうが、約10分後の2度目の計量で無事60kgジャストでクリアすると、「よっしゃー」と雄たけびをあげた。
◆チャンヒョン
(大雅の印象)ベテラン選手ですが、RISEで(5Rの)タイトルマッチを経験していないので、そこが弱点になると思います。
(サウスポー対策は?)たくさん準備してきているので試合を見てもらいたいです。
(もうすぐ2人目のお子さんが生まれることについて)凄く(家計の)負担になりますが、子供が生まれることはうれしいことです。日本も韓国も出産率の低下が問題になっているので、皆さんたくさん子供を作って欲しいです。(そのことで気合が入る?)試合とは別で、影響は無いと思っています。
◆大雅
ここに来るまで命がけでみんなと準備してきました。明日は必ずチャンピオンになります。
(RISEの伊藤隆代表が会見で「この試合のキーポイントは4R・5Rじゃないか」と話したことについて)正直何も考えてなくて、試合やってみてって感じですね。
(チャンヒョンが「大雅はRISEのタイトルマッチを経験していない」と話しているのを聞いて)それしか言わないので、そこでしか勝てないと思っているじゃないですか。僕も後半は得意なので楽しみにしてください。
(最初の計量でオーバーした理由)ちょっと時間が取れなくて。サウナスーツ着て暖房ガンガンで来たんですけど、50g落ち切らなくて。
(去年3月は減量苦の影響で肺が破ける事態となったが、今回も直前まで心配があった?)昨日、水抜きしている時に、ちょっとだけ気持ち悪くなっちゃって。今日の朝は一気に2~3kg落としたんですけど、それで時間かかったんですけど、大丈夫でした。バッチリでした。
(前回8月の常陸戦と比べて準備に違いは?)あの時よりは楽でした。チャンヒョンが強いので、あの時よりは仕上げてきました。前回も仕上げましたけど、より丁寧に、後悔しないようにやって来ました。
(K-1を離れて以降、なかなか形になるものが無かったですが、今回は気合が入る?)K-1でも(スーパーフェザー級王者の)レオナ(・ペタス)君とかいますけど、この間、試合を見に行ったら負けていたんで。ここで明日俺が勝てば日本で一抜けできると思うんで。レオナ君とか正直興味無いんで。世界で一番になるために今はやっているんで、それを見せます。
小林愛理奈「ワン・チンロンの入場ダンスの方が試合より長いと思うで楽しんでください」
第10試合 セミファイナル 女子49.5kg契約 3分3R(延長1R)
小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM/RISE QUEENミニフライ級(49kg)王者)
ワン・チンロン(台湾/TKBA/PUNCH UP)
小林は22年4月に宮﨑小雪のアトム級(46kg)王座に挑戦し判定負けしたが、その後は5連勝。宮﨑若菜、平岡琴、MISAKI、花田麻衣を破り、11月にはerika♡に2R左ストレートでKO勝ちし、ミニフライ級王座を獲得した。
チンロンは23歳。双子の妹と共に中学からボクシングを始め、全国大会で優勝した実績もある。18年9月のKrushで壽美(ことみ)と対戦し判定負けし、19年11月のシュートボクシング愛知大会でユリカGSBに判定負け。今年4月のKNOCK OUTでは、ぱんちゃん璃奈と対戦。入場時からダンスを披露して沸かせ、リーチを活かしたストレートや膝で見せ場を作ったが、3Rに攻め込まれ判定負けしている。ぱんちゃん戦も49.5kg契約だった。
◆小林
明日は24年一発目のRISEで、自分の試合にします。前の試合から期間が無かったんですけど、進化した姿を見せます。(相手の印象)身長は思ってたよりもデカかったです。スタイルも良くて。でも骨折れそうやなって。ヒョロヒョロなんで。映像を見たらボクシングが上手くて距離を取るんですけど、あの感じやと入れる感じです。明日は入場のダンスの時間の方が長いと思うんで楽しんでください。
(今年の目標)名前も出しているんですけど(ONEキック女子アトム級王者の)ペッディージャー選手とやりたいです。
◆チンロン
明日は台湾の選手の強さ、根性を見せます。(相手の印象)小さいですがパワーがある印象です。私の方が背が高いので距離感に注目してください。(身長差について)背が低くて驚きました。足を上げれば顔に簡単に届きそうです。
第9試合 スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
木村“ケルベロス”颯太(心将塾/ライト級9位、元DEEP☆KICK -65kg王者)
チャッピー吉沼(TANG TANG FIGHT CLUB/スーパーライト級8位)
木村は22年7月にKENTAに判定負けして以来となるRISE出場。23年は4月のRIZIN大阪大会で進撃の祐基に3R KO勝ちすると、5月のRIZIN有明大会でも城戸康裕から終盤に逆転のダウンを奪って判定勝ち。11月のOFGマッチ大会・FIGHT CLUBでは朝倉未来推薦の白川陸斗と激しい打ち合いを繰り広げ印象を残した(規定により時間切れドロー)。
吉沼はRISE参戦当初は北井智大、森香津眞、麻火佑太郎に3連敗したが、22年は5月に稲石竜弥、11月に小川悠太に判定勝ちし2連勝中。試合はそれから1年2ヶ月ぶりとなる。
◆木村
地獄からチャッピー殺しに来たケルベロスです。今年65のベルト狙っているんで、簡単に勝ちます。ベイベー。(吉沼の印象)お前、誰?俺の知名度で盛り上がってるんちゃうん?感謝しろよ。試合見たらパッとしなくて、ここがピークやと思います。(前回の試合からの変化)考え方が変わり、戦い方も変わったと思います。(未来に挑発された会見に比べ、声がハキハキしている印象だが?)前回のこともあったんで強化してきました。
◆吉沼
(木村の印象)思ったよりチワワだな。かわいらしくて。去年から未来のおかげで知名度だけ先行き過ぎて、かわいそうなところがあります。
第8試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
山川賢誠(Kickboxing Academy Sapporo/6位)
翔[かける](REVOLT/11位)
山川は22年10月に安本晴翔に1R KO負けしたが、23年は3月に宮崎就斗に判定勝ちしし、6月には地元札幌でのRIZINで平野凌我に2R KO勝ちし、2連勝と勢いに乗る。
翔も22年10月にRIZIN福岡大会で栗秋祥梧に2R KO負けしたが、23年は2月に藤井海人に判定勝ち、6月に山元剣心に延長KO勝ちし、10月に都筑海杜にTKO勝ちし、23年は全勝している。北海道と福岡で結果を出した2人が、東京での24年初戦で好スタートを切ることができるか。
◆山川 明日はタイトル戦線に絡んでいくための試合と思っているんで、圧倒的な強さを見せて勝ちます。
◆翔 明日は24年の一発目の試合で、上位ランカーと試合できるんですけど、ランキング以外は僕が格上なんで、普通に倒して終わらせます。
第7試合 バンタム級(55kg) 3分3R
◆松山和弘(ReBORN経堂)約1年ぶりの試合なんで、しっかりKOで勝って、ぶっ飛ばしたいです。
◆若原 聖(TEAM TEPPEN)前回RISEに出て負けてしまって、勝ちが欲し過ぎて甘えが出て足元をすくわれました。RISEのルールにアジャストし、RISEを見ている人に刺さる試合をします。
第6試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
◆久津輪将充(TBF/9+ nine plus lab./CKC 2023 -57.5kgトーナメント優勝)判定行ったら負けやという試合と思っています。バッチリ倒して自分のやってきた証明をします。
◆大島広也(TANG TANG FIGHT CLUB)明日はしっかり相手をKOし盛り上げたいです。
第5試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
◆藤橋 光(TEAM LIBERTAD/KT)明日は自分なりに積み上げて来たものを披露します。
◆愛翔(Kickboxing Academy Sapporo)世界一かわいい息子が生まれて初めての試合なので、カッコいいお父さんの姿を見せられるよう頑張ります。OFGが得意なんで、OFGの上位と戦わせてもらえるようアピールします。
第4試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
◆戸田龍将(TRY HARD GYM)2024年の一発目の試合、圧倒して終わります。
◆原口アンドレイ(TEAM TEPPEN)明日はKOする練習をしてきたので一瞬で終わらせます。
第3試合 女子バンタム級(55kg) 3分3R
◆山本“魂武羅”知美(FAITH)前回の分含め、信頼を取り戻すため覚悟を持って臨みます。
◆RINA(TEAM TEPPEN)移籍後初戦になるので勝ちにこだわって勝ちにいきます。
第2試合 女子アトム級(46kg) 3分3R
◆菊地美乃里(GONG-GYM坂戸)しっかり勝ちに行って面白い試合をします。
◆岩永唯伽(OISHI GYM)前回よりいい試合して10代でチャンピオンになります。
第1試合 バンタム級(55kg) 3分3R
◆堀本祐惺(TRY HARD GYM)明日は絶対勝つんで応援よろしくお願いします。
◆奥村将真(TEAM TEPPEN/第2回(2023年)東アジアユース競技大会 ボクシング男子60kg級優勝)明日は圧倒的にボコボコにしたいです。
概要
大会名 RISE 175(ライズ ハンドレッドセブンティファイブ)
日時 2024年1月14日(日)開場・17:00 開始・17:15 ※第7試合終了後、一馬(MONSTAR GYM/元RISEスーパーフェザー級暫定王者)引退セレモニーを実施
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA
チケット料金 SRS席 15,000円(完売) RS席 10,000円 S席 6,000円 A席4,000円(完売) 小中高生シート 2,000円(当日販売のみ) 立見 4,000円(当日販売のみ) ※当日券は16時より販売。指定席券は当日500円アップ ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 イープラス チケットぴあ 出場選手・所属ジム
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