RISE 3.10 大田区総合体育館:那須川天心、快心のKO勝ち。大阪でスアキムとの再戦へ。セクサン、大雅を蹴りで封じる。梅野源治&志朗、トーナメント初戦突破
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
大阪梅田中津 キックボクシング ジョウジム
キックボクシングで楽しく運動!燃焼!ストレス発散!初心者でも経験者でもしっかり指導。見学・体験大歓迎!
Cygames presents RISE WORLD SERIES 1st Round
2019年3月10日(日) 東京・大田区総合体育館
レポート&写真:井原芳徳
第12試合 メインイベント RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament 一回戦Aブロック 3分3R(延長1R)
○那須川天心(TARGET/Cygames/RISE世界フェザー級(57.15kg)王者、ISKAオリエンタルルール世界バンタム級(55kg)王者)
×フェデリコ・ローマ[Federico Roma](アルゼンチン/Dojo Serpiente/WKN世界ムエタイ58kg級王者、WKN世界K-1ルール58kg級王者)
3R 1’35” KO (左ハイキック)
RISEは昨年6月の幕張大会で天心対ロッタンの初代RISE世界フェザー級王座決定戦を組み、昨年11月の両国大会では「RISE WORLD SERIES」と題した、国内外のトップ選手たちの試合を組み、「世界」を強調した新展開に突入している。今年はさらにその路線を強化し、-58kgと-61kgの2階級で3大会に渡るトーナメントを行う。一回戦は3.10大田、準決勝は7.21エディオンアリーナ大阪第1、決勝は9.16幕張メッセで実施する。ゲーム会社Cygamesの全面バックアップにより、優勝賞金は1000万円、準優勝は200万円と破格だ。
RISEのエース・天心は11月の両国で内藤大樹を1R KOし、大晦日のRIZINではフロイド・メイウェザーとのボクシング・エキシビションマッチを経験した。ホームリング・RISEでの世界規模のトーナメント開催は以前から熱望していたものだ。対するローマはRISE初参戦で、68戦62勝(30KO)5敗1分の32歳。天心とも2年前に戦ったイグナシオ・カプロンチと同門だ。
1R、両者サウスポーに構え、ガードを固めるローマに対し、天心が蹴り足をすくってからの左ストレート、左テンカオ、ハイキック、バックスピンキック等を随所で当て、主導権をキープする。だがローマは崩れず、終盤は圧力をかけ続ける。
2Rも天心ペースで、蹴り足をすくってからの左ボディ、左テンカオを効かせ、そこから連打をまとめる場面もあるが、ローマは打たれ強く、すぐ回復し、ガードを固め回り続ける。天心はバックスピン、胴回し蹴りも出すが、クリーンヒットにはならない。
それでも3Rも天心が攻勢を維持し、ローマの左ローを右手ですくってから左ストレートを当ててダウンを奪う。ローマは右まぶたの出血でドクターチェックが入る。少し天心はこれで考える時間があったか?再開後、トリケラトプス拳のポーズで威嚇し、ローマを前進させると、右ジャブで左アッパーを空振りさせて距離を保ってから、右半身を傾けて飛んで、左ハイキックをクリーンヒット。驚きの技で見事ローマを沈めると、超満員の会場は大歓声に包まれ、天心も五味隆典のようにコーナーポストに登って観客にアピールした。
天心は「自分では思っていなかったんですが復活という形で、いいKOできました。メイウェザーと戦った後で慎重になりましたが、もらわず当てて最後倒せてよかったです。色んな団体がありますけど、どの団体とかじゃなく、キックボクシングを最高にしたいです。次、スアキム選手が相手です。大阪を盛り上げられるのは俺しかいないと思っています。見に来てくれますよね、今後の那須川天心、期待してください。ありがとうございました。お気をつけて帰ってください」とアピールした。
第11試合 セミファイナル RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament 一回戦Bブロック 3分3R(延長1R)
○イ・チャンヒョン[チャンヒョン・リー/Chanhyeong Lee](韓国/RAON/RISEスーパーフェザー級(60kg)王者)
×裕樹(ANCHOR GYM/RISEスーパーフェザー級(60kg)2位、元同級・ライト級・スーパーライト級王者)
判定3-0 (和田29-26/長瀬29-26/小川30-25)
両者は17年7月に対戦し、チャンヒョンがKO勝ちしている。裕樹は昨年11月の両国でロッタンに敗れたが、得意のローキックで追い詰めた。チャンヒョンはKNOCK OUTアジアトーナメントでも4月29日のヨードレックペットとの決勝まで残っており、日本の2団体制覇を目指している。
1R、開始すぐからチャンヒョンは距離を潰し、左ボディ、左アッパー、左フック、右ストレートを、コンビネーションも絡めながら何発も当て続けて圧倒。裕樹はブロックを崩さず、左の奥ローを返し続けたが、終了間際にロープに詰められ、連打を浴びてダウンする。記者採点は10-8でチャンヒョン。
2Rも序盤からチャンヒョンがパンチの連打でダウンを奪う。チャンヒョンは猛攻を続けるが、裕樹は度々ふらつきながらも耐え、右ロー、左右のストレートを返し、驚異的な打たれ強さで場内を沸かせる。記者採点は10-8でチャンヒョン。
3R、やや勢いの落ちたチャンヒョンに対し、裕樹は負けじと前に出続け、パンチを放ち続ける。序盤には連打をまとめる場面も。場内は「裕樹」コールに包まれる。チャンヒョンも攻撃を返すが、やや手数で劣る形に。記者採点は10-10で、合計30-26でチャンヒョン。チャンヒョンの完勝となったが、裕樹が試合前の公約通り「勝っても負けてもRISEらしい試合を見せる」ことは果たせたのではないだろうか。
試合後のチャンヒョンはすぐさま跪いて、裕樹に頭を下げて敬意を表し、マイクでも「裕樹さんの魂を継承し、これからの試合ではローキックを見せます」と宣言した。
第10試合 RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament 一回戦Aブロック 3分3R(延長1R)
×大雅(TRY HARD GYM/元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王者)
○セクサン・オー・クワンムアン(タイ/ラジャダムナン認定ライト級王者、2015年ラジャダムナンMVP)
判定1-2 (和田29-30/小川29-28/秋谷28-30)
K-1の元王者・大雅は、昨年のRIZINでの試合を経てRISE初参戦。セクサンは梅野、ヨードレックペットにも勝っている現役のタイのトップ選手で、大雅が指名し一回戦で注目カードが実現した。
1R、大雅はサウスポーに構え、オーソドックスのセクサンに左ローを積極的に放つが、次第にセクサンの右のハイ、ミドル、ローのヒットが増える。大雅は回り続け、攻撃が減る。セクサンは右ストレート、飛び膝でも勢いよく詰めて攻勢を印象付ける。
2Rもセクサンが圧力をかけ続け、右ストレート、右のテンカオ等を放ち、大雅は回り続ける状況が続く。大雅はアッパーは空を切り続け、なかなかセクサンの勢いを止められない。
3Rもしばらくセクサンは右ミドル、右テンカオを放ち続け主導権。中盤以降は逃げ切りモードに入り、攻撃は減るが、終盤には右ミドルを当て続ける。大雅は圧力をかけ返し、左インロー、右アッパーを当てる場面もあるが、主導権を奪い返すような形にはならない。記者採点は1Rは迷ったが10-10で、2Rにセクサンにつけ29-30でセクサン。小川ジャッジは意外にも大雅につけたが、和田・秋谷ジャッジは順当にセクサンを支持し、セクサンの勝利となった。
第9試合 RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament 一回戦Bブロック 3分3R(延長1R)
○梅野源治(PHOENIX/元ラジャダムナン認定ライト級王者、元WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者)
×ル・ジュン[Lu Jun](中国/盛力人和/2017年EM LEGEND-65kg王者)
判定3-0 (大澤30-28/佐藤30-27/秋谷30-27)
タイのベルトを目指す戦いを主軸にしてきた梅野が「強い選手が集まっているから」という理由でRISEのトーナメントに参戦。肘無し・首相撲制限ありのK-1系ルールの試合は13年3月のチャンヒョンとの再戦以来6年ぶりとなる。ル・ジュンはチャンヒョンが決勝に残ったKNOCK OUTアジアトーナメントに出場予定だった選手だ。
1R、梅野は手を前に伸ばし背筋を曲げたいつもの姿勢で距離を取り、左ミドル、右ミドル、右ローを着実に当て続ける。終盤の左ミドルでジュンの動きが一瞬止まる。ジュンは強引に詰めてパンチを振るったり、蹴り足をつかんでパンチを振るったりしつつ、パンチの連打から右ローにつなげ、一瞬梅野の動きを止める。まだポイントは五分か。
2Rも同じような構図で、なかなか均衡が崩れなかったが、終盤、ジュンが右、左の前蹴りを連続で放って詰めて来たところで、コーナーを背にした梅野がジュンの左足をすくってから左フックをヒット。ジュンが倒れると長瀬レフェリーはダウンを宣告するが、ジュンはすぐ立って笑顔を浮かべ不満げだ。
3R、ジュンは挽回しようと必死に前に出てパンチを振るい続けるが、梅野は回ってかわしつつ、随所で左ミドルを当て、反撃を封じ、判定勝ちした。
梅野は「ルールが違って不安な気持ちもあったんですが、試合が決まってから強い決意を持って今日まで練習してきました。試合は正直、面白くなかったかもしれないですけど、人は決意を持てば成長できると思います。準決勝では成長した姿を見せます」とアピールした。
第8試合 RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament 一回戦Bブロック 3分3R(延長1R)
○志朗(BeWELLキックボクシングジム/ISKAムエタイ世界バンタム級(55kg)王者)
×ウラジスラフ・ミキータス[Vladyslav Mykytas](ウクライナ/WAK-1F K-1ルール世界王者)
3R 1’09” TKO (レフェリーストップ:右ローキックで2ダウン後)
タイを主戦場にする志朗は11月の両国でRISEに初参戦し、工藤政英に判定勝ちし、RISE 2戦目だ。ミキータスはRISE初参戦。21戦18勝(5KO)3敗の23歳。
1R、長身のミキータスがサウスポー主体でスイッチを繰り返しながら、前蹴り、膝等をヒット。志朗は右ロー主体。まだ均衡状態だ。2Rも同じ構図だが、志朗が執拗に右ローを当てていると、終盤、少しミキータスがぐらつくように。終了間際には右ボディも効かせる。そして3R、志朗が左ボディ、右ローを当てていると、ミキータスは左足が棒のようになって苦痛の表情を浮かべるように。最後は志朗が右ローで2ダウン目を奪ったところで和田レフェリーがストップした。マイクを持った志朗は「次はルンキット選手、サウスポーには10年ぐらい負けていないので自信があります」とアピールした。
第7試合 RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament 一回戦Aブロック 3分3R(延長1R)
○白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISEライト級(63kg)王者)
×ヘクター・サンチアゴ[Hector Santiago](ブラジル/サンチアゴチーム/WAKOサウスアメリカ王者、WGPライト級王者/クンルンファイト推薦)
4R 判定3-0 (佐藤10-9/和田10-9/長瀬10-9)
3R 判定1-1 (長瀬30-29/和田28-29/佐藤29-29)
白鳥は2月の後楽園大会で秀樹に不完全燃焼な形ながらもTKO勝ちし、ライト級タイトルを獲得。この試合は今回のトーナメントの出場者決定戦も兼ねていた。サンチアゴは43戦36勝(20KO)7敗の25歳。
1R、白鳥はサウスポーに構え、左ミドル、ロー主体の攻め。背の低いサンチアゴは中に入ってボディと顔面にパンチを当て、時折高く上がるハイキックも放つ。まだお互いクリーンヒットは乏しい。2Rも同じような構図で、なかなか均衡は崩れない。
3R、サンチアゴはポイントを取ろうと、圧力を強め、ボディと顔面へのパンチのヒットを増やす。白鳥は蹴りが打てなくなり、クリーンヒットはもらわないが、手数で押されてしまう。記者採点は3Rにサンチアゴにつけ29-30でサンチアゴ。ジャッジは三者三様で延長に突入する。
延長R、サンチアゴがパンチをボディと顔面に積極的に当て、中盤過ぎには白鳥をのけぞらせるが、白鳥も耐え、膝を連打し、パンチとローででサンチアゴをぐらつかせ、一進一退の展開に。記者採点は非常に難しかったが、ぐらつかせる場面を作った白鳥。ジャッジ3者も同様で、白鳥が苦しみながらも初戦を突破した。
第6試合 RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament 一回戦Bブロック 3分3R(延長1R)
○ルンキット・ウォーサンプラパイ[Rungkit Wor.Sangpapai](タイ/ラジャダムナン認定スーパーフェザー級王者、ルンピニー6位)
×フレッド・コルデイロ(ポルトガル/DYNAMINE TEAM/DUELライト級王者)
判定3-0 (和田30-28/小川30-28/佐藤30-28)
昨年6月の幕張で天心と接戦を繰り広げたロッタンが元々エントリーしていたが、ONE Championshipの試合スケジュールの都合で欠場した。代役のルンキットは10月にロッタンに勝っており、現役のラジャダムナン王者のため、より強力な選手が用意された形だ。対するコルデイロは16年3月のRISEでのISKA世界タイトルマッチで天心に判定負けしている選手だ。
1R、ルンキットはサウスポーに構え、右の前蹴りのフェイントを多用しつつ、左ミドル主体の攻め。左ストレートで吹き飛ばす場面も。コルデイロは右フックなどを出しつつ、バックスピンキック等の変則技も多用する。2Rも基本的に同じような構図で、ルンキットは左ミドル、左テンカオを随所で当てるものの、なかなかコルデイロを捕まえきれない。
3R、コルデイロのパンチをかわし、ルンキットが左ミドルのヒットを増やし、やや優勢に。終盤はムエタイ式でやや流し気味になるが、左ミドルと崩しでコルデイロの反撃を封じる。準備期間が短かったせいもあってか、やや手堅い形ながらもルンキットが初戦を突破した。
第5試合 RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament 一回戦Aブロック 3分3R(延長1R)
○スアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ/ルンピニー認定スーパーフェザー級王者)
×タリソン・ゴメス・フェレイラ[Thalisson Gomes Ferreira](ブラジル/シュートボクセ・アカデミー/SAIKYO GP優勝/RIZIN推薦)
3R 1’30” KO (ボディへの左前蹴り)
スアキムは昨年2月にKNOCK OUTで天心と対戦し判定負け。RISEの11月大会でイグナシオ・カプロンチを下し、今回のトーナメントに参戦。対するフェレイラは14勝(6KO)1敗。
1R、フェレイラは開始すぐから圧力を強め、パンチ主体で攻めて来るが、スアキムはうまく防御し、右ロー、ミドルを返し続ける。それでもスアキムは少し被弾し、若干押され気味の印象となってしまう。
2R、スアキムが少しずつ組んでの膝を当て、フェレイラは疲れてきたようにも見えたが、フェレイラの野球ボールを投げるような右のオーバーハンドフックがクリーンヒットし、スアキムはダウン。スアキムはこの時点で記憶が飛んでいたというが、フェレイラのラッシュを耐え、少しずつパンチを返すように。しかし終盤にも右フックをもらってダウンしてしまう。
3Rもフェレイラが右ストレート、バックハンドブローを連発して倒しにかかるが、少しずつ攻め疲れが見えてくると、スアキムの右ストレート、右膝のヒットが増え、フェレイラはフラフラに。最後はロープに詰め、左の前蹴りをボディにクリーンヒットすると、ついにフェレイラはダウン。フェレイラは立ち上がれず、スアキムの逆転KO勝ちとなり、場内は大歓声に包まれた。
この日の結果により、7.21エディオンアリーナ大阪第1競技場大会の準決勝の組み合わせは、-58kgが天心×スアキム、ルンキット×志朗、-61kgがセクサン×白鳥、チャンヒョン×梅野となった。スアキムに負けたフェレイラ、白鳥に負けたサンチアゴのブラジル人2選手は、違う組み合わせでもまた見たいと思わせる掘り出し物だった。
第4試合 ウェルター級(67.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
דブラックパンサー”ベイノア(極真会館/RISEウェルター級王者、極真会館2018全日本ウェイト制軽量級(70kg)優勝)
○タップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム/元WMC世界フェザー級王者)
1R 2’10” KO (左フック)
ベイノアは11月の両国で渡部太基に判定勝ちし、RISE王座を獲得して以来の試合で、プロキャリア初のタイ人との試合。鈴木博昭・海人・健太らトップ選手を手こずらせたタップロンの熟練のテクニックをどうベイノアが崩すかだったが、早い展開がタップロンの火をつけることに。
ここまで本戦3試合が1R KO決着だったせいもあったのだろうか、両者ともゴングが鳴るといつもより積極的な攻め。1R、ベイノアは右ロー主体にしつつ、パンチも織り交ぜ、上段回転蹴りも放つ。タップロンは右ミドル主体にしつつ、蹴り数はいつもより多い。すると中盤、タップロンがパンチを少し増やすと、左フックをクリーンヒットし、ベイノアはダウン。ベイノアは立ち上がろうとしたがフラついたため、すぐさまレフェリーがストップ。広島在住のタップロンはマイクを持つと日本語で「久しぶりRISEありがとうございます。RISEベルト欲しいです」とアピールした。
第3試合 55kg契約 3分3R(延長1R)
○鈴木真彦(山口道場/RISE&&ホーストカップ日本バンタム級(55kg)王者、WBCムエタイ日本統一バンタム級王者)
×ユン・ドクジェ[Yoon Deokjae](韓国/ウィワン・サムサン/MAX FC 55kg級王者)
1R 1’31” TKO (レフェリーストップ:パンチ連打)
鈴木は11月の両国で結城将人を破りバンタム級王者となってからの初戦。ユン・ドクジェは過去に小笠原瑛作、江幡塁に敗れている。1R、スピードのある右のミドルを打って来るドクジェに対し、鈴木が右ボディを効かせ、じわじわ圧力を強めると、ローと顔面へのパンチも増やし、右フックでダウンを奪取。既にドクジェのダメージは大きく、鈴木がパンチの連打で棒立ちにしたところで和田レフェリーがストップした。
第2試合 RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament リザーブマッチ 3分3R(延長1R)
×ミゲール・マルティネス[Miguel Martinez](スペイン/TMG/SHOGUN/ISKAムエタイ&K-1ルール・スペイン・ライト級王者)
○原口健飛(Kick Lab/聖武会館/Road to RIZIN KICK Tournament(58kg)優勝、RISEスーパーフェザー級(60kg)9位)
1R 0’25” KO (左ミドルキック)
原口がサウスポー、マルティネスがオーソドックスに構え、原口が左ローを当てた直後に左の三日月蹴りをクリーンヒットすると、マルティネスはマウスピースえお吐き出してダウンして立ち上がれず。わずか25秒、無傷で原口が快勝した。
第1試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
×瑠夏(新潟誠道館/RISEスーパーフェザー級6位、2017年RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー優勝)
○篠塚辰樹(TEAM TEPPEN/RISEフェザー級(57.5kg)5位)
1R 1’01” KO (右ストレート)
開始すぐ、篠塚の左ストレートが炸裂し、瑠夏がスリップ。既に効いており、篠塚がパンチラッシュと飛び膝を絡めて瑠夏を追い詰め、ロープに詰めて右ストレートをクリーンヒットしダウンを奪うと、瑠夏は立ち上がれず。わずか25秒で粉砕した。
オープニングファイト2 スーパーフライ級(53kg) 3分3R
×遠山翔太(MONSTAR GYM/RISE 6位)
○須田翔貴(TEAM TEPPEN/2018年KAMINARIMON×新空手アマチュア最強決定戦-57.5kg級優勝)
判定0-3 (29-30/29-30/29-30)
オープニングファイト1 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
×加藤 雄(リアルディール/2017年RISING ROOKIES CUPフェザー級(57.5kg)優勝)
○仙一(チームドラゴン)
判定0-3 (28-29/29-29/29-30)