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山本真弘、ベノーイに延長判定勝ち。梅野源治、チャンヒョンにリベンジ:3.17 後楽園

RISE 92
2013年3月17日(日) 後楽園ホール
 山本真弘とカリム・ベノーイの新旧IT'S SHOWTIME -61kg級世界王者対決は、延長に及ぶ接戦を制し真弘が勝利。梅野源治は昨年10月のK-1で敗れたチャンヒョン・リー [イ・チャンヒョン] を左ミドルで圧倒しリベンジに成功した。RISEタイトルマッチは3階級とも5Rに及ぶ戦いとなり、ライトヘビー級(90kg)上原誠、スーパーライト級(65kg)左右田泰臣、バンタム級(55kg)Dykiの新王者が誕生した。
  レポート&写真:久保与志


第10試合 メインイベント 初代RISEライトヘビー級(90kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
×清水賢吾(極真会館/RISEヘビー級王者)
○上原 誠(士魂村上塾/元RISEヘビー級王者)
判定1-2(46-47/47-46/45-47)
※2R両手で相手を掴んでの膝蹴りの反則で清水に減点1
※上原が新王者に



 1R、いきなり右ハイを見せる上原。清水はじりじりと圧力をかけると、左右のミドルを蹴っていく。上原は右インローを蹴りながら、飛び込んで右フック、右ハイを放っていく。記者採点は10-10のイーブン。
 2R、距離を取りながら右ハイ、左ミドルを蹴る上原。清水は上原の右ハイを警戒しながら、左右のミドルをヒットさせ、コーナーに詰めて膝蹴りを連打する。清水に片手掴みからの膝蹴り連打でイエローカードが出され、その後も清水が膝蹴りで前に出るが、今度は両手でクラッチしての膝蹴りの反則でレッドカードとなり、減点1となってしまう。記者採点は清水優勢も減点で9-9のイーブン。
 3R、清水が左ミドルを連打してコーナーに詰めるが、上原もパンチで押し返して右ハイ。上原は清水の前足に左右のローを集中。次第に清水の足が止まり始め、上原が右ストレートのヒットを重ねる。記者採点は9-10で上原。



 4R、前に出て強い左ミドルを蹴っていく清水。上原は盛んに右ハイを狙うが、これは清水が警戒してしっかりとブロックしている。清水は右テンカオで上原を下がらせ、ロープに詰めてパンチ、膝蹴りをまとめる。記者採点は10-9、ここまでのトータルスコアは38-38のイーブン。
 5R、上原が左右のフックで清水を下がらせ、距離が詰まると右アッパー、右ハイ。清水は膝蹴りで押し返そうとするが、上原が右フックを叩き込みグラついた清水にパンチをまとめる。上原がコーナーに詰めて左右フックをまとめる展開で試合終了のゴング。記者採点は9-10、トータルスコア47-48で上原。判定は割れてスプリットデシジョンとなったが、上原が僅差の判定をものにして、新設されたライトヘビー級のタイトルを獲得した。




第9試合 セミファイナル RISEスーパーライト級(65kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
×吉本光志(ヌンサヤームジム/王者)
○左右田泰臣(シルバーウルフ/1位)
判定0-2(47-47/45-46/45-47)
※左右田が新王者に




 1R、リーチに勝る左右田が左ジャブを突きながら奥足の左インローを蹴っていくと、吉本はイン&アウトのローを左右田の前足に集中させていく。左右田の正確なジャブに阻まれて吉本は距離を詰めきれず、左右田が奥足への左ローを蓄積させていく。記者採点は9-10で左右田。
 2R、吉本が細かいパンチで中に入って膝蹴り、ローにつなげる。左右田は吉本を放しながら左ローを蹴っていくが、吉本が左ボディフック、膝蹴りと腹に攻撃を集めて前に出て行く。左右田は左ロー、膝蹴りで応戦し、首相撲からの崩しで吉本を転倒させる。記者採点は10-9で吉本。
3R、前手で押しながら左ロー、膝蹴りを蹴っていく左右田。吉本も左ボディで詰めて奥足へのローを蹴っていく。左右田は奥足ローを蹴りながら、距離が詰まると右アッパー。頭をつけた状態から互いに細かいパンチ、膝蹴りの応酬となる。記者採点は9-9のイーブン。



 4R、共に奥足ローを蹴り合う展開。1Rから奥足を蹴り続けた左右田の攻めが効いてきたか、左ローをもらうと吉本の動きが止まる。左右田はジャブと突きながら前に出て左右の膝蹴り。記者採点は9-10、ここまでのトータルは36-38で左右田。
 5R、左右田はプッシングから膝蹴り、ローで前に出ると、前蹴りで吉本を蹴りはなしていく。吉本もパンチを返すが、次第にロープを背負わされる苦しい場面が増えてくる。左右田がジャブ、膝蹴りでプレッシャーをかけ、終了間際には膝蹴りの連打を浴びせて印象を良くする。記者採点は9-10、トータルスコア46-48で左右田。判定は1者がドローとするも、残り2者が左右田を支持。左右田が昨年1月のタイトルマッチでの雪辱を果たし、ベルトを獲得した。




第8試合 RISEバンタム級(55kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
○Dyki(TARGET/1位)
×六川星矢(北斗会館/3位、2011年 RISING ROOKIES CUP同級優勝)
判定2-1(45-46/46-45/45-44)
※1R右ストレートでDykiに1ダウン
※Dykiが新王者に



 1R、ワンツーから右ローで前に出てくるDykiに対し、六川は左ジャブを突いて牽制すると、Dykiの右ローに右ストレートを合わせてダウンを奪う。左右のフックで前に出てくる六川に、Dykiも左右のフックから右ローで応戦。六川が左フックを当ててDykiを後退させると、パンチと膝蹴りで追撃する。記者採点は8-10で六川。
 2R、Dykiはパンチからミドルにつなげて手数を増やし、六川がパンチで入ってきたところに左フックをヒット。バックブロー、右ミドルと矢継ぎ早に攻撃を出していく。六川は一旦距離を取ると、バックブローを多用するDykiに右ストレートを合わせていく。記者採点は10-9でDyki。



 3R、膝蹴りの応酬から足を止めて激しく打ち合う両者。六川が右ストレートを当ててDykiを下がらせると、サウスポーにスイッチしてDykiのミドルに左ストレートを狙っていく。ラウンド終了間際、打ち合いからDykiが左フックをクリーンヒットして六川をグラつかせると、パンチと膝でラッシュをかける。記者採点は10-9でDyki。
 4R、Dykiが左ボディから左右のミドルを蹴って前に出るが、六川が右ストレート、前蹴りをヒットさせる。距離が近くなるとと激しい打ち合いになり、互いに左フックをヒットさせてグラつくが、Dykiがコーナーに詰めてパンチからの右ローで六川をスリップさせる。残り時間僅かのところでDykiが飛び膝で突っ込んでいくが、六川が顔面への前蹴りで迎撃する。記者採点は9-9、ここまでのトータルも37-37のイーブン。
 5R、Dykiが左フックの連打から右フックをヒットさせるが、六川もサウスポーにスイッチしての左フック、ストレートを当てていく。Dykiはパンチを被弾しながらも下がらず、パンチで押し込んで右ハイを狙う。これは六川がかわし、Dykiがパンチで前に出ると六川も応戦。両者の激しい打ち合いに場内が大きく沸く中で試合終了。記者採点は9-9、トータルスコア46-46でドロー。判定は1者が45-46で六川につけるも、残り2者は46-45、45-44でDykiを支持しスプリットで勝利。どちらに勝利が転がり込んでもおかしくない熱戦だったが、ダウン、減点もない六川が5Rで6ポイントをロストしている採点は解せない。



 念願のベルトを手にしたDykiは「格闘技を止めようと思ったときに、続けて欲しいと言ってくれた」という母親の腰にベルトを巻くと、大応援団を前に「これからはテラスハウス(Dykiが本名で出演しているフジテレビのリアリティショー)の宮城大樹ではなく、格闘家のDykiとして応援してください」とアピールした。




第7試合 61kg契約 3分3R(延長1R)
○山本真弘(藤原ジム/IT'S SHOWTIME -61kg級世界王者)
×カリム・ベノーイ(フランス/TEAM NAS-R.K/元IT'S SHOWTIME -61kg級世界王者)
4R 判定3-0(10-9/10-9/10-9)
3R 判定1-0(28-28/28-27/28-28)



 1R、サウスポーに構える両者、互いにジャブ、左ローで牽制して相手の出方を伺っていく。山本が左ローを蹴りながらプレッシャーをかけ、距離を詰めると右フック、左ストレートも狙っていく。ベノーイはオーソドックスにスイッチすると右ミドルを多用し、山本が入ってきたところにカウンターでパンチで合わせていく。山本はロー主体の攻撃を続け、ラウンド終盤には左ローでベノーイを転倒させる。記者採点は10-10のイーブン。
 2R、ベノーイは山本の左ローに合わせて左フック。ベノーイがサウスポーに戻してローを蹴り合う両者。山本が右フックから左ローのコンビネーションで手数を増やしていく。ベノーイは再びオーソに変わると強い右ミドルから右ストレート。互いにパンチの数も増やすが、固いディフェンスを崩すには至らない。記者採点は10-10のイーブン。



 3R、ボディへのフックから左ローを蹴っていく山本。ベノーイも右ミドルから右ストレートのダブルとすぐに攻撃をリターンしていく。山本は右フックで前に出て左ロー。ラウンド終盤にはベノーイをロープに詰めて左ハイ、バックスピンキックも放っていくが、いずれもベノーイのガードの上。クリーンヒットはないものの、山本がプレッシャーをかけ続ける展開で試合終了。記者採点は10-9、トータルスコア30-29で山本。判定は1者が山本につけるも、残り2者はドローとして延長戦に突入する。
 4R、ベノーイは右ミドル、山本は左インローを蹴り合い、ベノーイはローに左フックを合わせるが、山本がしっかりかわしていく。山本は右フックで詰めて左フック、ロー、左ハイと攻撃を出していくが、これもベノーイのディフェンスを崩しきるには至らず。ベノーイは離れて右ミドルを連打し、山本が入ってくるとテンカオを合わせる。4Rも互いに決定的な有効打はなくタイムアップ。ベノーイは右ミドルでポイントアウトしたと見たか、手を上げて勝利をアピールする。判定は3者共に10-9、前に出てプレッシャーをかけ続けた山本が延長戦を制した。




第6試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
×チャンヒョン・リー [イ・チャンヒョン] (韓国/仁川ムビジム/2011年M.K.F -60kgトーナメント優勝)
○梅野源治(PHOENIX/WPMF世界スーパーフェザー級王者)
判定0-3(27-30/27-30/27-30)



 1R、チャンヒョンのローに左ミドルを返す梅野。さらにチャンヒョンの顔面に前蹴りを突き刺し、チャンヒョンがマウスピースを吐き出す。左ミドル、前蹴りももらいながらも、左ボディから詰めて右フックを振るっていくチャンヒョン。梅野は距離が詰まると無理に打ち合おうとはせず、首相撲のような形から、前手で放しながら左ミドルを蹴っていく。チャンヒョンのインローがローブローになって中断後、梅野が左ミドルを連打。これで動きの止まったチャンヒョンに右ストレートもヒットさせる。ラウンド終盤に組んでの膝蹴りで梅野にイエローカード。梅野は組み膝の反則を意識してか、近い距離でも膝蹴りではなく、突き放しての左ミドルで対応している。記者採点は9-10で梅野。



 2R、遠い距離からミドルを連打する梅野。チャンヒョンがパンチで詰めようとしても、コンパクトなワンツー、前手の牽制で阻んで左ミドル。打つ手がなくなってきたチャンヒョンはローを蹴っていくが、梅野がすぐに強い左ミドルをリターンすると、顔面への前蹴りも何度もヒットさせる。記者採点は9-10で梅野。
 3R、梅野はチャンヒョンの腕を破壊せんとばかりに右腕に左ミドルを連打。顔面に前蹴りを突き刺すと笑顔も見せる。チャンヒョンが右アッパーをヒットさせるが、梅野はクリンチワークで追撃を断ち切ると、離して前蹴りを当て返す。強烈な左ミドルを右腕に集中され、チャンヒョンは次第にパンチも少なくなり、ローを返すのが精一杯の状況に。最後まで梅野が蹴り主体の攻撃でチャンヒョンにつけ入る隙を与えずにタイムアップ。記者採点は9-10、トータルスコア27-30で梅野。判定は3者共に27-30、梅野が大差の判定で勝利し、昨年10月のK-1で敗れたチャンヒョンにリベンジを果たした。




第5試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
○花田元誓(リアルディール/1位)
×前口太尊(PHOENIX/5位)
判定3-0(28-26/28-25/30-27)
※3R右フックで前口に1ダウン



 1Rから花田が右フック、左テンカオで前に出て前口にプレッシャーをかけると、膝蹴りでボディを意識させて顔面への左ストレートもヒット。前口は左フック、右ミドルで応戦するが、花田の強い圧力に下がらされてしまう。2Rも花田が前口をコーナーに追い込んでパンチ、膝を連打するなど攻勢をキープ。3R終了間際に右フックでダウンも奪った花田が、大差の判定勝ちを収めた。


第4試合 ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
×仲江川裕人(フリー/スーパーフェザー級3位)
○藤田雄也(極真会館/ライト級8位、2012年RISING ROOKIES CUP同級優勝)
3R 0'59" TKO (ドクターストップ:左ハイキックによる目尻のカット)


第3試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
△佐藤政人(フォルティス渋谷/2位、前J-NETWORKフェザー級王者)
△指首祐太(STRUGGLE/4位、2011年RISING ROOKIES CUP同級優勝)
4R 判定1-0(10-10/10-9/10-10)
3R 判定1-0(28-28/29-28/28-28)


第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
○家元智明(シルバーウルフ/5位)
×蓮見龍馬(y-park/7位)
判定3-0(29-27/29-27/29-26)
※3R右ミドルで蓮見に1ダウン1


第1試合 ライト級(63kg) 3分3R
○丹羽圭介(HAYATO GYM/2010年 RISING ROOKIES CUPスーパーライト級優勝)
×佐藤智啓(STRUGGLE)
判定2-0(28-28/29-28/28-27)



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