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[J-NETWORK] 9.1 後楽園:チームドラゴン勢が12試合中7試合登場

J-NETWORK "MACH GO! GO! '06 1回戦" 9月1日(金) 後楽園ホール 【→カード&チケット】 [→掲示板]

(8/28 up) ウェルター級・渡辺雅和(チームドラゴン/J-NET 10位) vs. メリケン雄人(契明ジム/MA日本 5位)、54.5kg契約・荻野隆一(チームドラゴン/J-NETバンタム級7位) vs. 桜井裕也(習志野ジム/MA日本バンタム級8位)の2試合が追加され、全カードが揃った。これでチームドラゴンからの出場選手が7人、全12試合中過半数を占める大量出場に。前田憲作代表は「近いうちにJ-NETの王座は全ていただきます」と宣言しており、彼らの今大会での成績はMACH GO! GO! 1回戦同様、今大会の大きな注目点となる。

梶原×KAWASAKI、川端×ランボー決定

(8/13 up) ライト級・梶原龍児 vs. KAWASAKI、70kg契約・川端健司 vs. ランボー・ウィラサクレックが決定した。いずれもサバイバルマッチ1(3分3R+延長1R)。
 チームドラゴン所属の梶原と川端は、同チームをフューチャーしたJ-NET 5月大会で大活躍。梶原はライト級王座を獲得し、川端はランボーと同門のゲンナロンに敗れたものの、日本人初のダウン奪取に成功している。
 KAWASAKIは昨年のIKUSA GPでベスト4に入り、6月のR.I.S.E.のFLASH to CRUSHトーナメントでチームドラゴンの上松大輔からダウンを奪い準優勝。梶原は「今まで肘打ちなしのルールで試合をしてきたKAWASAKI選手が相手なら、あえてそのルールで勝負したい」と肘打ち禁止の特別ルールを受諾した。
 ランボーはJ-NET 5月大会で川端と同門の田中龍星に1R KO負けしたが、準備万端で臨んだ7月のM-1ではニック・ヒョードに圧勝。ウィラサクレック会長は、「肘打ちありのルール(ゲンナロン×川端は肘打ちなしルールだった)でランボーを倒せばゲンナロンとの再戦も考える」と言っているという。
 他にもウェルター級・日菜太 (湘南格闘クラブ/8位) vs. 宏二(スクランブル渋谷)等4試合が追加されている。

魂叶獅、MACH参戦決定。組合せ発表

(8/10 up) キックボクシングの52kg契約トーナメント「MACH GO! GO! '06 〜フライ級最強決定トーナメント」の参加選手及び1回戦の組み合わせが決定した。

 魂叶獅(はまっこムエタイ/J-NET王者) vs. 西村勝(E.S.G/NJKF 3位)
 TOMONORI(OGUNI/NJKF王者) vs. 飛燕野嶋(川田/MA 1位)
 森田晃允(士道館橋本/MA王者) vs. 山野寛之(チームドラゴン/J-NET 6位)
 高橋拓也(拳之会/NJKF 1位) vs. 松尾宗(POWER-X/J-NET 2位)

 全選手がフライ級の王者またはランカー。1回戦から「同プロモーション所属」「過去対戦経験あり」などの対戦を避ける為に、参加メンバーサイド了承の上、主催者側で組合せが決まった。準決勝の組み合わせは9月1日の一回戦終了後に抽選で決定する。
 魂叶獅は7/30のはまっこ主催興行で怪我もなく、所属する全日本キックとJ-NETの話し合いも円滑に行われたといい、無事出場が決まった。西村は今年1月、高橋に5R 判定0-3で敗れているが、パンチで追いつめる等健闘している選手だ。
 TOMONORI×飛燕(ひえん)は一回戦で最も注目を浴びそうなカード。TOMONORIは4月に高橋を破りNJKF王者となり、7/25のJ-NET後楽園大会で三好純に完勝。対する飛燕はノンタイトル戦ながら6月に森田を左フックの一撃でKOしている。7月の愛媛での試合では敗れたが、その豪打がMACHで波乱を起こしても不思議ではない。
 山野は昨年のUKF(学生キック連盟)フライ級王者で新空手王者。7/25のJ-NETでは松尾に敗れたが、判定2-0の接戦だった。
 松尾は昨年11月のJ-NETタイトルマッチで魂叶獅相手に健闘。どの選手が準決勝以降に進み、そして因縁の相手との再戦につながることになるのか?
 なお、トーナメント本戦に確定していたKENT(湘南格闘クラブ/J-NET 1位)だが、仕事上の都合で9月1日の試合出場が不可能となり、第一リザーバーという扱いに。準決勝戦進出者に欠場者が出た場合に代打出場する。(井原芳徳)

魂叶獅、MACH GO! GO!出場交渉が白紙に

(7/28 up) J-NETWORKフェザー級王者・魂叶獅(たかし)の所属する全日本キックは27日、J-NET主催のフライ級トーナメント「MACH GO! GO!」への魂叶獅の出場を正式に返事をしていないにも関わらず、J-NETが25日の後楽園大会のパンフで魂叶獅を参戦予定選手として発表したことに抗議した。
 全日本キックの27日夕方の声明文によると、5月にJ-NET側から出場要請があったが、諸条件を含めた正式なオファーが無かったため、「口頭レベルでの試合オファーを鵜呑みにしたまま待ち続けて、いたずらに試合ブランクを作ることは魂叶獅選手にとって良くない」と判断し、全日本7/30横浜大会での魂叶獅の試合出場を決めた。その後、今月24日になって、J-NET側から書面でオファーが届いたが、「試合報酬」「トーナメント組み合わせ決定方法」に具体的に明記されておらず、さらに魂叶獅の試合一週間前であることから、7/30の試合後まで返事を保留することにした。
 全日本キックは「出場“予定”とはいえ、魂叶獅選手の名前をイベント告知に挙げるJ-NETWORKの姿勢に対して、連盟としては首を傾げざるを得ません」と抗議し「現時点で魂叶獅選手の同トーナメントへの出場については、すべて『白紙』とさせて頂きます」と表明した。さらに真王杯を主催するNJKFとの交渉でトラブルが無いことを例に示し、J-NETにも同様の対応を求めた。
 これを受けJ-NETは27日夜、リリースを発表。「数ヶ月前からの口頭レベルでのオファーで参戦予定を明らかにしてしまったこと。それにより魂叶獅選手が7月30日の試合に精神的影響がありかねないこと。以上2点につき、陳謝申し上げます。全日本キック連盟とJ-NETWORKは、友好団体として長年の信頼関係があり、その弛みの中、契約過程に配慮不足がでてしまったことを深く反省するものであります。 以上を踏まえ、魂叶獅選手の参戦については、7月30日の試合終了後、改めてオファーをさせていただきます」と表明した。
 なお、全日本キックは27日夕方の声明文の最後を「このようなトーナメントへの試合オファーを頂いたことについては、大変感謝しており、意義あるものと受け止めておりますことを、どうぞご理解ください」と結んでいる。

今年のマッハはフライ級。NJKFの真王杯開催受け

(5/8 up) NJKFが60kg契約・55kg契約の2本立てトーナメント「真王杯(しんのうはい)」の開催を発表したことに伴い、J-NETWORKは今年のMACH 55(マッハ・ゴー・ゴー)トーナメントを、フライ級選手を対象としたトーナメントに企画を変形することを決定した。
 MACH 55はJ-NET、全日本キック、MAキック、NJKFのバンタム級〜フライ級の8選手が参加し、昨年初開催された55kg契約のトーナメント。3月に一回戦、5月に準決勝、7月に決勝が行われ、藤原あらし(全日本バンタム級王者)が優勝した。
 J-NETは今年も9/1(金)、10/1(日)、11/22(水)の後楽園ホール3大会で第2回大会を行うことを1月の時点で発表していた。しかしNJKFが4月8日発売号の「格闘技通信」誌上で、真王杯を7/22(土)、9/24(日)、11/23(木/祝)の後楽園3大会で行い、他団体の王者クラスにも参戦を呼びかけることを発表。55kg契約の方はMACH 55と企画と時期が重なるため、両団体の話し合いの結果、J-NETは「キックボクシング業界全体の隆盛を期して」今年のMACH 55を中止に。「MACH」をシリーズ名とした「MACH GO GO '06 〜フライ級最強決定トーナメント〜(仮称)」に企画を変形することを決めた。
 さらに両団体は「真王杯は今年のみの開催であり来年は行わない」「J-NETの別企画及び今後の興行にはNJKFも賛同協力を惜しまない」「J-NETも真王杯に協力する」ことで合意。J-NETは真王杯の55kg級に牧裕三(バンタム級王者)、60kg級に尾田淳史(フェザー級王者)、砂田将祈(同級1位)らを推薦する。
 東京・渋谷のフォルティス渋谷ジムで8日行われた会見には、大賀雅裕J-NET代表(写真左)、NJKF理事の玉城良光・東京北星ジム会長(写真右)が出席。大賀代表は「10年、30年、40年先のキック界を見越した決断。キック界のチャンピオンは1人にならないと選手は報われない」、玉城会長も「一つにまとまることは難しいが、ファイトマネーが大きいことは選手にとって良い事」等と話し、両団体の協調関係を示した。
 なお、J-NETの大島健太興行部長は、フライ級のMACH GO GO '06の参戦候補選手として、魂叶獅[たかし](J-NET王者)、KENT(J-NET 1位)、松尾宗(J-NET 2位)、森田晃允(MA王者)、TOMONORI(NJKF王者)、高橋拓也(NJKF前王者)の名前を上げた(※5/9付記:TOMONORIと高橋については、会見後の夕方にNJKF側が参戦を確約した)。契約体重は52kgを予定。大賀代表も「フライ級でもマッハのスピードの試合を見せられる」と成功に自信を示し、実力者の揃ってきたこの階級のトーナメントも、去年同様熱く激しいものとなることが期待できる。(井原芳徳)


 

J-NETWORK "MACH GO! GO! '06 〜フライ級最強決定トーナメント1回戦〜"
2006年9月1日(金) 東京・後楽園ホール
開場・16:45 開始・17:00(予定)
(スカイ・A「J-KICK」にて録画中継。第1回放映 9月8日(金)24:20〜26:20)
審判:JKBレフェリー協会


第12試合 MGG52kgトーナメント1回戦 3分5R
魂叶獅(はまっこムエタイジム/J-NETフライ級王者)
西村 勝(E.S.G/NJKFフライ級3位)

第11試合 MGG52kgトーナメント1回戦 3分5R
TOMONORI(OGUNI-GYM/NJKFフライ級王者)
飛燕野嶋(川田ジム/MA日本フライ級2位)

第10試合 MGG52kgトーナメント1回戦 3分5R
森田晃允(士道館橋本道場/MA日本フライ級王者)
山野寛之(チームドラゴン/J-NETフライ級6位)

第9試合 MGG52kgトーナメント1回戦 3分5R
高橋拓也(拳之会/NJKFフライ級1位)
松尾 宗(POWER-X/J-NETフライ級2位)

第8試合 ライト級 肘無し サバイバルマッチ1(3分3R+延長1R)
梶原龍児(チームドラゴン/J-NETライト王者)
KAWASAKI(リアルディール)

第7試合 70kg契約 サバイバルマッチ1
川端健司(チームドラゴン)
ランボー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサレクレック・フェアテックス・ジム)

第6試合 ウェルター級 サバイバルマッチ1
渡辺雅和(チームドラゴン/J-NET 10位)
メリケン雄人(契明ジム/MA日本 5位)

第5試合 ウェルター級 サバイバルマッチ1
日菜太 (湘南格闘クラブ/J--NET 8位)
宏二(スクランブル渋谷)

第4試合 ライト級 サバイバルマッチ1
田中信二(ODJ/J-NET 5位)
細野岳範(チームドラゴン)

第3試合 54.5kg契約 3分3R
荻野隆一(チームドラゴン/J-NETバンタム級7位)
桜井裕也(習志野ジム/MA日本バンタム級8位)

第2試合 ライト級 3分3R
NIIZUMAX!(クロスポイント吉祥寺)
龍馬(y-park)

第1試合 ヘビー級 3分3R
敏センチャイジム(NJKF・センチャイジム) ※富樫龍一(梁山泊)は急病により欠場
狂太郎レンジャー(チームドラゴン/J-NET 6位)

※選手の怪我などによりカードの変更や中止が余儀なくされる場合がございますのでご了承ください。


◆チケット料金(カッコ内は当日料金)
SRS席 ¥9,000(¥10,000)
RS席 ¥7,000(¥8,000)
S席 ¥5,000(¥6,000)
A席 ¥4,000(¥5,000)
立見 当日のみ販売(¥3,500)

◆チケット販売所
チケットぴあ、後楽園ホール、J-NETWORK&各ジム

◆お問い合わせ
J-NETWORK TEL 03-3419-0536 MAIL info■kickboxing.co.jp(■を@に変えて下さい)

Last Update : 08/28 13:06

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