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(レポ&写真) [J-NETWORK] 7.25 後楽園:寒川×我龍は不完全決着

J-NETWORK "GO! GO! J-NET '06 〜STREETS of FIRE〜"
2006年7月25日(火) 東京・後楽園ホール
審判:JKBレフェリー協会

  レポート&写真:井原芳徳  【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】
  (スカイ・A「J-KICK」にて録画中継。初回7月28日(金)22:00〜24:00。再放送あり)
 

第13試合 メインイベント J-NETWORKミドル級タイトルマッチ 3分5R
○寒川直喜(バンゲリングベイ/王者)
×我龍真吾(ファイティングマスター/挑戦者・J-NETウェルター級王者)
4R 負傷判定3-0 (シーナ40-38/少40-38/松田39-38)

※寒川が初防衛
※寒川が頭部、我龍が左眉を切り、両者同時にドクターストップ。4R途中までの試合内容で判定

 1R、互いに相手をコカしては上からにらみつける等、ケンカ腰のファイト。意地の張り合いに場内が盛り上がる。2Rに入り主導権を握ったのは体格で上回る寒川。パンチの連打と右ハイを当て、終盤にはパンチからローへのコンビを決める。
 だがラウンド終了間際、コーナー際での攻防で寒川が頭部、我龍が左眉をカットし大出血。ドクターチェックと血まみれのドツキ合いが繰り返され、4R途中でついに両者ドクターストップがかかった。

 その時点までの試合内容で寒川の判定勝ちとなったものの、一部の我龍応援団の怒りがおさまらず、我龍が「僕の負けです」と叫んでなだめる一幕もあった。
 勝利者インタビューで寒川は「我龍さんと再戦したい。これがケンカだったら結果はわからない。再戦は明日でもいい。素手でも何でも、過激なルールでやってもいい」と話していた。
 なお、J-NET興行部は大会翌日、プレスリリースで経緯を説明し、混乱を生じたこと等を謝罪。再戦実現に努めることを約束している。我龍陣営も一連の混乱に関し謝罪している。

第12試合 セミファイナル 肘無し 72kg契約 サバイバルマッチ1(3分3R+延長1R)
○新田明臣(バンゲリングベイ)
×オレグ・ウチェニン(ロシア/BUKUROジム)
判定3-0 (松田30-29/シーナ29-28/小川30-28)


 ウチョニンのボディ連打に押される場面もあった新田だが、自分のペースを崩さず右ローと首相撲からの左膝蹴りを着実に効かせ、じわじわと攻勢に。タフなウチョニンからダウンを奪えなかったものの、右ハイも当て何度もチャンスを作り完勝した。

第11試合 70kg契約 肘無し サバイバルマッチ1
×木浪利幸(BNB/WPMF世界スーパーウェルター級王者)
○田中龍星(チームドラゴン/J-NETミドル級5位)
判定0-2 (小川30-30/山中29-30/シーナ28-30)


 木浪のムエタイ式のリズムに翻弄されることなく、田中がボクシング主体の攻めでペース。1R終盤には右フックで木浪をひるませ、バックブローや膝も織り交ぜ手数多く攻める。木浪も右ローを返すものの、全ての攻撃が1テンポ遅く動きが重い。3Rには右ストレートのクリーンヒットを何度か浴び、まさかの黒星を喫してしまった。

第10試合 52kg契約 サバイバルマッチ1
○TOMONORI(OGUNI-GYM/NJKFフライ級・WMCインターコンチネンタルSフライ級・UKF世界バンタム級王者)
×三好 純(y-park)
判定3-0 (少30-24/山中30-24/小川30-24)


 1RにTOMONORIが左フックでダウンを奪取。ローもじわじわと効かせ、3Rには立て続けに2ダウンを奪う。だが三好は回し蹴りで果敢に応戦し、最後まで勝負をあきらめず。TOMONORIはあと1度のダウンを奪えなかった。

第9試合 63kg契約 サバイバルマッチ1
○小宮由紀博(フォルティス渋谷/J-NETライト級1位)
×明日華和哉(バンゲリングベイ)
1R 0'39" KO (右膝蹴り)


 開始すぐ、小宮は左ストレートをクリーンヒット。コーナーに詰めると右フックと膝蹴り2発を顔面に叩き込み、復帰戦の明日華をあっさりと葬った。

第8試合 フライ級 サバイバルマッチ1
○松尾 宗(POWER-X/2位)
×山野寛之(チームドラゴン/6位)
判定2-0 (シーナ29-29/松田30-29/少30-29)


 右ローを当て続けた松尾が勝利。だが山野もパンチと肘で果敢に応戦し、左ハイを当てる等健闘した。

第7試合 ウェルター級 サバイバルマッチ1
○田中秀弥(POWER-X/4位)
×吉川英明(チームドラゴン/9位)
4R 判定3-0 (小川10-9/シーナ10-9/松田10-9)
3R 判定0-1 (小川29-30/シーナ29-29/松田30-30)

第6試合 J-GIRLS ミニマム級 2分3R
×大島 椿(ソーチタラダ渋谷/2位)
○山田純琴(y-park)
判定0-3 (29-30/28-29/28-29)

第5試合 J-GIRLS 60kg契約 2分3R
×篠原 光(チーム南部)
○小八ヶ代真紀(ストライプル/6位)
判定0-3 (29-30/29-30/29-30)

第4試合 58kg契約 3分3R
○AKIRA(チームドラゴン/フェザー級7位)
×小野隆介(クロスポイント吉祥寺)
1R 3'05" KO

第3試合 58kg契約 3分3R
○江口光治(チームドラゴン/フェザー級6位)
×小山内直人(MAキック・谷山ジム)
判定3-0 (30-29/30-27/30-27)

第2試合 58.5kg契約 3分3R
×クレイジー・ヒル(バンゲリングベイ)
○木村敬明(レグルス池袋)
3R 0'18" KO

第1試合 ウェルター級 3分3R
○健太(NJKF・E.S.G)
×飛本 栽(y-park)
判定3-0 (30-28/30-27/30-27)

Last Update : 07/26 11:42

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