KNOCK OUT 8.18 大田区総合体育館:江幡塁、小笠原瑛作を返り討ちしスーパーバンタム級王者に。ジョムトーン、日菜太に判定勝ち
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KNOCK OUT – K.O CLIMAX 2019 SUMMER KICK FEVER
2019年8月18日(日) 東京・大田区総合体育館
レポート&写真:井原芳徳
K.O CLIMAX
第5試合 KING of KNOCK OUT初代スーパーバンタム級(55.5kg)王座決定1DAYトーナメント準決勝(1) 3分3R(延長1R)
×ミケール・フェルナンデス[Mikel Fernandez](スペイン/マンバジム/ISKAスペイン・ムエタイ・フェザー級王者)
○小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/WPMF世界スーパーバンタム級王者、ISKA K-1ルール世界バンタム級(55kg)王者)
判定0-3 (北尻28-30/センチャイ28-30/山根27-30)
小野寺力氏に代わり、REBELSの山口元気代表がKNOCK OUTの新プロデューサーに就任してから初の大会。KNOCK OUTと同じブシロード系列の新日本プロレスの夏の恒例イベント「G1 CLIMAX」を彷彿とさせる「K.O CLIMAX」という大会名がつき、KNOCK OUTでも夏の恒例行事化を目指す。今回の観衆は3,100人(主催者発表)。なお、大会中には、来年2月11日に大田区総合体育館大会が開催されることが発表された。
新生KNOCK OUTでは、試合数が増え、肘無しのREBELSルールの試合も組まれ、さらに4選手による1DAYトーナメントも初めて実施された。初代スーパーバンタム級王者を決めるトーナメントの出場メンバーは江幡塁、大野貴志、ミケール・フェルナンデス、小笠原瑛作の4選手だ。
双子の江幡兄弟の弟・塁と、小笠原兄弟の弟・瑛作は昨年6月のKNOCK OUTで対戦し、瑛作が優位に進めていたかに見えたが、塁が3Rに右ストレートで一撃KO勝ち。塁はKNOCK OUT AWARD 2018のベストKO賞に選ばれた。今回のトーナメントでは2人が勝ち上がって決勝で当たるかが焦点となる。
大野は16年3月のREBELSで瑛作に3R左ローでKO負けしている。6月9日のREBELSで今回のトーナメント出場者決定戦が組まれ、大野はKING強介から左フックで1ダウンを奪い判定勝ちしている。フェルナンデスは初来日の27歳で、キックのプロ戦績は14戦13勝(12KO)1敗と高いKO率を誇る。
瑛作×フェルナンデスの1R、長身のフェルナンデスが前に出て、右ストレート、右ボディストレートをヒットする。時折ひるんでしまう瑛作だが、サウスポーからの奥足狙いの左ローを執拗に当て続けると、終盤に効き目を発揮し、フェルナンデスがひるむように。
2R、序盤こそフェルナンデスのパンチをもらった瑛作だが、左の奥ローを当て続け、度々フェルナンデスをひるませる。
3Rも瑛作が右ローを当て続けるが、ローブローがあり一時中断。再開後、フェルナンデスが組んで膝を連打して崩した後、左ローを顔面に蹴ってしまい、イエローカードをもらう。その直後、瑛作の鼻のドクターチェックが入るが再開。瑛作が随所でローを当てつつ、最後はステップでかわし終了。瑛作がローを駆使してポイントを稼いで判定勝ちし、初戦を突破した。
第6試合 KING of KNOCK OUT初代スーパーバンタム級(55.5kg)王座決定1DAYトーナメント準決勝(2) 3分3R(延長1R)
○江幡 塁(伊原道場/WKBA世界スーパーバンタム級王者)
×大野貴志(士道館新座ジム/WMC日本スーパーバンタム級王者)
判定2-0 (山根29-27/北尻28-28/少29-28)
1R、塁が圧力をかけ、大野が回って細かく動き続けるが、大野の左ミドルの直後、塁が左フックを合わせ、ダウンを奪う。その後も塁が左フック、右ハイを当て続けて優位を維持する。
2R、塁が左ボディを空振りして少し体勢が崩れた直後、大野が右ストレートで詰め、右ハイを当てて塁をひるませる。大野はパンチラッシュで下がらせながら左の縦肘もヒットし、塁は左まぶたを切り、ドクターチェックを受ける。その後も大野が右フックを当てて、スリップさせる場面も作り優位を維持する。
3R、大野も右ストレートを当てる場面もあったが、塁が随所で左右のパンチをまとめ、右ハイでも脅かして挽回。大野の健闘も光ったが、塁が1Rと3Rのポイントを取り、決勝に駒を進めた。
第10試合 メインイベント KING of KNOCK OUT初代スーパーバンタム級(55.5kg)王座決定1DAYトーナメント決勝 3分3R(延長1R)
○江幡 塁(伊原道場/WKBA世界スーパーバンタム級王者)
×小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/WPMF世界スーパーバンタム級王者、ISKA K-1ルール世界バンタム級(55kg)王者)
判定3-0 (北尻29-28/センチャイ30-28/秋谷30-26)
※江幡が王者に
決勝は下馬評通りの再戦構図だが、楽な道のりでは無かった。山口プロデューサーによると、一回戦で塁は左まぶたを切り、瑛作は鼻を骨折し、試合後にドクターは両者の決勝に難色を示したが、当然、両者とも試合を熱望したため、戦うことになったという。
1R、塁はオーソドックスから右ミドル、右ストレート、瑛作はサウスポーから左ミドルを当てる。終盤、塁が右ボディと右ストレートの連打で、瑛作をのけぞらせて好印象を残す。記者採点は塁。
2R、塁が右ミドルを効かせた後、右フック、右ストレートの連打でダウンを奪取。その後も塁が右ミドルを強打し続け、瑛作を痛めつける。
3R、瑛作は逆転を狙って必死に前に出て、左ミドルを当て続けるが、塁は耐え、随所で左右のハイを当て印象を残す。終盤、瑛作は蹴りを空振りしてスリップし、すぐ立てない。記者採点はイーブン。合計30-27で塁。塁が瑛作を返り討ちし、王者になった。
なお、大会後のインタビューで、塁は以前から熱望している那須川天心戦について「今回KNOCK OUTのベルトを取って、発言権を持って戦えると思います。やりたいです」とコメント。瑛作との無傷の状態での3度目の対戦にも前向きな姿勢を示した。
第9試合 セミファイナル REBELSルール(肘無し) 70kg級(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
×日菜太(クロスポイント吉祥寺/REBELS 70kg級王者)
○ジョムトーン・チューワッタナ(タイ/元ラジャダムナン3階級王者、元プロボクシング東洋太平洋スーパーフェザー級王者)
判定0-3 (センチャイ28-29/秋谷28-29/北尻27-30)
ジョムトーンは元ラジャダムナン3階級王者、元プロボクシング東洋太平洋スーパーフェザー級王者。プロボクシングは9戦8勝1敗で、15年5月に大田区総合体育館で内山高志にTKO負けしている。ムエタイではゲーオ、ノンオー、大和哲也に勝ったことがある。近年は中国を主戦場とし、16年のクンルンファイトの16人参加のトーナメントでは準優勝し、17年7月のクンルンでは日菜太と同門のT-98にローキックでTKO勝ちしている。現在29歳で、タイ人としてはベテランの域に入っているが、コンスタントに試合をこなしトップ戦線を走り続けている。
日菜太はK-1 JAPAN GROUPとの契約が3月で切れ、新たな戦いの舞台へ進むことに。日菜太は会見で「ジョムトーンに勝って、その後も凄い活躍をしたら、来年1月4日と5日の新日本プロレス東京ドーム大会の中で僕の試合を組んで欲しい」とアピールしており、今回は目標達成に向けて落とせない試合だ。
1R、両者サウスポーに構え、左ローを打ち合うが、ジョムトーンのローの威力が上回る。ジョムトーンは日菜太の蹴り足をすくって左ストレートも当てる。中盤、ジョムトーンが左ローを効かせてから、左ストレートでダウンを奪う。
2R、ジョムトーンは組んでからの左膝も駆使し、日菜太の体力を削りつつ、左ストレートでも日菜太をひるませる。それでも日菜太は耐え、執拗に左ローを当て続けると、ジョムトーンは少し終盤バランスを崩す。記者採点はイーブン。
3Rも日菜太は左ローを当て、ジョムトーンは耐え、左ミドルを随所で返す。日菜太は連打をまとめてはっきり差をつけたいが、ジョムトーンはステップやクリンチも駆使して逃げ切る。記者採点は日菜太。合計28-29でジョムトーン。ジャッジ3者ともジョムトーンを支持し、ジョムトーンが判定勝ちした。
第8試合 63.5kg契約 3分5R
○宮越慶二郎(拳粋会宮越道場/WBCムエタイ・インターナショナル・ライト級王者)
×鈴木真治(フジマキックムエタイジム/元J-NETWORKスーパーライト級王者)
3R 2’05” TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる左まぶたのカット)
1R、細かく動く宮越に対し、鈴木が左インローを当て続け、少し宮越をぐらつかせる。鈴木は右フックを中盤に強打する場面も。記者採点は鈴木。ジャッジも1名が鈴木につける。
2R、中盤に鈴木は左ボディと左フックの連打を決め、左右のローも執拗に当て続け、主導権を維持する。記者採点は鈴木。ジャッジも2名が鈴木につける。
3R、鈴木のローが効き目を発揮してきたこともあってか、鈴木が左右のフックを当てると、宮越はバランスを崩すように。鈴木は終盤、左ボディを当てるが、直後に宮越は右肘をクリーンヒット。鈴木は左まぶたを切られ、ドクターチェックでストップがかかった。宮越は逆転勝ちを果たしたが、笑顔は無かった。
第7試合 58kg契約 3分5R
×駿太(谷山ジム/Bigbangスーパーフェザー級王者)
○安本晴翔(橋本道場/REBELS-MUAYTHAIフェザー級王者)
5R 1’18” KO (パンチ連打)
安本はROAD TO KNOCK OUTに出場経験があるが、KNOCK OUTの本戦には初登場。6月のREBELSでの栗秋祥梧とのREBELS-MUAYTHAIフェザー級王座決定戦では、栗秋を左ミドル、膝、パンチと多様な技で圧倒し5R判定勝ちしている。
19歳の安本に立ちはだかるのは、キャリア16年・37歳のベテラン駿太。KNOCK OUTには昨年9月に初参戦し、髙橋聖人との激闘を制し、12月の両国では村田裕俊に5R TKO勝ちした。最近では6月7日のBigbangで元WBCムエタイ日本王者の琢磨を2R左フックで沈め好調だったが、若い安本に圧倒されることに。
1R、安本が左ミドルを当て、左ハイをクリーンヒットし、少し駿太の動きを鈍らせてから、右ストレートでひるませ、パンチラッシュで追い詰める。駿太は右まぶたをカットしドクターチェックを受ける。記者採点もジャッジも安本。1名は10-8と差をつける。
2R、安本は1Rで攻め疲れたか?勢いが落ち、左ボディやストレートやハイを当てて会場を沸かせるが単発止まり。駿太が随所でパンチ、ミドル、膝を当て、じわじわと安本を削る。記者採点はイーブン。ジャッジ2名が安本につける。
3Rも駿太が執拗に右ミドル、膝を当てる。安本はロープを背負いながらも随所で左ハイ、バックハンドブローなどを当ててインパクトを残す。記者採点もジャッジも安本。
4Rも駿太がボディ狙いの蹴りとパンチをヒットする。安本は疲れてきており、攻撃のキレは落ちるが、随所で左ハイ、ストレート等を返し、駿太に流れを作らせない。
5R、出血の止まらない駿太はドクターチェックを受ける。すると再開後、安本が一気にパンチラッシュを仕掛け、駿太からダウンを奪取。駿太は立ち上がったが、フラついて倒れて、安本のKO勝ちとなった。なお、安本が大会のベストKO賞を獲得した。
第4試合 72.6kg契約(ミドル級相当) 3分5R
○T-98(クロスポイント吉祥寺/WBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者、元ラジャダムナン・INNOVATION・REBELS-MUAYTHAI同級王者、元WPMF世界ミドル級王者)
×斗吾(伊原道場/新日本ミドル級王者)
4R 1’13” TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる額のカット)
1R、T-98が圧をかけ右ローを随所で当てるが、斗吾はまだひるまず、時折パンチを返す。両者まだ慎重で、記者採点もジャッジ3者もイーブン。
2R、T-98がローのヒットを増やすが、斗吾も終盤、パンチのヒットを増やして挽回する。ジャッジ2名がT-98につける。記者採点はイーブン。
3R、T-98が右ローのヒットを増やし、斗吾を少し下がらせ、右肘で斗吾の左まぶたを切り裂き、ドクターチェックを呼び込む。記者採点もジャッジ3者もT-98。
すると4R、右肘で額も切り裂き、右ローでスリップさせる。その後、ドクターチェックが入り、ストップがかかり、T-98のTKO勝ちとなった。
第3試合 62kg契約 3分3R(延長1R)
×良太郎(池袋BLUE DOG GYM/REBELS-MUAYTHAIライト級王者)
○雅 駿介(PHOENIX/ムエタイオープン&スック・ワンキントーン・ライト級王者)
3R 2’35” TKO (レフェリーストップ:右肘打ちによる左まぶたのカット)
1R、雅が首相撲で良太郎を再三捕まえ、膝を当て続け、突き放しての右肘も随所でヒットする。離れれば左右のミドルも当てて優位に試合を運ぶ。
2R、良太郎が雅の右ミドルに右フックを合わせてひるませたが、中盤以降は雅が首相撲からの膝、肘で良太郎を攻め続けて挽回する。良太郎は顔面を数か所切られる。
3Rも雅が膝主体で優位を維持し、中盤、右の縦肘で左まぶたを切り裂き、ドクターチェックが入る。再開するも、雅の攻撃をもらい続けた良太郎が血だるまになったところで少レフェリーがストップした。
第2試合 REBELSルール(肘無し) 女子46kg契約 3分3R
○ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)
×祥子(JSKキックボクシングジム)
判定2-0 (少30-28/和田29-29/センチャイ29-28)
1R、お互いミドル、組んでの膝を当てる中で、祥子は時折詰めてのパンチの連打も決める。
2Rもクリンチになる場面が多く、ぱんちゃんは膝のヒットではやや上だが、組み際にパンチをもらううちに鼻血を出すように。
3Rも同じような構図で、お互い譲らないものの、ぱんちゃんが少し膝のヒットを増やしやや優位に。
記者採点は2Rに祥子、3Rにぱんちゃんにつけ29-29のイーブン。ジャッジは2者がぱんちゃんを支持し、ぱんちゃんの勝利となった。
第1試合 63kg契約 3分3R
×大月晴明(マスクマンズ/元K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級(60kg)王者、元WPKC世界ムエタイ&全日本ライト級王者)
○丹羽圭介(TEAM KSK/REBELS 63kg級王者)
判定0-3 (和田26-30/センチャイ26-30/少26-30)
1R、お見合いが続いた後、大月が右フックを当ててからラッシュを仕掛けるが、丹羽が下がりながら右ストレートを当ててダウンを奪取する。
2R、大月は右ロー、左ボディを当て、顔面へのフックにつなげようとするが、空振りが続く。丹羽は右ストレート、左右の前蹴りをコツコツと当て続け、攻撃数では上だ。
3R、大月が左右のオーバーハンドフックでぐらつかせる場面もあるが、丹羽はなんとか耐え、右ストレート、右ミドル等を数多く当て続け、点差を広げて判定勝ちした。
REBELS division
第4試合 55.5kg契約(スーパーバンタム級=55.34kgから変更) 3分3R
×炎出丸(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKスーパーバンタム級王者)
○壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム/LPNJ(ルンピニー日本)バンタム級王者)
判定0-3 (山根27-30/北尻27-30/和田27-30)
この試合は「KING of KNOCK OUT初代スーパーバンタム級(55.5kg)王座決定1DAYトーナメント」のリザーブファイトとして行われることが、大会前夜に発表された。
1R、壱がサウスポーからの左ミドルを強打するが、炎出丸は圧をかけ続け、随所で右ローをお返しする。
2R、壱が左ミドル、右の顔面狙いの前蹴りのヒットを増やすが、終盤、炎出丸も蹴り足をつかんでからの右フックを当てて好印象を残す。
3R、壱が組んでの膝、ミドルを当て続け、随所で崩しも決め、炎出丸の反撃を封じ判定勝ちした。
第3試合 52.5kg契約 3分3R(延長1R)
×蓮沼拓矢(ノーナクシンムエタイジム東京)
○濱田 巧(team AKATSUKI)
判定0-3 (27-29/27-29/27-29)
両者は昨年6月に対戦し、蓮沼がKO勝ちしている。1R、濱田が蓮沼をコーナーに詰めると、右のバックハンドブローの奇襲に成功しダウンを奪う。途中、町田光のような居合ポーズも見せ、観客を驚かせる。
2R、蓮沼もバックブローを返し、蹴り、パンチの数を増やし、終盤には縦肘も当てて攻勢に。
3R、パンチの打ち合いが増え、濱田がややヒット上で終了。1Rの奇襲が功を奏し、濱田が判定勝ちでリベンジを果たした。
第2試合 63kg契約 3分3R
×ジョニー・オリベイラ(ブラジル/トーエルジム/新日本ライト級6位)
○与座優貴(橋本道場/極真会館2017全世界ウェイト制軽量級(70kg)優勝)
判定0-3 (北尻28-29/山根29-30/秋谷28-30)
1R、与座は慎重ながらも、随所でサウスポーからの左ロー、ミドルを当てて主導権を維持する。2R、与座は序盤こそ蹴りを当てるが、慎重なファイトが続き、少しずつオリベイラもパンチを返すように。3R、オリベイラが疲れてくると、与座が左ミドル、ハイ、ローを当て続け判定勝ちした。
第1試合 REBELSルール(肘無し) 80kg契約 3分3R
×ロッキー川村(パンクラスイズム横浜/元パンクラス・ライトヘビー級&ミドル級王者)
○吉野友規(STURGIS新宿ジム)
2R 1’13” KO (右ストレート)
1R、吉野が圧力をかけ続け、随所で重みのある右のパンチを当て、何度か川村をひるませる。川村もカウンターでパンチを返す場面も。2R、吉野は序盤から伸びのある右ストレートでダウンを奪うと、ダメージの溜まった川村にパンチを連打し、最後は右ストレートで2ダウン目を奪ったところで和田レフェリーがストップした。
オープニングマッチ第2試合 フェザー級 3分3R
○浦林 幹(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKバンタム級王者)
×塚本勝彦(TORNADO)
判定3-0 (28-27/29-27/29-27)
※1R右フックで塚本に2ダウン
オープニングマッチ第1試合 57.5kg契約 3分3R
○新田宗一郎(クロスポイント吉祥寺)
×神田賢吾(ウィラサクレック・フェアテックス幕張)
2R 0’25” KO (右フック)