ONE 5.22 ルンピニー(レポ):KANA、ミャンマーのベロニカに惜敗。TEPPENの奥村将真と嵐舞が勝利しONEと本戦契約
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ONE Friday Fights 155 & The Inner Circle
2026年5月22日(金)タイ・バンコク・ルンピニースタジアム
レポート:井原芳徳 写真:(C)ONE Championship
KANA、ミャンマーのベロニカに惜敗
第2試合 キックボクシング 女子アトム級 3分3R
○ベロニカ[Vero Nika](ミャンマー)
×KANA(Team Aftermath/元K-1&Krush女子フライ級(52kg)王者)
判定3-0
KANAは33歳。19年12月のK-1初代女子フライ級王座決定トーナメントでクリスティーナ・モラレス、ヨセフィン・ノットソンを破って優勝し王者に。3度防衛したが、23年12月にアントニア・プリフティに判定負けし王座陥落した。24年9月にONEと契約。12月のONEで念願のアニッサ・メクセン戦が組まれたが終始翻弄され判定負け。昨年1月の2戦目ではモア・カールソンに判定勝ち。3月の埼玉大会ではONEキックボクシング女子アトム級王者・ペッディージャーに挑戦したが判定負け。11月の有明大会では、2年ぶりに復帰したスタンプ・フェアテックスに判定勝ちした。
ベロニカはタイのタイガームエタイに在籍する29歳のミャンマー人。ONEフライデーでムエタイで4戦し3勝1敗。25年2月の初戦では判定1-2でチリの選手に判定負けしたが、以降はタイの選手にTKO勝ちし、中国、イスラエルの選手に判定勝ちしている。
1R、KANAが最初、前に出て積極的に蹴りを放つが、次第にベロニカが前に出返し、中央付近での攻防となり、ベロニカも蹴りを返す。五分の状態が続き、終盤、ベロニカが手数を増やそうとすると、KANAも攻撃を返していると、右カーフキックが効き目を発揮し、ベロニカは下がり気味になり、少しバランスを崩す。記者採点はKANAだが僅差のためベロニカにつく可能性もある。
2R、KANAが右カーフを当てていると、ベロニカはまたも下がり気味になり、左ミドルを放っても軸足の右足が少し沈んでしまう。だがベロニカは左ジャブを突きつつ回ってKANAの追撃を封じる。すると終盤、ベロニカは左のフックをフェイントにしつつ右ストレートをヒット。KANAはスイッチを織り交ぜでプレッシャーを強めるが、ベロニカは右ストレート、ハイを立て続けに当て、KANAを後退させると、今度は左テンカオ、フックを立て続けに当て、さらにKANAを下がらせる。KANAはクリンチで追撃を封じる。最後もベロニカが左ボディを効かせ、右バックハンドブローも当てて追い詰める。記者採点はベロニカ。
3R、KANAは巻き返しを狙って最初から前に出る。KANAが右ハイ、カーフ、フック等を当て、やや優位に進める。ベロニカも右ハイや膝蹴りを返すが、足のダメージの影響もあって、攻撃が減り、圧も落ちる。だがKANAも追い詰めきれず、ベロニカも随所で右フック等を返し、KANAに決定的な場面を作らせず終わる。記者採点はKANAだが割れる可能性もある程度の差だ。合計29-28でKANA。ジャッジは3者ともベロニカを支持し、ベロニカが判定勝ちした。
TEPPENの奥村将真と嵐舞が勝利しONEと本戦契約
第6試合 キックボクシング バンタム級 3分3R
×イー・ヌオ(中国)
○嵐舞[らんま](TEAM TEPPEN)
1R 1’01” KO (左ボディストレート)
嵐舞は1月、3月とONEフライデーで2連勝し今回が3戦目。1R、嵐舞がサウスポーで構え、オーソドックスで前に出て来るイーを左回りでかわしていると、20秒過ぎに早くも左ハイキックをクリーンヒットしてダウンを奪う。さらに嵐舞は左ハイを当て、左ボディストレートでダウンを奪うと、イーはうずくまったまま立てず、嵐舞のKO勝ちとなった。
勝利者インタビューで嵐舞がタイ語で「タイでのONEで戦えてうれしいです」と話すと、ONEとの10万ドル(1600万円)での本戦契約、35万バーツ(170万円)のボーナスをダブルで獲得し、「日本に帰っておいしいものを食べます」とタイ語で話した。
第7試合 キックボクシング ストロー級 3分3R
×シェン・イージョウ(中国)
○奥村将真(TEAM TEPPEN)
判定0-3
奥村は昨年10月、今年1月、3月とONEフライデーに参戦し3連勝中。1R、長身のシェンが伸びのある膝蹴りやミドルやジャブで奥村に襲い掛かるが、奥村も随所で左右のストレート等のパンチを返し、最後は左ボディ、アッパーも当てて、ヒット数を伸ばして終える。記者採点は奥村だが僅差のため割れる可能性がある。
2R、接近戦でシェンが顔面狙いの膝蹴り、奥村がパンチを顔面とボディに当てつつ右カーフも当て、削り合う展開に。中盤、シェンはマウスピースを吐き出して、回復の時間を作ろうとする一幕も。すると中盤過ぎから、奥村が左ボディを度々当てるようになる。シェンは耐えるが攻撃が減る。記者採点は奥村。
3R、シェンはパンチを振り回すが単調な振りで、奥村はかわしつつ、左ボディ、インロー、右カーフを当てて、シェンをしっかり削る。終盤も奥村が左ボディ、前蹴り等を随所で当て、優位をキープして終える。記者採点は奥村。合計27-30で奥村。ジャッジ3者も奥村を支持し、奥村が判定勝ちし、ONEでの連勝を4に伸ばした。
奥村は判定勝ちながらもリング上での勝利者インタビューの場が設けられ、嵐舞同様に10万ドル(1600万円)での本戦契約が発表された。奥村は「最高です。でもまだまだこんな内容じゃダメなんで、倒せる選手になって、ONEで自分の強さを証明していきます」と話した。ONEは8月以降、日本シリーズのONE SAMURAIを月1回ペースで開催するため、選手の囲い込みを本格化させていると言えよう。









