ONE 1.12 ルンピニー(レポ):小川翔、ONE 3戦目で初勝利目指すも2R肘をもらいKO負け
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
センチャイムエタイジム中野
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ONE Friday Fights 47
2024年1月12日(金)タイ・バンコク・ルンピニースタジアム
レポート:井原芳徳 写真提供:(C)ONE Championship
第4試合 ムエタイ 140ポンド(63.5kg)契約 3分3R
○ヌンパンニャー・イーグルムエタイ[Numpangna Eagle Muaythay](タイ)
×小川 翔(OISHI GYM/HOOST CUP日本スーパーライト級(63kg)王者、RISEライト級(63kg)5位、元WBCムエタイ日本統一&REBELS-MUAYTHAIライト級王者)
2R 1’52” KO (左肘打ち)
小川はK-1甲子園2012優勝者で30歳。67戦36勝(10KO)27敗4分。17年には武尊戦で話題を呼ぶスーパーレックとも戦ったことがあり、肘で切られTKO負けしている。20年には白鳥大珠と重森陽太に判定負けするも延長戦まで持ち込んだ。21年12月の北井智大以降1年間5試合は負け無しだったが、5月のKICK BOXING WORLD CUP大田大会でチョ・ギョンジェに判定負け。6月のONEルンピニーでONEに初参戦すると、トンサヤーム・ゲッソンリットに判定負けしたものの、3Rにトンサヤームをロープに詰めてパンチを連打し、観客を沸かせた。8月の2戦目でもペットガーフィールド・ジットムアンノンに判定負けしたが、パンチと肘で激しい打ち合いを繰り広げて会場を沸かせ、35万バーツ(約140万円)のボーナスを獲得していた。
ヌンパンニャーは26歳。ONE Friday Fightsは2度出場し、5月の初戦ではキルギスの選手に右ローでTKO勝ちしたものの、10月の2戦目ではペットガーフィールドに判定負けしている。
1R、小川が右ローと左インロー、ヌンパンニャーが右ミドル主体でローも絡め、蹴り主体の攻防が続く。中盤過ぎからはお互いパンチも絡めるように。終盤、ヌンパンニャーが圧力を強めると、左肘打ちと右ストレートを連続でヒットする。小川は意識が飛び腰が落ちるが、ロープに引っ掛かり、ダウンは免れる。
SHARP elbow Numpangna stops Sho Ogawa in style!#ONEFridayFights47| Live Now
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2R、ヌンパンニャーは圧力を強め、右のパンチ、ミドルを当てつつ、組んでの膝も絡めるように。小川はダメージが残っている様子ながら、耐えて右ロー、肘を返すが、ヌンパンニャーの勢いは止まらない。すると中盤過ぎ、小川が左肘を放ったタイミングで、ヌンパンニャーが左肘をカウンターで合わせて小川のアゴにクリーンヒットする。小川はダウンし、ダメージが大きく、すぐにレフェリーがストップした。
小川は16年のBOMで翔・センチャイジムに、17年のMuayThai Super Fightでスーパーレックに肘で切られてTKO負けしたことがありますが、KO負けは68戦目で初めて。小川は最後の肘で歯も折れた模様で、担架で運ばれた。