ONE Championship 6.11 ABEMAで放送:内藤大樹「ONEの立ち技は最高峰。その舞台で勝ち上がる姿を見せたい」
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ONE Championship「ONE: FULL BLAST II」(6月11日(金) 21:30~からABEMA格闘チャンネルで放送/シンガポール・インドアスタジアムで収録)でワン・ウェンフェン(中国)とキックボクシング・フライ級で戦った内藤大樹(BELLWOOD FIGHT TEAM/元シュートボクシング日本スーパーバンタム級(55kg)王者)の、試合前収録インタビューが、ONEから届いた。(写真:(C) ONE Championship )
内藤は17年のRISEのトーナメントで原口健飛、工藤政英、MOMOTAROを破り、1年後のRISEで那須川天心と対戦し1R KO負け。19年10月にONEデビューし、昨年2月のサバス・マイケル戦まで3戦全勝していたが、12月にジョナサン・ハガティーに判定負けを喫した。今回はそれ以来の試合だ。
ウェンフェンは18年の中国クンルンファイトの61.5kg世界トーナメントでイ・チャンヒョン、セルジオ・ヴィールセンらを破り優勝したことのある強豪。19年11月にはONEフライ級キックボクシング世界王者・イリアス・エナッシに挑戦し敗れている。
――2021年、ここまで調子はいかがでしょうか?
「試合のオファーをもらう前から調子はよかったです。今もとても良いです。」
――ジョナサン・ハガティーに敗戦してからの再起戦となります。そこからの学び、今回の試合に向けての調整は?
「ハガティーはONEのベルトを巻いた選手で、その選手とフルラウンド戦って、負けはしましたが、無理ではないと思ったし、本当に戦えたことが良い経験になっていると思います。前回は、相手にのまれてしまった部分がでかいと思っているので。気持ちの部分というか、より自分を信じて練習もしてきたし、意思をしっかり強く持って戦えると思います。今回の試合ではこの気持ちの部分を見てもらいたいと思います。」
――この試合に向けてどんな準備をしてきたのか?
「ONE参戦してからずっとオープンフィンガーグローブで試合してきたのですが、今回、久々のキックボクシングルールということで、インファイトの練習をより積んできました。」
――今回、ワン選手と対戦するのに映像を見たり、研究をされてきたと思うのですが、相手の強みと弱点はどのように見ていますか?
「ステップワークが得意そうで、その中で飛び込んでくるようなパンチを打ってくると思うし、結構回転も早いですし、確実に勝ってくるタイプですね。弱みは、相手が入ってきて近い距離、これは自分にもリスクがあると思うのですが、自分のパンチも当たると思うので、インファイトが勝負だなと思っています。」
――ワン選手を相手に、自分のアドバンテージや強みはどんな部分でしょうか?
「細かい打撃、ボクシング技術だったり、蹴りだったり、テクニックは自分の方が高いと思います。」
――この試合に向けて自分の中に何かテーマみたいなものはありますか?
「自分を出し切るというか、今までセーブしすぎてしまうこともあったので、自分の性格はもともと短気というか、感情的になってしまうタイプだったんですが、試合の時とかチームのみんなに熱くなり過ぎるなって結構言われて、冷静にやりすぎていた部分もあるかなと。今回はもっと、もともとの自分の性格を出していこうと思います。性格って本当にファイトスタイルに出るので、例えば、熱くなってパンチで荒く行っちゃうとか。でも、そういう部分があってもいいのかなって思います。」
――同世代でONEスーパーシリーズの日本人選手っていうと、バンタム級に秋元皓貴選手がいますよね。同世代の活躍は自分の刺激になっていたりしますか?
「そうですね。秋元選手は、まだ彼が日本でやっているときに、自分がプロになる前、まだアマチュアでやっているときに見ていた選手で。本当に強い選手で憧れの選手だったので、ONEでの活躍も見ていて刺激になっていますね。」
――この試合に勝った場合、ONEのランキングTOP5に入ることができると思いますか?また、他にこの選手とやりたいなどはありますか?
「ワン選手はキックのランキング(4位)に入っているので、今回勝つことができれば、ランク入りしている選手であれば、誰でもやりたいなって思っていますし。自分が一番欲しいものは、ONEのベルトなので見据えているのは、やっぱりベルトだけなので。一戦一戦、ONEが用意した相手をクリアしていきたいです。」
――この試合で見せたいと思っているのはどんなことでしょうか?
「前回見せることができなかったのですが、日本人の選手がこの立ち技で、僕はONEの立ち技は最高峰だと思っているので、その舞台で勝ち上がる姿を世界の皆さん、日本のファンの皆さんに見せたいと思っています。
――今回、ズバリどんな展開、結末になると思いますか?
「ワン選手もタフで、前に入ってくる選手だと思っています。根性ある選手だと思いますし。自分も変に引かずに中に入って戦おうと思っています。絶対に消耗戦というか、激しい試合になるのは間違いないと思っています。しっかり最後は自分が押し切って、勝ちたいと思います!もちろんノックアウトも狙っています。」
――最後にメッセージ?
「前回、昨年12月のハガティー戦以来の試合になりますが、今回しっかり勝って、ONEの世界でも通用する日本人がいるんだ、というところを皆さんに証明したいと思っているので、皆さん応援宜しくお願いします!
対戦カード
第4試合 メインイベント ムエタイ 62.8kg契約 3分3R
モンコルペット・ペッティンディーアカデミー
エリアス・マムーディ
第3試合 MMA ライト級(77.1kg) 5分3R
ベン・ウィルヘム
アマルサナ・ツォゴーフ(モンゴル)
第2試合 MMA フェザー級(70.3kg) 5分3R
マー・ジャウェン(中国)
ユン・チャンミン(韓国)
第1試合 キックボクシング フライ級(61.2kg) 3分3R
ワン・ウェンフェン(中国/4位)
内藤大樹(BELLWOOD FIGHT TEAM/元シュートボクシング日本スーパーバンタム級(55kg)王者)