KNOCK OUT 12.9 後楽園ホール:バズーカ巧樹、鈴木千裕と戦ったマルコス・リオスと対戦。古木誠也×古村光のスーパーバンタム級王者対決
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
大阪梅田中津 キックボクシング ジョウジム
キックボクシングで楽しく運動!燃焼!ストレス発散!初心者でも経験者でもしっかり指導。見学・体験大歓迎!
KNOCK OUT 2023 vol.6(12月9日(土)後楽園ホール)の第1弾決定カード発表記者会見が10月1日、東京で行われた。
※REDルールは肘有りキックルール、BLACKルールは肘無し・ワンキャッチワンアタックのキックルール。
RED スーパーライト級(65kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
バズーカ巧樹(菅原道場/KNOCK OUT-REDスーパーライト級王者、元KNOCK OUT-BLACKライト級王者)
マルコス・リオス(アルゼンチン/ISKAムエタイ&WBCムエタイ・アルゼンチン・スーパーライト級王者、WKF・BOSCH TOUR・SUPER 8インターナショナル同級王者、WKF南米&アルゼンチン同級王者)
バズーカは3月の代々木大会でK-1の不可思とREDルールで対戦し3R KO負け。その後、BLACKライト級王座を返上し、9月大会でのREDスーパーライト級王座決定戦では、良太郎と6R戦い、大接戦の末に判定2-1で勝利した。
リオスは75戦71勝(40KO)4敗の23歳。1月のGLORYメキシコ大会でGLORYのランカーのデニス・ウォーシックに判定勝ち。3月の代々木大会で初来日し、鈴木千裕に1R46秒でTKO負けした。その後は4月にブラジルのWGP Kickboxingでブラジルの選手に3RバックハンドブローでKO勝ちし(下動画)、6月のメキシコの試合では地元の選手を1RハイキックでKOしている。南米での試合では「ワサビ」の愛称で呼ばれている。
KNOCK OUTの山口元気プロデューサーは「良太郎選手にバズーカ選手が勝って王者に決まる前から、勝者には世界の強豪を当てるということを2人のジムの代表には伝えていました。リオス選手はムエタイルールが本業です。千裕戦は1Rで負けてしまいましたが、ムエタイルールだと首相撲も肘打ちも非常に上手いのでREDルールだと光ると思います。リオス選手以外にも世界の65kgの選手にかなり声を掛けていて、来年参加してくれるように交渉していますので、65kgのREDルールは熱くなると思っています。そういう意味で楽しみな試合になると思います」と、今回のマッチメイクの狙いと今後の展望を語った。
バズーカは「圧倒して勝ちます」と意気込みを語り、リオスの印象については「小さい」とだけ一言。映像についても「特に(見ていない)」といい、今後見るかについても「参考にならないです」と静かにコメントした。千裕の46秒KO勝ちというタイムを意識するか聞かれると「秒数にはこだわってないです。テクニックで圧倒できるところを見せます」と答えた。今後については「まずは勝って、世界の強い奴とどんどん戦いたいです」と話した。
BLACK 56kg契約 3分3R(延長1R)
古木誠也(G-1 TEAM TAKAGI/KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級(55kg)王者)
古村 光(FURUMURA-GYM/KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級(55kg)王者)
スーパーバンタム級のBLACKルール(肘無し)、REDルール(肘有り)の王者対決が、BLACKルールで組まれた。
古木は昨年12月大会で工藤“red”玲央を1R KOしBLACKスーパーバンタム級王者となり、3月の代々木大会では松下武蔵に1R KO負けしたが、8月の王座防衛戦では小倉尚也を1R左フックでKOした。9月大会では森岡悠樹を1R右フックでKOし勢いに乗る。古村光は同じくKNOCK OUTで活躍する古村匡平の弟。8月大会でREDスーパーバンタム級王者の壱・センチャイジムに挑戦し、4Rに左フックでダウンを奪って判定勝ちしている。その後、古村は「パンチに自信があるのでBLACKでもやってみたい」と話し、早速ノンタイトル戦だが古木との試合が用意された。
古木は「ルールは違いますけど、自分がスーパーバンタムで一番ってことを証明します」、古村は「BLACKルール初挑戦で、ルールは(相手に)合わせているのでタイトルマッチでもいいんじゃないかと思ったんですけど、ぶっ倒せば問題ないので、俺がスーパーバンタム級で一番強いのを証明するだけです」と意気込みを語った。
今後について古木は「どんな相手と組まれても、自分が一番ということを証明できる試合にします」と話し、古村は「まずここで勝って、KNOCK OUTの九州大会をやって、自分がメインで試合をしたいです。他団体の選手もどんどん呼んで、自分がぶっ倒していきたいです」と野望を語った。
山口代表はKNOCK OUT九州大会について「現在、実現へ向けて動いています。来年の春くらいには実現して、古村選手のタイトルマッチや九州の選手の試合を組んでいきたいです」とコメントしている。
BLACK スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
森岡悠樹(北流会君津ジム/スック・ワンキントーン・スーパーバンタム級王者)
鈴木貫太(ONE’S GOAL)
森岡と鈴木は21年6月のKNOCK OUT-EXでREDスーパーバンタム級で対戦し、森岡が3Rに肘で切りTKO勝ちしている。最近の森岡はムエタイのスック・ワンキントーンでベルトを奪取後、8月のKNOCK OUTでBLACKルールに初挑戦し、K-1の内田晶を1R KOしたが、9月大会では古木誠也に1R KO負けしている。今回もBLACKルールでの出場だ。鈴木は昨年7月大会で白幡裕星に2R TKO負けして以来となるKNOCK OUT出場。今年3月のBOMでは義由亜・JSKに判定負けしている。
森岡は会見を欠席。鈴木は「自分自身連敗中ですけど、森岡選手に勝って一気にトップ戦線に食い込んでいきたいです」「(森岡は)前回対戦した時もパンチで前に出る圧力が強くて、好戦的なファイターという印象です」「森岡選手よりフィジカルは勝っていると思いますし、BLACKルールはフィジカルの強さが活きると思うので、前回より不利になるとは思っていないです」とコメントした。
BLACK バンタム級(53.5kg) 3分3R(延長1R)
工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)
前田翔太(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
工藤は3連勝のあと3連続KO負け中。昨年12月の古木誠也とのBLACKスーパーバンタム級王座決定戦、3月の代々木大会の小倉尚也戦、8月のK-1派遣の豊田優輝戦と負けが続いていた。今回は元々戦っていたバンタム級(53.5kg)での試合を希望し、バンタム級での試合が組まれた。
前田は6月大会の竹田哲紳戦の前日計量を体調不良で欠席し不戦敗となっていた。この試合はスーパーフライ級(52kg)で、工藤とは逆に今回は階級を上げて戦う。昨年9月に古木にKO負けした試合はフェザー級だった。
会見で工藤は「前田選手は教科書通りのしっかりとしたムエタイという感じで、蹴りの選手で、体のバランスも良くて、いい選手だと思いますけど、絶対に勝ちます」と話した。前田は前回の欠場について竹田や関係者に謝罪し「KNOCK OUTで目立ついい試合ができていないので、しっかりとはっきりと面白い試合をしたいです」と抱負を述べた。
BLACK スーパーフライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
柿﨑 瑠(クロスポイント大泉)
タネ♡ヨシキ(直心会)
柿﨑は12月7日で18歳になる4戦4勝(2KO)の新鋭。9月大会では第1試合に登場し、酒井柚樹と激闘を繰り広げ、MAROOMS BEST BOUT賞の賞金を獲得した。
タネは25歳。小野寺力体制のKNOCK OUTには19年1月に上がっていたが(大﨑孔稀にKO負け)、山口体制以降では初参戦。戦績21戦10勝(6KO)11敗。DEEP☆KICK、ホーストカップを主戦場とし、昨年8月のRISE大阪大会では数島大陸に1R KO負けしている。10月29日のホーストカップ京都大会では芝宏二郎と対戦する。大阪在住のため会見は欠席した。
柿﨑は「キャリアは上の相手ですけど、KO勝ちしてベルトに王手をかけたいです」「(タネは)上手い選手ですけど、ジムの先輩の乙津陸選手のほうが強いと思っているので、強さはそこまでないと思っています」「早くベルトが欲しいので、倒してトップ戦線に行きたいです」とコメントした。
概要
大会名 MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.6
日時 2023年12月9日(土) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 開始・17:30
会場 後楽園ホール
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 10,000円 S席 8,000円 A席 6,000円 小中学生 1,000円(当日のみ) ※当日券500円アップ ※小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料 ※小中学生券の詳細はKNOCK OUT公式HP参照
チケット販売 KNOCK OUTオフィシャルショップ イープラス チケットぴあ ローソンチケット 出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 inquiry@knockout.co.jp https://knockoutkb.com/