GLORY 8.19 ロッテルダム:SB・RISE・KNOCK OUT 3冠王の海人、GLORYライト級(70kg)王者ベスタティに挑戦。海人「日本の格闘家の強さ魅せてきます」
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GLORY 87(8月19日(土)オランダ:アホイ・ロッテルダム)で海人がティジャニ・ベスタティの持つGLORY世界ライト級(70kg)王座に挑戦することが決まった。大会の模様は日本時間の8月20日(日)午前3時からU-NEXTにて放送される。
GLORY世界ライト級(70kg)チャンピオンシップ 3分5R
ティジャニ・ベスタティ[Tyjani Beztati](モロッコ/王者)※4度目の防衛戦
海人(TEAM F.O.D/シュートボクシング世界スーパーウェルター級(70kg)王者、RISEミドル級(70kg)王者、KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級(70kg)王者、元SB日本スーパーライト級(65kg)王者)
海人は1997年8月21日生まれの25歳。小学生から格闘技を習い、16歳でプロデビューし、立ち技戦績59戦52勝(22KO)6敗1無効試合。キャリア初期から安保瑠輝也、鈴木博昭といった新旧の実力者を下し、17年にSB日本スーパーライト級王者になり、18年にS-cup65kg世界トーナメントを制し、SBのエースに君臨。21年に日菜太に判定勝ちしREBELS(後のKNOCK OUT)の王者となった。昨年22年は4月のRISE ELDORADOでベイノアを41秒KOすると、6月のTHE MATCH 2022のセミファイナルではK-1ウェルター級王者・野杁正明との延長戦を制し、年の後半もヨーロッパ勢相手に3連勝しており、最後の12月のRISE&SB両国大会でのGLORYライト級1位・ストーヤン・コプリヴレンスキーとの一戦では判定2-1ながらも勝利をおさめている。
今年に入ってからは、3月のRISE ELDORADOでイ・ソンヒョンに判定勝ちしRISEミドル級王者となり、6月25日のSB世界スーパーウェルター級王座決定戦ではサモ・ペティに判定勝ち。試合後のマイクでは「KNOCK OUT、RISE、SBのベルトを世界一のベルトにします。次は日本を背負って世界に行って世界一になります」とアピールし、バックステージでも「今年の目標的にはGLORYのベルトを取らせてもらいたいです。今年中に組んで欲しいです。向こうのリングで向こうのチャンピオンと戦わないと意味が無いので、やる時は向こうで取りたいです」とコメント。3日後の28日に早速、王者・ベスタティとの試合が決定し、GLORYが発表した。
12月のコプリヴレンスキー戦はRISEルールでの試合のため、海人はGLORYのランキング入りはしていないが、GLORYが海外勢との対抗戦で設けている「RIVALS」枠の試合のため、GLORYの公式サイトの海人のプロフィールにもこの結果が記載されている。海人は20年2月のピンペット戦で敗れて以降18連勝。これらの実績が認められ、GLORY公式戦初戦から王座挑戦が認められた。
海人は「絶対に勝つ。必ず勝つ。日本の格闘家の強さ魅せてきます」等とツイートしている。
海人が挑む王者・ベスタティは25歳。モロッコ出身でオランダ在住。キック戦績29戦24勝(9KO)5敗で、16年から上がり続けているGLORYでの戦績は17戦14勝(5KO)3敗。18年のシッティチャイ、19年のマラット・グレゴリアンとのGLORYライト級チャンピオンシップでは判定負けしたが、21年9月にエルヴィス・ガシとの王座決定戦で判定勝ち。ジョシュ・ジョーンシー、コプリヴレンスキー、1階級下の王者のペットパノムルン相手に3度防衛に成功し、今回が4度目の防衛戦となる。
上2つは海人とベスタティがコプリヴレンスキーと戦った映像。身長では海人が180cm、ベスタティが190cmと10cm高く、体格では海人が不利だ。だが昨年10月のベスタティの防衛戦は、2Rまで鋭いパンチと蹴りでコプリヴレンスキーを追い詰めるも、3R以降追い上げを許し、4Rは5者がコプリヴレンスキーを支持し、5R終了後は判定4-1ととなる接戦だった。GLORYは5ジャッジ制、ラウンドマスト。海人はここ2試合の王座戦で5Rを経験していることがGLORYの王座戦でも活きるだろう。コプリヴレンスキーのように2Rまでの勢いに耐える中で、海人得意のカーフキックを当てて削っておき、3R以降は僅差でもポイントを取ることができれば、勝機はありそうだ。