RISE 8.26 大田区総合体育館:加藤有吾「去年の大﨑孔稀戦の時とは全然違う」。安本晴翔「ビシッと勝ってタイトルマッチを」。花岡竜「気になるのは大﨑一貴選手だけ」。那須川龍心「ここで派手な勝ち方をしないと今後が難しくなる」
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RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round(8月26日(土)東京都大田区総合体育館)に出場する加藤有吾、安本晴翔、花岡竜、那須川龍心の公開練習のレポートがRISEから届いた。
第8試合 RISEバンタム級(55kg)王座次期挑戦者決定戦 3分3R(無制限延長R)
大﨑孔稀(OISHI GYM/1位、BOMバンタム級王者、元J-NETWORK&WMC日本スーパーフライ級王者)
加藤有吾(RIKIX/4位、WMC日本スーパーバンタム級王者)
大﨑兄弟の弟・孔稀は昨年3連勝後、10月のRISE大田大会でのバンタム級初戦で志朗と延長戦に渡る接戦を繰り広げ判定負け。12月の両国大会ではシュートボクシング(SB)ルールでSB日本スーパーバンタム級王者の植山征紀に判定勝ちした。今年2月の寺山遼冴戦は負傷判定ドローに終わったが、5月の再戦では2Rに右膝蹴りでKO勝ちした。試合後のマイクでは「RISE 55kgの不動のチャンピオンの鈴木(真彦)選手を、僕が絶対倒して新しい時代を作ります」とアピール。その大会後の総括でRISEの伊藤隆代表は孔稀と加藤の次期挑戦者決定戦を組むことを明言しており、ようやく8月のWORLD SERIESの中で実現する。
加藤は昨年5月のNO KICK NO LIFEで肘有りルールで孔稀と対戦したことがあり、肘の応酬の末に加藤が肘で切られ血だるまになり、孔稀が5R TKO勝ちしていた。その後の加藤は昨年8月の大阪大会でRISEに初参戦し翔磨に勝利し、12月に大森隆之介を下し、今年2月には京谷祐希をKO。6月に鷹介に判定勝ちし連勝を4に伸ばすと「1年前に負けているんで、大﨑君と組んでください」とアピールしていた。
第6試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
魁斗[かいと](立志會館/RISE 1位、SB日本2位、HOOST CUP日本王者)
安本晴翔[はると](橋本道場/RISE 5位、WPMF世界・WBCムエタイ日本フェザー級王者、元KNOCK OUT-REDフェザー級王者、元INNOVATIONスーパーバンタム級王者、元REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者)
魁斗は過去に兼田将暉、泰良拓也に勝利し、21年7月のRISE大阪大会では門口に判定勝ち。今年2月大会ではRISEフェザー級元王者で1位の梅井泰成に判定勝ちすると「1位倒したんでチャンピオンに挑戦させてください」とアピールしていた。
安本はKNOCK OUT等で王座を多数獲得し、昨年後半からRISEに主戦場を移し、昨年10月には山川賢誠を1R KO。12月の両国大会ではSBルールで川上叶に延長判定負けを喫したものの、3月のK-1に参戦するとK-1の主力・斗麗に判定勝ちした。5月には肘有り5Rで2階級上の髙橋聖人に判定勝ちし、試合後はフェザー級・肘無しでの試合を希望していた。魁斗とは7月2日のRISE大阪大会で対戦予定だったが、安本の髙橋戦での左足の負傷の回復が間に合わず延期となっていた。
第3試合 54kg契約 3分3R(延長1R)
花岡 竜(橋本道場/RISEスーパーフライ級(53kg)3位、NO KICK NO LIFEバンタム級トーナメント’23優勝、ZAIMAX MUAYTHAI OFG 53kgトーナメント’22優勝、元KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王者、元INNOVATIONフライ級王者)
ニコラス・リヴァース(フランス/ファイトセンターワン/RING OUT-54kg級王者)
花岡はINNOVATION、NO KICK NO LIFE、KNOCK OUT等で肘有りルール主体で活躍し、昨年6月からRISEに参戦。滉大、政所仁を破り2連勝したものの、10月の大田大会の翼戦で負傷判定負け。今年2月から5月に行われたNO KICK NO LIFEバンタム級トーナメントでは、サンチャイ・TEPPEN GYM、山田航暉、HIROYUKIを下し優勝を果たすと「これで肘有りバンタム日本一って言っていいですよね?次は肘無しでも活躍できるよう頑張ります」とアピールしていた。
リヴァースは4月のRISEで大﨑一貴とISKAオリエンタルルール世界フライ級王座を争い、4Rに後ろ回し蹴りでKO負けした選手。2Rまで左ボディ、右ロー等で積極的に攻め、一貴を手こずらせた。
一貴は今大会で準決勝の行われるRISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメントに出場し、リザーブマッチに出場する政所に花岡は勝った実績がある。翼戦の敗戦でRISEの上位戦線から後退したが、今回のリヴァース戦で勝った上でインパクトを残し、トーナメント後の54~55kg戦線で台頭する流れを作っておきたい。
第1試合 フライ級(51.5kg) 3分3R(延長1R)
那須川龍心(TEAM TEPPEN/RISE 5位)
JIN(楠誠会館/MA日本&ジャパンカップキック・バンタム級王者)
那須川天心の弟・龍心は17歳。昨年4月に高校進学と共にプロデビューし7戦5勝2敗(1KO)。最近では6月に相沢晟に判定勝ちしている。
JINはRISE初参戦。龍心と同じ17歳だが3月9日生まれのため学年は1つ上。大阪出身でDEEP☆KICKなど関西の大会で試合を重ね10戦8勝(2KO)2敗。昨年11月に溜田蒼馬に判定勝ちしジャパンカップキックボクシングの王座を獲得し、3月のDEEP☆KICKの吉田亮汰朗戦では2R KO勝ちし、7月23日に上村雄音に判定勝ちしMA日本バンタム級王座を獲得している。
加藤有吾『今回はどれだけやられても最後は持って行くくらい気合が入っている』
―― BeWELLキックボクシングジムには時々出稽古をしているという話ですが、いつ頃から行っていますか?
加藤 志朗さんとは高校生の頃から知り合いだったんですけど、RISEに出ることになってから頻繁に出稽古するようになりました。
―― 効果の方は絶大ですか?
加藤 ムエタイ系でやっていた頃からRISEに出て成功している選手なので、本当に変わりました。
―― 加藤選手は今やRISEにレギュラー参戦していますが、肘膝ありのキックとそれが制限されたRISEでは違いがありますか?
加藤 細かいところは違います。
―― 今回の対戦相手は去年1度対戦している大﨑孔稀選手と次期挑戦者決定戦ということになりましたが、このマッチメイクを聞いた時はいかがでしたか?
加藤 RISEに出た時に王者になるという目標と、大﨑孔稀選手に負けているのでリベンジしたいと思っていました。マッチメイクが決まった時は嬉しかったです。
―― 昨年5月にNO KICK NO LIFEのリングで5ラウンドTKO負けを喫していますが、この1戦の意味をどういう風に捉えていますか?
加藤 その時は肘も膝もボクシングも全然できなかったので全部でやられました。そこからボクシングを重点的にやるようになって、今はあの時とは全然違います。楽しみです。
―― どの辺が自分では成長したと感じますか?
加藤 元々フィジカルの強さや思い切りの良さはあったけど、技術が無く勢いだけで戦っていました。それだけでは他の選手には勝てないと分かって、RISEに出るにあたってボクシングをやるようになって、技術が増えて元々持っている強さが合わさってきました。
―― この試合はどうなると自分では予想しますか?
加藤 前回は激闘と言ってもらえたけど完敗でした。今回はどれだけやられても最後は持って行くくらい気合が入っているので自信があります。
―― 前は大﨑選手と肘膝ありのルールでしたが、RISEルールになると自分の方が有利になるんじゃないかという気持ちはありますか?
加藤 RISEに出てからこのルールが自分に向いているかもと思いました。ガンガン行くファイトスタイルが肘で切られない分、より前に出れるようになったので、もしかしたら僕の方が有利かもしれないです。
―― 大﨑選手に敗れてからリベンジするために研究はしていましたか?
加藤 試合は実際に会場でも見ていたし、その時より強くなっているけど1回手を合わせているので大体わかります。
―― そうやって研究して客観的に見て、今なら勝てるという自信がある?
加藤 自身はあります。
―― 大﨑選手はカーフキックを多く蹴ってきますがカーフ対策はいかがですか?
加藤 カーフを蹴る人が多くて、練習でもずっとやってきたので問題ないです。
―― RISEに出て変わってきた所とは具体的にはどんな所?
加藤 今までは細かいパンチが打てなくて、体ごとぶつけるような強いパンチしか打てなかったのが、今は細かいボクシングができるようになりました。
―― ボクシングの練習は実際にボクシングジムに行っていますか?
加藤 ボクサーと練習することもありますし、RISEに出ている志朗さんと練習をしています。
―― 前回、大﨑選手と試合をしてから大きく変化した部分はボクシングテクニックの向上ですか?
加藤 大きく変化したところはそこです。
―― 他に自分で変化した部分はありますか?
加藤 フィジカルは元々ある方ですがより強くなしましたし、RISEに出てから気持ちの強さも付いたので前とは全然違います。
―― 今4連勝中ですが、連勝している要因はどこにありますか?
加藤 それまでも強い選手とはやってきていて、ルールに適応できればここまで来れると思っていたので、ここから先どう勝って行くかが重要です。
―― 今は目の前の大﨑選手しか見えていないと思いますが、その先に関してはどう考えている?
加藤 今回のことだけ考えてやってきたけど次期挑戦者決定戦なので、チャンピオンと戦うとなったらファンの方がワクワクするような勝ち方を目指します。
―― 前回の6月の試合から2ヶ月で、自分の中の課題点や修正点は改善できた?
加藤 上手くいったことと、ダメだったことがあるので意識しながら練習したことと、大﨑選手の試合を見て研究してます。そんなに特別なことはしていないです。
―― 最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
加藤 8月26日に熱い試合をして必ず勝ちます。応援をよろしくお願いします。
安本晴翔『今回ビシッと勝ってタイトルマッチを組んでもらいたい』
―― 5月の髙橋聖人戦以来、3ヶ月ぶりの試合となりますがその試合で脚を痛めてから回復具合はいかがですか?
安本 全然蹴っても大丈夫です。
―― いつくらいから普通の練習を開始していますか?
安本 7月2日のRISE大阪大会の時には練習をしていました。
―― 髙橋戦ではライト級で出場して今回はフェザー級に戻しての試合となりますが、フェザーの身体の調子はどうですか?
安本 絞れるので動きはフェザーの方が軽いです。
―― 今まで戦ってきたフェザー級からライト級を経験して、今の自分はどの辺が成長していると思いますか?
安本 階級が上の選手と戦っても負けない身体が作れています。
―― 今回の対戦相手の魁斗選手とは元々7月に戦う予定でした。約1ヶ月伸びての試合になりますがいかがですか?
安本 7月は試合が無くなってしまい申し訳ないです。その分お互いが万全な状態で試合ができるので良かったです。
―― 魁斗選手の印象は?
安本 魁斗選手は身体が大きくて上手い選手の印象です。
―― 以前の記者会見でアマチュア時代に対戦経験があると言っていましたが、何か引きずっているものはありますか?
安本 別にないです。僕が最後に勝っているので、プロになってからも僕が勝って次はタイトルマッチにいきます。
―― やはりタイトルマッチはフェザー級戦いたいですか?
安本 そうですね。
―― 年内に門口選手に挑戦したい?
安本 今回ビシッと勝ってタイトルマッチを組んでもらえるようにします。
―― 前に立ちはだかる魁斗選手は安本選手にとって鬼門となるSBの選手ですがいかがですか?
安本 ルールはRISEなのでそこは関係なく戦います。
―― どんな倒し方、勝ち方をイメージしますか?
安本 魁斗選手も上手いですけど倒せるチャンスが来ると思うので、その時にしっかり倒せるようにします。
―― 何か練習で意識していることや強化していることがあれば教えてください。
安本 RISEルールに合わせた戦い方を練習しています。
―― RISEで戦うえで、ご自身で必要になるのはどういう所ですか?
安本 打ち合いもそうですし、フィジカルやキックボクシングにはない距離での戦いがあるのでそこを練習しています。
―― 戦っていて、ご自身の中では肘ありルールの方が得意な感じはしますか?
安本 この間、肘ありで試合をしましたけど全く肘が当たらなくて。(笑)
―― その意味ではRISEルール寄りになってきていますか?
安本 K-1の対抗戦に出させてもらった時から、接近戦というか相手との間合いも変わりました。
―― K-1との対抗戦の時は自分から前に出て細かくパンチを出していましたが、そういった部分は強くなっていますか?
安本 1番最初にRISEに出た時よりはレベルが上がっています。
―― 対戦相手のイメージを持った上で、ご自身が上回っている部分はどこになりますか?
安本 蹴りにしてもパンチにしてもスピードにしても、全体的に上回っていると思います。
―― 魁斗選手の対策を特別にやっていることはありますか?
安本 特別にしていることはないけど、相手が何をやってくるのかイメージはしています。
―― 作戦はご自身で立てていますか?
安本 僕も考えますが橋本師範の意見も取り入れながら立てています。
―― 最近の安本選手の戦いを見て、橋本師範からアドバイスやコメントをもらうことはありますか?
安本 蹴り方を綿密に教わっています。
―― 今回勝ってタイトル戦に出たい気持ちだと思いますが、仮に今の段階で門口選手と戦ったとしたら、ご自身の実力はどれくらいだと思いますか?
安本 門口選手に倒される気は全くしないので、自分がどう相手を攻略するかが勝敗を分けると思います。
―― 勝ち方によってはタイトル戦かというところが強いですが、それも含めて今回はどんな試合にしたいですか?
安本 RISEに出るのが久々なので、RISEのファンの皆さんが盛り上がる面白い試合をしたいです。
―― 最後にファンの皆様へメッセージをお願いします。
安本 8月26日は面白い試合をしますので、僕の勝つところを見てください。押忍。
花岡竜『大﨑選手よりは早く倒せると思う』
―― NO KICK NO LIFEバンタム級賞金トーナメントでの優勝おめでとうございます。優勝賞金はどの様に使いましたか?
花岡 ありがとうございます。もう無いです。(笑)学費にまわしたりやアクセサリーを買いました。
―― またファイトマネーを稼がないといけないですね?
花岡 今お金がないので勝たないといけないです。(笑)
―― RISEに出るのが昨年10月の翼戦以来ですね。
花岡 負けて以来なので10ヶ月ぶりくらいです。
―― 久々の参戦になりますがどうですか?
花岡 試合は3試合挟んでいるので、試合的が久々な感じはしないので問題ないです。
―― 今回の対戦相手がニコラス・リヴァース選手になりましたが、相手の名前を聞いた時はいかがでしたか?
花岡 日本人には相手がいないんだなとしか思わなかったです。
―― リヴァース選手の前回の大﨑一貴選手との試合映像はご覧になられましたか?
花岡 結構見てます。
―― 選手としてはどうですか?
花岡 あの外国人特有のバネはちょっと厄介です。
―― 攻略法はバッチリですか?
花岡 自分の動きができれば勝てます。
―― 前回が大﨑一貴選手と戦っている選手なので、どうしても試合内容で比較されてしまいそうですね。
花岡 あの試合を見て大﨑選手よりは早く倒せると思います。
―― 大﨑選手は4ラウンドで倒していましたが、花岡選手は何ラウンドで倒しますか?
花岡 2ラウンドくらいで。(笑)
―― どんなフィニッシュを予想しますか?
花岡 何でも倒せそうな感じだし、何でも倒れてくれそうなので特には決めていないです。
―― 花岡選手がRISEに出場していなかった間に、色々な選手がランカー入りしてきましたが気になる選手はいますか?
花岡 この前SNSで絡まれた長谷川選手は気になりはしないけど、ランキングが上なのでやるならやります。でもやっぱりチャンピオン以外見ていないので、気になるのは大﨑選手だけです。
―― この試合を経て大﨑選手といつ頃戦いたいですか?
花岡 年内は厳しいと思うので、来年の前半辺りにできるのが理想です。
―― キックボクサーと学業の両立は大丈夫ですか?
花岡 今回は追い込みが始まったくらいの時にテストが始まってしまったので、再試と追試が多かったですけどなんとか大丈夫です。
―― ちなみに今何年生ですか?
花岡 2年生です。
―― 無事に4年で卒業できそうですか?
花岡 4年あれば卒業できます。たぶん。(笑)
―― 最近の練習で意識していることや強化しているポイントがあれば教えてください。
花岡 10月に負けてからフィジカル的にまだ足りない部分があって、そこからフィジカル面の強化をしています。
―― パーソナルジムに行ったりしていますか?
花岡 週に2,3回は午前中にパーソナルに行って、夜も練習してという2部構成で練習量を増やしています。
―― それは負けがあってから変えたんですか?
花岡 負けがあった事と、2月のNO KICK NO LIFEでのトーナメント1回戦の後も思うところがあって、そこから変えました。
―― フィジカルトレーニングを取り入れて変わった実感はありますか?
花岡 フィジカルを取り入れ始めたのが3月頃で、5月の試合で結果に出たので少しずつ実感はしています。
―― ランキングに新しく長谷川選手が入ってRISEに強い選手が集まってきていますが、ご自身の実力と比較してみて自信はありますか?
花岡 元々2位だったのが5位に落ちて、去年の10月の試合もたまたまというか負けたとは思っていないです。1位の政所選手も僕には勝っていないので、実力的には1位と変わりないと思っています。
―― 近距離の打ち合いというのが、肘ありでやっていた時とは違うと思いますが、その辺りの強化はしていますか?
花岡 2月と5月に肘ありで出たのですが、その時も強化していたのは近距離の打ち合いだったので今が1番打ち合いは強いです。
―― 以前と比べて、近距離の打ち合いでのバランスや当て感は強くなっている実感はありますか?
花岡 フィジカルを始めて自分の身体を一から見直した時に、どこが弱いから打ち合いも弱いっていうことが理解できました。そこからは自分から打ち合いに行ってもあまり打ち負けることがないので、そういう所で強くなった実感があります。
―― 強化された面を含めて今回の試合ではどういったところを見せたいですか?
花岡 去年の10月のRISEで打ち合いが弱いと思われているので、打ち合ってもいいし打ち合わずに完封してもいいですね。両方の部分で新しいスタイルを見せます。
―― 最後にファンの皆様へメッセージをお願いします。
花岡 前回10月から10ヶ月ぶりの参戦ですが、確実に強くなっているのでこれからランキングをどんどん上げてタイトルマッチをするところまで行くので楽しみにしていてください。応援よろしくお願いします。
那須川龍心『今回は勝ち方にこだわって圧倒していく』
―― 公開練習では蹴りが多かったですね。
龍心 前回の反省点で蹴りが少なかったので、蹴りのバリエーションを練習してきたのでそれが出ていました。
―― 前回の相沢戦に比べるとパンチと蹴りのバランスは蹴りの割合が多くなりそうですか?
龍心 試合となるとパンチは出ると思います。今蹴りを練習しておくことで試合でも蹴りが多く出せると思うので、練習では蹴りの割合を多くしています。
―― 前回は試合が終わった直後、兄の天心選手から「俺の影響を受けすぎだ」とコメントをもらっていましたが、今回はどうですか?
龍心 今回は大丈夫です。あれは試合を見た後だったのでしょうがないです。それは影響されますよ。
―― お兄さんからは今回の試合について何か言われていますか?
龍心 いつも通り頑張れよと言われています。
―― 対戦相手は同い年のJIN選手になりましたが、相手のプロフィールなどを見てどう思いましたか?
龍心 特に印象はないです。自分のステップアップする為の試合なので、気を抜かず集中しています。
―― JIN選手はMAバンタム級のチャンピオンベルトを巻いていますが、肩書きのある選手とやるのはいかがですか?
龍心 RISEに来た以上は僕の方が受けて立つ立場ですし、相手は捨て身で来る可能性があるので気を抜かずに集中しています。
―― 今回はどんな試合になると予想しますか?
龍心 プロになってから夏休みが無いので、試合で楽しみます。
―― 17歳の夏は無いですか?
龍心 プロになってから夏休みを返上してやっているので、その分は試合で楽しむしかないですね。
―― 同年代の友達とかを見て羨ましいと思ったりしないですか?
龍心 羨ましいと思う時はありますけど、だからと言ってめちゃめちゃ遊びに行くわけではないので。キックも楽しいですし充実できているけど、減量とかがあるので中々楽しめていない部分はあります。
―― まだまだ成長期だと思いますが、体が大きくなってフライ級では減量がきついと感じることはないですか?
龍心 今回は割と減量が楽で、ストレスを溜めなければ落ちることに気づきました。
―― 減量にはストレスが大敵ですか?
龍心 あっているか分からないですがそう思いました。ストレスフリーでやっていたらストンっと落ちました。
―― ストレスを溜めない秘訣を編み出したのですか?
龍心 減量しか考えないとそこしか頭が回らないので、あまり考えないようにしただけで変わりました。
―― それは今回楽しめそうですね。
龍心 本当にマジで夏休みを返上した分試合を楽しみます。
―― 試合が終わったら数日間は思い切り遊びたいですか?
龍心 試合が終わったら学校が始まる時期だと思うので中々友達と遊べないですけど、遊べる時は遊ぼうと思っています。
―― 今回の舞台が10ヶ月ぶりの大田区総合体育館になりますが良い思い出はありますか?
龍心 大田区総合体育館は自分の中で思い入れがすごい強くて楽しみです。
―― どんな深い思い入れがありますか?
龍心 天心の試合で行くことが多くて見てきた部分もあるし、去年のワールドシリーズの時には自分が出たので思い入れがあります。
―― 夏バテはしないタイプですか?
龍心 特にしません。
―― 寒い時よりも体の動きは良いですか?
龍心 冬より夏の方が好きなので、いつも通りというか苦ではないです。
―― 先ほど蹴りの話をされていましたが、天心選手がやっていたようなアクロバティックな蹴りもできますか?
龍心 やろうと思えばできます。ところどころセンチャイキックとかがルールで禁止にされているので。
―― 今回は派手なトリッキーな技で倒したいという気持ちはありますか?
龍心 見せようとし過ぎると動きが固くなってしまうので、その場の思いつきでできたら出します。
―― というのも、かつて大田区総合体育館で天心選手がセンチャイキックでKOをした試合があるので、それの再現を龍心選手がするのかなと期待しました。
龍心 できたらアツいですよね。狙っていきます。(笑)
―― 最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
龍心 8月26日のRISE WORLD SERIESに応援に来てくださる皆様。自分と同世代の選手たちが上がってきているので、ここで派手な勝ち方やKOをしないと今後が難しくなってきます。なので今回は勝ち方にこだわって圧倒していきます。応援よろしくお願いします。
対戦カード
第14試合 メインイベント 初代RISEオープンフィンガーグローブマッチ -65kg級王座決定戦 3分3R(無制限延長R)
YA-MAN(TARGET SHIBUYA/RISEスーパーライト級(65kg)3位)
山口裕人(道化倶楽部/元WPMF世界暫定・WBCムエタイ日本統一・INNOVATIONスーパーライト級王者、元DEEP☆KICK-63&-65kg王者)
第13試合 セミファイナル RISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
大﨑一貴(OISHI GYM/RISEスーパーフライ級(53kg)王者、ISKAオリエンタルルール世界フライ級(53.5kg)王者、元WMC日本&LPNJ同級王者)
田丸 辰[とき](TRY HARD GYM/RISEフライ級(51.5kg)王者、同スーパーフライ級(53kg)6位・元王者)
第12試合 RISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/RISE世界バンタム級(55kg)王者、元ISKAムエタイ世界同級王者、RISE -53kgトーナメント2021準優勝、RISE -55kgトーナメント2020優勝)
クマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー/ラジャダムナン&True4Uスーパーフライ級王者、オムノーイ認定フライ級王者、WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者)
第11試合 秀樹 Final Match ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
チャンヒョン・リー[イ・チャンヒョン](韓国/RAON/RISEスーパーフェザー級(60kg)王者)
秀樹(新宿レフティージム/RISEライト級2位、K-1 REVOLUTION FINAL -65kg級世界王者)
第10試合 ライト級(63kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
中村 寛(BK GYM/RISEライト級王者、元DEEP☆KICK -60kg級王者)
アリシェル・カルメノフ[Alisher Karmenov](カザフスタン/ニューラルスポーツスクール)
第9試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/2位)
大雅(TRY HARD GYM/9位、元K-1同級王者、元Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
~休憩~
第8試合 RISEバンタム級(55kg)王座次期挑戦者決定戦 3分3R(無制限延長R)
大﨑孔稀(OISHI GYM/1位、BOMバンタム級王者、元J-NETWORK&WMC日本スーパーフライ級王者)
加藤有吾(RIKIX/4位、WMC日本スーパーバンタム級王者)
第7試合 女子アトム級(46kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
宮﨑小雪(TRY HARD GYM/RISE QUEENアトム級王者)
ジュムリアット・スラーターニーラーチャパッド[Jumliat Suratthani Rajabhat](タイ/ペットシームエン)
第6試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
魁斗[かいと](立志會館/RISE 1位、SB日本2位、HOOST CUP日本王者)
安本晴翔[はると](橋本道場/RISE 5位、WPMF世界・WBCムエタイ日本フェザー級王者、元KNOCK OUT-REDフェザー級王者、元INNOVATIONスーパーバンタム級王者、元REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者)
第5試合 スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
チャド・コリンズ(オーストラリア/ストライクフォース/2位、WMC&WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)
チョ・ギョンジェ(韓国/ジョンウジム/MAX FC -65kg王者)
第4試合 RISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメント リザーブマッチ 3分3R(延長1R)
ルベン・セオアネ(スペイン/ムエスペイン)
政所 仁(魁塾/WBKF世界スーパーフライ級王者、RISEスーパーフライ級4位)
第3試合 54kg契約 3分3R(延長1R)
花岡 竜(橋本道場/RISEスーパーフライ級(53kg)3位、NO KICK NO LIFEバンタム級トーナメント’23優勝、ZAIMAX MUAYTHAI OFG 53kgトーナメント’22優勝、元KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王者、元INNOVATIONフライ級王者)
ニコラス・リヴァース(フランス/ファイトセンターワン/RING OUT-54kg級王者)
第2試合 スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
麻火佑太郎(PHOENIX/4位)
KENTA(HAYATO GYM/9位)
第1試合 フライ級(51.5kg) 3分3R(延長1R)
那須川龍心(TEAM TEPPEN/RISE 5位)
JIN(楠誠会館/MA日本&ジャパンカップキック・バンタム級王者)
オープニングファイト3 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
東 蒼馬(MONSTAR GYM)
戸田龍将(TRY HARD GYM/RISE Nova 全日本大会2022 -65kg級優勝)
オープニングファイト2 女子アトム級(46kg) 3分3R
坂田実優(FASCINATE FIGHT TEAM)
小林穂夏(NEXT LEVEL渋谷)
オープニングファイト1 女子53kg契約 3分3R
Hotaru(Continue)
加藤乃々夏(全真会館)
概要
大会名 ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round
日時 2023年8月26日(土)開場・12:30 オープニングファイト開始・13:00 本戦開始・14:00 終了・20:00(予定)
会場 大田区総合体育館(東京都大田区東蒲田1-11-1) https://www.ota.esforta.jp/access/
中継 ABEMA 格闘チャンネル(生中継)
チケット料金 VIP 100,000円 SRS 40,000円 RS 20,000円 アリーナS席 10,000円 スタンドS席 10,000円 スタンドA席 6,000円 小中高生シート 2,000円(当日のみ販売) ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/