朝倉未来戦の敗戦から2か月…元谷友貴に続き牛久絢太郎も堀口恭司のいるアメリカン・トップチーム入りを報告

　DEEPフェザー級王者で元RIZIN同級王者の牛久絢太郎が6月27日、米国フロリダ州が拠点のアメリカントップチーム（ATT）に所属することを、自身のYoutubeチャンネルの動画で発表した。

　牛久は21年10月の横浜大会でRIZINに初参戦し、斎藤裕に勝利しRIZINフェザー級王者となる。昨年4月の調布大会では斎藤とベルトを懸け再戦し、2Rに左ハイでダウンを奪う等優位に進め判定勝ち。10月の福岡大会でクレベル・コイケと2度目の防衛戦を行ったが、2R三角絞めで一本負けし王座から陥落した。4月29日の代々木大会での再起戦では朝倉未来に判定負けし現在2連敗中。未来戦の前の1～2月にフロリダのATTで練習していた。

　　
　牛久は日本時間の23日に日本を離れ、フロリダの空港につくまでの道中をVLOG形式でアップ。フロリダ到着後、牛久は「前回（1～2月）はお客さんとして（ATTに）来たんですけど、堀口（恭司）さんと話しているうちに『次は所属として来たほうがいいですよ』というアドバイスもいただいて、今回は（ATT）所属として行くことにしました。色々自分の道場（＝K-Clann）の代表（＝横田一則）とも話したり、向こうのマネージャーさんとも話して。今後お客さんとして来るのと、所属としていくのと色々変わってくると思う」と話し、ATT所属を表明した。

　牛久は現在28歳。高校2年生の時に東京都葛飾区の和術慧舟會TLIVE（トライブ）に入門し、高校卒業後の18歳の時にパンクラスでプロデビュー。17年9月、横田氏がジムの新代表に就任すると共にジムの名前がK-Clannに変わった。横田氏の元でDEEPとRIZINのベルトを獲得。格闘技を始めてから今まで12年近く在籍した葛飾のジムを離れ、世界の名門・ATTでレベルアップを目指す。
　6月22日には元DEEPフライ級＆バンタム級王者の元谷友貴がATT所属を発表したばかり。元谷は5月6日の有明大会で朝倉海にTKO負けしていた。朝倉兄弟に負けたRIZINの主力2人が立て続けに堀口のいるATT入りした流れとなる。

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