RISE 8.26 大田区総合体育館：YA-MAN×山口裕人で初代RISEオープンフィンガーグローブ -65kg級王座決定戦。YA-MAN「煽りとかいらないでしょ」

　RISE WORLD SERIES 8月26日（土）東京都大田区総合体育館大会で「初代RISEオープンフィンガーグローブ -65kg級王座決定戦」YA-MAN（TARGET SHIBUYA）vs. 山口裕人（道化倶楽部）が行われることになった。6月9日の新宿フェイスでの「RISE Fight Party」の中で発表され、両選手が登場した。

　　
　RISEのオープンフィンガーグローブ（OFG）マッチは21年5月の無観客大会・RISE on ABEMAで初めて行われ、山口裕人 vs. 松本芳道は時間切れドローで終わり、YA-MANは裕人の弟・侑馬を2R右ストレートでKOし
、ブレイクのきっかけとなった。裕人はその後、4試合とも全てOFGマッチで戦績は3勝1敗で、最近では3月のRISE ELDORADOでタリソン・フェレイラと激しい打ち合いを繰り広げた上でKO勝ちしている。YA-MANはOFGマッチで北井智大、伊藤澄哉、芦澤竜誠を1R KO。5月6日のRIZINではMMAデビューし三浦孝太に1R TKO勝ちしている。立ち技の試合は昨年10月のRISE大田大会で白鳥大珠と死闘の末に判定負けして以来となる。

　山口裕人がフェレイラをKOした3月のRISE ELDORADOの大会後の総括で、RISEの伊藤隆代表は「山口裕人、65kgでオープンフィンガー、タイトルマッチをビッグマッチ（＝RISE WORLD SERIES）で組みたいと思っています」と明言しており、その相手としてYA-MANが用意された。
　YA-MANは「2年前にRISEのOFGマッチができた時は（主催者が）山口兄弟をプッシュアップする感じで、僕はかませ犬みたいな感じでしたけど、『俺、喧嘩強いんで行ける』と言いました。2年前は俺のことを誰も知らなかったですけど、OFGマッチを2人で盛り上げて、2年後にタイトルマッチができるって、いいですね。煽りとかいらないでしょ。バチバチの殴り合いになることが決まっているんで、楽しみにしてください。最高のエンターテイメントを見せます」と抱負を述べた。これを聞いた裕人も「YA-MAN、いい奴ですね。泣きそうになりました」「タイトルマッチでYA-MANとできるのはいいですね」と感慨深そうに話した。フェイスオフでもお互い笑顔を浮かべ、“戦友”への敬意にあふれていた。

　ラウンド制について伊藤代表は「RISEのタイトルマッチは通常3分5R無制限延長Rですが、OFGのタイトルマッチは3分3R無制限延長Rです。OFGはかなりハードなので。延長にならない気もしますけど」と説明した。YA-MANは「3分3Rもいらないっすね。いつも通り1Rで終わらせます。リスペクトを込めて倒しに行きます。俺のOFGの試合はKO率100％なんで間違いなく倒せます。俺が倒すところ見に来てください」とアピールした。

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