INOKI BOM-BA-YE×巌流島 12.28 両国国技館:龍聖、巌流島ルールでダウサコンと対戦。元ベラトール王者・ラファエル・ロバト・ジュニアは大道塾の岩﨑大河とMMA戦
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アントニオ猪木氏追悼大会「INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国」(12月28日(水) 両国国技館)に巌流島ルール・龍聖 vs. ダウサコン・BANG BANG GYM、MMAルール・ラファエル・ロバト・ジュニア vs. 岩﨑大河が追加された。
大会プロデューサーの谷川貞治氏は大会コンセプトについて「これから活躍しそうな若い選手を選んで、令和猪木軍を作りたい。格闘技で猪木さんの魂を見せられるような試合を実現したい」と発言しており、キックボクシングから龍聖、MMA・空道から岩﨑が新たに起用された。
巌流島ルール 58kg契約 3分3R
龍聖(NOPPADET GYM/KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者)
ダウサコン・BANG BANG GYM(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元ラジャダムナン認定スーパーフライ級3位&元WPMF世界スーパーバンタム級王者)
巌流島ルールは一般的なMMA同様オープンフィンガーグローブを着用。袖なしの道着・帯を着用し、着衣をつかんでの打撃や投げ技も有効となる。グラウンドは15秒以内で、関節技・絞め技は立った状態のみ可能。試合場の周りにロープやケージは無く、相手を1Rに3回落とせば「合わせ一本」となる。
龍聖はポスト天心世代で期待されるキックプロ13戦全勝の21歳。7月にRIZINに初参戦し魁志に3R TKO勝ち。9月のKNOCK OUTでは小笠原裕典をわずか66秒でKOし、11月19日のKNOCK OUTでも韓国のグ・テウォンを圧倒し2R左ハイでKO勝ちしていた。年内もう1試合を希望し、既にカードの固まっている大晦日のRIZIN出場はならなかったが、KNOCK OUTの宮田充プロデューサー、RIZINの榊原信行CEOも協力するアントニオ猪木氏追悼興行への参加が決まった。下の映像はテウォン戦で、中継の解説を谷川氏が務めていた。
対するダウサコンは90年7月8日生まれの32歳。ゲーオ、ゴンナパーらと同じウィラサクレック軍団の一人。タイのラジャダムナンスタジアムで活躍後、日本を主戦場とし、通常の肘有りのキックルールで18年に小笠原瑛作にKO負け、20年に馬渡亮太と引き分け、栗秋祥梧に判定勝ち。昨年3月のK-1では玖村将史に2R KO負けした。今年5月のHEATでは普段より大幅に重い61kg契約で皇治と対戦し、延長判定勝ちしたものの、ルールに無い延長ラウンドを実施していたことが明らかになり、皇治の本戦判定勝ちに結果が覆っていた。今回は適性体重での試合となる。
今回は巌流島ルールでの対戦だが、龍聖もダウサコンもキックボクシング・ムエタイの選手のため、基本的には普段通りの立ち技勝負となりそう。とはいえ、これらのルールの特性をどう織り交ぜて戦うかも見もので、龍聖の戦いぶり次第では、RIZINならではの変則ルールでの起用の可能性も広がるだろう。龍聖がダウサコンの首相撲にどれだけ対処できるかも気になるところだ。
MMAルール 88.5kg契約 5分3R
ラファエル・ロバト・ジュニア[Rafael Lovato Jr.](米国/元ベラトール・ミドル級王者)
岩﨑大河(大道塾/パラエストラ東京)
ロバトは39歳。ブラジリアン柔術でブラジル人以外初となるブラジル選手権優勝、米国人ではB.J.ペン以来2人目となる世界選手権優勝といった実績を残し、14年のMMAデビュー後は10戦全勝の快進撃を続け、17年からベラトールに上がると、19年にゲガール・ムサシに判定勝ちしミドル級王者となった。20年に脳海綿状血管腫により王座を返上し、グラップリングの大会で活躍していたため、頭部打撃のあるルールでの試合の安全性については気になるところだが、ロバト自身は頭部打撃のある巌流島ルールの試合を希望していたとのことだ。
岩﨑は25歳。着衣総合武道の空道(くうどう)の全日本大会で度々優勝し、今年も11月13日に仙台で行われたアジア選手権で優勝し大会の最優秀勝利者賞(MVP)も獲得。20年からMMAにも進出し、現在は修斗を主戦場にして8戦全勝中で、将来の世界進出の期待される選手の一人だったが、いきなり大物のロバトと戦うチャンスが巡ってきた。(下動画は7月の修斗でのイム・ドンジュ戦)
岩﨑は「自分の目標はUFC王者になること。初期UFCで(大道塾の)市原海樹先輩が、そして加藤久輝先輩がベラトールでメルヴィン・マヌーフにKO負けしている。その忘れ物を取りにいく」とのコメントを発表。「言い訳の効かないMMAルールでやらせてほしい」と希望し、巌流島ルールではなくMMAルールでの対戦となった。
谷川プロデューサーは「格闘技通信」の編集長時代の94年、日本人で初めてUFCに参戦し柔術家ホイス・グレイシーと戦った市原を表紙に起用した過去があり、今回の試合決定にあたり「満足度100%。私が格闘技を見てきた試合の中でも、特に強烈に印象に残っている試合を思い出させてくれた」とコメントしている。
対戦カード
MMAルール 92kg契約(ライトヘビー級相当) 5分3R
イゴール・タナベ(ブラジル)
メルヴィン・マヌーフ(オランダ)
巌流島特別ルール 無差別級 5分3R
ジョシュ・バーネット(米国)
シビサイ頌真(パラエストラ東京/巌流島)
巌流島特別ルール 無差別級 5分3R
関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)
ヤン・ソウクップ(チェコ)
キックボクシング 72.5kg契約(ミドル級相当) 3分3R
宇佐美秀[ひで]メイソン(Battle Box)
アルバート・クラウス(オランダ)
巌流島特別ルール 77kg契約(ウェルター級相当) 5分3R
マーカス・レロ・アウレリオ(ブラジル)
ガロア・ボファンド[Galore Bofando](英国)
巌流島ルール 58kg契約 3分3R
龍聖(NOPPADET GYM/KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者)
ダウサコン・BANG BANG GYM(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元ラジャダムナン認定スーパーフライ級3位&元WPMF世界スーパーバンタム級王者)
MMAルール 88.5kg契約 5分3R
ラファエル・ロバト・ジュニア[Rafael Lovato Jr.](米国/元ベラトール・ミドル級王者)
岩﨑大河(大道塾/パラエストラ東京)
出場予定選手
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/元K-1スーパー・ウェルター級王者、元Krushウェルター級王者)
概要
大会名 INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国
日時 2022年12月28日(水) 開場・13:00 開始・15:00
会場 両国国技館
チケット料金 VVIP席 30万円 VIP席 10万円 SRS席 3万円 マス席(チケット4枚発券/4人まで観戦可能)3万円 2F-S席 1万円 2F-A席 7,000円 ※4歳よりチケットが必要。3歳以下の乳幼児はひざ上での観戦か、マス席観戦をお願いします。
チケット販売 イープラス チケットぴあ ローソンチケット ※一般発売11月26日(土)12:00~
お問い合わせ INOKI BOM-BA-YE 巌流島実行委員会・事務局 03-4266-8899(平日9:00-18:00) inoki@ganryujima.jp https://ganryujima.jp/