KNOCK OUT 11.19 後楽園ホール:龍聖、韓国王者と対戦決定「今年もう1試合したいんで魅せたい」。バズーカ巧樹、西岡蓮太へのリベンジは「とりあえずローマ字の奴をぶっ倒してから」
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KNOCK OUT 2022 vol.7(11月19日(土)後楽園ホール)の出場選手の記者会見が10月17日、東京で行われた。龍聖、老沼隆斗らの出場する追加カードが発表され、既に試合が発表されていたバズーカ巧樹らも勢ぞろいして試合に向けての意気込みを語った
※REDルールは肘有りキックルール、BLACKルールは肘無し
既報対戦カード
BLACK 64kg契約 3分3R(延長1R)
バズーカ巧樹(菅原道場/KNOCK OUT-BLACKライト級(62.5kg)王者、WMAF世界&MA日本スーパーライト級王者、元REBELS-BLACK同級王者)
TAaaaCHAN[ターチャン](PCK連闘会/聖域(サンクチュアリ)統一スーパーライト級王者・元同ライト級王者、元INNOVATIONフェザー級王者)
第2代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝戦 3分5R(延長1R)
壱[いっせい]・センチャイジム(センチャイムエタイジム/ルンピニー日本バンタム級王者)
森岡悠樹(北流会君津ジム)
BLACK スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
響波(Y’s glow/元KNOCK OUT-REDバンタム級(53.5kg)王者)
古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)
追加対戦カード
BLACK フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
龍聖(NOPPADET GYM/KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者)※フリーから所属変更
グ・テウォン[Ku Taewon](韓国/YAK GYM/MKF REVOLUTION -60kg級王者)
RED 50.8kg契約 3分3R(延長1R)
老沼隆斗(STRUGGLE/元REBELS-REDスーパーフライ級王者)
阿部晴翔[はるか](チーム・タイガーホーク)
RED スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
NIIZUMAX!(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKスーパーライト級1位)
仲川広汰(Ten Clover Gym)
BLACK スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
山崎尚英(スタートゲートジム)
アックス斧田(KIBAマーシャルアーツクラブ)
BLACK スーパーフライ級(52kg) 3分3R
柿﨑 瑠[るい](クロスポイント大泉/KNOCK OUTアマチュア(22年2月)アダルト55kg優勝)
新井昂弥[たかや](Ten Clover Gym)
龍聖、韓国王者と対戦「今年もう1試合したいんで魅せたい」
BLACK フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
龍聖(NOPPADET GYM/KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者)※フリーから所属変更
グ・テウォン[Ku Taewon](韓国/YAK GYM/MKF REVOLUTION -60kg級王者)
龍聖は7月にRIZINに初参戦し魁志に3R TKO勝ち。9月のKNOCK OUTでは小笠原裕典に左ボディフックを効かせてからの左テンカオで、わずか66秒でKOし、プロデビュー以来の連勝を12に伸ばした(下動画)。
8月にTRY HARD GYMを離れ、子供の頃からのトレーナー、ノッパデッソーン氏が新しくオープンしたNOPPADET GYM(ノッパデージム)に所属した。11月大会の出場発表直後に龍聖はTwitterに「今年できればもう2試合したい。次もすぐ終わらせます」と記しており、大晦日のRIZINを見据え、最後のアピール機会となりそうだ。
対するテウォンは初来日。20戦14勝(8KO)6敗で龍聖と同じ21歳。韓国のMKF REVOLUTIONの-60kg級王者だが、57.5kgへの減量も問題無いという。
龍聖はテウォンの印象について「結構憎たらしいといか、ガンガン来る感じですね」とコメント。「龍聖選手とも似ている感じ?」と聞かれると「宮田さん(=プロデューサー)にも言われました。でも僕より雑ですね」と話し、「1Rで終わっちゃうかなと思いますね」と圧勝を予告。「9月の試合に向けていい練習ができて、試合の結果にも出て、これをやっていけば間違いないと思いました」とコンディションの良さをアピールした。さらに「(今年)もう1試合したいんで、ここで魅せたいなと思います」とも話した。
バズーカ巧樹、西岡蓮太へのリベンジは「とりあえずローマ字の奴をぶっ倒してから」
BLACK 64kg契約 3分3R(延長1R)
バズーカ巧樹(菅原道場/KNOCK OUT-BLACKライト級(62.5kg)王者、WMAF世界&MA日本スーパーライト級王者、元REBELS-BLACK同級王者)
TAaaaCHAN[ターチャン](PCK連闘会/聖域(サンクチュアリ)統一スーパーライト級王者・元同ライト級王者、元INNOVATIONフェザー級王者)
バズーカは昨年7月に康弘にKO勝ちして以来1年4か月ぶりのKNOCK OUT登場。最近では6月のシュートボクシングで笠原弘希にTKO負けしている。TAaaaCHANは所属先のPCK連闘会が仙台で開催している聖域(サンクチュアリ)の2階級制覇王者。最近では8月のNKB新潟大会で地元新潟の棚橋賢二郎に判定負けしている。
バズーカはTAaaaCHANの映像を見たかと聞かれると「全く。見る必要が無いですね」と回答。印象を聞かれると「よくわからない名前」と答え、さらに率直にどう思うか聞かれると「ローマ字」とだけ答え、全く笑わず無表情なままシンプルな回答を続けて周囲を苦笑させた。
前日の後楽園大会には、20年2月の無法島GP(BLACK 64kg王座決定トーナメント)決勝でバズーカを下した西岡蓮太がメインイベントに登場し、鈴木宙樹に判定勝ちした。その感想を聞かれるたバズーカは「さっさとやり返したいと思ったんですけど、とりあえずローマ字の奴をぶっ倒してから考えます」と話し、TAaaaCHAN撃破に集中する考えだった。
REDスーパーバンタム級王座決定戦は約1年ぶり再戦。森岡「1年前と違う動きが見せられる」×壱「今は戦える距離が増えた」
第2代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝戦 3分5R(延長1R)
壱[いっせい]・センチャイジム(センチャイムエタイジム/ルンピニー日本バンタム級王者)
森岡悠樹(北流会君津ジム)
小笠原瑛作が階級アップのため返上したREDスーパーバンタム級王座を懸けた4人トーナメントで、9月大会での一回戦では壱が大野貴志に判定勝ちし、森岡は炎出丸に2R右ストレートでKO勝ちした。昨年8月大会で両者が対戦した際には、壱が最終3Rに左ミドルを効かせてから、左の縦肘を当ててダウンを奪い判定勝ちしている(下動画)。
森岡は「壱選手に負けてから、あと一歩のところまで来ました。11月19日はリベンジして自分がベルトを巻きます。1年前は左ミドルを食らって、自分の練習不足とスタミナの無さでつけこまれた感じです。その後の試合でも引き分けとかがあって、とにかく悔しくて、練習量が増えました。2試合前から試合の時の緊張が減って、自分のペースで戦えるようになりました。前回も練習通りの動きができたので、1年前と違う動きが見せられると思っています」と、約1年間での成長に自信を示した。
壱は「ベルトの価値を上げるために、パパっと圧倒的に勝ちます。去年の森岡さんとの試合はダウンは取ったんですけど圧勝というほどでは無かったのですけど、森岡さんは左ミドルを気にしているので、その時点で勝負ありかなと思っています。1年前はミドルの距離と肘の距離でしか戦っていなかったんですけど、今は戦える距離が増えました」と、森岡同じく成長ぶりをアピールしており、王座戦にふさわしいレベルアップした再戦となりそうだ。
老沼隆斗「次はフライ級でベルトを取りたい」
RED 50.8kg契約 3分3R(延長1R)
老沼隆斗(STRUGGLE/元REBELS-REDスーパーフライ級王者)
阿部晴翔[はるか](チーム・タイガーホーク)
老沼は昨年11月のKNOCK OUTで花岡竜に1R KO負けして以来1年ぶりのKNOCK OUT登場。今年4月のムエタイスーパーファイト名古屋大会では山田航暉に判定負け。9月のNJKFではフライ級での試合を予定していたが、対戦相手の嵐の体重オーバーで老沼の試合が無くなるが、嵐は別の選手と試合をする異例の事態で話題となっていた。
阿部は3月のKNOCK OUTで老沼の先輩・松﨑公則の引退試合の相手を務め判定勝ちしている。
老沼は「9月の試合が無くなり、色々あったんですけど、ほぼ1年ぶりにKNOCK OUTに上がることになりました。フライ級とほぼ同じ体重で試合を組んでいただき、ありがとうございます。連敗中ですけど、やることはしっかりやってきているので、試合で出せればと思います」「次はフライ級でベルトを取りたいので、活躍すればKNOCK OUTでもタイトルを作ってもらえると思います」と話した。仙台在住の阿部は会見を欠席している。
響波、REDバンタム級王座返上しスーパーバンタム級に階級アップ
BLACK スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
響波(Y’s glow/元KNOCK OUT-REDバンタム級(53.5kg)王者)
古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)
響波は昨年9月の初代KNOCK OUT-REDバンタム級王座決定戦で安達浩平にTKO勝ちして以来の出場。古木は9月大会の第1試合で前田翔太の鼻をパンチで負傷させ1R TKO勝ちしている4戦3勝(2KO)1敗の選手。子供時代から極真空手を習い、100近い大会で優勝の実績がある。
響波は体が大きくなったことから、スーパーバンタム級に階級を上げ、今回の会見にてREDバンタム級王座を返上した。響波は「階級を上げ、BLACKもREDも両方盛り上げたいです。BLACKでもチャンピオンになれると思っています」とコメント。古木は「響波は背が高くて距離感とかやりにくいのかと思いますけど、みんなで作戦を練って頑張ります」と話した。
概要
大会名 KNOCK OUT 2022 vol.7
日時 2022年11月19日(土) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
チケット料金 SRS席¥20,000 RS席¥12,000 S席¥8,000 A席¥6,000 ※当日券500円アップ ※小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料
チケット販売 KNOCK OUTオフィシャルショップ チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 inquiry@knockout.co.jp https://knockoutkb.com/