RISE 10.15 大田区総合体育館:志朗、「縁がないと思っていた」大﨑孔稀と1年経て仕切り直し戦。連敗の直樹、強豪コリンズと対戦「断る理由はないでしょ」。花岡竜×翼、大雅×奥平将太も決定。那須川龍心プロ4戦目
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RISE WORLD SERIES 2022(10月15日(日) 東京都大田区総合体育館)の第2弾対戦カード発表記者会見が9月9日、東京で行われた。
64kg契約 3分3R(延長1R)
直樹(BRING IT ON パラエストラAKK/RISEライト級(63kg)王者)
チャド・コリンズ(オーストラリア/ストライクフォース/WMCインターナショナル・WKA豪州・WBCムエタイクイーンズランド州・スーパーライト級王者)
直樹は20年10月のRISE DoAトーナメントの準決勝では白鳥大珠相手に番狂わせのTKO勝ちをし、決勝では原口健飛に1R KO負け。その後、秀樹相手にRISE王座を防衛し、白鳥との再戦でも延長判定勝ちするなど3連勝した。4月の代々木大会では1階級上のRISE王者・山田洸誓にKO負けし、8月のGLORYドイツ大会では初の海外遠征を経験し、デニス・ウォーシックにダウンを奪われ判定負けし、現在2連敗中だ
コリンズはタイでセクサン、パコーン、サックモンコンといったスター選手を下し、日本でもコロナ禍以前には海人・不可思に完勝。8月のRISE大阪大会で久々に来日すると、スーパーライト級(65kg)でRISEウェルター級(67.5kg)王者の中野椋太に1R右ストレートでKO勝ちし、圧倒的な強さを見せつけた。
直樹は「前回RISE代表でGLORYに参戦しましたが、期待を裏切りすみませんでした。不甲斐ない試合をしましたので、今回勝って、復活の狼煙(のろし)をあげたいと思います」と抱負。コリンズの印象については「滅茶苦茶強い選手で、ディフェンスも上手ですし、攻撃力が凄いあるんで、怖い選手だなと思います」と評した。連敗中でも「怖い選手」との試合オファーを受けた理由を聞かれると「断る理由はないでしょ。強い選手とやりたい一心です」と回答。さらに「みんなの期待をいい意味で裏切りたいです。2年前の横浜大会で圧倒的不利の予想を覆しましたが、そういう試合は久しぶりなんで凄くワクワクしています」と、白鳥戦のような番狂わせを宣言した。
バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/RISEバンタム級1位、RISE -55kgトーナメント2020優勝、RISE -53kgトーナメント2021準優勝、ISKAムエタイ世界バンタム級王者)
大﨑孔稀(OISHI GYM/RISEフェザー級(57.5kg)10位、BOMバンタム級王者、元J-NETWORK&WMC日本スーパーフライ級王者)
志朗と大﨑兄弟の弟・孔稀は、昨年9月のRISE DoA -53kgトーナメント準決勝で戦う予定だったが、孔稀が計量で2.95kgオーバーし失格となっていた。そのトーナメントで志朗は決勝に進むも風音に延長判定負け。今年4月のRISEでは江幡塁を2R右ハイでKOしたが、6月のTHE MATCHではK-1の玖村将史に右フックでダウンを奪われ判定負けしている。
孔稀は志朗戦の減量失敗後、階級を上げての試合で3連勝中。7月のRISE後楽園大会では56kg契約でJyoseiに1R KO勝ちし「今後、55kgのバンタム級でやるんで、ランカー一人ずつ踏み台にして、絶対王者の鈴木(真彦)選手のベルトを奪い取る」とマイクアピールしていた。
志朗は「前回のTHE MATCHで負けてしまったので、今回は強さと怖さを見せたいです。今回の相手とは経験とか戦って来た相手のレベルが違うので、その差が試合で出ると思います」と抱負。「怖さを見せたい」理由については「ボクシングだとアウトボクシングも評価されますけど、3Rのキックボクシングだとアグレッシブさが評価される傾向にあると思います。自分の形を崩さないで、怖いと思わせる技や動きを練習し、新しい武器を習得しつつあります」と説明した。
孔稀の印象を聞かれた志朗は「技のキレとかスピードとかパワーはありますけど、大﨑兄弟とは縁がないと思っていたので、縁があったんだなと思えるよう、しっかり計量はパスしてもらいたいです」と皮肉った。なお、志朗は昨年5月に兄の一貴と戦う予定だったが、孔稀のコロナ感染で一貴が濃厚接触者とみなされ試合が中止となり、9月のDoAトーナメント準決勝でも志朗と一貴の試合が一貴の負傷で流れた因縁もある。
孔稀は「兄弟そろって志朗選手には迷惑をかけていますが、試合が決まって感謝しています。試合が決まったからには、今の志朗選手の立ち位置を奪い去ろうと思います」とコメント。志朗については「上手いというかイヤらしい感じです」「目がいいんでなかなか打撃が当たらないですけど、THE MATCHを見て、倒れないことはないとわかったので、僕のパワーがあれば倒せると思います」と攻略に自信を示した。気になる今回の55kgという契約体重だが「RISEでの試合の間に(5月のNO KICK NO LIFEで加藤有吾と)55.5kgでやっている問題ないです。でも口だけだと何をやっても批判されるのはわかっているので、しっかり体重を落とし、試合でわかってもらえればいいと思います」とコメントした。
スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
花岡 竜(橋本道場/RISEスーパーフライ級2位、元KNOCK OUT-BLACK同級王者、元INNOVATIONフライ級王者)
翼(TARGET/RISEスーパーフライ級12位、元ジャパンキック・バンタム級王者)
花岡は19戦17勝(7KO)1敗1分の18歳。今年1月のNO KICK NO LIFEで石井一成に勝利し、6月のRISE初戦では滉大に接戦の末に判定勝ち。8月の後楽園では昨年のRISE DoA -53kgトーナメントベスト4の政所仁に3R TKO勝ちした。その後のマイクでは「次、10月にチャンピオンの大﨑一貴選手と1位の風音選手がタイトルマッチをやると思うんですけど、勝った方とタイトルマッチ、どうですか?」とアピールしていた。
翼は今年からジャパンキックを離れTARGETに移籍し、RISEで3戦2勝(2KO)1敗。京介には敗れたが、7月の3戦目では溜田蒼馬を2R KOした。
花岡は「伊藤(隆RISE)代表が(カード発表の際に)『他団体王者対決』と言ってくれたんですけど、上位ランカーと下のランカーとは格が違うぞと見せつけようと思います」と意気込み。翼の印象については「左利きでパワーはあると思いますけど、スピードとテクニックは無いと思うので、パンチだけ気を付けます」とコメントした。対する翼は「相手はビッグネームなので、ジャイアントキリングをして全てを奪います」を話した。
スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
大雅(TRY HARD GYM/元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王者、元Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)※チームドラゴンから所属変更
奥平将太(FIGHT CLUB 428/Team Bull/RISEスーパーフェザー級7位)
大雅は昨年11月の大阪大会で梅野源治に判定勝ちして以来約1年ぶりのRISE登場。その後はRIZINで3月に髙橋亮と引き分け、7月の沖縄大会では新田宗一朗に判定勝ちしている。奥平はBigbangのアマチュア6階級を制覇した実績があり、プロデビュー後は6戦4勝(2KO)2敗で現在20歳。7月の後楽園大会では藤井重綺に延長判定勝ちし、蓮敗を2で止めている。
大雅は「約1年お世話になったチームドラゴンを辞めて、またTRY HARDでやっていくことになりました。前田(憲作)会長や選手の皆さんに感謝し、教えてもらったことを大事に戦います」と話した。兄のHIROYAのいるTRY HARD GYMに戻る理由について「色々あるんですけど、悪いことじゃなく、ここでは控えさせていただきます。ケンカして終わったとかじゃないです」とだけ話し、多くは語らなかった。奥平との試合については「相手が昨日の夜決まって、受けるべきか考えたんですけど、ここは格の違いを見せ、自分の相手はここじゃないと見せたいです」と話した。
対する奥平は「小学生の時から大雅選手の試合を見ることが多かったので、滅茶苦茶強い印象です」とコメント。この後のコメントで大雅は「20歳かあ、って感じです。僕は26になったんで、そういう(若手の挑戦を受ける)年齢になったんだなあと最近感じています。でも僕はまだまだ続けるんで、こんなところでは負けないです」と、古巣に戻っての再浮上を誓った。
フライ級(51.5kg) 3分3R
那須川龍心[りゅうじん](TEAM TEPPEN)
吉田亮汰朗(BKジム)
那須川天心の弟・龍心は今年春に高校生になり、4月のRISE代々木大会では笠原直希に判定勝ちしたが、6月のTHE MATCHではK-1代表の大久保琉唯に判定負け。8月のRISE後楽園では平山龍馬に3R TKO勝ちし、今回が4戦目だ。対する吉田は7月のDEEP☆KICKで53kg契約で山川敏弘と対戦し2R TKO負けしている。
龍心は「大田大会に出られてうれしいです。普通にやって盛り上がるアレもなく圧倒的に勝ちます」と意気込みを語り、吉田の印象については「パワーもあって体がデカい」と評した。大阪在住の吉田は欠席している。
ほかにも以下の3試合が決定している。
ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
小川 翔(OISHI GYM/RISEライト級5位、HOOST CUP日本スーパーライト級(63kg)王者、元WBCムエタイ日本統一&REBELS-MUAYTHAIライト級王者)
KENTA(HAYATO GYM/RISEライト級8位)
オープニングマッチ スーパーフライ級(53kg) 3分3R
星 拓海(IDEAL GYM)
伊藤琉之助(EX ARES)
オープニングマッチ フェザー級(57.5kg) 3分3R
指田 烈(TEAM TEPPEN)
永松進之介(FJ KICK ASS)
既報対戦カード
RISEスーパーフライ級(53kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長1R)
大﨑一貴(OISHI GYM/王者、元WMC日本&ルンピニー日本フライ級王者)※初防衛戦
風音(TEAM TEPPEN/1位、RISE DoA -53kgトーナメント2021優勝)
62.5kg契約 3分3R(延長1R)
イ・チャンヒョン[チャンヒョン・リー](韓国/RAON/RISEスーパーフェザー級(60kg)王者)
中村 寛(BK GYM/RISEライト級(63kg)3位、元DEEP☆KICK -60kg王者)
スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISEライト級(63kg)1位・元王者、RISE -61kgトーナメント2019優勝、RIZIN KICK -61kgトーナメント2021優勝)
YA-MAN(TARGET SHIBUYA/RISEライト級(63kg)10位)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
山川賢誠(Kickboxing Academy Sapporo/RISEフェザー級6位)
安本晴翔(橋本道場/WPMF世界・WBCムエタイ日本フェザー級王者、元KNOCK OUT-REDフェザー級王者、元INNOVATIONスーパーバンタム級王者、元REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者)
概要
大会名 Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022
日時 2022年10月15日(日) 開場・12:00 オープニングファイト開始・未定 本戦開始・13:00
会場 東京都大田区総合体育館
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 VIP 100,000円 アリーナSRS 40,000円 アリーナRS 20,000円 アリーナS 12,000円 スタンドS 12,000円 スタンドA 7,000円 ※当日500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料 ※9月10日(土)10時より一般発売
チケット販売 チケットぴあ イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/