RIZIN LANDMARK 3.6 東京:平本蓮の対戦相手は鈴木千裕に。平本「鈴木はパワーはあるけど賢くはない」×千裕「僕は野生で戦うスタイル」。昇侍×鈴木博昭、魚井フルスイング×伊藤空也も決定
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「+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.2」(3月6日(日) 東京・会場非公開)に出場決定していた平本蓮の対戦相手が鈴木千裕に決定した。階級はフェザー級(66kg)。ほかにも同級で昇侍 vs. 鈴木博昭、バンタム級(61kg)で魚井フルスイング vs. 伊藤空也が新たに決まっている。残りは2試合を予定。当初は2月下旬開催予定だったが、3月6日に開催日が変更。試合場がリングになるかケージになるかは調整中だ。
RIZIN LANDMARKは10月2日に初開催された会場非公開・スタジオマッチ形式の新シリーズ。1試合中止で全4試合のコンパクトな編成で、メインイベントでは朝倉未来 vs. 萩原京平が組まれ、U-NEXTで有料独占配信されたが、視聴申込が直前に殺到し、多くのユーザーがアクセスできず、1時間遅れでスタートするハプニングも話題になった。
MMA フェザー級(66kg) 5分3R
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級(65kg)王者)
平本 蓮(ルーファススポーツ/K-1甲子園2014 -65kg優勝)※The Pandemoniumから所属変更
昨年21年大晦日のRIZIN.33の大会中、練習先の米国から一時帰国している平本がリングに上がり、20年の大晦日のMMAデビュー戦で完敗した相手である萩原京平との再戦を希望した。大会後の総括でRIZINの榊原信行CEOは「LANDMARKは平本がメインに登場します」と明言していた。
鈴木千裕は17年にパンクラスでプロデビューし、18年に新人王も取っていたが、計量失格のトラブルもあり、キックに転向。昨年7月のKNOCK OUTでのキック11戦目でKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者になると、MMA復帰とキックとの“二刀流”を宣言した。9月のRIZINでのMMA復帰戦では、昇侍にわずか20秒でTKO負けしたが、11月のRIZIN TRIGGERでは山本空良に判定勝ちした。1月22日のKNOCK OUTでは、ベイノアをKOしたこともあるタップロン・ハーデスワークアウトと対戦し、開始早々からの猛ラッシュで主導権を握り1R KO勝ち(上動画)。キック戦績を12戦11勝(9KO)1敗としている。
2月2日の東京での記者会見で榊原氏は、鈴木千裕×平本蓮の決定経緯について「萩原選手も候補でしたが、平本蓮が1年ぶりの試合で、どのレベルにいるのか査定する試合もいいと思いました。その中で先般、鈴木選手がKNOCK OUTでいい勝ち方したのを含め、瞬間瞬間で勢いあるものをキャスティングできたらいいと思いました」と説明した。なお、大阪出身の萩原の次戦は「3月の関西方面での大会を予定しています」とのことだ。
◆平本
K-1から総合格闘技に転向した時、K-1の実績とかいろんなもの含めカッコつけてばっかの自分がいて、表面上の言葉でしか発せなかったこともあったんですけど、MMAのデビュー戦(=萩原戦)で自己破壊できて、つまらない固定概念を持った自分を自己破壊できて気持ち良くなりました。去年1年かけてやってきたんで、前振りはさんざんTwitterでしたので、あとは試合するです。最高の試合をします。
(日本での練習環境は?)元々いたGEN(スポーツアカデミー)にもスパーリングしに行って、基本的な技術は全部CAVEで石渡(伸太郎)さんに見てもらっています。凄く相性のいいトレーニングができて、日本に帰って来てからレベルが各段に上がっている自信がありますね。(石渡さんがセコンドにつく?)お願いしようと思います。
(ストライカー同士の対戦ですが、お互いのMMAでの打撃力の評価は?)(自分の)MMAの打撃は世界一だと思っています。(千裕は)パワーはあるんだけど賢くはないのかなって感じですね。油断はしないです。
◆鈴木千裕
僕も総合格闘技からキックに行って、キックでチャンピオンになって、MMAにもう一回挑戦して、前々回、昇侍さんに負けて、山本選手に勝って、僕もMMAの厳しさを知って、やっぱり甘くないなあって。
(ストライカー同士、お互いのMMAでの打撃力の評価は?)テクニックと頭がいいと思うんで気を付けて、逆に僕は野生の感覚で戦うスタイルなんで、そこは噛み合うかなと思いますね。
MMA フェザー級(66kg) 5分3R
昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ/元パンクラス・ライト級王者)
鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM/ボンサイ柔術/元シュートボクシング世界スーパーライト級(65kg)王者)
昇侍は38歳、博昭は37歳のベテラン対決。昇侍は昨年9月のRIZINで鈴木千裕を開始わずか20秒でKOし、大きなインパクトを残したが、11月のTRIGGER 1stのメインイベントでは萩原に2R TKO負けしている。博昭は10月のLANDMARK Vol.1のMMAデビュー戦で奥田啓介に1R TKO勝ちしたものの、大晦日のRIZIN.33では萩原にグラウンドで押さえ込まれ続け判定負けした。千裕×平本同様、ストライカー対決となる。
MMA バンタム級(61kg)
魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)
伊藤空也(BRAVE/元GRACHANバンタム級王者)
魚井は修斗、RISE等含め5連敗中だったが、昨年11月の故郷兵庫でのTRIGGER 1stでは獅庵に1R TKO勝ちした。伊藤は20年9月のGRACHANバンタム級王座決定戦で獅庵に判定勝ちしたことがある。昨年のRIZINバンタム級日本GPに参戦し、一回戦で金太郎に判定負けしたが、激しい打ち合いで印象を残した。10月のLANDMARK Vol.1でも試合が組まれたがコロナに感染し欠場していた。12月のGRACHANでは手塚基伸に1R腕十字で一本負けしGRACHANのベルトを失っている。
3月のLANDMARK vol.2の試合場がリングになるかケージになるかは調整中。ナンバーシリーズはリング、TRIGGERはケージだが、LANDMARKは柔軟に対応する方針だという。RIZINは昨年11月のTRIGGER 1st用にオリジナルのケージを発注していたが、コロナ禍での木材不足と価格高騰の影響で製造が間に合わず、DEEPのケージを借りて行われた。ようやく完成し、2月23日のTRIGGER 2nd 静岡大会で初めて使用される。3月6日のLANDMARKについて榊原氏は「ケージでやりたいんですが、会場にケージが入るか検証していないというテクニカルな理由です」「材料をエレベーターで運ばないといけないので」と説明した。「形は六角形です。広さはDEEPと同じぐらいです。UFCほどデカくないです」とのこと。平本と千裕もケージでの試合を希望していた。
大会中継に関しては後日発表。チケットはRIZINファンクラブ会員限定で抽選販売し(全席指定 20万円)、招待客含め計100人ほどの入場者数を予定している。今後のLANDMARKシリーズについて榊原氏は「3月の次は海外でやりたい。アメリカでやればアメリカにいる選手も上がることができる」と話している。
対戦カード
MMA フェザー級(66kg) 5分3R
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級(65kg)王者)
平本 蓮(ルーファススポーツ/K-1甲子園2014 -65kg優勝)※The Pandemoniumから所属変更
MMA フェザー級(66kg) 5分3R
昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ/元パンクラス・ライト級王者)
鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM/ボンサイ柔術/元シュートボクシング世界スーパーライト級(65kg)王者)
MMA バンタム級(61kg)
魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)
伊藤空也(BRAVE/元GRACHANバンタム級王者)
※ほか2試合を予定
概要
大会名 +WEED presents RIZIN LANDMARK vol.2
日時 2022年3月6日(日) 開始・19:00(予定)
会場 東京都内・非公開
中継 後日発表
チケット料金 全席指定 20万円
チケット販売 RIZINファンクラブ(超強者会員から抽選で10名を招待。超強者会員・強者会員に会場観戦チケット抽選販売)
お問い合わせ RIZIN FF事務局 03-5772-3223 https://jp.rizinff.com/