RIZIN TRIGGER 2.23 静岡エコパアリーナにクレベル・コイケ出場。平本蓮、2月のRIZIN LANDMARKでの萩原京平との再戦を希望
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RIZIN TRIGGER 2nd(2月23日(水/祝) エコパアリーナ(静岡アリーナ))に、クレベル・コイケが出場することになった。RIZINの榊原信行CEOがRIZIN.33(12月31日 さいたまスーパーアリーナ)の終了後の記者会見で明らかにした。
RIZIN TRIGGERは11月28日に神戸ワールド記念ホールで初開催された、RIZINの新しいシリーズ。試合場はリングではなくケージを採用し、選手発掘・育成・再生、および地方活性をテーマに掲げる。
クレベルは6月の東京ドーム大会で朝倉未来に勝利し、当時のフェザー級王者・斎藤裕への挑戦が内定し、10月の王座戦が計画されたが、クレベルが体重が落ちないことと左足首を怪我したことを理由に回避していた。クレベルは未来戦の時点で契約が終わっており、10月の欠場を巡るやりとりで榊原氏とクレベル側の関係が険悪となっていたが、両者の話し合いを経て和解し、クレベルは引き続きRIZINに上がることになった。(下写真はホベルト・サトシ・ソウザの勝利後、一緒にリングに上がったクレベル(右から2人目))
クレベルは日本語で「大晦日出てないでごめんなさいです。私と榊原さん、問題無いです。榊原さん、もう1回チャンスありがとうございます」と話した。10月に牛久絢太郎が斎藤を下し新王者となり、この日は未来が斎藤に勝利しリベンジに成功。未来は今後戦いたい相手として牛久とクレベルの名を挙げている。未来との再戦について聞かれたクレベルは「私はタイトルマッチやりたい。でも今日朝倉勝ってたぶん次は彼がタイトルマッチだ」「次、牛久と朝倉で、絶対朝倉勝つ。私、次、2月23、相手誰でも勝つ」「朝倉タイトルマッチ終わったら、6月ぐらい?もう1回朝倉やりたいです」と話し、お互い1試合挟み、未来が新王者となった状態での再戦を希望した。
横で話を聞いていた榊原氏は、このクレベルの展望を否定しなかった。だが榊原氏はコロナの状況が改善すれば、外国人を加えてのフェザー級GPを開催する可能性もあることを明かし、一つの選択肢として「未来とクレベルはフェザー級GPの一回戦になるかもしれない」とも話しており、コロナ情勢も2人の再戦の座組に影響を与えそうだ。
RIZIN TRIGGER 2ndでのクレベルの相手は未定。その他の出場候補として、この日の第1試合で勝利した“カズJr.”三浦孝太の名を榊原氏は挙げており「TRIGGERのエースになるべく、2戦目はTRIGGERとかで組めたら」と話している。
また、大会中には、練習先の米国から一時帰国している平本蓮がリングに上がり、「今日、MMA素人相手にしょっぱい試合をした萩原(京平)君、2回目はケージでどうですか?平本蓮対萩原京平2、2月、RIZIN LANDMARK、メインイベントです。以上」と話し、1年前の大晦日のMMAデビュー戦で完敗した相手である萩原との再戦を希望した。RIZIN LANDMARKは10月2日に初開催されたスタジオマッチ形式の新シリーズ。榊原氏によると第2回は2月の前半から中盤に開催予定で「LANDMARKは平本がメインに登場します」「萩原とのリマッチもいいと思いますし、パンチの効いた相手を用意したい」と話している。
さらにこの日は、大相撲・元幕内の貴源治改め貴賢神(たかけんしん)、修斗創始者・佐山聡氏の長男・佐山聖斗(せいと)がリングに上がり、RIZIN参戦を表明した。貴賢神はスダリオ剛の双子の弟で24歳。7月に大麻の使用を理由に日本相撲協会から懲戒解雇処分を受け、現在はパラエストラ大阪でMMAの練習をしている。佐山は昨年夏から格闘家転向を目指し練習している32歳。
ほかにもこの日は、日本レスリング協会の馳浩副会長(元衆議院議員)、東京オリンピック・レスリング女子57kg級金メダルの川井梨紗子と女子62kg級金の川井友香子の姉妹、同フリー65kg級金の乙黒拓斗と兄の乙黒圭祐がリングに上がり、五輪での応援への感謝の言葉を述べた。馳氏は「これからも日本レスリング協会はRIZINとの協力関係をより強くし、パリ五輪を目指します」とも話した。
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