格闘技大会ネット中継 注目番組ガイド:6.11(金) ONE 内藤大樹×中国強豪ウェンフェン|13(日) UFC アデサニヤ&フィゲイレード防衛戦、ネイト・ディアス復帰/RIZIN バンタム級日本GPじっくり見るならPPVで
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6月11日(金) 21:30~
ONE Championship「ONE: FULL BLAST II」
会場 シンガポール・インドアスタジアム
中継 ABEMA格闘チャンネル(無料)
☆ワン・ウェンフェン×内藤大樹 予想開始時刻・21:35 【対戦カード一覧】
◆日本からは元シュートボクシング日本スーパーバンタム級王者の内藤大樹が出場し、中国のワン・ウェンフェンと、フライ級(61.2kg)肘無しのキックボクシングルールで対戦する。
内藤は17年のRISEのトーナメントで原口健飛、工藤政英、MOMOTAROを破り、1年後のRISEで那須川天心と対戦し1R KO負け。19年10月にONEデビューし、昨年2月のサバス・マイケル戦まで3戦全勝していたが、12月にジョナサン・ハガティーに判定負けを喫した。今回はそれ以来の試合だ。
ウェンフェンは18年の中国クンルンファイトの61.5kg世界トーナメントでイ・チャンヒョン、セルジオ・ヴィールセンらを破り優勝したことのある強豪。19年11月にはONEフライ級キックボクシング世界王者・イリアス・エナッシに挑戦し敗れている。
ONEから届いたインタビューで内藤は「前回は相手に飲まれてしまった部分がデカい。より自分を信じて練習もしてきたし、意思をしっかり強く持って戦えると思う」と振り返り、「ワン選手もタフで前に入ってくる選手。自分も変に引かずに中に入って戦おうと思う。激しい試合になるのは間違いない。しっかり最後は自分が押し切って勝ちたい」と意気込みを語っている。
今回の番組で放送されるのは4試合。ABEMA「格闘代理戦争」出身のユン・チャンミンは中国のマー・ジャウェンと対戦。メインイベントでは日本のK-1にも上がっていたエリアス・マムーディーが、タイのモンコルペットとムエタイルールで対戦する。
6月12日(日) 午前7:00~
UFC 263: Adesanya vs. Vettori 2
会場 米国アリゾナ州グレンデール:ヒラ・リバー・アリーナ
中継 UFCファイトパス(メインカードは11:00より。プレリムのみ視聴可能なスタンダードプランは月1,214円、メインカードも視聴可能なプレミアムプランは月2,699円) WOWOW(メインカードのみ。配信サービスあり。月2,530円)
☆レオン・エドワーズ×ネイト・ディアス 予想開始時刻・12:00 【対戦カード一覧】(公式サイト)
◆今回のUFCでは2階級で王座戦を実施。UFCミドル級王者のイスラエル・アデサニヤは3位のマーヴィン・ヴェットーリを相手に、フライ級王者のデイブソン・フィゲイレードは1位のブランドン・モレノを相手に防衛戦を行う。
アデサニヤは昨年9月のパウロ・コスタ戦以来となる3度目の防衛戦。前回3月の試合では、1階級上のライトヘビー級王者・ヤン・ブラホヴィッチに挑戦するも、パワー差は埋められず判定負けに終わり、プロ21戦目で初黒星を喫したが、本来のミドル級では無敗の記録を伸ばしたいところ。
https://www.youtube.com/watch?v=Z2hhysnRDZM
挑戦者のヴェットーリとは18年4月に対戦し勝利したが、判定2-1の接戦だった。その後は5連勝で、昨年12月にはジャック・ハーマンソン、今年4月にはケビン・ホランドに5Rの戦いの末に判定勝ちしており、長丁場も問題ないだろう。17勝のうち一本勝ちは9、KO勝ちは2で、いずれも1R決着。下馬評は不利だが、アデサニヤの序盤の隙を突けば、波乱もあるかも?
https://www.youtube.com/watch?v=hYDa0u9wBvA
フィゲイレード対モレノも再戦の構図で、昨年12月に引き分けた一戦のダイレクトりマッチとなる。
また、ネイト・ディアスがウェルター級3位のレオン・エドワーズを相手に復帰戦。なんと5R制で、メインイベントや王座戦以外で5Rの試合が行われるのはUFC初となる。ネイトは16年のコナー・マクレガーとの2連戦の後、3年休み、19年に復帰するとアンソニー・ペティスに判定勝ちしたが、ホルヘ・マスヴィダルにTKO負け。それ以来約1年半ぶりの試合で、8連勝と勢いのあるエドワーズ相手に健在ぶりを示せるか。
6月13日(日) 15:30~
RIZIN.28
会場 東京ドーム
中継 Exciting RIZIN、RIZIN LIVE(生中継/前売¥5,000、当日¥5,500) スカパー!(生中継/¥5,500) フジテレビ系(20:00~21:54 2試合生中継)
☆朝倉海×渡部修斗 予想開始時刻・18:00 【対戦カード一覧】
◆RIZINとしては初、格闘技界でも03年11月のPRIDE以来約18年ぶりとなる東京ドーム大会。休憩明けの20時から、ラスト2試合の「那須川天心vs.3人スペシャルマッチ」と朝倉未来×クレベル・コイケがフジテレビ系地上波で生中継される模様だ。大会終了は新型コロナウイルス緊急事態宣言の影響で21時。その他の試合は21時台に詰め込まれる可能性が高いため、編集無しで各試合をしっかり見たいファンには、上記の有料生中継の購入がオススメだ。会場チケットは緊急事態宣言のイベント制限の影響で5月いっぱいで販売終了。試合順もコロナと生放送の影響で若干変則的となっている。
第1試合ではRISE王者の空手家・“ブラックパンサー”ベイノアが、大晦日に未来と戦った弥益ドミネーター聡志を相手にMMAデビュー戦。第2試合では3月の名古屋大会の反則で物議を醸したスダリオ剛が、過去最強の相手・シビサイ頌真と戦う。
続く第3試合には、昨年11月の大阪大会で未来との接戦を制しRIZINフェザー級王者となった斎藤裕が登場し、アゼルバイジャン人のヴガール・ケラモフとノンタイトル戦を行う。ケラモフと同門のトフィック・ムサエフが第8試合でホベルト・サトシ・ソウザとRIZINライト級初代王座決定戦を行うため、ムサエフ&ケラモフ陣営が試合間隔を広げることを希望し、斎藤はこの位置での登場となった模様だ。コロナ対策の入国制限の影響で、帯同したトレーナーも少人数だろうから致し方ない。ムサエフ×サトシはムサエフの打撃、サトシの寝技の勝負となることが確実。徴兵帰り、コロナ禍を経て久々来日のムサエフのコンディションも気になるところだ。
第4~7試合では、バンタム級日本トーナメント一回戦のうち、朝倉海 vs. 渡部修斗、石渡伸太郎 vs. 井上直樹、扇久保博正 vs. 春日井“寒天”たけし、元谷友貴 vs. 岡田遼の4試合が行われる(残り4試合は27日の大阪大会で実施予定)。
各カードの見所は、このページで記述すると非常に長くなるので、以下の過去記事を参照いただきたい。各選手を紹介した「RIZIN CONFESSIONS」3本も見ておけば、より試合が楽しめることだろう。
・バンタム級トーナメントの抽選会ならびに各カードの見所紹介記事。
・ムサエフ×サトシ、斎藤裕×ケラモフ、シビサイ×スダリオ、弥益×ベイノア 発表記事
・第9試合:那須川天心vs.3人スペシャルマッチ 発表記事
・第10試合:朝倉未来×クレベル・コイケ 発表記者会見/未来の公開練習
※主要カードの予想開始時刻は、大会進行やカード変更により、実際と異なる場合もありますので、あくまで参考程度として下さい。