ONE Championship 4.29 シンガポール:青木真也、フォラヤンと3度目の対戦も「格闘技って一期一会。全試合別ですからね」|ABEMAで生中継
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ONE Championship「ONE on TNT 4」(4月29日(木/祝) シンガポール・インドアスタジアム)でのエドゥアルド・フォラヤンとの3度目の対戦を控えた青木真也のインタビューが、ONEから届いた。
大会の模様はABEMAで29日午前9:30から生中継され、試合ごとの映像はABEMAビデオにもアップされる。(写真:(C) ONE Championship)
青木とフォラヤンは過去2度対戦し1勝1敗。16年11月の初対決ではTKO負けしライト級王座から陥落したが、19年3月のONE初の日本大会(両国国技館)のメインイベントでフォラヤンの王座に挑み、1R肩固めで一本勝ちしてリベンジとベルトの奪還を果たした。
青木はその1か月半後、クリスチャン・リーに敗れ王座から陥落したが、それ以降はホノリオ・バナリオ、江藤公洋、ジェームズ・ナカシマ相手に3連勝中で、ONE MMAライト級ランキング4位に位置する。
対照的にフォラヤンは青木との再戦以降は1勝3敗と苦戦。ツォゴーフ・アマルサナーに判定勝ちした以外は、エディ・アルバレスに敗れ、ピーター・バウシュトとトニー・カルーソ相手に判定負けし2連敗中で、ランキング圏外に落ちている。
青木真也
――当初、セージ・ノースカット選手との試合を予定していましたが、エドゥアルド・フォラヤン選手との3度目の対戦に変更となりました。準備に何か影響はありましたか?
「普通に毎日練習をしているので、特に影響はないんじゃないかな。」
――エディ・アルバレス選手との3度目も望んでいますか?
「いや、望んでいないよ。フォラヤンとの3度目も別に望んでいた訳じゃないし、そういう星の下に生まれているんですよね。」
――(15日の)クリスチャン・リー選手とティモフィ・ナシューヒン選手の試合を観て感じたことを教えてください。
「(クリスチャンは)若いですよね。若いし強くなっているし。僕がやったのは、2年くらい前ですけど。強くなるなあと思って。間違っていなかったなと思いますね。」
――今回、フォラヤン選手に勝てば、4連勝になると思います。またタイトルを望んでいますか?
「あまり望んでいないです。とにかく試合やって、楽しくやりたいなって感じです。」
――年齢を重ねても現役バリバリで強くいられる秘訣は、ズバリなんでしょうか?
「ずっと練習することと、いいご飯食べて、いい練習して、よく寝ること。その基本をただ当たり前にしっかりやることではないでしょうか。」
――フォラヤン選手との試合についてお聞きします。前回の試合では早い段階で勝利を収めることが出来たと思うのですが、そうなった理由は何でしょうか、1回目の対戦と2回目の対戦で違ったことはどんなことでしょう?
「お互い、別人ですよね。状況も違いますし。だから何が変わったって訳ではないですが、お互い歳をとって変わったってことじゃないでしょうか。」
――年齢も重ねてキャリアも後半に差し掛かっていると思います。それでも素晴らしい結果を残していると思うのですが、青木選手自身、今がピークだ、最後の勝負だという気持ちでしょうか?それとも、やれるところまでやり続けるぞ、という気持ちですか?
「まあ、今別に終わりだとも思っていないし、3年~5年くらい前にミッチ・チルソンに『あなたはもう終わりだと皆んなが言っているけど、格闘技を続けている理由はなんですか?』って聞かれた時、いや、大きなお世話だなって思ったんだけど、好きだからずっとやっているだけで、別に今がベストだとも思わないし、常にやれるところまで一生懸命やっていきたいなと思っています。」(編集部注:今回の青木の試合中継でABEMAが用意したイメージ画像にも、「好きなことで、生きている。」というキャッチコピーが添えられている)
――もし、セージ・ノースカット選手が元気になったら、彼との試合を望みますか?
「まあ、チャンスがあればやりたいと思いますが。まずは元気になってもらって。大変だと思うので。」
――平田樹選手はもうすぐ女子アトム級ワールドグランプリが始まります。どこまで行けると思いますか?
「まず、期待からすると上には行って欲しいけれど。そんなに甘くないと思うんですよね。格闘技って。なので、割と厳しい結果が待っているんじゃないかなと思います。」
――青木選手は素晴らしいキャリアをお持ちで、間違いなくMMAではレジェンドだと思います。その中で、青木選手が選ぶ良い思い出ってありますか?
「良い思い出…。これから先にあるんじゃないかなと思います。今のところないかな。これから先にあるんじゃないかな(笑)。」
――数多くの有名な選手と死闘を繰り広げてきたと思うのですが、強いと言われているけれど、まだ戦えていない選手はいますか?
「いや、あんまりないんですよね。みんな強いし。今はもう、誰とやってみたいとかはなくて、とりあえず試合をして一喜一憂していきたいなと思います。」
――青木選手は今まで色々な強豪と戦ってきたと思うのですが、フォラヤン選手はどこら辺の選手だと思いますか?ランキングというか…。
「強いと思いますよ。どこら辺の選手ってあんまり、それを試合前に言ってお互いに意味があると思わないから。とにかく一生懸命に向き合いたいですね。」
――青木選手は、これまでのキャリアの中で29回の一本勝ちをしていると思います。次に一本勝ちを収めると、30回目になると思います。そういうのは何かの節目に感じますか?狙っていますか?
「全く狙っていないけど、勝てればいいです。」
――フォラヤン選手と戦うにあたって一番苦戦しそうなところはどんな部分でしょうか?
「強いと思いますよ。どこら辺の選手ってあんまり、それを試合前に言ってお互いに意味があると思わない。」
――過去に何度か別の選手と3度対戦する経験があったと思います。3度対戦するといのはどういう感覚でしょうか?
「分からないよ。でも一試合、一試合、別ですよね。格闘技って一期一会なもんだし。全試合別ですからね。」
――今のフォラヤン選手をどのように捉えていますか?
「お互いで歳を取って衰えもあるけれど、その分お互いに経験した分もあって、また2人で新しい勝負になるから。厳しい試合が待っているんじゃないかなと思います。」
対戦カード
第6試合 メインイベント ONE MMAライトヘビー級(102.1kg)タイトルマッチ 5分5R
アウンラ・ンサン(ミャンマー/ライトヘビー級&ミドル級王者)
ライニアー・デ・リダー(オランダ/挑戦者)
第5試合 コーメインイベント MMA ライト級(77.1kg) 5分3R
エディ・アルバレス(米国/元UFC&ベラトール王者)
オク・レユン(韓国)
第4試合 MMA ヘビー級(120.2kg) 5分3R
オマール・ケイン(セネガル)
キリル・グリシェンコ(ベラルーシ)
第3試合 MMA ライト級(77.1kg) 5分3R
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン/元王者)
青木真也(イヴォルブMMA/4位、元王者)
第2試合 ムエタイ 女子ストロー級(56.7kg) 3分3R
ジャッキー・ブンタン(米国)
エカテリーナ・バンダリーヴァ(ベラルーシ)
第1試合 MMA 女子60.6kg契約 5分3R
コルビー・ノースカット(米国)
コートニー・マーティン(オーストラリア)