RIZIN 3.21 日本ガイシホール:浜崎朱加、浅倉カンナと女子アトム級王座防衛戦。ホベルト・サトシ・ソウザ×徳留一樹、クレベル・コイケ×摩嶋一整ほか決定
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RIZIN.27(3月21日(日) 愛知・日本ガイシホール)の第1弾決定カードが2月12日、東京都内での記者会見で発表された。メインイベントでは浜崎朱加が浅倉カンナを相手にRIZIN女子スーパーアトム級王座の防衛戦を行う。ライト級では同級初代王座決定戦が内定しているホベルト・サトシ・ソウザが、ONE Championship 2連勝中の元パンクラス同級王者・徳留一樹と対戦し、DEEP・武田光司とパンクラス・久米鷹介の現ライト級王者対決も実現する。
RIZINでは4月末の首都圏大会と5月の大阪大会で、堀口恭司を除く日本の16選手によるバンタム級トーナメント一回戦を予定し、今回はその予選にあたる試合も組まれる。その後は8月と9月に首都圏での大会、10月から11月初頭に福岡か沖縄での大会を計画し、大晦日含め年7大会となる模様だ。秋からはフェザー級トーナメントも計画されており、今回は年末も見据えたカード編成となっている。(会見写真提供:(C)RIZIN FF)
RIZIN女子スーパーアトム級(49kg)タイトルマッチ MMAルール(肘有り) 5分3R
浜崎朱加(AACC/王者、元INVICTA世界アトム級(47.6kg)王者、元JEWELSライト級(52kg)王者)※初防衛戦
浅倉カンナ(パラエストラ松戸/挑戦者、RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント2017優勝)
浜崎は昨年大晦日の埼玉大会での女子スーパーアトム級王座決定戦で山本美憂に1R洗濯ばさみで一本勝ちし、王座に返り咲いた。
浅倉は18年大晦日での初代王座決定戦で浜崎朱加に腕十字で一本負けし、翌19年6月の美憂戦でも判定負けしたが、その後はアリーシャ・ザペテラ、ジェイミー・ヒンショー、古瀬美月、あい相手に4連勝し、リベンジと王座奪取のチャンスが訪れた。
◆浜崎「また名古屋で試合ができることをうれしく思います。メインらしい試合を見せます。アトム級世界一は私だと試合で見てもらいたいです。」
◆浅倉「浜崎さんが持っているベルトに挑戦できることをうれしく思います。皆さんがどう思っているかわからないですけど、自分だけは勝てると思っているので、このチャンスをものにしてベルトを巻いて、女子の格闘技を自分が引っ張って行けるよう頑張ります。」
MMAルール(肘有り) 120kg契約(ヘビー級相当) 5分3R
スダリオ剛(フリー)
宮本和志(和志組)
元十両・貴ノ富士改めスダリオ剛は、大相撲を引退後、エンセン井上氏の元でMMAを習い、昨年9月のRIZIN埼玉大会でMMAデビューし、ディラン・ジェイムスに1R TKO勝ちした。続く大晦日のミノワマン戦では右のカーフキックからのパウンドで1R TKO勝ちしている。
対する宮本は約20年のキャリアのある42歳(試合時)のプロレスラー。MMA挑戦を目指し以前からトレーニングを積んでいた。
◆スダリオ「名古屋は現役時代から一度も負け越したことのない縁起のいい街で、名古屋で応援してくれる人達のためにも頑張ります。対戦相手はどういう方か正直まだわからないんですけど、僕を殺しに来る気持ちで来てください。僕も殺される覚悟と、殺しに行く覚悟はあるので、そういう試合を見せていけたらと思います」
◆宮本「福島県の双葉郡出身ですが、今年は東日本大震災から10年で、(原子力発電所の事故の影響で)帰宅困難地域の人達に勇気と元気を与える試合をします」
MMAルール(肘有り) 71kg契約(ライト級相当) 5分3R
ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術/元REALスーパーライト級(74.2kg)王者)
徳留一樹(パラエストラ八王子/元パンクラス・ライト級王者)
サトシは19年からRIZINに上がり北岡悟と廣田瑞人に連続TKO勝ち。同年10月のRIZINライト級GP一回戦でジョニー・ケースに1R TKO負けしたものの、昨年8月の横浜大会2DAYS初日では矢地祐介に1R TKO勝ちした。ライト級GP2019優勝者・トフィック・ムサエフとのライト級初代王座決定戦が内定しているが、コロナ禍の影響でムサエフが来日できない状況が続いており、大一番まで負けは許されない。
対する徳留はRIZIN初参戦の34歳(試合時)。07年にMMAデビューし、パンクラスで活躍後、13~14年にUFCに上がり1勝3敗。パンクラスに戻ってからは15年に北岡悟とのライト級王座決定戦で勝利したが、16年の初防衛戦で久米鷹介にTKO負け。18年にはONE Championshipに上がり2勝2敗で2連勝中。コロナ禍を経てからのONEへの出場は無く、RIZINで日本の大会に戻る。
◆サトシ「この試合はやりたくないですね(苦笑)。HALEOチームで一緒に練習していたけど、しょうがない。誰でも決めればやります。RIZINのベルトが獲りたいから、誰でも試合します」
◆徳留「去年までONEという海外でやっていて、連勝中だったにも関わらずRIZINに出ると言ったら快く送り出してくれました。強い相手とやらせてもらえるのが光栄です。QUINTETでチームを組んで戦った仲ですけど、MMAでリングに上がれば違う話なので、今までやってきた技術を出していい試合ができればと思います。」
MMAルール(肘有り) 71kg契約(ライト級相当) 5分3R
武田光司(BRAVE/DEEPライト級王者)
久米鷹介(ALIVE/パンクラス・ライト級王者)
ライト級ではDEEPとパンクラスの王者対決が実現する。武田は昨年9月の埼玉大会で修斗ライト級世界王者の川名雄生との僅差の打撃戦を制し、判定2-1で勝利している。
久米は19年10月のONE Championship両国大会での修斗世界王者(当時)の松本光史に判定勝ち。昨年9月の埼玉大会でRIZINに初参戦し、元DEEP&戦極ライト級王者の北岡悟に対して打撃で優位に試合を運び判定2-1で勝利した。いわば「ライト級日本王者トーナメント」初戦を突破した両者が、半年を経て激突する。
◆武田「パンクラスとDEEPのチャンピオンがやるんですけど、DEEPのチャンピオンのほうが強いと証明したいです。RIZINは3回目ですけど、まだ自分の実力を全部出せていないので、今回は勝ち負けよりも内容が問われる試合と思っています。全部の力を出し切って勝ちます。日焼けサロンのスポンサー待ってます。あと老けているとか言われますけど、まだ25歳なんで、覚えてください」
◆久米「自分もキャリアの集大成に入ると思うので、強い選手とやるためにここに来ました。DEEPの現役チャンピオンの武田選手と戦わせていただけるので、パンクラスのチャンピオンとして強さを発揮できます。地元の名古屋で今まで自分が築き上げたものを見せられるよう、感謝の気持ちを込めて戦います」
MMAルール(肘有り) 66kg契約(フェザー級相当) 5分3R
クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術/元KSW&REBEL FCフェザー級王者)
摩嶋一整(毛利道場/元REBEL FCフェザー級王者)
RIZINでは秋の大会からフェザー級トーナメント開催を計画している。今大会でもフェザー級で2試合が組まれた。新型コロナウイルスの状況次第では海外勢の参加もありうるため、日本勢はそれまで勝利を重ねて存在感を示しておきたいところだ。
コイケはソウザ兄弟と同門で柔術をベースとし、MMAではポーランドのKSW、シンガポールのREBEL FCでベルトを獲得し、5年前には芦田崇宏に勝利している。昨年大晦日のRIZIN初戦ではカイル・アグオンを右フックでダウンさせてからのギロチンで仕留め、RIIZN王座を狙える実力を印象付けた。
摩嶋は16年12月の試合から6連続一本勝ちと勢いのある状況で、昨年8月の横浜大会2DAYS 2日目でRIZINに初登場。斎藤裕相手に2Rにサッカーボールキックをもらってからの打撃のラッシュで仕留められてしまったが、1Rはマウントを取るなど優位に試合を運んでおり、コイケとも寝技で渡り合える可能性が高い。
◆コイケ「今年初めての試合でうれしいです。RIZINでもう一回チャンスをくれてありがとうございます。摩嶋とはいい試合になります。応援してください。」
◆摩嶋(コメント代読)「今大会のオファーありがとうございます。対戦相手のクレベル選手は、技術も実績も今の日本のフェザー級のトップクラスにいる選手だと思っています。以前から戦ってみたいと思っていましたし、実際対戦することが決まって本当に楽しみです。お互いにフィニッシュ率も高いので、一本決着に期待して下さい。そして、海外の選手が来れない状況の中でも、RIZINファンの皆さんや格闘技ファンの皆さんに楽しんでもらえる試合をして、日本の格闘技界を盛り上げたいと思います」
MMAルール(肘有り) 66kg契約(フェザー級相当) 5分3R
関 鉄矢(SONIC SQUAD/ZSTフェザー級王者)
堀江圭功(ALLIANCE/パンクラス・フェザー級3位)
関は昨年8月の横浜2DAYS初日で神田コウヤに2R TKO勝ちし、1分を含め10戦連続負け無しと快進撃を続ける。堀江はRIZIN初参戦の25歳。伝統派とフルコンタクトの両方の空手を習い、16年のMMAプロデビューからパンクラスを主戦場とし、フェザー級上位戦線で活躍した。19年7月、UFCに緊急出場し3R KO負けし、昨年2月にはパンクラスで内村洋次郎に判定勝ち。9月のフェザー級王座挑戦者決定戦では中島太一に判定1-2で惜敗した。
◆関「ZSTから来ました。堀江選手はゴリゴリのストライカーなので、相性はいいかなと思います。殴って殴られてもっと殴って倒す、単純明快な試合をしますので楽しみにしてください」
◆堀江「RIZINでという日本で一番の大舞台で自分の実力が示す機会が来たことにワクワクしています。目の前に立ちはだかる敵を一人ずつぶっ飛ばします」
MMAルール(肘有り) 61kg契約(バンタム級相当) 5分3R
渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘/元Fighting NEXUSバンタム級王者)
田丸 匠(NASCER DO SOL/修斗バンタム級世界2位)
RIZINは4月の首都圏大会と5月の大阪大会で、日本の16選手によるバンタム級トーナメント一回戦を予定し、バンタム級では査定マッチ2試合が組まれた。
渡部は昨年8月の横浜大会初日でRIZINに初参戦し、井上直樹に1Rわずか1分40秒で裸絞めで一本負け。続く12月、ホームリングのFighting NEXUSで寺田隆に裸絞めで一本勝ちした。その後、より上を目指すことを理由にNEXUSのベルトを返上し、RIZINに再登場した。田丸はRIZIN初参戦の25歳。修斗では元ONE&修斗2冠王の猿田洋祐、RIZINにも上がっている魚井フルスイングにも勝利。昨年8月の環太平洋バンタム級王座決定戦では安藤達也にKO負けしたが、12月のダイキ・ライトイヤー戦ではギロチンで一本勝ちしている。
◆渡部「初代シューター(渡部優一)の息子の自分が、修斗を代表する田丸選手と戦えることに運命を感じています。僕みたいな雑草も必死になれば天才(=田丸の修斗での愛称)を越えられるってことを見せられたらと思います」
◆田丸「修斗から来ました、RIZINがバンタム級が国内で一番強くて、自分もその中でどれだけできるかを試しに来ました。堀口選手に届くようにしたいですし、チャンピオンになります」
MMAルール(肘有り) 61kg契約(バンタム級相当) 5分3R
祖根寿麻(ZOOMER/修斗バンタム級世界8位・元環太平洋王者)
獅庵[しあん](パラエストラ大阪)
祖根は地元愛知在住。RIZINではこれまで元谷友貴、ジャスティン・スコッギンスに敗れ、修斗、Road to ONEも含めて5連敗中だったが、1月の修斗でUFC帰りの石原夜叉坊に判定勝ちし、再起のきっかけをつかんだところで、早速RIZIN復帰の話が飛び込んだ。獅庵は伝統派空手をベースとする23歳でRIZIN初参戦。パンクラスのフライ級の元ランカーで、DEEPを経て19年12月からGRACHANに戦場を移し、昨年9月のGRACHANバンタム級王座決定戦では伊藤空也に判定負けしている。
◆祖根「獅庵選手って聞いた時、誰?ってなりました、ナメられていると思いました。ぶっ倒します。」
◆獅庵「GRACHANを主戦場に戦っています。RIZINに出られてワクワクしています。盛り上げるので当日楽しみにしてください」
MMAルール(肘有り) 57kg契約(フライ級相当) 5分3R
村元友太郎(ALIVE)
山本聖悟(フリー)
フライ級では地元愛知勢4選手の2試合が組まれた。村元は19年8月の名古屋大会で征矢貴にTKO負けして以来2度目となるRIZIN登場。その後は負傷により1年療養していたが、昨年8月のDEEPで復帰し、鮎田直人に3R裸絞めで一本勝ちした。対する山本は25歳でRIZIN初参戦。中学時代は少年院に入り、地下格闘技の大会に出場していた1時に朝倉未来に激励されたことをきっかけにプロ格闘家を目指す。空手がベースで、DEEP、HEAT、GRACHAN等に上がり、韓国のROAD FCでは19年11月のKO勝ちが評価され、同年のROAD FCのKO賞を獲得している。試合はそれ以来1年4カ月ぶりとなる。
◆村元「RIZIN 2回目の参戦です。今回は地元で、今年のRIZINの一発目を、名古屋でできることをうれしく思います。RIZIN最速のフライ級、まばたき厳禁で応援してください」
◆山本「韓国ROAD FCと契約している逆輸入ファイターの山本聖悟です。RIZINという日本の最高峰の舞台で試合できることを誇りに思います。村元選手は僕に勝てると言っていると人づてに聞いたので、当日はぶっ倒します。日サロに行く時間があるなら打撃練習して打ち合ってください」
MMAルール(肘有り) 57kg契約(フライ級相当) 5分3R
杉山廣平(SPLASH/パンクラス・フライ級9位)
伊藤裕樹(ネックスイチムエ/元THE OUTSIDER 50-55kg級王者)
両選手とも今大会の地元愛知勢でRIZIN初参戦。杉山は16年からパンクラスを主戦場とするランカーで、最近では昨年12月、上田将竜に判定1-2で敗れている。伊藤は小学4年から中学3年までボクシングを習い、MMA転向後はTHE OUTSIDER初代50-55kg級王者に。プロデビュー後はDEEPを主戦場にし、藤田大和にも裸絞めで一本勝ちしたが、19年12月の鮎田直人戦で敗れ、それ以来の試合となる。
◆杉山(コメント代読)「愛知県岡崎市スプラッシュ所属の杉山廣平です。率直に地元で試合できるという事が嬉しい。パンクラスランカーとして元アウトサイダーチャンプをぶっ飛ばしたい思います。お互い地元なので応援団同士も激しいぶつかり合いになるはず。今回勝って、RIZINトップファイター全喰いしてやります!」
◆伊藤(コメント代読)「無敗のままアウトサイダーのチャンピオンになりその後DEEPで戦ってきたのですが、一年前に初の敗北を味わいました。この結果が格闘技により真剣に向き合うこととなり確実に強くなっています。杉山選手は同じ匂いがする選手ですので、僕らにしかできない試合を地元で開催するRIZINで披露します」
概要
大会名 Yogibo presents RIZIN.27
日時 2021年3月21日(日) 開場・12:30(予定) 開始・14:00(予定)
会場 日本ガイシホール(名古屋市総合体育館/名古屋市南区東又兵ヱ町5-1-16)
中継 RIZIN LIVE(生中継/前売¥5,000、当日¥5,500) スカパー!(生中継/¥5,500)
チケット料金 VIP席 100,000円 SRS席 30,000円 S席 20,000円 A席 10,000円
チケット販売 イープラス チケットぴあ ローソンチケット ※2/15(月)から先行発売。2/21(日)から一般発売
お問い合わせ RIZIN FF事務局 03-5772-3223 https://jp.rizinff.com/