ONE WARRIOR SERIES 10.5 渋谷:出場選手連続インタビュー(4) ジェイク・ムラタ「ZST、Fighting Nexusに国内他団体の王者を引きずり込みたい」|AbemaTVで生中継
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ONE Championshipのトライアウト大会「ONE WARRIOR SERIES ~ 日本 vs 世界」(10月5日(土) ベルサール渋谷ガーデン)に出場する日本勢の連続インタビュー企画。工藤諒司、SARAMI、内藤頌貴に続き、ラストの第4弾ではジェイク・ムラタ(パラエストラTB/Fighting Nexus/ZSTバンタム級王者)をお届けする。大会の模様はAbemaTVで生中継される。
ムラタは福岡出身、1991年12月17日生まれの27歳。2013年のプロデビュー以降、パンクラス・DEEP・修斗では勝ち負けを繰り返す状態が続いた。17年12月から上がり始めたFighting NEXUSでは、昨年12月のバンタム級王座決定戦で渡部修斗に判定負けした以外は4戦とも勝利。今年からZSTで2連勝し、8月には滝田J太郎とのZSTバンタム級王座決定戦で勝利し、初のタイトルを獲得した。
今回のONE WARRIOR SERIES(OWS)初戦で戦うソン・ミンジョン(韓国)は27歳。日本勢との対戦も多く、10年のSRCで曹竜也に判定負け、12年のONEで上田将勝に判定負けしたが、その後着々と力をつけ、13年以降のROAD FCではアラン“ヒロ”ヤマニハ、田村一聖、春日井 寒天 たけしといった現パンクラス・ランカーに勝利している。4月のOWS 初戦でも一本勝ちし、2勝目を狙う戦い。今回のOWS出場32選手の中でもトップクラスの実力者で、ムラタも「100回に1回勝てるか勝てないか」と警戒するが、このチャンスをものにし、「絶対に自分と自分の周りの評価を引っ繰り返します」と気合十分に語ってくれた。
――BOUTREIVEWの井原です。はじめまして。よろしくお願いします。
ムラタ「はじめまして。僕が格闘技を始めた高校生の頃、格闘技業界のことが知りたくて、当時より4~5年前のAllAboutの格闘技コラムを読むのが好きだったんですよ」
――懐かしい。ウチの井田がゼロ年代のPRIDEやK-1について書いていたコラムですね。
ムラタ「なのでバウレビさんにインタビューされるのはうれしいですね」
――ただ恐縮なのは、ムラタ選手が主戦場にしてきたFighting NEXUSの試合は生で観たことが無くて、いつも公式でもらう結果を載せるだけでして(苦笑)。NEXUSの前にパンクラス、修斗、DEEPに出ていた頃にひょっとしたら観ていたかもしれませんが、覚えていなくて…
ムラタ「あの頃は勝ったり負けたりを繰り返していましたけど、NEXUSの山田(峻平)代表に目を掛けていただいて、それからZST(実行委員会)の小池(義昭)さんにチャンスをいただき、ベルトを獲らせていただいて、ZST第3代バンタム級チャンピオンとしてやらせてもらっています」
――NEXUSでは渡部選手との初代バンタム級王者決定トーナメント決勝の前に4連勝し、着実に這い上がって来た印象です。
ムラタ「毎回毎回勝負でしたね。しっかり経験を積ませてもらって、少しずつ自分の勝ち方、戦い方を確立できて。山田代表に育ててもらった気持ちが大きいです」
――今回、OWSに上がることになったきっかけは?
ムラタ「とある方からOWSの選手を探していると聞いて、ONEに売り込んでいただきました」
――いきなりソン・ミンジョンという強い選手との対戦です。
ムラタ「はっきり言って、100回に1回勝てるか勝てないかという試合ですけど、その1回を10月5日に持ってくる自信…じゃなく、持ってこれるんですよ!持ってこれると信じて、過ごし、試合までやるんです。自分を育ててくれたNEXUS、ZSTって パンクラスや修斗やDEEPに比べて一個下のように見られていますけど、僕が勝って全部を引っ繰り返ししたいです」
――ミンジョンの印象は?
ムラタ「全部強いですね。打撃の一発もあるし、寝技になったらスクランブルも強いですよ。プロになった頃から僕のミットを持ってくれている方にミンジョン選手の試合映像を見せたら『ムラタ君にはこういうことをやって欲しかった』って言われてしまいました。スクランブル系の選手にとって理想の戦い方をすると思います」
――ROAD FCの春日井戦を見たら、1Rは寝技でやられてましたけど、2Rから寝技でずっと攻め込んでいて、スタミナも豊富ですね。
ムラタ「寝技につなげる打撃も理想的で 一発ちゃんと頭振りながら打って。あの打ち方ならストレートかタックルかわかりにくいと思います。逆に組んで来る相手にはアッパーを打てたり、離れれば前蹴りやミドルもちゃんと使えて…。まあ、長所を言えば言うほど怖くなってきますよ(苦笑)。でも、寝技に付き合ってくれようがくれまいが、逆に相手を自分の地獄に引きずり込んでやります。彼のニックネームが「ザ・ランニング・マン」なんですよ(※ONEの公式プロフィールページ参照)。だったらアイツの倍走って、あいつにガス欠起こさせて、起こしたところでフィニッシュしてやろうと思います」
――リングネームの「ジェイク」は、修斗やストライクフォースでチャンピオンだった、寝技の名手のジェイク・シールズが由来と聞いていますが、あのしつこい寝技が理想ですよね。
ムラタ「理想ですけど、シールズほど打たれないようにはしたいですよね。だけど今回は、どんだけ打たれてボロボロになろうが、3R最後までアイツとマラソンやってやります。なんならデカスロン(陸上の十種競技)をやってやります。意識飛ばされようが、肉だろうが骨だろうが好きなだけ切らせてやって、最後は後ろ張り付いて絞め落としてやります」
――ムラタ選手と同じパラエストラTB所属の森本“狂犬”義久選手に、発言のSな感じが似ているような気もします。普段も一緒に打撃の練習をしているんですか?
ムラタ「一緒にやってます。でもレベルが違い過ぎて、森本さんにかわいがってもらうような感じですね」
――森本選手もONEに上がりましたから、何か聞きましたか?
ムラタ「減量の尿比重検査の話を聞いたりしました。森本さんは大変だったみたいですけど」
――ムラタ選手は昼間は普通の仕事をしているんですよね。練習状況はどうですか?
ムラタ「電気工事の会社で出勤計算とか総務系の仕事をしていて、月金9時5時で残業が無いので、しっかり練習できています」
――今後に向けて大事な試合になると思いますが、改めて最後に意気込みをお願いします。
ムラタ「次勝ってその次がONEの本戦であれば、上のステージに上がりたいですけど、それよりも自分の首を使って、今回の100回に1回、1000回に1回かもしれないチャンスを引き当てて、ZST、Fighting Nexusに国内の他団体のチャンピオンを引きずり込みたいですね。他団体のチャンピオンと自分の団体で試合がしたいです。このチャンスを引き当てて、絶対に自分と自分の周りの評価を引っ繰り返します。人が人生変える瞬間を会場とAbemaTVで見てください」◆◆◆
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対戦カード
第16試合 MMA ウェルター級(83.9kg) 5分3R
デヴォン・モリス[De’von Morris](米国)
エマヌエル・オニエディカチ[Emmanuel Onyedikachi](ナイジェリア)
第15試合 MMA フェザー級(70.3kg) 5分3R
工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A/修斗フェザー級環太平洋6位)
ジェリー・オルシム[Jerry Olsim](フィリピン)
第14試合 ムエタイ(オープンフィンガーグローブ着用) 女子アトム級(52.2kg) 3分3R
Little Tiger(TEAM THAI-YO/WPMF&WMC世界ピン級王者、WBCムエタイ・インターナショナル・アトム級王者)※ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪から所属変更
サンドラ・ゴドヴィク[Sandra Godvik](スウェーデン)
第13試合 MMA バンタム級(65.8kg) 5分3R
ジェイク・ムラタ(パラエストラTB/Fighting Nexus/ZSTバンタム級王者)
ソン・ミンジョン[Min Jong Song](韓国)
第12試合 MMA フライ級(61.2kg) 5分3R
内藤頌貴(パラエストラ松戸/修斗フライ級世界5位)
アレックス・シルド[Alex Schild](米国)
第11試合 MMA フェザー級(70.3kg) 5分3R
菅原和政(マスタ-ジャパン福岡)
アリ・モタメド[Ali Motamed](イラン)
第10試合 MMA バンタム級(65.8kg) 5分3R
吉野 光(フリー)
チャン・サマート[Chan Samart](カンボジア)
第9試合 MMA 女子アトム級(52.2kg) 5分3R
SARAMI(パンクラスイズム横浜)
キム・ソユル[So Yul Kim](韓国)
第8試合 MMA ライト級(77.1kg) 5分3R
長田拓也(BLOWS/修斗ライト級世界4位)
オットゴンバタル・ネルギ[Otgonbaatar Nergui](モンゴル)
第7試合 MMA フェザー級(70.3kg) 5分3R
椿 飛鳥(トライデントジム)
ロン・ラー[Long La](カンボジア)
第6試合 MMA ライト級(77.1kg) 5分3R
山下竜一(BRAVE)
アフメド・ファエズ・アヌアー[Ahmed Faez Anuar](ブルネイ)
第5試合 キックボクシング(オープンフィンガーグローブ着用) ライト級(77.1kg) 5分3R
下川晃毅(晃哲會 下川道場/S-BATTLE KARATEミドル級王者)
ショーン・ラッシュ[Sean Rush](米国)
第4試合 MMA 女子アトム級(52.2kg) 5分3R
鈴木祐子(BRAVE)
エディラー・ヨハニー[Edilah Johany](マレーシア)
第3試合 MMA フェザー級(70.3kg) 5分3R
櫻井裕康(NEVER QUIT)
島村直希(OOTA DOJO)※ジェース・ロウ[Jace Law](マレーシア)から変更
第2試合 キックボクシング ストロー級(56.7kg) 3分3R
有井渚海(及川道場/新空手全日本K-2 GP 2019軽軽量級優勝)
レイ[Lehe](マレーシア)
第1試合 キックボクシング ストロー級(56.7kg) 3分3R
基山幹太(Kick Lab)
チェプ・ホリック[Cep Holik](インドネシア)
概要
大会名 ONE WARRIOR SERIES ~ 日本 vs 世界
日時 2019年10月5日(土) 開場・10:00 開始・13:30 終了・18:00(予定)(ONEマーシャルアーツ・ファン・フェス内で実施。フェスは翌6日も開催)
会場 ベルサール渋谷ガーデン(東京都渋谷区南平台町16-17 住友不動産渋谷ガーデンタワー1F・B1)
中継 AbemaTV(生中継 13:00~)
チケット料金 前売り1日券 ¥1,500 前売り2日間券 ¥2,000 VIP 2日間券(ONEオリジナルTシャツ付)¥5,000 ※未就学児無料 ※2日間券の当日発売は無し
チケット販売 キョードー東京 0570-550-799(平日11:00~18:00 土日祝日10:00~18:00) チケットぴあ ローソンチケット イープラス LINEチケット ticketboard(foreign countries)
お問い合わせ キョードー東京 0570-550-799(平日11:00~18:00 土日祝日10:00~18:00) http://onefc.com/jp/fanfest