ONE 10.31 ルンピニー(レポ):TARGETのTAKU、ONE初戦はベネズエラの選手に判定負け。松田征也、ローブローのダメージで無効試合に
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ONE Friday Fights 131
2025年10月31日(金)タイ・バンコク:ルンピニースタジアム
レポート:井原芳徳 写真:(C)ONE Championship
第4試合 キックボクシング バンタム級 3分3R
○ガブリエル・ペレイラ(ベネズエラ)
×TAKU(TARGET/RISEライト級(63kg)6位)
判定3-0
TAKUは25歳。22年にキックデビューし10戦9勝(6KO)1敗。RISEを主戦場とし、最近では5月のDEEP☆KICK-63kg挑戦者決定トーナメント準決勝で嵐舞と対戦し、1Rハイキックをもらった際にアゴをカットし、ドクターストップ負けを喫している。対するペレイラはタイのプーケットのイーグルムエタイの26歳の選手でONE初戦だ。
1R、TAKUが前に出るが、度々接近戦でお互いパンチを当てる展開となり、ペレイラが左ボディ、アッパー、右ストレートを的確に当てる。TAKUもパンチを返すが、やや手数で劣る。記者採点はペレイラ。
2R、ペレイラはステップで距離を取りつつ、左アッパーから左ロー、左ボディとから右ローといったコンビネーションを随所で決める。TAKUはこのラウンドも手数で劣る。記者採点はペレイラ。
3Rもペレイラがステップワークとローにつなぐコンビネーションで印象を作り、主導権を維持する。とはいえ中盤過ぎから少し疲れが見え始め、TAKUがペレイラをロープ際に詰め、左右のストレート、ボディを当てる頻度が上がり、手数差をつけて終えるが、ダウンは奪えない。記者採点はTAKU。合計29-28でペレイラ。ジャッジ3者もペテイラを支持し、ペレイラが判定勝ちした。
第3試合 MMA フェザー級 5分3R
―アレックス・カーン(フランス/タイ)
―松田征也[せいや](池袋BLUE DOG GYM)
2R 無効試合
松田は30歳。昨年3月にONEフライデーファイツに初参戦しミハイル・グリツァネンコ(ロシア)に判定勝ちし、11月にルシ・ハジエフ(ブルガリア)に判定勝ちし2連勝したが、今年3月、カルロス・アルバレス(フィリピン)に17秒、アナコンダチョークで一本負けした。6月にはビラル・フセイン(パキスタン)に2Rアームロックで一本勝ちし、ONEの戦績を3勝1敗としている。
対するカーンはプーケットファイトクラブ所属の32歳でMMA 5戦全勝。ONEフライデーではパナマと中国の選手相手に2連続一本勝ちしている。
1R、松田が右カーフキック、ストレート、左ジャブを随所で当て、カーンが詰めて来てもステップでかわし、組まれても突き放す。だが中盤過ぎから、カーンも随所で左右のパンチを当て、ローも絡め、ヒット数では巻き返す。
2R、カーンが変わらず前に出て、左右のパンチ、ロー、組んでの膝を当てる。松田はまだひるまないが、自分の攻撃が返せなくなる。中盤、カーンの左ローがローブローとなり一時中断する。再開後、カーンが組んできたが、足を掛けて大内刈りで倒して上になる。だがすぐカーンはスタンドに戻す。カーンは組んでの膝、離れ際の肘を当て、反撃するが、組んでの膝がまたもローブローとなり、再び中断する。松田はダメージが大きく、寝転んだままで再開できず、試合終了となり、規定によりノーコンテストという扱いになった。

