ONE WARRIOR SERIES 10.5 渋谷:出場選手連続インタビュー(2) SARAMI「1週間後の両国で女子の怪我人が出たら私が出ますよ」|AbemaTVで生中継
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ONE Championshipのトライアウト大会「ONE WARRIOR SERIES ~ 日本 vs 世界」(10月5日(土) ベルサール渋谷ガーデン)に出場する日本勢の連続インタビュー企画。第1弾の工藤諒司に続き、第2弾ではSARAMI(パンクラスイズム横浜)をお届けする。大会の模様はAbemaTVで生中継される。
SARAMIは2012年にプロMMAデビュー。15年のDEEP JEWELSフェザー級(48kg)GPでは決勝まで残るが、決勝(王座決定戦)ではV.V Meiに2R TKO負け。16年に富山から上京しパンクラスイズム横浜に移籍。18年3月に黒部三奈の持つDEEP JEWELSアトム級(47.6kg)王座に挑戦したが判定負けした。ベルトにはあと一歩で届かない状態が続いたが、現DEEP JEWELSアトム級王者の前澤智には3戦3勝した実績がある。
今年6月、ONEの本拠地・シンガポールでのONE WARRIOR SERIES(OWS)に初出場し、ミッシェル・フェレイラに2R腕十字で一本勝ち。OWS 2戦目の相手・キム・ソユル(韓国)は、MMA 3勝1敗でOWSでは2勝1敗。2月には鈴木祐子を寝技で追い詰め判定勝ちしている。
OWSで何勝すればONE Championship本戦出場の契約を結べるという明確な決まりは無いものの、3~4勝が一般的なラインで、それまでの実績や勝ち方も査定の材料となる。SARAMIの戦うONEの女子アトム級(52.2kg)は、アンジェラ・リーが王座に君臨し、10月13日の両国国技館大会でアンジェラはション・ジンナンとの防衛戦&半年ぶりの再戦を控える。かつてSARAMIを下し、アンジェラを追いかけるV.V Meiも、両国での試合(ジェニー・ファン戦)を控えている。SARAMIは今回のソユル戦を、本戦で活躍する彼女たちの位置に早く近づくための絶好のアピール機会と位置付けており、コメントからも最近のトレーニングの充実ぶりが十分伝わって来た。
――6月のOWS初戦を振り返っていかがでしたか?
SARAMI「いい勝ち方ができましたね。相手の以前の試合を観て、強そうだと正直思ったんですけど、自分でウォリアーズに出ると決めて出ることにして、そんなことを言ってられないと思って、しっかり準備して、その成果が出たと思います」
――海外だったり、スタジオマッチだったり、計量のシステムだったり、今までのDEEP JEWELSと違う環境の試合でした。
SARAMI「違ったんですけど、楽しかったですね。海外での試合が韓国のROAD FC、グアムのPXCと合わせて4回目ですし、海外だからどうとかは無くて、だんだん試合が近づくに連れて気持ちが上がっていく感じでした。ONEの計量とかを1回経験したので、次はこう調整すればいいというのが学べましたね」
――改めて、ONE Championshipを目指そうとした動機は?
SARAMI「今、29歳で、このままずっと日本でやって、チャンピオンになれるのもいいんですけど、それ以上に、一番いい時に海外の強い選手と試合がしたかったのが一番ですね。あと、日本のちょっと偏った格闘技の見方じゃなく、海外の色んな文化が認められているONEで試合をすれば、もっと自分の良さがいっぱい出て来るんじゃないかなって思って、ONEに出たいと思いました」
――以前からよく、「女子」「ジョシカク」といった枠じゃなく、一格闘家として評価してもらいたいというような話をSARAMI選手はされていました、世界基準で自分の真価を問われたいという感じでしょうか。
SARAMI「そうですね。元々、海外で試合をしたい思いがあって、私の体格だとUFCを目指すのは厳しいと思っていて、だからこそONEに行けるチャンスがあると聞いて、挑戦することにしました」
――今回戦うキム・ソユル選手の印象は?
SARAMI「何でもできる感じですね。打撃もできるし、組んでも対応できるし、寝てもグラップリングはできるし。でもトータル力はそんなに高くないと思います」
――SARAMI選手も強い選手とこれまでたくさん戦ってきましたから、それに比べれば、自分なら対抗できる自信がある?
SARAMI「今までやってきた経験も、もちろんあるんですけど、今の自分が一番強いかなって。いい風に出来上がって来た感じがあって、それをどんどん試していく試合になる感じです」
――ソユルの鈴木祐子戦はずっと寝技で攻め込んでいました。SARAMI選手もパラエストラ池袋で柔術の練習をしている様子をTwitterに上げていましたが、寝技は多少警戒しますか?
SARAMI「いや、全然。柔術はご縁があって練習しているだけで。逆に(ソユルは)あれだけ寝技で攻め込んで、バックを取って、何で極められなかったんだろう?って感じですかね(笑)。相手がどうだからというより、自分がどういう動きをするのかがテーマです」
――その辺はトレーナーの北岡悟さんとも色々話しながら?
SARAMI「そうですね」
――もうパンクラスイズム横浜に来られて2年ぐらい…
SARAMI「3年経ちました」
――今の環境はいかがですか?
SARAMI「日本の女子で、一番いい環境で、一番いい条件で練習させてもらってるんじゃないかなって、自分では思いますね。本当、チームでやっている感じです。結構わがままも言っているんですけど。北岡さんも(ロッキー)川村さんも考えが一緒で、同じ方向に向いていて」
――北岡さんのRIZINとかでのイメージだと、結構厳しいのかなと思われていそうですけど。
SARAMI「優しいですよ。優しいですね。上から『こうしなさい』と言うタイプじゃなく、『何でそうしたの?』と聞かれて、私が『こういう理由でこうしました』と答えて、やりとりをしながらできることが、私の中ではいいですね。迷ったりすることがあっても、信じるところは北岡さんだから、迷わないというか」
――判断の面でも信頼できると。
SARAMI「そうですね」
――すごく練習が充実している様子が伝わってきますが、Twitterでも「1年前の映像見たら動きがダサいし弱そうwww 動きのレベルが上がってる気がする」と書かれていましたね。具体的にどの辺で特に感じますか?
SARAMI「フィジカルトレーニングを始めて1年ぐらい経って、だんだん体が変わって来たのと、技術の面で北岡さんや川村さんとキャッチボールできるようになって、上がったなって。『格闘技IQが上がった』って言われますね。前はただガムシャラにやっているだけみたいなところがあったんですけど(苦笑)、それだけじゃ無くなって来た感じですかね」
――今度の試合もその辺が発揮できればと。
SARAMI「もう、圧倒的な強さで勝つつもりでいるんですけど」
――勝てばOWS 2戦2勝になりますけど、何勝したら本戦契約とかってあるんですか?
SARAMI「わからないですけど、次勝って契約したいですね。日本だし、一番目立って(契約を)取ってやりたいです」
――もう一刻も早くONEのタイトル戦線に参入したい?
SARAMI「そうですね。あそこに行ける自信は凄くあります。1週間後の両国で女子の怪我人が出たら私が出ますよ(笑)」◆◆◆
ONE WARRIOR SERIES 10.5 渋谷:出場選手連続インタビュー(1) “錦鯉ファイター”修斗期待の新鋭・工藤諒司|AbemaTVで生中継
対戦カード
第16試合 MMA ウェルター級(83.9kg) 5分3R
デヴォン・モリス[De’von Morris](米国)
エマヌエル・オニエディカチ[Emmanuel Onyedikachi](ナイジェリア)
第15試合 MMA フェザー級(70.3kg) 5分3R
工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A/修斗フェザー級環太平洋6位)
ジェリー・オルシム[Jerry Olsim](フィリピン)
第14試合 ムエタイ(オープンフィンガーグローブ着用) 女子アトム級(52.2kg) 3分3R
Little Tiger(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪/WPMF&WMC世界ピン級王者、WBCムエタイ・インターナショナル・アトム級王者)
サンドラ・ゴドヴィク[Sandra Godvik](スウェーデン)
第13試合 MMA バンタム級(65.8kg) 5分3R
ジェイク・ムラタ(パラエストラTB/Fighting Nexus/ZSTバンタム級王者)
ソン・ミンジョン[Min Jong Song](韓国)
第12試合 MMA フライ級(61.2kg) 5分3R
内藤頌貴(パラエストラ松戸/修斗フライ級世界5位)
アレックス・シルド[Alex Schild](米国)
第11試合 MMA フェザー級(70.3kg) 5分3R
菅原和政(マスタ-ジャパン福岡)
アリ・モタメド[Ali Motamed](イラン)
第10試合 MMA バンタム級(65.8kg) 5分3R
吉野 光(フリー)
チャン・サマート[Chan Samart](カンボジア)
第9試合 MMA 女子アトム級(52.2kg) 5分3R
SARAMI(パンクラスイズム横浜)
キム・ソユル[So Yul Kim](韓国)
第8試合 MMA ライト級(77.1kg) 5分3R
長田拓也(BLOWS/修斗ライト級世界4位)
オットゴンバタル・ネルギ[Otgonbaatar Nergui](モンゴル)
第7試合 MMA フェザー級(70.3kg) 5分3R
椿 飛鳥(トライデントジム)
ロン・ラー[Long La](カンボジア)
第6試合 MMA ライト級(77.1kg) 5分3R
山下竜一(BRAVE)
アフメド・ファエズ・アヌアー[Ahmed Faez Anuar](ブルネイ)
第5試合 キックボクシング(オープンフィンガーグローブ着用) ライト級(77.1kg) 5分3R
下川晃毅(晃哲會 下川道場/S-BATTLE KARATEミドル級王者)
ショーン・ラッシュ[Sean Rush](米国)
第4試合 MMA 女子アトム級(52.2kg) 5分3R
鈴木祐子(BRAVE)
エディラー・ヨハニー[Edilah Johany](マレーシア)
第3試合 MMA フェザー級(70.3kg) 5分3R
櫻井裕康(NEVER QUIT)
島村直希(OOTA DOJO)※ジェース・ロウ[Jace Law](マレーシア)から変更
第2試合 キックボクシング ストロー級(56.7kg) 3分3R
有井渚海(及川道場/新空手全日本K-2 GP 2019軽軽量級優勝)
レイ[Lehe](マレーシア)
第1試合 キックボクシング ストロー級(56.7kg) 3分3R
基山幹太(Kick Lab)
チェプ・ホリック[Cep Holik](インドネシア)
概要
大会名 ONE WARRIOR SERIES ~ 日本 vs 世界
日時 2019年10月5日(土) 開場・10:00 開始・13:30 終了・18:00(予定)(ONEマーシャルアーツ・ファン・フェス内で実施。フェスは翌6日も開催)
会場 ベルサール渋谷ガーデン(東京都渋谷区南平台町16-17 住友不動産渋谷ガーデンタワー1F・B1)
中継 AbemaTV(生中継 13:00~)
チケット料金 前売り1日券 ¥1,500 前売り2日間券 ¥2,000 VIP 2日間券(ONEオリジナルTシャツ付)¥5,000 ※未就学児無料 ※2日間券の当日発売は無し
チケット販売 キョードー東京 0570-550-799(平日11:00~18:00 土日祝日10:00~18:00) チケットぴあ ローソンチケット イープラス LINEチケット ticketboard(foreign countries)
お問い合わせ キョードー東京 0570-550-799(平日11:00~18:00 土日祝日10:00~18:00) http://onefc.com/jp/fanfest