ONE WARRIOR SERIES 10.5 渋谷:出場選手連続インタビュー(1) “錦鯉ファイター”修斗期待の新鋭・工藤諒司|AbemaTVで生中継
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シンガポールを拠点に、日本、フィリピン、マレーシア等、アジア各地で大会を開催する「ONE Championship」。その登竜門にあたる大会が「ONE WARRIOR SERIES(OWS)」だ。元UFC世界ミドル級王者のリッチ・フランクリン氏が監修し、ONEのYoutubeチャンネル等で公開されているリアリティショー番組。通常は観客を入れないスタジオマッチだが、「ONEマーシャルアーツ・ファン・フェス」(10月5日(土) ベルサール渋谷ガーデン)にて、初めて日本で行われると共に、初めてファンにも一般公開される。プロの全16試合を観覧料わずか1,500円(前売り)で楽しめるのも魅力だ。
10月13日の両国国技館でのONE 100回記念大会の前煽り的な意味合いもあり、全16試合15試合に日本勢が登場し、うち14試合が海外選手との対戦構図となっている。10.13 両国大会を朝8時から15時間“超完全生中継”するAbemaTVは「舐めんなよ、ジャパニーズMMA。」との中継コンセプトを掲げた。AbemaTVはOWSも午後1時から生中継。前哨戦のOWSにおいても“ジャパニーズMMA”がどこまで強さをアピールできるか注目が集まる。
BOUTREVIEWでは日本勢のうち4選手に独占インタビューを行った。その第1弾が工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A/修斗フェザー級環太平洋6位)だ。工藤は青森県八戸市出身の26歳。レスリングの名門・国士舘大学レスリング部出身で、極真空手も5歳から10年間学んだ経験がある。大学卒業後、長南亮代表率いるTRIBEに加入し、プロ修斗では3勝1敗1分。昨年10月に山本 健斗 デリカットに敗れたが、今年3月には内藤太尊との新鋭対決を制した。MMAデビュー当時から高い素質を評価され、今回のOWSでも日本勢のトリを務めることに。相手に用意されたジェリー・オルシム(フィリピン)はOWS 4戦全勝、MMA 6戦全勝の24歳とイキのいい相手で、工藤がONE本戦に近い実力の持ち主だとONE側が評価していることが伝わってくる。
今回のインタビューではもちろん試合への意気込みを中心に聞くつもりだったが、最近、彼は趣味の錦鯉をテーマにユーチューバーを始めたということで、その話題からまずは触れてみた。試合以外の部分での選手の個性を知るきっかけになれば幸いである。
https://www.youtube.com/watch?v=H-4XuA8IwAY
――まずは錦鯉の話から聞きましょうか。
工藤「あ、ありがとうございます(笑)」
――工藤選手のInstagramを見ていたら、錦鯉の専門誌(鱗光)で特集されたのを知って、驚きましたよ。さらに最近、錦鯉ユーチューバーを始められましたね。「錦鯉ファイター劇場」というチャンネル名ですけど、工藤選手の顔も出ないし、格闘技要素ゼロですね。
工藤「誰かが見てくれたらいいな、って程度で」
――錦鯉の魅力は?
工藤「小さいころから川とか用水路で泳いでいる、真鯉、普通の黒い鯉を観るのが好きだったんですよ。大学の頃、たまたま錦鯉が水槽で飼えると知って。寮の部屋では無理だったので、大学を出てから水槽を始めたら、凄いハマっちゃって。柄も品種もめちゃくちゃあって深いんですよね。品評会にも行って感動して」
――若い人っているんですか?
工藤「あんまりいなかったですね(苦笑)。でも若い人にも知ってもらいたいと思って、少しずつ動画をアップしたりとか」
――YouTubeには錦鯉だけじゃなくて、ニコンのフルサイズのカメラでの風景とか彼岸花の写真も載せたりとか。
工藤「撮るならいい写真を撮りたいなって、いいやつを買いました」
――D750ってその辺の記者顔負けのいいカメラですよ。…まあ趣味の話も色々聞きたいところですが、そこそにして、こんどのONEに向けて意気込みを聞かないといけないですね。
工藤「まず試合自体が3月から半年ぶりぐらいで、試合したい気持ちが溜まって、普段よりも気持ちが上がって楽しみです」
――その間の練習は?
工藤「怪我もあって少し開きましたけど、やれることはやって、強くなっている実感があるので楽しみです」
――元々、高い身体能力をお持ちで、MMAの中で少しずつ形になっている印象があります。
工藤「ありがとうございます。まあ、自分はスタミナ面が…。無くは無いんですけど、戦い方が悪くて。長南代表からも結構指摘されたんですけど、力を入れるところと抜くところを分けないといけないのが課題です。じゃないと3月の試合のようになってしまいますね」
――今回の相手オルシムの映像を見た印象は?
工藤「身長が高くリーチが長くて、四つ組は強い感じもします」
――パンチを振り回して来れば、逆に組み付きやすいのかなと思いました。
工藤「踏み込んで来るパンチはカウンターを狙えますね」
――試合順もたくさん出る日本勢で最後ですし、勝ち方も期待されていると思います。
工藤「1R目からガッツリは行かず、相手が打撃で来るなら様子見つつ、タックルを狙うとか、付き合わないように。上手いところは上手いんで。万が一でもらうことがあるので注意しつつ、しっかり自分の展開に持ち込んで、最後は圧倒して勝ちたいです」
――先ほど話された力配分の課題も踏まえつつ、丁寧に自分のペースに引き込むのが第一だと。師匠の長南さんがONEのスタッフで、既に若松選手や三浦選手も上がっていますし、ONEに出ること自体は割と自然な感じでしたか?
工藤「去年、シンガポールのイヴォルブMMAに3週間ぐらいトレーニングに行きまして、最後にONEの大会を観させていただいて、お客さんの盛り上がりも凄くて、凄くいいな、ここで試合したいなって思って。そこからはONEに出たいという気持ちでしたね」
――今年に入って、修斗がONEと提携し、修斗のタイトルも狙いながらONEも目指せますよね。
工藤「修斗も出させてらもらいたいんで、タイトル獲らないと始まらない気がしますね」
――世界を目指すとなると、先輩の佐藤天選手がUFCで苦戦し、試練も色々待ち受けていると思います。
工藤「天さんには刺激をもらいますね。あんなに強い天さんが負けちゃうんだって。自分ももっとやらないと勝てないという気持ちです」
――改めてこの試合に向けてのアピールをお願いします。
工藤「確実に強くなっているので、圧倒的に勝てる試合を見せたいですね」◆◆◆
対戦カード
第16試合 MMA ウェルター級(83.9kg) 5分3R
デヴォン・モリス[De’von Morris](米国)
エマヌエル・オニエディカチ[Emmanuel Onyedikachi](ナイジェリア)
第15試合 MMA フェザー級(70.3kg) 5分3R
工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A/修斗フェザー級環太平洋6位)
ジェリー・オルシム[Jerry Olsim](フィリピン)
第14試合 ムエタイ(オープンフィンガーグローブ着用) 女子アトム級(52.2kg) 3分3R
Little Tiger(TEAM THAI-YO/WPMF&WMC世界ピン級王者、WBCムエタイ・インターナショナル・アトム級王者)※ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪から所属変更
サンドラ・ゴドヴィク[Sandra Godvik](スウェーデン)
第13試合 MMA バンタム級(65.8kg) 5分3R
ジェイク・ムラタ(パラエストラTB/Fighting Nexus/ZSTバンタム級王者)
ソン・ミンジョン[Min Jong Song](韓国)
第12試合 MMA フライ級(61.2kg) 5分3R
内藤頌貴(パラエストラ松戸/修斗フライ級世界5位)
アレックス・シルド[Alex Schild](米国)
第11試合 MMA フェザー級(70.3kg) 5分3R
菅原和政(マスタ-ジャパン福岡)
アリ・モタメド[Ali Motamed](イラン)
第10試合 MMA バンタム級(65.8kg) 5分3R
吉野 光(フリー)
チャン・サマート[Chan Samart](カンボジア)
第9試合 MMA 女子アトム級(52.2kg) 5分3R
SARAMI(パンクラスイズム横浜)
キム・ソユル[So Yul Kim](韓国)
第8試合 MMA ライト級(77.1kg) 5分3R
長田拓也(BLOWS/修斗ライト級世界4位)
オットゴンバタル・ネルギ[Otgonbaatar Nergui](モンゴル)
第7試合 MMA フェザー級(70.3kg) 5分3R
椿 飛鳥(トライデントジム)
ロン・ラー[Long La](カンボジア)
第6試合 MMA ライト級(77.1kg) 5分3R
山下竜一(BRAVE)
アフメド・ファエズ・アヌアー[Ahmed Faez Anuar](ブルネイ)
第5試合 キックボクシング(オープンフィンガーグローブ着用) ライト級(77.1kg) 5分3R
下川晃毅(晃哲會 下川道場/S-BATTLE KARATEミドル級王者)
ショーン・ラッシュ[Sean Rush](米国)
第4試合 MMA 女子アトム級(52.2kg) 5分3R
鈴木祐子(BRAVE)
エディラー・ヨハニー[Edilah Johany](マレーシア)
第3試合 MMA フェザー級(70.3kg) 5分3R
櫻井裕康(NEVER QUIT)
島村直希(OOTA DOJO)※ジェース・ロウ[Jace Law](マレーシア)から変更
第2試合 キックボクシング ストロー級(56.7kg) 3分3R
有井渚海(及川道場/新空手全日本K-2 GP 2019軽軽量級優勝)
レイ[Lehe](マレーシア)
第1試合 キックボクシング ストロー級(56.7kg) 3分3R
基山幹太(Kick Lab/新空手全日本K-2 GP 2019軽量級優勝)
チェプ・ホリック[Cep Holik](インドネシア)
概要
大会名 ONE WARRIOR SERIES ~ 日本 vs 世界
日時 2019年10月5日(土) 開場・10:00 開始・13:30 終了・18:00(予定)(ONEマーシャルアーツ・ファン・フェス内で実施。フェスは翌6日も開催)
会場 ベルサール渋谷ガーデン(東京都渋谷区南平台町16-17 住友不動産渋谷ガーデンタワー1F・B1)
中継 AbemaTV(生中継 13:00~)
チケット料金 前売り1日券 ¥1,500 前売り2日間券 ¥2,000 VIP 2日間券(ONEオリジナルTシャツ付)¥5,000 ※未就学児無料 ※2日間券の当日発売は無し
チケット販売 キョードー東京 0570-550-799(平日11:00~18:00 土日祝日10:00~18:00) チケットぴあ ローソンチケット イープラス LINEチケット ticketboard(foreign countries)
お問い合わせ キョードー東京 0570-550-799(平日11:00~18:00 土日祝日10:00~18:00) http://onefc.com/jp/fanfest