ONE Championship 6.15 上海:初参戦の秋山成勲「あいつ本当に43歳なのかよ?って思ってもらえる動きができたらカッコいいじゃないですか」AbemaTVで生中継
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ONE Championship「ONE: LEGENDARY QUEST」(6月15日(土) 中国・上海・宝山(バオシャン)アリーナ)でONEに初参戦する秋山成勲が5月30日、練習拠点のバンゲリングベイ恵比寿でマスコミの取材に応じた。秋山だけでなく松嶋こよみ、平田樹、ユン・チャンミンも出場するONE 6.15 上海大会の模様は、 AbemaTVで生中継される。
秋山は現在43歳で、15年11月のUFCのONEでのアルベルト・ミナ戦以来、3年半ぶりの試合となる。ONE初戦の相手・アギラン・タニ(マレーシア)はMMA 8勝3敗の23歳。プロでの11試合は全てONEでのもので、6連勝の後、17年5月に当時ONEウェルター級王者のベン・アスクレンに挑戦し、1R肩固めで敗れている。その後2連勝したが、最近2試合は現同級王者のゼバスチャン・カデスタム、5月に岡見勇信をKOしたキャムラン・アバソフに敗れている。下動画は2年前にタニ(白いトランクス)が判定勝ちした試合。
――久しぶりの試合ですが、近年の練習状況はいかがでしたか?
秋山「UFCの韓国大会の開催を待っていて、なかなか決まらず、正直モチベーションは落ちていたんですけど、引退せず、なんとか頑張りながら、時間が過ぎていた状態でした。今度の試合に向けては、ここ(バンゲリングベイ恵比寿)以外にも韓国やハワイやタイとかにも行って練習していました」
――ONEへの参戦を決めた経緯は?
秋山「生きていく上で全てタイミングが大事だと思うんですけど、そのタイミングがたまたま私とONEに来たということですね。UFCでキャリアを全うしようと思っていたんですけど、たまたま去年、AbemaTVの『格闘代理戦争』の話があり、(推薦した)ユン・チャンミンが優勝し、彼が(契約を勝ち取った)ONEの大会を観に行くのに付き添った時、チャトリ(ONEの代表)に会い『今はどうしてるんだ?』と聞かれ、少しずつ会場とかで話をするようになり、UFCとの契約をクリアにしてから、ONEと交渉して契約したという経緯です」
――UFC韓国大会がなかなか決まらず、このまま秋山選手がフェードアウトするのではと思っていましたが、またやろうと思った心境は?
秋山「僕自身もこのままフェードアウトするんじゃないかと思っていましたし、試合を続けなくても正直(芸能活動で)食って行けるんですけど、お金だけじゃスッキリしない部分があって。色んな偉業を成し遂げた方に話を聞くと、常に何かに挑戦されて、光っていたりカッコ良かったりしましたし、うちの親父も『挑戦を続けろ』という話をずっとしていました。自己満足かもわからないですけど」
――練習をしていて、再挑戦に後悔する瞬間は無かったですか?
秋山「投げ出したくなる気持ちになることもありますけど、楽しいですよね。楽しいと思えるのはまだ好きなんでしょうね」
――半月後に迫った上海でのアギラン・タニ戦に向け、今の率直な心境は?
秋山「率直なところ、不安だらけです。本当にイメージ通りの動きができるのか、ちゃんと打撃が打てるのか、防御できるのか、スタミナが持つのか、格闘家として試合ができるのか。ブランクもあり、歳もあり、今までとは違う不安感が頭に凄くよぎりますね」
――タニの気を付けるポイントは?
秋山「ある程度あって、チームで作戦も練っていますけど、それよりも自分の能力を上げないと意味が無いですよね。時間ももう無くて、ある程度できましたけど、まだ足りないような感覚です。6月15日までに最高の状態に持って行こうと思います」
――試合が決まって追い込みを始めたのは?
秋山「3か月前ぐらいからですね」
――43歳の今、若い時に比べ、体力回復が遅かったり、動体視力が鈍ったりというのを、身に持って感じますか?
秋山「感じます、感じます。当たり前のことじゃないですか。でもそれは受け入れ方次第ですよね。自分の場合はですけど、無理矢理逆らうのじゃなく、受け入れるほうが、自分に合った動きができるんじゃないかと。でもその中で『あいつ本当に43なのかよ?』って思ってもらえる動きができたらカッコいいじゃないですか(笑)。自分でもそういう姿に期待しながらやっています」
――ONEの計量のシステムも(水抜きを禁止するなど)UFCと違います。
秋山「初めてなので、大沢ケンジ君に聞いて、アドバイスをもらいながらやります。UFCの減量よりはマシだとは思いますけど」
――今何kgぐらいですか?
秋山「85~6ぐらいですかね(※ONEウェルター級は83.9kg)」
――じゃあ心配は無さそうですね。本格的な練習を始める前の体重はもっと増えていましたか?
秋山「増えてましたね。脂肪が乗っていた感じでした」
――試合が決まって、娘さんの反応はいかがですか?
秋山「今は僕が何の仕事をやっているのかわかる歳(7歳)になって、上海に見に来る可能性もありますし、見せてあげたいなって。夢の一つだったので良かったです」
――お子さんは何て言っていますか?
秋山「今は僕が日本にいて別々に住んでいますけど、『もう試合したの?』みたいなことを言って来て、『まだだ』って答えています(苦笑)」
――20歳も違う相手と戦う心境は?
秋山「感謝の気持ちでいっぱいです。生んでくれた親にも、助けてくれるパートナーにも、試合を組んでくれたONEにも、試合を受けてくれたタニ選手にも感謝です。正直、自分が23歳の時に43歳の選手との試合のオファーが来たら『オッサンかよ』って絶対言いますよ(笑)。オッサンと戦ってくれて感謝です」
――ONEのチャトリ代表と話してどういう印象を持たれましたか?
秋山「礼儀正しいですし、情熱があって、人を取り込む求心力があって、実際ONEが大きくなっていて、なるべくしてなった社長だと思いますね。選手としても、リクルート(選手発掘)でも、これからONEが韓国大会を目指す中で、自分ができることを精いっぱい捧げたいと思います」
――ユン選手が出たONEの3月の両国国技館大会を見てどうでしたか?
秋山「ONEの選手だからONEを擁護するわけじゃなく、客観的に見たとしても、新しい格闘技のパイオニアになってくれる期待感を持ちました」
――ONEでの目標は?
秋山「毎週、日本でONEの試合が放送され、認知されていくような、活動を担う存在になっていきたいですね。日本に限らずアジア中の、フィリピンや韓国といった国々でもですよね。僕はルーツが韓国なので、韓国にもONEを持って行き、野蛮なものじゃなく、スポーツとして認知され、毎週見てもらえるような状況にしたいです」
6月15日(土)18時~ ONE Championship 上海大会 AbemaTVで生中継!!
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