フロイド・メイウェザー・Jrが会見。本格的なビジネス展開目指し「日本に家を買う」
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プロボクシング5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー・Jrが6月11日に来日し、13日、東京・日本橋のTMT JAPANのオフィスにて記者会見し、今後の日本での事業展開について語った。大まかな構想の話が主体で、具体的な話はまだ無かったが、メイウェザーが日本に家かマンションを買って住む意向を示し、着々と日本進出の準備を整えていることをアピールした。
TMT JAPANは、メイウェザーの手がける各ビジネスのブランド「TMT(The Money Team)」と独占パートナー契約を結んだ日本の会社。都心の高層オフィス&商業ビルのコレド日本橋(地上20階)の19階に今年1月から事務所を構える。TMT JAPANの大柴哲代表取締役(左下写真の左から2人目)は、カジノ議連の副会長だった園田博之・元内閣官房副長官の元公設秘書で、園田議員が昨年11月に死去した後、日本でのメイウェザーの窓口だったアレックス松浦氏(メイウェザーの右)と出会い、メイウェザーのビジネス面での日本進出をサポートすることになったという。
大柴氏は「度々アメリカに行ってメイウェザーとも話をして話を進め、今回、日本に来てもらって、ようやくスタートに立ててかなって感じです」と話した。昨年9月にもTMT JAPAN設立会見が東京で行われたが、今回は会社組織を固めて「仕切り直し」た格好だ。さらに大柴氏は「日本ではRIZINの榊原(信行)代表や、谷川(貞治)さんの協力を得たいです」とも発言。谷川氏は昨年大晦日のRIZINでのメイウェザーと天心のエキシビションマッチの際にも橋渡し役となっており、今回の会見でも司会を務めた。谷川氏はTMT JAPANには所属せず、巌流島のプロデュースを継続する。
TMT JAPANは、大会のプロモートやアパレルブランドの展開に限らず、飲食店経営、富裕層を対象とした高級腕時計・貴金属の販売、不動産業、沖縄でのリゾートホテル業なども手掛けるという。会見ではメイウェザーが総額30億円の時計のコレクションを披露する場面もあった。大柴氏は「大手のパチンコ会社や不動産デベロッパーからも『面白いね』とお話をいただいています」「日本でのカジノ解禁を見据え、早いうちから準備をすることで、大きいビジネスにしたいです」と語った。
メイウェザーは4月以来の来日で、会見は予定よりも1時間半遅れてスタートした。メイウェザーは「時差ボケの影響で遅れました。ごめんなさい」と謝り「いつも日本に来るのに13時間かかり、体力を使います。日本に家かマンションを買って拠点を構えて、日本を中心にアジアで色んな事業を本格的に進めたいです」と、今後のビジネスへの熱意をアピールした。なお、この日のメイウェザーの会見には、19日のトリプル世界タイトルマッチを控えたプロボクサーの京口紘人、井岡一翔、吉田実代が表敬訪問した。
メイウェザーの今後の公式戦やエキシについてだが、谷川氏は「マニー・パッキャオとの再戦については、既に引退しているので考えていないそうです」「10月か12月にまた日本で天心君とやったようなエキシビションマッチを実現させようと、何人かの日本人と話しています。かなりいい選手ですよ。パッキャオや村田(諒太)といったプロボクサーとのエキシは、彼らが引退しないと無理ですね。(交渉しているのは)キックボクサーとMMAファイターです」と説明。アジアの大手プロモーションであるONE Championship、ROAD FCとも交渉しているのか?という質問には「話していないです。とある中国の方からメイウェザーのエキシを組ませて欲しいと言われて、年末のRIZINも見に来て、あの天心対メイウェザーの方式が良いと言っていました」と答えた。