Krush 3.30 後楽園ホール:第5代ウェルター級王者・塚越仁志が引退式「子供には僕みたいに一生懸命なれるものを探して欲しい」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
神楽坂 江戸川橋 クラミツムエタイジム
立ち技最強、ムエタイを究める!16周年、選手コース開設。ジュニア、女子クラスも。今ならスタート月会費0円!
Krush.99(3月30日(土)後楽園ホール)で、塚越仁志(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/第5代Krushウェルター級王者)の引退セレモニーが行われることになった。
塚越は1983年12月14日生まれの35歳。2008年、25歳の誕生日と同じ日のNJKF大森大会でプロデビュー。10年のRISE RISING ROOKIES CUPミドル級(70kg)で優勝。11年からKrushに参戦し3連勝後、12年のKrush -63kg(現ライト級)WILDRUSH Leagueでは3勝2敗で準優勝する。13年の-67kg級(現ウェルター級)、14年の-65kg級(現スーパー・ライト級)の初代王座決定トーナメントはいずれも初戦敗退し、15年の-67kg次期挑戦者決定戦でも渡部太基に判定負けしたが、16年10月に渡部の王座に挑戦し判定勝ちし初のベルトを獲得(上写真)。17年2月にモハン・ドラゴンを、18年2月に牧平圭太をいずれもKOし、防衛に成功したが、8月の木村“フィリップ”ミノルとの3度目の防衛戦は1R KO負けに終わり、試合後に引退を表明していた。戦績30戦21勝(11KO)9敗(K-1公式サイトの戦績ページ)。木村戦以外の王座戦はダウンを奪われる等追い込まれてからの逆転劇で、数々の激闘で後楽園ホールを熱狂の渦にした。
塚越は2月12日に記者会見し、引退に至った経緯や、セレモニーに向けての思いを語った。
◆塚越
引退セレモニーのお話をもらったのは去年秋ぐらいで、人前で出て話をするのが苦手なので断りたかったんですけど、(トレーナーの)大宮司(進)さんから「お前一人で戦って来たんじゃないだろ?色んな人に支えられて来たんだし、Krushもそう言ってくれたんだし、後輩もいるんだから」と言われて、セレモニーをすることにしました。最後まで先生の言葉だなあって感じですね。
デビューして最初の頃は大宮司さんに憧れて、ライト級ぐらいでやっていましたけど、とにかく減量がキツくて、キックが嫌いになりそうでした。何のためやってるんだろうと思って、階級を上げて、真っすぐに取り組めるようになったのはWILDRUSH Leagueからですね。周りの環境で変えてもらえたと思います。(下写真は12年10月のLeague戦最終戦後の閉会式。優勝は山崎秀晃。塚越は最終戦まで優勝者争いに残ったが、TaCaに判定負けし2位に終わった)
(引退を決めた理由)限界を感じたと言うと簡単過ぎますけど、これ以上いいパフォーマンスでできるのかな?って疑問に思った時点で、そういう方向に向いていたのかもしれないですし、子供ができて、環境面でもずっとできることじゃないという思いが出て来たのかなと思います。木村戦の時もこの試合で引退しようと事前に思っていなかったんですよ。ちゃんと作戦を立てていましたけど、入場直前に大宮司さんに『思いっきり行きたいです』と伝えて、その通りにさせてもらって、こういう結果だったからだと思いますね。負けた次の日に大宮司さんに(引退を)伝えた時に『お前が試合直前こうしたいと言ったのは(王座獲得した)渡部戦と(王座陥落した)木村戦の時だったな。よくやった』と言われて、覚えてくれていたことに泣いて、もう思い残すことは無いなって思いました。
(今後について)ずっと会社員をしながらやっていたので、そこの世話になっています。仕事が忙しいですけど、時間が開いている時には後輩のミットを持ってあげたり、大宮司さんをサポートしたいです。
(倒し倒されの試合の数々が思い浮かびますが、この選手生活の経験は今後どう活きそうですか?お子さんにはどう伝えたいですか?)すぐ倒れるようになって怖いですね。子供には倒れるの見せたくないです(苦笑)。ただ、子供には僕みたいに一生懸命なれるものを探して欲しいですね。子供がまだ小さいので(上写真は昨年2月)、僕が戦っていることをはっきりわかる時まで試合したい気持ちも少しありましたけど、そんな気持ちでリングに上がり続けるのもどうかなと思いました。12月のK-1の大阪大会の武尊選手と(シルバーウルフで練習する)皇治選手の試合を観て、凄え華やかだなあと思って、その後に皇治選手に会って『塚越さん、復帰しないんですか?』って言われましたけど、もうあそこまで真剣に取り組むことはできないですね。やり切った感じです。
(引退セレモニーに向けてファンにメッセージを)3月31日は試合もしないですし、面白いことも無いと思いますが、僕が最後にリングに上がる姿を見に、良かったら会場にお越しいただけたらと思います。
対戦カード
メインイベント Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
島野浩太朗(菅原道場/王者)※2度目の防衛戦
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者、K-1甲子園2016 -60kg優勝)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
藤村大輔(A-BLAZE×KICK GYM)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
林 京平(湘南格闘クラブ)
ライト級 3分3R(延長1R)
川﨑真一朗(月心会ラスカルジム)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)
ライト級 3分3R(延長1R)
東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
横山 巧(リーブルロア)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
桝本“ゴリ”翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
小倉尚也(スクランブル渋谷)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
安達元貴(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
斗麗[とうま](WIZARDキックボクシングジム)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
久保一馬(FIGHT CLLUB 428)
SATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
山田泰士(K-1ジム五反田チームキングス)
勝輝(K-1ジム・ウルフTEAM ASTER)
バンタム級(53kg) 3分3R
良輝(TEAM TOP ZEROS)※晴山塾から所属変更
多久田和馬(K-1 GYM横浜infinity/K-1甲子園2018 -55kg王者)
スーパー・ライト級 3分3R
斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)※K-1 GYM EBISU FREE HAWKから所属変更
堀井 翼(ネクサスジム)
※塚越仁志(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/第5代Krushウェルター級王者)引退セレモニーも実施
概要
大会名 Krush.99
日時 2019年3月30日(土) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・18:00
中継 AbemaTV(生放送)、GAORA
チケット料金 SRS席18,000円 RS席10,000円 S席8,000円 A席6,000円 ※当日座席券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要です。
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット 後楽園ホール5F事務所(店頭販売) K-1.SHOP グッドルーザー(電話予約)
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/