ONE 11.16 有明アリーナ:野杁正明、スーパーボンとキック・フェザー級王座統一戦。若松佑弥、武尊、与座優貴も出場に意欲
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ONE 173(11月16日(日)東京・有明アリーナ)の第1弾決定対戦カードが6月23日、東京で行われ、メインイベントとコーメインイベントの2試合が発表された。
メインイベントでは、ONEキックボクシング・フェザー級王者のスーパーボンと暫定王者の野杁正明が王座統一戦を行う。野杁は3月の日本大会での暫定王者決定戦でタワンチャイに3R TKO勝ちしていた。
コーメインイベントでは、ONE MMAヘビー級王者のオマール・ケインが初防衛戦を行う、昨年11月の王座戦で判定2-1で勝った相手である前王者のアナトリー・マリキンを相手にリターンマッチを行う。
ONEの日本でのナンバーシリーズ大会は今回が5回目。有明アリーナでのONEは24年1月以来2回目。今年3月のさいたまスーパーアリーナ大会は「ONE 172」で、2大会連続でナンバーシリーズの大会が日本で行われる。前回の試合場はリングだったが、今回はケージが採用される。
メインイベント ONEキックボクシング・フェザー級(70.3kg)チャンピオンシップ(王座統一戦) 3分5R
スーパーボン[Superbon](タイ/スーパーボン・トレーニングキャンプ/王者)※初防衛戦
野杁正明(team VASILEUS/暫定王者、元K-1ウェルター級(67.5kg)&スーパー・ライト級(65kg)王者、元Krushウェルター級(67kg)王者、元Nuit Des champions 66kg級王者、元WBCムエタイ日本スーパーライト級(63.5kg)王者、K-1甲子園2009 -62kg優勝)
野杁は32歳。新生K-1で17年にゲーオを破りスーパー・ライト級(65kg)王者となり、21年には安保瑠輝也らをKOしウェルター級(67.5kg)王座を獲得し2階級を制覇。22年6月のTHE MATCH 2022ではシュートボクシングの海人に延長判定負け。23年7月のK-1でのアマンシオ・パラスキフ戦での1R KO勝ちを最後にK-1を離れる。昨年6月のONEデビュー戦ではONEキック・フェザー級(70.3kg)3位のシッティチャイに判定負け。12月の2戦目ではリウ・メンヤンに判定負け、今年1月、シャーキル・タクレティを2R右カーフキックでKO。まだONE 1勝2敗ながら、3月の埼玉での日本大会で暫定王座挑戦のチャンスが巡って来ると、タワンチャイに3R左ボディを効かせ、パンチの連打でTKO勝ちした。
スーパーボンは34歳。ブアカーオの弟子で、中国のクンルンファイト、オランダのエンフュージョンのトーナメントを制し、20年からONEに参戦。21年10月、ジョルジオ・ペトロシアンを右ハイでKOしONEキック・フェザー級王座を獲得。22年3月の再戦でも判定勝ちし初防衛。23年1月、チンギス・アラゾフに2R KO負けし王座陥落。昨年4月、マラット・グレゴリアンに判定勝ちし暫定王者となり、その後正規王者に認定される。今年1月、タワンチャイのムエタイ王座に挑戦したが2R TKO負けした。
野杁は「スーパーボン選手はタワンチャイ選手以上にパーフェクトという印象があります」「スーパーボン選手はずっと見ていた選手なので、そういう選手と統一戦できることを凄くうれしく思いますし、その舞台をこんな素晴らしいイベントで用意してくれたONEのチャトリさんにも感謝しています。そういった意味でも前回以上の衝撃を皆さんに与えないといけないと僕は思っているので、ワクワクしています」「メインを任されたからには、それなりの内容を証明しないといけないと思っているので、絶対KO決着で終わって、僕が必ずベルトを巻いている姿をお見せすることを約束するので、そこは楽しみにしてほしいなと思っています」「ベルトを持ってますけどあくまで暫定・仮のベルトなので、次に勝たないと胸を張ってチャンピオンと言えないので挑戦していくだけです」とコメントしている。
王者のスーパーボンは「もちろん絶対に負けられない戦いです」と意気込みを語り、野杁のスタイルはやりにくいかと聞かれると「野杁と同じようなスタイルの選手とも戦って勝っているので全く問題ないです」と答え、対応に自信を示した。
また、会見には「スペシャルゲスト」として、3月大会のメインイベントでロッタンに1R KO負けした武尊、3月大会でONE MMAフライ級王座を獲得した若松佑弥、7月18日のペッタノン戦を控える与座優貴も出席した。若松は「(11月大会に)出るってなったら、勝って、フライ級を盛り上げたいです」、与座は「(7月に)勝った先、ベルトが見えて来ると思うので、ONEのチャンピオンに今年中、11月に必ずなってやろうと思います」とコメントしている。
武尊は「また日本大会が行われることがすごくうれしいし、僕もそこにまた出場したいなと思っているので、現役続行するきっかけにもなる大会なので、ここでしっかり勝って、ロッタン選手にリベンジするために、ここの大会絶対勝ちたいと思います」と出場意欲を示した。
「いつ、また、どういった形でロッタン選手と戦いたい?」と聞かれた武尊は「すぐにでもやりたいですけど、向こうの都合もあるし、ダイレクトリマッチとは僕からは言えないですけど、今日、ロッタン選手がSNSで『リマッチの準備はできている』と上げてくれていたし、ONEの関係者からも『ロッタンもぜひ(再戦したい)と言っている』と聞いています。殴り合いをするためにボクシングルールはどうかという案も来ていたので、受けてもらえるなら、どんなルールでも。ボクシングルールでどうせやるなら、オープンフィンガーかノーグローブでやりたいなと思っています」と語った。(前回のロッタン戦はボクシンググローブ着用のキックルール)
するとONEのチャトリ・シットヨートンCEOは日本語で「すごいですね。ボクシング。小さいグローブ、危ない。武尊とロッタンは両方KOパワー持って、すごい怖いですね。日本のファン、興味はありますか?聞きたい。オープンフィンガーボクシング、ロッタンとタケルかもしれない」と話し、従来のONEのキックルールでもムエタイルールでも無い形での両者の再戦実現に前向きな姿勢を示している。
ただしチャトリ氏は、11月の日本大会でのロッタンと武尊の再戦については「ないと思う」と明言しており、11月大会に武尊が出る場合、ロッタンとの再戦に向けての前哨戦というテーマのマッチメイクとなりそうだ。
対戦カード
メインイベント ONEキックボクシング・フェザー級(70.3kg)チャンピオンシップ(王座統一戦) 3分5R
スーパーボン[Superbon](タイ/スーパーボン・トレーニングキャンプ/王者)※初防衛戦
野杁正明(team VASILEUS/暫定王者、元K-1ウェルター級(67.5kg)&スーパー・ライト級(65kg)王者、元Krushウェルター級(67kg)王者、元Nuit Des champions 66kg級王者、元WBCムエタイ日本スーパーライト級(63.5kg)王者、K-1甲子園2009 -62kg優勝)
コーメインイベント ONE MMAヘビー級チャンピオンシップ 5分5R
オマール・ケイン[Oumar Kane](セネガル/王者)※初防衛戦
アナトリー・マリキン[Anatoly Malykhin](ロシア/元王者、ミドル級&ライトヘビー級王者)
概要
大会名 ONE 173: SUPERBON vs. NOIRI
日時 2025年11月16日(日)開場・15:30 開始17:00
会場 有明アリーナ {HP]
チケット料金 VVIP¥558,000 VVIP¥358,000 VIP¥168,000 CAT1¥60,000 CAT2¥50,000 CAT3¥28,000(車椅子席はCAT3) NOIRI FAN ZONE_CAT3¥32,000
チケット販売 イープラス(先行発売6/23(月)19:00-7/3(木)23:59、一般販売7/5(土)10:00~)
お問い合わせ ONE Championship https://www.onefc.com/jp/