RISE 8.2 大田区総合体育館:原口健飛、チャド・コリンズの世界スーパーライト級王座に挑戦「RISEを背負ってきた俺とチャドが一生懸命戦う姿をシンプルに見てほしい」
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RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO(8月2日(土) 東京・大田区総合体育館)の第1弾対戦カード発表記者会見が5月28日、東京で行われた。チャド・コリンズのRISE世界スーパーライト級(65㎏)王座に原口健飛に挑戦する。
RISE世界スーパーライト級(65kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
チャド・コリンズ[Chadd Collins](オーストラリア/ストライクフォース/王者、WMC・WMO・WBCムエタイ世界同級王者)※初防衛戦
原口健飛[けんと](FASCINATE FIGHT TEAM/挑戦者、ISKA K-1ルール世界ライトウェルター級(65kg)王者、元RISEライト級(63kg)王者)
コリンズは30歳(試合時)。過去に不可思、海人、中野椋太、直樹、笠原弘希に勝利し、23年12月のRISEではペットパノムルンに判定勝ちし第2代RISE世界スーパーライト級王者となる。ところが3月のRISEではミゲール・トリンダーデにわずか95秒でKO負け。6月の地元オーストラリアでのルンキット戦、9月8日のRISEの麻火佑太郎戦は連続でKO勝ちし、a href=”/3/reports/item_119464.html”>12月のRISE幕張大会での65kgトーナメント一回戦でエイブラハム・ヴィダレスに判定勝ちしたが、準決勝でトリンダーデに62秒でKOされた。以降試合はしていない状態だった。
原口は26歳。23年12月、エイブラハム・ヴィダレスとダウンの応酬を繰り広げ2R KO勝ち。昨年は7月にオランダでペットパノムルンの持つGLORYフェザー級王座に挑戦したが判定負けし、対ペットパノムルンは3連敗となる。12月のRISE幕張大会での65kgトーナメントでは一回戦でミゲール・トリンダーデに1R KO負け。トリンダーデは決勝でペットパノムルンに判定負けした。3月の両国大会で原口はトーナメントベスト4のイ・ソンヒョンから2R左ハイでダウンを奪い判定勝ちしている。
5月28日の記者会見でRISEの伊藤隆代表は「このカードは2020年4月12日、63kgのRISE WORLD SERIESの1回戦で決まっていた試合なんですね。この年からコロナの影響で外国人入国規制が厳しくなり中止になりました。チャドは王座を獲得してから1年以上が経っていますので、タイトルマッチとして組ませていただきました。原口も昨年トーナメントベスト4のイ・ソンヒョンに先日、ダウンを取って判定勝ちししましたので、挑戦者として選出させていただきました。この両者(6月21日の横浜BUNTAI大会から始まる)65kgトーナメント・GLORY RISE Last Featherweight Standingのシード参戦が決まっていますけど、このタイミングでRISEの65kgの最強を決定したいと思っております」と説明した。GLORY側でも6月14日(現地時間)オランダでの100回記念大会でペットパノムルンの王座にトリンダーデが挑戦することが決まっており、伊藤氏は「あちらもGLORYフェザー級ナンバーワンを決めるっていうところなので、じゃあうちらもRISEのトップを決めようという流れですね」と話している。
原口健飛「RISEを背負ってきた俺とチャドが一生懸命戦う姿をシンプルに見てほしい」
◆原口
自分はいろんなチャンスをもらって負けてきたので、みんなが認めるくらい強くなって挑戦しようと思っていました。ラッキーっていう気持ちは決してないです。ほんまはトーナメントで優勝して、誰にでも挑戦できる権利を得て、チャドやペッチやミゲールやったり、全員倒していくのが僕の予定だったんですけど、こういう風に突然チャンスが転がり込んできました。これはチャドと試合をせえっていうRISEからのメッセージじゃないですけど、そういう風に受け取るしかないなっていうので、思い切って挑戦させてもらうことになりました。僕たちより強い2人が上にいるんで、これが世界最強かって言われたら、なかなかそうではないと思うんですけど、RISEの中ではやっぱり俺とチャドが一番強いと思ってるし、その中でどっちが強いかっていうのをはっきり決めたいなと思います。なので、この試合は、RISEを背負ってきた俺とチャドが一生懸命戦う姿を、シンプルに見てほしいなと思います。
(コリンズの印象)良くも悪くもすごい前に来るなという印象です。負ける時も下がって負けるような選手でもないし、ヴィダレスさえもコーナーに押し込まれたりしているので、見た目以上にすごいパワーもあったのかなって思うので、どこまで強いか試合で感じたいです。
(Last Featherweight StandingトーナメントのRISE側の決勝で実現してもおかしくないカードがここで実現することについてどう思う?)いや、逆にどう思います?この状況。笑うしかないでしょ。それがRISEだし、格闘家なんで、それがファイターなんで、いつどこで世界決定戦しようが一緒なんで、俺とチャドは気持ちよく戦うだけですね。またトーナメントでやるときはやったらいいし、それがプロなんで。やるときはやる、やらないときは友達に戻る、それが一番いいのかなと思います。
(RISE最強の称号を背負ってトーナメントに出たい気持ちは?)もちろんありますよ。RISEもそう願ってくれてると思うんで、だから自分が挑戦者になったと思うし、しっかりみんなの思いを叶えるように、ここはしっかりと勝ち切りたいなと思います。
(前に出るコリンズ相手にどんな試合にしたい?)チャドはロープ際で攻めている時は自信を持ってくると思うので、そこをどう使うかですね。僕は下がっている時のロープ際がすごい強いので、その取り合いかなと思いますね。
(KOは見られそう?)お互いその気持ちはあるんですけど、しっかりと3分5Rを戦うつもりではいますね。最高峰の戦いを15分間見せれたらなと思います。
(前回のソンヒョン戦で得られたものは?)精神面は鍛えられたし、シンプルに体は目に見えて分かるように強くなりましたね。でも、スピードが遅くなったり感じたから、それを今調整している感じですね。
(※大会のチケット情報は後日発表されます)
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