RISE 9.8 横浜BUNTAI:白鳥大珠、対世界見据えフィジカル強化中「65kgトーナメントの査定試合とも比べられるので圧勝で終わらせる」
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RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA(9月8日(日)横浜BUNTAI)に出場する白鳥大珠が8月24日、東京で公開練習を行い、インタビューに応じた。RISEクリエーションからその際のコメントが届いた。
第9試合 スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/2位、元ライト級(63kg)王者、RISE -61kgトーナメント2019優勝、RIZIN KICK -61kgトーナメント2021優勝)
ファーパヤップ・GRABS[Farphayap GRABS](タイ)
白鳥は28歳。12月のRISE両国大会でザカリア・ゾウガリーに3R左膝蹴りでKO勝ち。3月のRISE ELDORADOでは、65kg世界トーナメント(12月21日の幕張メッセ大会で実施)の査定試合でイ・ソンヒョンと対戦したが3R終盤にダウンを喫し判定負け。6月の大阪大会では中野椋太に勝ったペトル・モラリに判定勝ち。65kgトーナメント出場内定をRISEの伊藤隆代表から獲得した。
ファーパヤップは札幌のGRABSでムエタイのトレーナーを務めつつ、同地でのBOUTに参戦し、昨年3月大会では高木亮を1R KOし、6月大会では森本一陽に3R KO勝ちしている(下動画)。戦績203戦162勝36敗5分。
白鳥大珠『久々にパンチでスカッと倒したい。今回は自分の圧勝で終わらせる』
―― 調子はいかがですか?
白鳥 徐々に上がってきています。
―― 先日TEPPEN GYMで合宿をしていましたが、どちらへ行かれたんですか?
白鳥 僕は行ってないです(笑)。
―― 個人で今回のファーパヤップ戦の調整をされていたんですね。
白鳥 自分で考えてきた事もありますし、今回は減量がいつもより多かったので、体調管理を含めて合宿に参加しないでやっていました。
―― その減量についてですが、体重は結構増えていたんですか?
白鳥 今までの体重よりも3,4kg増えていたので、不安はありましたけど順調に落ちてきているので問題はないです。
―― 暴食してしまったとか何か原因はありますか?
白鳥 体を大きくするトレーニングをしていて、それで食事量も少し多めに取るようにしていたので、筋肉もついて体重が増えてきました。
―― 今は順調に落ちつつあるという状況なわけですね。
白鳥 最後まできっちり調整していくので問題はないです。
―― 今回の対戦相手はサウスポーですが、サウスポー同士の戦いは過去に経験してきたことはありましたか?
白鳥 最後に戦ったサウスポーがゴンナパーで、あとはその前の秀樹選手もサウスポーでしたね。
―― サウスポーは得意ですか?不得意ですか?
白鳥 そんなに苦手意識はないですけど、オーソドックスの方がやりやすいです。
―― 対サウスポーの対策はされていますか?
白鳥 今は基本的にはサウスポーとしか練習していないです。サウスポーだからこそ入りやすい技も見つけたので、いけると思っています。
―― その技は試合中に出ますか?
白鳥 それは言わないでおきます。対オーソドックスとは違うフィニッシュパターンが出るかもしれないです。
―― SNSで「今回の試合で自分がムエタイ選手が得意なのかどうか分かるだろう」というような投稿をしていましたね。
白鳥 セクサン戦を経て、ゴンナパーと戦う時に格闘技ファンの間では「ムエタイが得意だから相性が良いんじゃないか」と言われていて、実際に戦ったらやられてしまいました。僕的にはムエタイスタイルの選手に苦手意識はないですけど、ゴンナパーに関してはムエタイというよりは日本人に近くて、ムエタイもありつつ今のK-1のルールに特化したファイトスタイルだと感じました。次の相手は普段肘ありでやっている選手なので、完全にムエタイなのでバッチリはまると思います。
―― バッチリはまるとしたら、どんなフィニッシュを期待していたらいいですか?
白鳥 前回の僕のKO勝ちが膝でのフィニッシュだったので、久々にパンチでスカッと倒したいなというイメージを持ちながら練習しています。65kgの査定試合が他にも組まれていますが、そこと比べられる試合にもなるので、今回は自分の圧勝で終わらせます。
―― 他の選手と比べられることは意識しますか?
白鳥 伊藤代表からは12月のトーナメントはほぼ確定と言われていますが、それに対して不満の声もちらほら聞いたりするので、そこに対してや他の試合に対して「今の俺はこんなに強いから」ってアピールする試合になると思っています。
―― 体を大きくしているのは12月の試合を見越してトレーニングしているんですか?
白鳥 12月の試合を見越してやっています。原口くんがRISEのトップで戦っている選手ですけど、この間のGLORYでのタイトルマッチを見て、技術の差はそこまでないけど海外の強い選手と比べると首相撲だったりフィジカルの差が出ているなと思いました。だから自分も早い段階で準備をしておかないとって。今までは技術やスピードで勝負できると思っていたんですけど、63kgから65kgに階級を上げて、客観的に見ても体の線が細かったので、この階級で世界と戦っていくには必要なことだったのでトレーニングを取り入れ始めました。
―― 原口vsペッチ戦を見て始めたことだったんですか?
白鳥 ソンヒョン戦が終わってから始めたことですね。ソンヒョン戦で色々な課題が見えたので、試合が終わってすぐ取り入れました。
―― 今回はパンチでKOしたいということですが、そのパンチの殺傷能力はどれくらい強化されてきましたか?
白鳥 インパクトの瞬間を意識してやってきました。倒したいっていう気持ちが前に出過ぎると倒せない事の方が多いんですけど、最後のインパクトの瞬間だけを意識して、体を大きくしてもスピードが落ちることはないので、今回は今までとは違った重い1発を見せます。
―― 体を大きくするために食事量を増やしたと仰っていましたが、体重は1番重くて何キロくらいまで増えましたか?
白鳥 今がマックス76kgですね。基本的に72kgから73kgだったんですけど、3月くらいから食事内容も変えてきました。今までは試合が終わったら一気にオフに切り替えて外食ばかりだったんですよ。それもやめて、試合が終わっても予定がない限りは基本的に朝から夜まで全部自炊をしています。
―― 自分で作るメニューの中で定番のものはありますか?
白鳥 定番というようなものはないです。別に人に振る舞うわけじゃないので(笑)。凝っているわけでもないので、Youtubeのショート動画で美味しそうなメニューを見つけて材料だけ自分で決めて今日の献立を決めてます。
―― 材料に関してはタンパク質が多めになるようにしてますか?
白鳥 タンパク質多めで脂質も減らしています。フィジカルを見てもらっているジムが栄養管理をガッツリやっているところなので、そこから知識を得て食事が大事だなと思いました。食事内容で普段の練習内容だったりパフォーマンスが全く違うことを実感できているので、本当にこだわってやっています。
―― 前回のインタビューで「原口選手になめられている」というような話がありましたが、今回の肉体改造などを経て年末のトーナメントで見返したいというような気持ちはありますか?
白鳥 12月がありますけど今はそこを見たくないという気持ちもあります。9月の試合まで迫っている時期だし、僕は1戦1戦大事にやってきているので今はそこを見ています。だけど今回問われるのは内容だと思うので、きっちり同階級の選手全員に見してやろうって気持ちは強いです。原口くんに関しては1回負けているので、絶対にやり返すという気持ちは変わらないです。彼が65kgで世界と戦っていくとなって僕も65kgに階級を上げましたし、ゆくゆくはさらに階級を上げていきたいっていう野望もありますけど、彼のことを倒してから次に進みたいですね。
―― 原口戦をやらないことには前に進めないですね。
白鳥 やっぱりRISEで「俺がエースだ」っていうポジションにもなっていると思うので、そこを倒すのが次なるステップだったり目標が見えてくるのかなと思っています。
―― 最後にファンの皆さまへメッセージをお願いいたします。
白鳥 9月8日はバッチリ仕上げて強い白鳥大珠を見せます。今回は自分の中のテーマとして、とにかく内容で見せて必ず倒し切る試合をしますので、是非会場で応援をよろしくお願いします。
対戦カード
第13試合 メインイベント RISE世界バンタム級(55kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/王者、元ISKAムエタイ世界同級王者、RISE -55kgトーナメント2020優勝)※初防衛戦
田丸 辰[とき](TRY HARD GYM/挑戦者、RISEスーパーフライ級(53kg)2位、元同級&フライ級(51.5kg)王者、RISE -54kgトーナメント2023優勝)
第12試合 セミファイナル 61.5kg契約 3分3R(延長1R)
中村 寛[かん](BK GYM/RISEライト級(63kg)王者、元DEEP☆KICK -60kg王者)
エン・ペンジェー[Yuan Pengjie](中国/仏山温拿拳館)
第11試合 スーパーライト級(65kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
チャド・コリンズ(オーストラリア/ストライクフォース/RISE世界スーパーライト級王者、WMC・WMO・WBCムエタイ世界同級王者)
麻火佑太郎(PHOENIX/4位)
第10試合 スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
中野椋太(誠至会/RISEウェルター級(67.5kg)王者、S1世界ウェルター級王者、元WBCムエタイ日本統一・NJKF同級王者)
イ・ソンヒョン(韓国/RAON/RISEスーパーライト級1位、元RISEミドル級(70kg)&ライト級(63kg)王者、RISE KOREAウェルター級(67.5kg)王者、KTK −70kg級王者)
第9試合 スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/2位、元ライト級(63kg)王者、RISE -61kgトーナメント2019優勝、RIZIN KICK -61kgトーナメント2021優勝)
ファーパヤップ・GRABS[Farphayap GRABS](タイ)
第8試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
那須川龍心[りゅうじん](TEAM TEPPEN/フライ級(51.5kg)1位)
シン・ジョンミン[Shin Jongmin](韓国/オーサムマルチジム)
第7試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
梅井泰成(Mouton/3位、元王者)
國枝悠太(Never mind / 9+ nine plus lab./元AJKNフェザー級王者)
第6試合 61.5kg契約 3分3R(延長1R)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/スーパーフェザー級(60kg)2位)
アリシェル・カルメノフ(カザフスタン/ニューラル・スポーツスクール)
第5試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
ペトル・モラリ(モルドバ/キックボクシング・フェアレス/1位、WKU WORLD-65kg王者)
實方拓海(TSK japan/4位)
第4試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
加藤有吾(RIKIX/3位、WMC日本スーパーバンタム級王者)
松下武蔵(GOD SIDE GYM/9位)
第3試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
塚本望夢[もうむ](team Bonds/フライ級(51.5kg)3位、元DEEP☆KICK -51kg王者)
弾丸風太(TEAM KAZE/フライ級7位)
第2試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
奥平将太(KSR GYM/10位)
細越竜之助(team AKATSUKI)
第1試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
良星[らすた](KSR GYM/6位)
彪司[ひゅうが](TEAM TEPPEN/11位、Stand Up King of Rookie 2021 -53kg級優勝)
オープニングファイト3 フライ級(51.5kg) 3分3R
酒井柚樹(TEAM TEPPEN)
野嶋琉生[るい](TARGET SHIBUYA)
オープニングファイト2 女子ミニフライ級(49kg) 3分3R
宮﨑若菜(TRY HARD GYM/4位)
登島優音[ゆん」(NEXT LEVEL渋谷)
オープニングファイト1 ライト級(63kg) 3分3R
G-REX(TEAM TEPPEN)
杉田優牙(D−BLAZE)
概要
大会名 RUF presents RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA
日時 2024年9月8日(日)開場・12:00 オープニングファイト開始・12:20 本戦開始・13:30
会場 横浜BUNTAI(神奈川県横浜市中区不老町2-7-1/JR京浜東北根岸線「関内」徒歩6分、横浜市営地下鉄「伊勢佐木長者町」徒歩4分/[HP])
中継 ABEMA
チケット料金 VIP 80,000円 アリーナSRS 25,000円 アリーナRS 15,000円 スタンドSS 15,000円 スタンドS 10,000円 スタンドA 6,000円 小中高生シート(当日販売)2,000円
チケット販売 イープラス チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/