K-1 7.7 代々木第二体育館:与座優貴、VASILEUS加入初戦はゴンナパーと。「先輩たちと一緒に夢を与える立場にならないといけない。求められるのは勝ち方」
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K-1 7月7日(日)代々木競技場第二体育館大会の対戦カード発表記者会見が5月22日、東京で行われ、与座優貴 vs. ゴンナパー・ウィラサクレックほか本戦ワンマッチ4試合、およびプレリミナリー3試合が発表された。
7月7日の代々木大会は「K-1 WORLD MAX」と題され、8選手が1日で優勝までを争う「-70kg世界最強決定トーナメント」が主軸となり、金子晃大・玖村将史らが出場する「-55kg世界最強決定トーナメント」の一回戦4試合がそれに次ぐ主要カードとなっている。
なかなか発表されない-70kgトーナメントの残り1選手について、K-1のカルロス菊田プロデューサーは「ワイルドカードは最終調整で、今月中の発表を目指します」と語った。-55kgトーナメントは赤コーナー側の日本勢4人が発表済で、対戦相手の外国人選手が未定のまま。Krushの宮田充プロデューサーは「最終の詰めをしていて、来週発表できると思います」「外国人4名のうち、アジアからは2名、欧米からは2名です。初来日は2名、来日済は2名で固まっています」と説明している。
63.5kg契約 3分3R(延長1R)
与座優貴(team VASILEUS/K-1ライト級(62.5kg)王者、極真会館2017世界ウェイト制軽量級優勝)※K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTから所属変更
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元K-1&Krushライト級王者、元WPMF世界スーパーライト級王者)
与座は26歳。19歳の若さで極真会館の世界大会で優勝。2年後の19年3月にキックに転向し、1年目の20年2月、KNOCK OUTで鈴木千裕に判定負け。21年12月からK-1 GROUPに乗り込み、昨年3月のK-1での朝久泰央との再戦で返り討ちを果たすとともにK-1ライト級王座を獲得した。
昨年6月にアーロン・クラークに判定勝ちし、7月にエークモンコンを43秒三日月蹴りでKO。K-1 GROUPでは7戦全勝中だ。3月にはRISEに参戦すると、RISEライト級(63kg)王者の中村寛との王者対決に臨むと、ローを効かせて中村を追い詰め、3R負傷判定勝ちした。当初は与座のKO勝ちと発表されたが、フィニッシュの与座の攻撃がローブローと認められ、負傷判定に裁定が訂正される、不完全決着となったことから、再戦を望む声も多かった。
与座×中村の直後、RISEの伊藤代表はK-1との交流戦について「また進めていけるなら進めていきたいですけど、ここで一旦終了したいです」と発言していた。今回の会見でKrushの宮田プロデューサーは「今後無いと言われたので、じゃあ無いのか、って感じですね。(交流戦再開の)可能性はゼロじゃないですけど、あそこまで言われたら」と、伊藤氏の発言を許容し「流れで、またいいきっかけで(対抗戦が)できればいいですけど、そこよりもK-1 GROUPでジムや選手をたくさん抱えているので、この中でいいものを見せることが大事です」と話した。
与座も中村との再戦について「いつでも再戦する気はありますけど、話が進まないのは、そういうことだと思いますし、お互い目指すものが違うと思いますし、自分が信じる道を進みます」と話し、未練やこだわりは無い様子だった。
今回与座と戦うゴンナパーは31歳。16年からK-1 GROUPに参戦し、山崎秀晃、卜部功也、佐々木大蔵、安保瑠輝也らに勝利。20年12月、林健太を下しK-1ライト級王座を獲得。21年7月の初防衛戦で朝久泰央に敗れ王座陥落したが、その後は5連勝。22年6月のTHE MATCHではRISEの白鳥大珠を、8月のK-1では岩崎悠斗をKOしたが、以降はタイに戻り、練習を休んでいた。だが今年1月、ウィラサクレック会長がジムを作る準備でタイに帰った際、ゴンナパーが復帰の意志を伝え、4月28日のKrushで復帰し、塚本拓真から2ダウンを奪い判定勝ちした。だがこれまでよりも1階級上のスーパー・ライト級(65kg)だったため、持ち前のパワフルさは十分に発揮できない試合内容だった。
宮田氏は「ウィラサクレック会長から、ゴンナパーはライト級か65kgよりも絞って戦うという話を聞いていました。与座選手はゴンナパーとやれるんであれば1kg譲っていいということで、63.5kgの契約ウェイトの戦いになりました。与座選手のタイトルは懸からないですけど、この試合は重いものになります。与座選手は国内でもなかなか相手が見つからず、RISEとの対抗戦も勝利し、今や国内トップです。K-1の海外、ヨーロッパの大会に殴り込んでいくこともあるでしょうし、今回は世界への飛躍の第一歩になると思います」と、試合決定過程について語った。
ゴンナパー戦について与座は「チャンピオンになってから、ゴンナパー戦はファンから望まれていたことで、やり残していたことです。この試合をしっかりクリアして、真の世界一に向けて、という位置づけの試合だと思っているので、いい形でKOしたいです」と語った。
とはいえゴンナパーからすれば、復帰2戦目で王者・与座と戦えることは、ノンタイトル戦とはいえ大チャンスとなる。与座は「正直オファーが来たときは今更?というのもありました。ずっとやりたかったんですけど、タイに行って急にいなくなって、パッと戻って来て、一回勝ったら自分と試合ってのもどうか?と思いました。でも、尊敬するところもある選手ですし、誰もが実力を認める選手ですし、勝てば評価が上がり、自分の強さをわかりやすく示せると思います」と話した。
4月のゴンナパーの復帰戦の感想について聞かれた与座は「あの出来で7月に来たら相手にならないと思いましたし、自分も3月の出来じゃなダメだと思うんで、お互い万全に仕上げて戦いたいです」と、自戒を込めてコメント。同門の野杁正明の6月8日のONEデビュー戦の直前の6月頭から1~2週間、初めてタイに練習に行くといい、与座は「ムエタイのリズムを無視するために行きます」と説明した。ちなみに野杁のONEの試合も会場で観戦するという。
5月18日には武尊率いるteam VASILEUS(チーム・バシレウス)への移籍を発表したばかり。KREST時代からのトレーナーの「(渡辺)雅和さんとのマンツーマンでの練習は増えた」とのことだが「スパーリングの相手が不足しているので募集しています」とのこと。新チーム初戦にあたり「所属している先輩たちに格闘技で夢を与えてもらったので、その先輩たちと同じチームに所属することになって、これからは自分が先輩たちと一緒に夢を与える立場にもっとならないといけない。求められるのは勝ち方だと思う」と話し、気を引き締めていた。
そして会見最後には「宮田さん、KOボーナス、どうでしょうか」と提案。宮田氏は「ゴンナパー選手にとってもモチベーションになる」と前向きな姿勢を示し、菊田氏は「これもビジネスなので、費用対効果を考えます。こうご期待ください」と答え、与座は「決定でお願いします」と話し、笑顔を浮かべた。
※その他の追加カードに関する会見内容は以下の記事をご覧ください。
K-1 7.7 代々木第二体育館:軍司泰斗のフェザー級王座に近づくのは?兼田将暉×寺田匠が決定。松谷綺、RISE宮﨑小雪に敗れた菅原美優について「自分ならもっとできた」
追加対戦カード
63.5kg契約 3分3R(延長1R)
与座優貴(team VASILEUS/K-1ライト級(62.5kg)王者、極真会館2017世界ウェイト制軽量級優勝)※K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTから所属変更
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元K-1&Krushライト級王者、元WPMF世界スーパーライト級王者)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
兼田将暉(RKS顕修塾/RKS&ACCELフェザー級王者、元RKSスーパーフェザー級王者、元HEATキックライト級王者)
寺田 匠(team VASILEUS/ISKAオリエンタルルール世界スーパーフェザー級(59kg)王者)※K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTから所属変更
女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
松谷 綺[きら](ALONZA ABLAZE/Krush女子アトム級王者)
チョン・ユジョン[Jung Yujung](韓国/ペバン・カンスンジム/Refresh女子-50kg級王者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
山本直樹(K-1ジム五反田チームキングス)
松山勇汰(ALONZA ABLAZE/K-1甲子園2022 -60kg優勝)※TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYOから所属変更
プレリミナリーファイト ライト級(60kg) 3分3R
川北“KONG”光生(K-1ジム蒲田チームアスラ)
上野空大[くうと](kickboxing gym SHINYUUKI+)
プレリミナリーファイト スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
内垣内[うえがいと]一成(月心会ラスカルジム)
上野奏貴[かなた](kickboxing gym SHINYUUKI+/K-1甲子園2023 -60kg優勝)
プレリミナリーファイト スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
内田竜斗(チーム・タイガーホーク/K-1カレッジ2021 -55kg優勝)
遥心[はると](K-1ジム総本部チームペガサス/K-1カレッジ2023 -60kg優勝)
既報対戦カード
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・準々決勝(1) 3分3R(延長1R)
オウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP/K-1スーパー・ウェルター級王者)
未定
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・準々決勝(2) 3分3R(延長1R)
デング・シウバ(ブラジル/スクアドン・タイ・ブラジル/SFT COMBAT -70kg級王者)
ダリル・フェルドンク(オランダ/ファイトチーム・リンガー/元Enfusionライト級(70kg)王者)
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・準々決勝(3) 3分3R(延長1R)
ヴィクトル・アキモフ(ロシア/ブラジリアン・タイ/元RKSウェルター級王者)
ロマーノ・バクボード(スリナム/ARJトレーニンゲン/GLOBAL FIGHTS -70kg級王者)
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・準々決勝(4) 3分3R(延長1R)
カスペル・ムジンスキー(ポーランド/アルミア・ポルコビツェ/MFC・IRON FIGHTER・WFMCポーランド・WKSFポーランド-70kg級王者)24戦22勝(10KO)1敗1分/26歳
ゾーラ・アカピャン(アルメニア/グリディンジム/RCC Fair Fightウェルター級王者、FEA WGPライト級王者)
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
準々決勝(1)勝者
準々決勝(2)勝者
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
準々決勝(3)勝者
準々決勝(4)勝者
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者
K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R(延長1R)
金子晃大[あきひろ](K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM/K-1スーパー・バンタム級(55kg)王者、元Krushバンタム級(53kg)王者)※K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフから所属変更
未定
K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R(延長1R)
璃明武[りあむ](K-1ジム総本部チームペガサス/Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
未定
K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・一回戦(3) 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
未定
K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・一回戦(4) 3分3R(延長1R)
大久保琉唯[るい](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/元Krushフライ級(51kg)王者、K-1甲子園2021 -55kg優勝)
未定
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushバンタム級(53kg)王者)
池田幸司(ReBORN経堂/元Krushバンタム級(53kg)王者)
出場予定選手
松倉信太郎(team VASILEUS/K-1ミドル級(75kg)王者、WPMF世界スーパーミドル級王者、元KNOCK OUT-BLACK同級王者、Krush YOUTH GP 2012 -70kg優勝、K-1甲子園2009 -70kg優勝)
横山朋哉(リーブルロア/Krushスーパー・フェザー級(60kg)王者)
概要
大会名 K-1 WORLD MAX 2024
日時 2024年7月7日(日) 開場・未定 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・未定
会場 国立代々木競技場第二体育館 [HP]
中継 ABEMA(生放送|無料)、GAORA
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 18,000円 スタンドS 18,000円 アリーナA 10,000円 スタンドA 10,000円 スタンドB 7,000円 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/