修斗 COLORS 1.18 ニューピア(レポ):沖縄の19歳の新鋭 徳本望愛、杉本恵との接戦制し女子アトム級王座戦に名乗り。藤野恵実、アラミに判定勝ちし次の50戦目で引退へ。高本千代、erikaをスラムで仕留めリーグ戦首位に。キックトーナメントは林美菜が優勝

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プロフェッショナル修斗公式戦【第1部】COLORS Produce by SHOOTO Vol.6
2026年1月18日(日)東京・ニューピアホール
レポート&写真:井原芳徳 中継:ツイキャス
19歳の新鋭 徳本望愛、杉本恵との接戦制す
第13試合 メインイベント 女子アトム級 5分3R
×杉本 恵(AACC/女子ストロー級世界1位、LION ROCK Championship女子アトム級王者)
○徳本望愛[のあ](THE BLACKBELT JAPAN沖縄/世界6位)
判定1-2 (植松29-28/鍋久保28-29/片岡28-29)
修斗の女子大会シリーズ・COLORSは今回が6回目となる。当初、12月14日に新宿フェイスで開催予定だったが、年を越し、約1カ月後に通常の大会との昼夜興行に組みこまれた。また当初、世界女子ストロー級王座統一戦がメインイベントとして予定されていたが中止となり、ベテランと新鋭の一戦がメインに置かれた。
杉本は35歳。24年12月に高本千代と引き分けて以来約1年ぶりの修斗での試合となる。昨年は6月にマイアミでのCombate Globalに参戦して1R TKO負けし、10月に香港で中国の選手に3R裸絞めで一本勝ちしLION ROCK Championship女子アトム級王座を獲得した。
徳本は沖縄在住の19歳。UFCで活躍する平良達郎の後輩にあたる。昨年6月のCOLORSでプロデビューしヒヤマNFCに2R腕十字で一本勝ち。9月のLemino修斗旗揚げ大会では安田“kong”詠美を32秒右ハイキック一撃でKOし、3戦目で王座戦経験も豊富な杉本の相手に抜てきされた。
試合は徳本が先手を取るが接戦に。1R、杉本は開始すぐから距離を詰め、タックルで倒す。だが下になった徳本はすぐに足を登らせ、三角絞めを仕掛ける。杉本はかろうじて防御するが、徳本は形を変えつつ極めを深くし、アームロックも絡めて追い詰める。終盤、杉本は脱出し、猪木アリ状態に。最後はスタンドに戻り、再び杉本がタックルで倒すが、すぐに終わる。記者採点は徳本。
2R、スタンドの攻防の後、中盤、杉本がタックルで倒し、金網際で上で押さえる、杉本はなかなかパウンドを打てないが、2発パウンドを連打したところで、徳本が脱出する。徳本は出入りのステップをしつつ、時折右ストレート、ローを当てるが、杉本に距離を潰され、なかなかヒットが増えない。最後も杉本がタックルから押し込んで終える。記者採点は杉本。ジャッジは僅差のため割れ、植松氏、鍋久保氏が杉本につけるが、片岡氏は徳本につける。
3R、徳本が右ハイを空振りした直後、杉本がタックルを仕掛けて倒し、またも金網際で上になる。徳本は脱出するが、杉本は打撃を打たせず、またもタックルで倒し上になる。徳本は下から腕十字を狙うが、杉本は極めさせず立つ。終盤にも杉本がタックルで倒して上になる。杉本はパスガードしてサイドで押さえ、随所でパウンドを当て、攻勢で終える。記者採点は杉本。ジャッジは意外にも割れ、植松氏、片岡氏は杉本につけるが、鍋久保氏は徳本につける。記者採点合計29-28で杉本。ジャッジは1者が杉本を支持したが、2者が徳本を支持し、徳本が判定勝ちした。
マイクを持った徳本は「杉本選手、まだ2戦しかしていない私と戦ってくれてありがとうございます。仲間が支えてくれて勝てました。(前日の)見所配信で言っていましたが、タイトルマッチあるかもみたいな。まだまだな内容ですが、させてもらえるとうれしいです」と話し、現在空位の女子アトム級王座挑戦に名乗りを上げた。
藤野恵実、アラミに判定勝ちし次の50戦目で引退へ
第12試合 女子53kg契約 5分3R
○藤野恵実(JAPAN TOP TEAM/修斗世界女子ストロー級王者、パンクラス同級3位・元王者)
×アラミ(X-TREME EBINA)※ARAMI 改め
判定3-0 (鍋久保30-27/福田30-27/片岡30-27)
藤野は45歳。24年5月の杉本恵との初代修斗世界女子ストロー級チャンピオン決定戦で3R TKO勝ちし、パンクラスに続く2団体制覇を達成する。同年9月、ソルトのパンクラス王座に挑戦したが判定負け。昨年3月のパンクラスでは本野美樹と接戦を繰り広げるも判定負け。今回、修斗に戻り、暫定王者のパク・ボヒョンとの王座統一戦が組まれたが、ボヒョンが左腕を負傷し手術を要するため欠場した。
代わって藤野と対戦するアラミは32歳で修斗には初参戦。22年11月の万智戦で敗れるまでDEEP JEWELSを主戦場とし、昨年6月、中国のYFUで2年半ぶりに復帰したが、中国の選手に判定負けし、最近5試合は1勝4敗と負けが込んでいる。
試合は藤野が打撃戦で差をつける内容に。1R、藤野がサウスポーのアラミにプレッシャーをかけ続け、随所で詰めて右ストレート、フックを当て、優位に進める。アラミも左ストレートを返す場面もあるがヒットが少ない。
2R、藤野が変わらず前に出てパンチで攻める展開が続く。中盤、バッティングで藤野が鼻血を出し、ドクターチェックが入る。再開後、組みの展開となり、金網際でアラミが潜り込んで足関を狙うが、藤野は対処し続けて終える。
3R、アラミがタックルで倒す場面もあるが、その先に持ち込めず、猪木アリ状態の後に藤野が立つ。スタンドでは藤野が前に出続け、ヒットは減るがパンチで積極的に攻め続け終了する。藤野が3Rともポイントを取り判定勝ちした。
マイクを持った藤野は「格闘技大好きです。でも目、限界で、一回修斗のベルトは返上させていただきます。医者にも回りにもダメだと言われて。でも格闘技好きなんで。今回49試合目なんで、もう1試合ぐらい、どうしてもやりたいんですけど、どうですかね。中毒です。やめられないです。格闘技も仲間も応援してくれるみんなも大好きです」と話し、ベルトを返上して療養を経て、節目の50戦目で引退する意向を示した。
高本千代、erikaをスラムで仕留めリーグ戦首位に
第11試合 インフィニティリーグ2025女子スーパーアトム級 5分2R
○高本千代(高本道場/世界2位/勝ち点4→8)
×erika(THE BLACKBELT JAPAN沖縄/世界1位、元RISE QUEENミニフライ級王者、元ミネルヴァ・アトム級王者/勝ち点3)
2R 0’32” KO (レフェリーストップ:スラム→グラウンドパンチ)
インフィニティリーグ2025女子スーパーアトム級は昨年6月に開幕し、高本は6月に嶋屋澪に判定勝ちし、9月に片山智絵と引き分け、勝ち点4に。erikaは5月に村上彩に判定2-0で勝利し、嶋屋澪と引き分け、勝ち点3に。3月29日の後楽園ホールでの最終戦で高本は勝ち点7で首位の村上と、erikaは勝ち点4で2位の片山と戦うため、高本もerikaも優勝に向けて正念場の一戦となる。
高本は戦績7戦1勝3敗3分で、接戦を落としたり、修斗の2R制の影響で引き分けることも多かった。素質の高さは定評があり、今回はこれまでの地道な積み重ねが開花するような勝ち方となる。
1R、高本は開始すぐタックルを仕掛けて押し込み、金網際で背後に回り込むと、抱え上げて倒し、バックマウントを奪う。erikaが立っても高本はオンブになってバックマウントをキープし、裸絞めを狙い、パウンドも当てる。一旦オンブを解除しても、すぐ高本はタックルで押し込み、離れるとタックルで倒す。最後はバックマウントを奪い、マウントから腕十字を狙うが、erikaが防御して終える。記者採点は高本。
2R、高本が開始すぐから1R同様に背後から組み付き、抱え上げて倒すと、erikaは頭をマットにぶつけ、うつぶせの状態で動けなくなり、高本が背後からパウンドで追撃したところで、植松レフェリーがストップした。高本は勝ち点4を獲得して8点とし、7点の村上を抜いて1位となり、3月29日の村上との最終戦に進んだ。
第9試合 グラップリング 女子49kg契約 8分1R
○前澤 智(リバーサルジム東京スタンドアウト/元DEEP JEWELSアトム級王者)
×村上 彩(修斗GYM東京/修斗女子スーパーアトム級(50kg)3位)
4’32” 裸絞め
村上が飛びついての引き込み狙いを繰り返し、足関を狙うが、前澤は対処する。前澤がトップキープする場面もあるが、その先に持ち込めない。その後も村上が飛びつきからの攻めで主導権を握る。だが中盤、村上のギロチンを解いて、前澤がハーフで押さえる展開から肩固めを狙い、裸絞めに切り替えつつ、そのままバックに移行すると、ガッチリと極まり、村上がタップした。村上は途中、左肩を痛めたようで、3月29日の高本とのインフィニティリーグ最終戦に向けて不安を残した。
第8試合 女子スーパーアトム級 5分2R
○青野ひかる(FIGHT LYNK)
×深井志保(N★TRUST)
1R 3’22” アームロック
青野は昨年9月に修斗に初参戦したが、中村未来に一本負け。深井は6月のCOLORSでのトライアウトマッチで勝利し今回がプロデビュー戦。
試合は経験豊富な青野の完勝に。1R、序盤から青野がタックルで倒し、サイドで押さえ、両足で相手の片腕を挟んで動けなくするマット・ヒューズ・ポジションから、パウンドを連打して追い詰める。さらにマウントを奪いパウンドで追い詰めると、最後はアームロックを極めタップを奪った。
第7試合 女子フライ級 5分2R
○ホ・ジュギョン[Ho Jukyung](韓国/TEAM J)
×te-a[ティーエー](AACC)
判定3-0 (植松20-18//福田20-18/片岡20-18)
第6試合 女子アトム級 5分2R
×ヒヤマNFC(NFC)
○翠川百華(TRIBE TOKYO MMA)
1R 3’41” KO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
名門TRIBE所属の翠川(みどりかわ)は高校2年生。昨年10月の全日本アマ修斗選手権女子ストロー級で優勝し、今回のプロデビュー戦でも素質の高さを印象付ける。
1R、翠川が開始すぐからタックルでヒヤマを倒すと、サイド、バック、マウントと自在に動き、パウンドと肘を当て続けて圧倒する。中盤過ぎには裸絞めを狙い続け、最後はパウンドをまとめてレフェリーがストップした。
第5試合 グラップリング 女子ストロー級 8分1R
○奥田愛加[まなか](N★TRUST)
×井上愛羅(ストライプル茨城)
判定3-0 (植松10-9/福田10-9/片岡10-9)
CKC女子-49kgトーナメント 林美菜が優勝
第3試合 キックルール CKC女子-49kgトーナメント一回戦(1) 3分3R(延長1R)
○林 美菜(FORWARD GYM)
×岩永唯伽[ゆいか](OISHI GYM)
判定3-0 (植松29-28/鍋久保29-28/福田29-28)
サステイン主催の大阪大会では恒例となっている、キックルールのトーナメント「CKC(Cage Kick Championship)」が、東京の大会で初開催された。女子のCKCトーナメントも今回が初だ。全日本新空手道連盟が協力し、肘無し・つかんでからの攻撃は1回の、RISEと同様のルールを採用する。一回戦は2ノックダウン制。
1R、岩永がサウスポーの林に対し、左の横蹴りを顔面とボディに当て、やや優位に進めていたが、中盤過ぎに距離が詰まると、林の左ストレートがクリーンヒットし、岩永はひるみ、鼻血を大量に出す。その後も林がパンチと膝蹴りで岩永を苦しめる。記者採点は林。
2R、岩永は鼻血を出しながらも、左の横蹴り、右ストレートを当てつつ、ボディへの右膝蹴りでも林を苦しめて反撃する。記者採点は岩永。
3R、序盤こそ岩永が攻勢だったが、鼻血の影響もあって動きが次第に落ちる。終盤、林が左ストレートを度々当てて挽回して終える。記者採点は林。合計29-28で林。ジャッジ3者も同じ採点で、林が判定勝ちした。
第4試合 キックルール CKC女子-49kgトーナメント一回戦(2) 3分3R(延長1R)
○愛結菜(東北AVANTI)
×TSUMIKI(fplus)
判定3-0 (長瀬29-28/鍋久保30-29/福田30-27)
1R、TSUMIKIがサウスポーで構え前に出てパンチを振るい、左インローも当てるが、愛結菜は右に回ってかわしつつ、右ミドル、ストレートを的確に当て続けて主導権を握る。記者採点は愛結菜。
2R、TSUMIKIの左インローをもらい続けた愛結菜は、少し動きが落ち、パンチももらう場面もあるが、序盤と終盤には右ミドルをしっかり当て、ストレートも絡め、トータルでの印象はやや良い状態をキープする。記者採点はイーブンだが見方によって割れる可能性もある。
3R、体力消耗の激しいTSUMIKIに対し、愛結菜は右ミドルを強打しつつ、首相撲からの左右の膝蹴りのヒットも増やし、はっきり差を示して終える。記者採点は愛結菜。合計30-28で愛結菜。ジャッジの採点はバラついたが、3者とも3Rをきっちり取った愛結菜を支持し、愛結菜が判定勝ちした。
第10試合 キックルール CKC女子-49kgトーナメント決勝戦 3分3R(延長1R)
○林 美菜(FORWARD GYM)
×愛結菜(東北AVANTI)
判定3-0 (鍋久保30-27/長瀬30-27/福田30-26)
1R、お互い初戦での消耗とダメージもあってか、慎重な試合運びに。林がサウスポーからの左ストレート、愛結菜がオーソドックスからの右ミドルを当てるが、攻撃数が伸びず、均衡状態が続く。記者採点はイーブン。
2R、林が序盤から左ストレートを当て、右ジャブも当てつつ、左ストレートでダウンを奪う。その後も林が左ストレート、右フックで愛結菜を苦しめる。愛結菜は右ミドルが打てなくなる。10-8で林が取る。
3R、今日6R目の林は、さすがに動きが落ちるものの、随所で左ストレートを当て、主導権を維持して終える。記者採点は林。合計30-27で林。ジャッジ3者も林を支持し、林が判定勝ちし、トーナメントを制した。
第2試合 ジュニア 女子55kg契約 4分1R
×高本珠緒(高本道場)
○阿部みこと(CROW FOREST)
判定0-3
第1試合 ジュニア 女子53kg契約 4分1R
○遠藤ジュリアン桜(リバーサルジム立川ALPHA)
×佐藤いろは(GOAT)
判定2-1






























