UFC 7.19 ニューオリンズ(レポ):マックス・ホロウェイ、地元ダスティン・ポワリエとの3度目の対決制しBMF王座防衛、ポワリエは引退

GYM VILLAGE [→おすすめジム一覧]
神楽坂 江戸川橋 クラミツムエタイジム
立ち技最強、ムエタイを究める!16周年、選手コース開設。ジュニア、女子クラスも。今ならスタート月会費0円!

GYM VILLAGE [→おすすめジム一覧]
センチャイムエタイジム蒲田
3号店25年7月オープン!入会キャンペーン実施中!初心者の方、女性の方、大歓迎!
UFC 318: Holloway vs. Poirier 3
2025年7月19日(土/現地時間)米国ルイジアナ州ニューオーリンズ:スムージーキングセンター
レポート:井原芳徳
第14試合 BMFチャンピオンシップ ライト級 5分5R
○マックス・ホロウェイ(5位、元フェザー級王者、BMF王者)
×ダスティン・ポワリエ[ポイエー](6位、元ライト級暫定王者)
判定3-0 (48-47/49-46/49-46)
両者はUFC参戦当初の12年に初対戦し、ポワリエが1R腕ひしぎ三角固めで一本勝ち。19年4月、当時ライト級暫定王者だったポワリエがフェザー級王者だったホロウェイの挑戦を受け判定勝ちしている。今回が3度目の対決となる
ホロウェイは33歳。22年7月に当時のフェザー級王者アレキサンダー・ヴォルカノフスキーに挑戦したが判定負け。23年、アーノルド・アレンとジョン・チャンソンに連勝。昨年4月のUFC 300ではライト級に階級を上げ、ジャスティン・ゲイジーを5R終了1秒前に右フックでKOし、BMF (Baddest Mother Fucker)ベルトを獲得した。昨年10月、UFCフェザー級王者・イリア・トプリアに挑戦したが3R KO負け。今回ライト級に戻りBMFベルトの初防衛戦を行った。
ポワリエは36歳。21年のコナー・マクレガー戦2連勝で名を上げ、同年末のチャールズ・オリベイラとのライト級王座戦では敗れたが、22年11月にマイケル・チャンドラーに勝利。23年7月のジャスティン・ゲイジーとのBMF王座戦で2R KO負け。昨年3月、ブノワ・サン・デニを2R KOし、6月、UFCライト級王者のイスラム・マカチェフに挑んだが5R一本負けした。ポワリエは故郷ルイジアナでの今回の試合が引退試合で、因縁のホロウェイのBMF王座に挑んだ。
1R、ホロウェイがオーソドックス、ポワリエがサウスポーで構え。見合う状況が続いたが、中盤、ホロウェイ―がワンツーでの右ストレートでダウンを奪う。ホロウェイがパウンドで追撃するが、ポワリエは耐え、スタンドに戻す。ホロウェイも長期戦を意識してか、焦らず距離を取り、右ミドル、右ボディを随所で当てる程度に留まり、じっくりとダメージを与える。ポワリエは前に出る場面もあり、左インロー等を当てるが、手数が少ないまま終わる。記者採点はホロウェイ。
2R、ポワリエは圧力を強め前に出るが、ホロウェイはステップで距離を取り、左の関節蹴り、右ミドル、ボディストレート等を随所で的確に当て、主導権を握り続ける。すると中盤過ぎ、ホロウェイワンツースリーで右ストレートを当てると、ポワリエが真っすぐ下がり、ホロウェイは金網際に詰めてボディと顔面にパンチを連打する。ポワリエは苦し紛れに組もうとするが、ホロウェイが逆に振り倒し、すぐさまバックマウントを奪い、マウントにも移りパウンドを連打するが、すぐハーフとなる。すると終盤、ポワリエはスタンドに戻すと、左ボディをヒットし、さらに右ジャブも連打すると、オーソドックスにスイッチしてから前手で左フックをヒットする。ホロウェイがダウンする。場内大歓声の中、ポワリエはギロチンチョークを仕掛け、これは失敗し、すぐに上になると、右肘を当てる。最後、ホロウェイは下からしがみついて終わるが、終了のブザーが大歓声によって聞こえにくくなり、ジェイソン・ハーゾグ・レフェリーも少しストップが遅れるほどに。記者採点は最後追い詰めたポワリエとしたがジャッジは割れ、2者がホロウェイ、1者がポワリエにつける。
3R、スタンドで中央付近で攻防が続き、両者攻撃を出すが強打が出ず、均衡状態が続く。お互いパンチ、ミドルを当てるが、ホロウェイは左の関節蹴りも絡め、やや攻撃数が上の状態で終える。記者採点は迷ったがホロウェイ。最後にパンチの連打をまとめたポワリエにつく可能性もある。ジャッジは2者がホロウェイ、1者がポワリエにつける。
4Rも同様で、お互い強打の出ない静かな展開に。とはいえ距離を支配しているのはホロウェイで、これまで同様、右ストレート、ミドル、左ジャブ、関節蹴りを細かく当て続け、手数上で終える。記者採点はホロウェイ。ジャッジは割れ、1者がホロウェイ、2者がポワリエにつける。ここまでの合計は2者がホロウェイ、1者がイーブンだ。
5R、場内が歓声に包まれる中、両者グローブタッチしてからスタートする。ホロウェイは右ミドル、ボディストレートを随所で当て、やや手数が上の状態が続く。ポワリエも左ストレートを当てるが、攻撃が少ない。終盤、ホロウェイは右ストレートをヒットする。ポワリエは時計を気にしつつ、残り30秒には左ジャブをお返し。すると残り10秒、ホロウェイは前回のBMFチャンピオンシップ同様、マットを指差して足を止めての打合いを求め、ポワリエも握手して足を止める。ホロウェイの顔面とボディへのパンチの連打を、ブロックして耐えたポワリエは、右フックをお返しする。だがホロウェイはひるまずノーガードで挑発してから、再び顔面とボディにパンチを連打すると、ポワリエは耐えきれず、組み付いて追撃を封じて終了する。両者抱き合って健闘を称え合う。記者採点はホロウェイ。合計9-46でホロウェイ。ジャッジ3者とも1か3ポイント差でホロウェイを支持し、ホロウェイが判定勝ちでBMF王座防衛を果たした。

NEW ORLEANS, LOUISIANA – JULY 19: Max Holloway reacts after a victory against Dustin Poirier in the BMF championship bout during the UFC 318 event at Smoothie King Center on July 19, 2025 in New Orleans, Louisiana. (Photo by Cooper Neill/Zuffa LLC)
試合後のインタビューで、勝者ホロウェイは「僕がBMF王者だ」とアピールしつつも「僕の話は終わりだ。これはダスティンの引退試合だ」と話して、先にオクタゴンを離れた。ポワリエは「マックスは巧くてズルくて速いチャンピオンだった。マックスには尊敬の念しか抱いていない。本当にいい奴だ」とホロウェイを称えた。
続けて新旧UFCファイターたちがポワリエの功績を称える映像が流された。ポワリエは「自分の夢を追いかけるだけで、こんなに多くの人の心に触れることができたなんて知りませんでした。みんなが大好きです。僕はここで、パンチを繰り出し、膝蹴りをしながら、夢を叶えている子供です。この人生を生き、この道を歩むことができたことに感謝しています」と述べ、オクタゴンを後にした。

NEW ORLEANS, LOUISIANA – JULY 19: Dustin Poirier places his gloves on the mat after the BMF championship bout during the UFC 318 event at Smoothie King Center on July 19, 2025 in New Orleans, Louisiana. (Photo by Cooper Neill/Zuffa LLC)
第13試合 ミドル級 5分3R
○パウロ・コスタ(13位)
×ロマン・コプィロフ(14位)
判定3-0 (30-27/30-27/29-28)
第12試合 ウェルター級 5分3R
×ケビン・ホランド(13位)
○ダニエル・ロドリゲス
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)
第11試合 フェザー級 5分3R
×ダン・イゲ(11位)
○パトリシオ・ピットブル
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)
第10試合 ライト級 5分3R
○マイケル・ジョンソン
×ダニエル・ゼルフーバー
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)
第9試合 バンタム級 5分3R
×カイラー・フィリップス(12位)
○ヴィニシウス・オリベイラ
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)
第8試合 ミドル級 5分3R
×マーヴィン・ヴェットーリ(10位)
○ブレンダン・アレン(11位)
判定0-3 (27-30/27-30/28-29)
第7試合 ウェルター級 5分3R
×フランシスコ・プラド
○ニコライ・ヴェレテンニコフ
判定1-2 (28-29/29-28/28-29)
第6試合 ミドル級 5分3R
○アテバ・グーティエ
×ロバート・ヴァレンティン
1R 1’10” TKO
第5試合 ウェルター級 5分3R
×アダム・フューギット
○イスラム・ドゥラトフ
1R 4’06” KO
第4試合 ライトヘビー級 5分3R
○ジミー・クルート
×マルチン・プラフニオ
1R 4’41” 腕ひしぎ十字固め
第3試合 ヘビー級 5分3R
○ライアン・スパン
×ルーカス・ブジェスキー
1R 2’37” フロントチョーク
第2試合 ミドル級 5分3R
○ブルンノ・フェヘイラ
×ジャクソン・マクヴェイ
1R 3’35” 腕ひしぎ十字固め
第1試合 女子フライ級 5分3R
○カーリ・ジュディス
×ニコーレ・カリアーリ
3R 1’30” TKO



