UFC 8.6 ラスベガス(レポ):佐藤天、昨年TUF優勝のブライアン・バトルに44秒右ハイでKO負けしUFC 3連敗
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UFC Fight Night : Santos vs. Hill
2022年8月6日(土/現地時間)米国ネバダ州ラスベガス:UFC APEX
レポート:井原芳徳
第3試合 ウェルター級 5分3R
○ブライアン・バトル
×佐藤 天[たかし](TRIBE TOKYO MMA/ハードノックス365)
1R 0’44” KO (右ハイキック)
佐藤はパンクラスでの活躍を経て3年前の19年4月からUFCに上がり2勝3敗。20年11月にミゲル・バエザに2R肩固めで一本負けし、UFCとの契約が終了したが、契約を継続。だが今年3月の16カ月ぶりの試合では柔術黒帯のグンナー・ネルソンに寝技で圧倒され判定負け。緊急出場で準備不足だったとはいえ、2連敗と厳しい立場に追いやられている。
対するバトルは昨年のジ・アルティメット・ファイター(TUF)シーズン29のミドル級トーナメント優勝者。最近では2月にトレーシアン・ゴアに判定勝ちし6連勝中(TUF内の非公式戦を含めれば8連勝)。今回はウェルター級に階級を下げての初戦となる。
公式発表の身長はバトル185cm,佐藤177cm。 計量時(上写真)はさほど感じなかったが、オクタゴンで両者が並ぶと体格差は一目瞭然で、体の厚みとリーチ含め、バトルがかなり大きく見える。
1R、佐藤がサウスポーで構えて開始すぐからプレッシャーをかけるが、バトルは距離を取って右のハイとミドルを連続で軽めに当てる。佐藤は変わらず前に出て、左ボディストレートを軽く2連発でお返しする。バトルは右の三日月蹴り、インローを連続で軽く当てる。静かな立ち上がりだったが、フィニッシュはいきなり訪れる。既に距離感の把握と攻撃の散らしは完了したのか?バトルは左の前手のジャブと右ストレートのフェイントから、右ハイを佐藤の首筋にクリーンヒットする。
佐藤は真後ろに倒れ伸びたような状態でダウンし、すぐさまレフェリーがストップし、バトルがわずか44秒でKO勝ちした。佐藤はこれで3連敗と、より厳しい状況に。バトルは階級を下げ動きの切れを増した感があり、今後上位戦線への浮上を期待させる勝ちっぷりだった。
衝撃のヘッドキックノックアウト#UFCVegas59 pic.twitter.com/qiQgvAn2Jw
— UFC Japan (@ufc_jp) August 7, 2022
その他の試合結果
第10試合 メインイベント ライトヘビー級 5分5R
×チアゴ・サントス(6位)
○ジャマール・ヒル(10位)
4R 2’31” TKO
第9試合 コー・メインイベント ウェルター級 5分3R
×ビセンテ・ルーケ(6位)
○ジェフ・ニール(13位)
3R 2’01” KO (左ストレート)
第8試合 ヘビー級(TUF決勝) 5分3R
○モハメド・ウスマン
×ザック・パウガ
2R 0’36” KO (左ストレート)
※ウスマンが優勝
第7試合 女子フライ級(TUF決勝) 5分3R
×ブローガン・ウォーカー
○ジュリアナ・ミラー
3R 3’58” TKO
※ミラーが優勝
第6試合 ヘビー級 5分3R
×アウグスト・サカイ(14位)
○セルゲイ・スピバック
2R 3’42” TKO
第5試合 ライト級 5分3R
○テランス・マッキニー
×エリック・ゴンザレス
1R 2’17” 裸絞め
第4試合 ミドル級 5分3R
×サム・アルビー
○ミハル・オレクシェイチュク
1R 1’56” TKO
第2試合 女子ストロー級 5分3R
○コーリー・マッケンナ
×ミランダ・グレンジャー
2R 1’03” ヴォン・フルー・チョーク
第1試合 女子バンタム級 5分3R
○マイラ・ブエノ・シウバ
×ステファニー・エッガー
1R 1’17” 腕ひしぎ十字固め