ZST 11.22 GENスポーツパレス:伊藤盛一郎、RIZINルール戦でピンチ乗り越え浜本“キャット”雄大にTKO勝ち
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コロブロックpresents ZST.69 & BATTLE HAZARD 08
2020年11月22日(日)東京・GENスポーツパレス
レポート&写真:井原芳徳
ZST.69
第9試合 メインイベント RIZIN MMAルール(肘有り) 57.5kg契約 5分3R
○伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム/元ZSTフライ級王者)
×浜本“キャット”雄大(クロスポイント大泉/元WPMF日本スーパーバンタム級王者)
1R 4’41” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
昼夜大会の夜の部「ZST.69」のメインには、8月のRIZINで神龍誠に敗れた元ZSTフライ級王者・伊藤が登場。那須川天心ともRIZINで対戦経験のある、MMA転向2戦目の元キックボクサー・浜本と対戦した。
この試合はRIZIN事務局が承諾し、サッカーボールキックあり、肘有りのRIZINルールで実施された。ZSTの勝村周一朗プロデューサーは「年末の大舞台を目指す伊藤、浜本の両選手にとって、よりモチベーションの上がる熱い試合となる事と思います」とコメント。両者とも結果はもちろん、内容でもRIZINにアピールしたい試合だ。
両者ともRIZINロゴの入った深緑色のオープンフィンガーグローブを着けて入場。伊藤のセコンドには師匠の勝村氏がつく。1R、伊藤が圧力をかけ、右フック、左右のローを積極的に出す。浜本は時折もらいつつも、動きは見えている様子で、伊藤が右フックを放つと、カウンターで右の縦肘を当て、伊藤の頭を切り裂く。伊藤は大出血し、ドクターチェックを受ける。傷は深くなかった様子で再開する。
打撃戦の後、伊藤は組みつき、ジャーマンスープレックスで倒して上になり、主導権を奪い返す。再開直後は出血していたが、次第に血が止まり問題無い様子に。スタンドに戻るが、伊藤は組み付いて押し込み、離れると、打ち合いで左フックをヒット。ダウンした浜本に、ZSTルールでは反則のサッカーボールキックを当てる。
浜本はなんとか脱出してスタンドに戻すが、伊藤の勢いは止まらない。伊藤が浜本をロープに詰めて右フックを当てて再びダウンを奪うと、うずくまった浜本に上からパウンドを連打したところで福田レフェリーがストップした。
伊藤は危ない場面もあったが順当にTKO勝ちすると、勝村氏と抱き合い大喜び。マイクを持つと「浜本選手、キックからMMAに挑戦してくれてありがとうございます。もっと上の舞台でまた戦えるよう頑張ります」と敗れた浜本にエールを送った。続けて「最後に勝ったのは3年前で、怪我が多くて復帰しても負けが続いて、何度も辞めようと思いましたけど、応援してくれたみんなのおかげでここまで続けて来れました」と感謝の言葉を述べた。
第8試合 ZSTフェザー級王座挑戦者決定トーナメント一回戦 5分2R
×浜松ヤマト(T.GRIP.TOKYO)
○木下尚祐(和術慧舟會GODS)
1R 5’00” TKO (レフェリーストップ:投げ技による左肘の脱臼)
今回から4選手参加のZSTフェザー級王座挑戦者決定トーナメントが始まる。その直前、フェザー級王者の関鉄也がリングイン。「挑戦者決定トーナメントが始まりますけど、正直その4人は眼中にありません。どれだけ気持ちがあるのか今日見させてもらおうと思います」と話し「年末(=大晦日のRIZIN)もまだ決まってもいないですけど、準備しているので、年末あったら応援よろしくお願いします」とアピールした。
浜松×木下の1R、浜松が序盤からタックルからのテイクダウンを繰り返し、中盤にはトップをキープする。浜松には明日の修斗の試合を控えた大塚隆史がセコンドとして指示を送る。終盤も浜松がロープに押し込み、優位のままラウンドを終えそうな気配だったが、木下が首投げで倒すと、着地した際に左手をついた浜松は肘を脱臼。木下が袈裟固めで押さえて鉄槌を連打した後、レフェリーが浜松の異変に気付いてストップし、木下のTKO勝ちとなった。
第7試合 ZSTフェザー級王座挑戦者決定トーナメント一回戦 5分2R
○島村 裕(総合格闘技宇留野道場)
×高須将大(ストライプル茨城)
2R 1’07” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
1R、高須が序盤に上になるが、島村は立つと、中盤、投げ倒してサイドを奪う。スタンドに戻るが、島村が左ロー、左ハイを効かせ、再び投げを決め優位に試合を運ぶ。2Rも同様に左ハイを効かせ、上になるとパウンドを強打してレフェリーストップ勝ちした。
第6試合 ストロー級 5分2R
×榊原 徹(U-FILE CAMP登戸)
○N.O.V(Team GBF/EnjoyGym/WARDOGストロー級王者)
2R 3’42” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
1R、序盤からN.O.Vが片足タックルで倒すと、マウント、バックマウント、トップと動きつつ、重みのあるパウンドを随所で当てて攻勢を維持する。2Rも序盤から倒し、マウントを奪うと、パウンドの連打でTKO勝ちした。
第5試合 バンタム級 5分2R
×二之宮徳昭(クロスワンジム湘南)
○松下祐介(パラエストラTB)
判定0-3
第4試合 フライ級 5分2R
○小林 優(パラエストラ吉祥寺)
×勅使河原稜太(AACC×spider)
1R 2’25” 裸絞め
第3試合 フライ級 5分2R
○児玉勇也(トイカツ道場/とらの子レスリングクラブ)
×大竹 陽(HAGANE GYM)
判定3-0
第2試合 ウェルター級 5分2R
○ベン・ブッカン(英国/総合格闘技津田沼道場)
×ワタナベ関羽マサノリ(ALIVE)
判定3-0
第1試合 ライト級 5分2R
―森 興二(FJ KICK ASS/元ZSTフェザー級王者)
―西尾真輔(総合格闘技宇留野道場)
無効試合
※森が計量オーバーで減点2。森が1R 1’51” 右フックで西尾をKOしたが、西尾が勝った場合のみ公式記録となる。
BATTLE HAZARD 08
第11試合 メインイベント GTルール(グラップリング) 67kg契約 15分1R
×今成正和(今成柔術/元DEEPフェザー級&バンタム級王者)
○岩本健汰(IGLOO/ZST GTF.3 フェザー級トーナメント優勝、ADCC 2019アジア&オセアニア代表)
14’21” 肩固め
KOKルール(パウンド禁止のMMA) 無差別級 5分2R
―平 信一(綱島柔術/元ZSTライト級王者)
―関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)
中止 (平の左膝内側即靭帯損傷)
第10試合 女子GTF(グラップリング)トーナメント決勝 52kg契約 10分1R
○杉内由紀(ポゴナ・クラブジムさいたま支部)
×坂元和子(今成柔術)
1R 4’29” 腕ひしぎ十字固め
第9試合 GTルール(グラップリング) 60kg契約 10分1R
○米倉大貴(IGLOO/ZST GTF.4 60kgトーナメント優勝)
×高橋SUBMISSION雄己(和術慧舟會HEARTS)
1R 1’28” 膝十字固め
第8試合 ZSTジャケットルール(道着着用のMMA) バンタム級 3分3R
×松本大輔(IMNグラップリング)
○谷井翔太(大道塾横須賀支部/ロデオスタイル)
判定0-3
第7試合 女子GTF(グラップリング)トーナメント準決勝B 52kg契約 7分1R
×村上 彩(CARPE DIEM)
○坂元和子(今成柔術)
延長
第6試合 女子GTF(グラップリング)トーナメント準決勝A 52kg契約 7分1R
○杉内由紀(ポゴナ・クラブジムさいたま支部)
×悠花(ALLIANCE)※鈴木悠花里 改め
1R 0’27” 腕ひしぎ十字固め
第5試合 KOKルール(パウンド禁止のMMA) バンタム級 5分2R
○長野将大(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)
×平田真徳(ALLIANCE)
1R 1’43” 膝十字固め
第4試合 GTユースルール(グラップリング) 60kg契約 3分2R
×川頭昊士(CARPE DIEM)
○野田獅王(トライフォース柔術アカデミー)
2R 0’52” 裸絞め
第3試合 女子GTF(グラップリング)トーナメント一回戦C 52kg契約 7分1R
○村上 彩(CARPE DIEM)
×木越めぐみ(HAGANE GYM)
1R 4’24” 腕ひしぎ十字固め
第2試合 女子GTF(グラップリング)トーナメント一回戦B 52kg契約 7分1R
○坂元和子(今成柔術)
×ARISA(DRAGON’S DEN)
延長
第1試合 女子GTF(グラップリング)トーナメント一回戦A 52kg契約 7分1R
○悠花(ALLIANCE)※鈴木悠花里 改め
×橘薗 舞(パラエストラ柏)
不戦勝