GRACHAN×GLADIATOR 12.22 大田区産業プラザPIO:桜井隆多、ルクク・ダリに逆転一本勝ちしGRANDウェルター級王者に「48でも、やる奴はやるんで」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
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GRACHAN 42×GLADIATOR 011
2019年12月22日(日)東京・大田区産業プラザPIO
レポート&写真:井原芳徳
第14試合 メインイベント3 GRANDウェルター級タイトルマッチ 5分3R(延長1R)
×ルクク・ダリ(TRI・H・STUDIO/王者)※初防衛戦
○桜井隆多(R-BLOOD/挑戦者、元DEEPミドル王者)
2R 2’56” 腕ひしぎ十字固め
※桜井が王者に
1Rは終始スタンド勝負。ダリがプレッシャーをかけ、リーチ差を活かし右ストレートを随所で当て、中盤過ぎには右アッパーでひるませ、パンチラッシュで追い詰める。
2Rもダリが随所でパンチと蹴りを当て、桜井を苦しめる。桜井のセコンドの川尻達也からもタックルの指示があり、桜井はダリを金網に押し込むが、鼻血を出し、少し苦しそうで、ダリは耐えて突き放す。ダリがパンチラッシュで攻めると、タックルを仕掛けて来た桜井を潰し、ダリはパウンドラッシュで仕留めにかかる。だが桜井は下から素早く足を動かしつつ、パウンドを落とすダリの腕を捕まえ十字を仕掛ける。そのまま引っ繰り返して上になると、最後は伸ばしきりタップを奪った。
見事な逆転勝ちを果たすと、地元・茨城から来た応援団だけでなく、他の客も大盛り上がり。ベルトを巻いた桜井は「48(歳)でも、やる奴はやるんで。やりました」と、試合前の紹介VTRと同じ言葉を口にしながら笑みを浮かべ、「今年はこれで気分良く年を越せそうです。嫁に感謝しています。川尻、セコンドありがとう。R-BLOODのみんな、ありがとう」と話し、最後は「まだまだできると思うんで」と話した。
- 桜井隆多(中央)
第13試合 メインイベント2 GRACHANライト級タイトルマッチ 5分3R
○山本琢也(パラエストラ千葉/王者)
×植田 豊(リバーサルジム新宿Me,We/挑戦者)
2R 4’34” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
※山本が初防衛
1R、山本の投げに対処していた植田が左ストレートを当てるが、直後に山本が右ストレートを当て返すと、植田がダウンする。山本はパウンドラッシュでレフェリーストップ寸前まで追い詰める。
2Rも山本が上からパウンドと肘を当てて追い詰める。だが耐えた植田は脱出して上になり、パウンドを返して巻き返す。終盤、スタンドに戻ると、植田は右ハイを当てるが、山本はもらいながらも押し倒すと、上からパウンドを当て続け、ダメージが大きいと見た梅木レフェリーがストップした。
第12試合 GRANDウェルター級王座次期挑戦者決定戦 5分3R
○長岡弘樹(DOBUITA/DXFC王者)
×ウィル・チョープ(アメリカ)
判定3-0 (梅木29-28/小池29-28/出口29-28)
1R、長岡が最初のタックルで倒し、最後までトップをキープする。パウンドは少なく、チョープも下から肘を狙うが、お互い有効打は乏しい。2Rも同様に長岡がトップコントロールを続ける。
3R、チョープは組まれる前に組み付き、オンブからバックを奪うが、長岡が振り落として、これまで同様にトップキープする。しかしチョープは脱出すると、バックを取って裸絞めを狙い追い詰める。最後は長岡がトップを取り返し終了する。3Rはチョープがポイントを取ったが、2Rまでのポイントを取った長岡が判定勝ちした。
第11試合 GRACHAN フェザー級 5分2R
△小島勝志(STYLE PLUS GYM)
△アンディ・タン[タン・チーオン/”Andy” Chi On, TANG](香港/Hybrid MMA & Fitness)
判定0-0
1R、タンがバックを奪い、裸絞め、パウンドで追い詰める。小島は耐えて上になり、パウンドを当てて挽回する。だが終了間際、小島が立ち際に、膝立ちのタンの顔に膝蹴りを入れる反則を犯し、イエローカードをもらってしまう。2Rはタンがグラウンドで裸絞め、腕十字等でチャンスを数度作るが、打撃が少なく、ドローに終わった。
第10試合 GRACHAN バンタム級 5分2R
×坂巻魁斗(BRAVE/元ZSTフライ級暫定王者)
○獅庵(パラエストラ大阪)
2R 0’00” TKO (ドクターストップ:右フックによる左まぶたの負傷)
1R、スタンドの打撃戦が続き、獅庵がフェイントやジャブを駆使しつつ、右のパンチを的確に当て続け、坂巻のタックルも切り続ける。坂巻は左まぶたが腫れており、2R開始直後のドクターチェックでストップがかかった。
第9試合 メインイベント1 GRANDフライ級王座決定戦 5分3R(延長1R)
○松場貴志(ALIVE/GRACHAN王者)
×NavE(Grand-Square/GLADIATOR王者)
判定3-0 (小池=松葉/出口=松場/山崎=松葉)
1R、両者サウスポーに構え、松場が打ち合いでのカウンターのパンチ、押し込んでからの右肘を的確に当ててやや優勢。
2R、松場の左フックで、NavEが右まぶたをカットし、ドクターチェックを受ける。再開後、大差は無いものの、NavEが右フック、右ハイを随所で当てて巻き返す。3Rもスタンドの打撃戦が続く。お互いローブロー、サミングの反則もあり、攻防が寸断され、決め手に欠けるまま終える。
とはいえ松場のほうが有効打が多かったのは明らかで、松場が判定勝ちでGRAND初代王者に。カナダのTKOとも契約中のため「このままGRANDの価値を上げて、海外でも活躍したいです」と宣言した。
第8試合 GLADIATOR フライ級 5分2R
○宮城友一 (DROP/GLADIATORライトフライ級王者)
×石綱テツオ(ISHITSUNA MMA GYM)
判定2-1
第7試合 GLADIATOR ライトフライ級 5分2R
△若林耕平(総合格闘技道場コブラ会)
△児玉勇也(とらの子レスリングクラブ/トイカツ道場)
判定1-1
第6試合 GRACHAN バンタム級 5分2R
○伊藤空也(BRAVE)
×山内雄輔(RISING SUN)
判定3-0
第5試合 GLADIATOR キックルール スーパーヘビー級 3分3R
×楠ジャイロ(ブラジル/TEAM JAIRO/IKC無差別級王者、元J-NETWORK王者)
○内田ノボル(翔拳道/元MA日本&新日本ヘビー級王者王者)
1R 終了時 TKO
第4試合 GLADIATOR バンタム級 5分2R
×大前健太(創道塾)
○道端正司(ストライキングジムAres)
2R 4’21” 裸絞め
第3試合 GRACHAN バンタム級 5分2R
○松本尚大(拳心會)
×奥野真利(フリー)
1R 1’46” TKO
第2試合 GRACHAN フライ級 5分2R
×ねこ☆佐々木(マルワジム横浜)
○宮内拓海(TMCジム)
1R 3’24” 裸絞め
第1試合 GLADIATOR フェザー級 5分2R
×ワタナベ 関羽 マサノリ(ALIVE)
○チハヤフル・ヅッキーニョス(MIBURO)
2R 2’25” TKO