REBELS 2.17 新木場スタジオコースト【DAY】:才賀紀左衛門、浅川大立に辛勝。丹羽圭介&稲石竜弥、63kg王座T初戦突破
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
葛西 キックボクシング ストライブジム
最安4,378円~!通い放題でも7,700円!選手志願者兼インストラクターも募集中!
PANCRASE REBELS RING.1【DAY】
2019年2月17日(日) 新木場スタジオコースト
レポート&写真:井原芳徳
※ルール表記の無い試合はムエタイルール。「REBELSルール」は肘無し・首相撲制限あり。
第13試合 メインイベント REBELS 60kg級王座決定トーナメント1回戦 REBELSルール 3分3R(延長1R)
×浅川大立(ダイケンスリーツリー/INNOVATIONフェザー級王者、岡山キックボクシング59kg賞金トーナメント優勝/59.8kg)
○才賀紀左衛門(クロスポイント吉祥寺/59.75kg)
判定0-3 (秋谷28-30/和田28-29/山根27-30)
浅川は12月16日のINNOVATION岡山ジム主催大会での1DAYトーナメントで北薗翔大、浜本“キャット”雄大、髙橋聖人を下し優勝した。KNOCK OUT出場権も獲得しているが、肘無しのREBELSルールでもベルトを狙う。才賀は昨年からクロスポイントに移籍し、8月の移籍初戦では小磯哲史に判定勝ちしたが、10月の2戦目の浜本戦は拳の骨折で欠場しているため、約半年ぶりの試合となる。
1R、浅川が序盤からパンチを蹴りを積極的にヒット。中盤、才賀も左ボディ、バックスピンを立て続けに決めたが、終盤は浅川が左ボディ、右ストレートをまとめ、攻勢を印象付ける。記者採点10-9で手数多く攻めた浅川。
2Rも浅川が積極的に休まず攻撃を出し続け、終盤には左ボディを主体にしつつ左右の顔面のパンチも当てて、1R同様に攻勢を印象付ける。記者採点10-9で浅川。
3R、浅川が攻め続け、才賀は苦しい状況となるが、随所で打ち合いでパンチを返し踏みとどまる。終盤、浅川がラストスパートをかけて手数を上げて来るが、才賀も打ち合いで返し、右アッパー、右フックを連打しダウンを奪う。やや才賀が押すような形となったため、浅川と陣営はスリップだと抗議したが、ひるんで膝から崩れたため、ダウンの判断は妥当だろう。記者採点8-10で才賀。合計28-28で才賀。2Rまでの浅川の手数への評価は低く、ジャッジは3者とも才賀を支持し、才賀がギリギリで勝利をもぎ取った。
第12試合 セミファイナル REBELSルール 60kg級 3分3R(延長1R)
○鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺/59.75kg)
×ジョン・ラゥィー(タイ/58.75kg)
1R 0’45” KO (左アッパー)
鈴木はKrushでも活躍中だが、Krushで上を目指す前にREBELSのベルトを獲得したいと以前から話しており「REBELS 60kg級王座決定トーナメント」にエントリーした。だが一回戦の相手・旭野穂が負傷欠場したため、一回戦は自動的に突破となり、タイ人選手との試合が用意された。
1R、開始すぐから鈴木が右ロー、右テンカオ、左ハイを立て続けに当ててラゥイーを下がらせると、左アッパーをクリーンヒット。ダウンしたラゥイーは立ち上がれず、センチャイレフェリーがストップした。
鈴木は「ジョン選手、急遽オファー受けてくれてありがとうございます。旭野選手とやっていても勝っていたと思います。どっちが上がって来ても勝つ自信があります。ぜひ決勝に見に来てください」とアピールした。
第11試合 REBELSルール 59kg契約 3分3R
○MOMOTARO(OGUNI GYM/WBCムエタイ・インターナショナル・フェザー級王者/58.6kg)
×古谷野一樹(クロスポイント古河/REBELS 57.5kg級王者/59.0kg)
判定3-0 (30-27/30-28/30-28)
MOMOTAROはREBELS初参戦。3月8日にはONE Championshipミャンマー大会出場を控えている。
1R、MOMOTAROがサウスポーに構え、左ミドル、ハイ、バックスピンキック、バックブローを自在に当てて主導権。古谷野は時折接近してパンチを当てるがヒット数で差が大きい。2Rも同じようにMOMOTAROが蹴りを当て続け、最後には右ハイ等でダウン寸前まで追い込む。3Rもその流れは変わらず、ダウンは奪えなかったものの完勝した。
第10試合 スーパーバンタム級 3分5R
×炎出丸(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKスーパーバンタム級王者/55.3kg)
○大野貴志(士道館新座ジム/WMC日本スーパーバンタム級王者、MA日本フェザー級王者/55.25kg)
3R 0’00” TKO (レフェリーストップ:左肘打ちによる右まぶたのカット)
1R、お互い慎重だったが、少しずつ大野の左ボディ、右ローが決まり出し、2Rはヒットを増やし主導権。左肘で炎出丸の右まぶたを切り裂き、ドクターチェックを誘う。再開して20秒ほど続きインターバルに入ったが、3R開始すぐに和田レフェリーがストップした。
大野は「今日はいい勝ち方ができました。REBELSのベルトが欲しいです。山口(元気プロデューサー)さん、僕にも挑戦のチャンスをください」とアピールした。
第9試合 REBELS 63kg級初代王座決定トーナメント1回戦 REBELSルール 3分3R(延長1R)
○丹羽圭介(TEAM KSK/元RISEライト級(63kg)1位/62.95kg)
×恭介(インスパイヤードモーション/RISEライト級10位、2017年RISING ROOKIES CUP同級優勝/62.55kg)
2R 1’44” TKO (3ダウン:右ストレート)
丹羽はRISEで王座挑戦経験もあるが無冠。現在は那須川天心のいるTEPPEN GYMを練習拠点とし、「REBELSのテッペン」を目指して10月と12月にREBELSに連続参戦し、橋本悟と潘隆成といったタイトル獲得経験者に判定勝ちしている。恭介は17年のRISEの新人王で戦績7戦6勝(3KO)1敗。11月のRISE後楽園大会では、TEPPEN所属で18年の新空手K-2優勝者の小出龍哉を1Rで粉砕している。
1R、圧力をかける丹羽が右ローをコツコツ当てるが、恭介はスイッチも織り交ぜつつ距離を取りながら、バックスピン系の蹴り技を多用し、度々当てる。お互いまだダメージは小さく差は乏しい。
2Rも恭介が回転技を多用していると、次第に読まれるようになり、空振りした直後、丹羽が詰めてパンチを連打し攻勢に。いったん離れ、恭介が再び詰めて来ると、丹羽が右フックで迎撃しダウンを奪う。その後もダメージの残る恭介から右ストレートで2ダウンを重ね快勝した。
第8試合 REBELS 63kg級初代王座決定トーナメント1回戦 REBELSルール 3分3R(延長1R)
○稲石竜弥(TEAM OJ/Bigbangライト級王者/62.75kg)
×和輝(Phoenixx/62.75kg)※栗秋和輝 改め
判定3-0 (30-28/30-27/30-27)
和輝は昨年秋にクロスポイント吉祥寺に移籍した栗秋祥梧の兄。祥梧同様に九州のキック大会「大和」等で活躍してきた。大分では二人三脚で戦い続け、祥梧の上京時には、祥梧が勤めていた会社に和輝が転職し、上京を後押しした逸話もある。
1R、稲石が変則的なステップから、パンチと蹴りを顔面とボディに散らして当て続け主導権。様子見感の強かった和輝も、2R中盤になってようやく火がつき、右ハイ、右ストレートを返したが、終盤は稲石が持ち返し、3Rは終始稲石ペースで続き、稲石の完勝に終わった。
第7試合 53.5kg契約 3分3R
○JIRO(創心會/53.3kg)
×工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN/53.4kg)
判定3-0 (30-27/30-28/30-28)
第6試合 REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王座決定リーグ戦 3分3R
×降籏健嗣(士道館ひばりが丘道場/69.65kg)
○津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム/69.75kg)
2R TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる額のカット)
第5試合 REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王座決定リーグ戦 3分3R
○吉田英司(クロスポイント吉祥寺/69.6kg)
×光成(ROCK ON/69.35kg)
判定3-0 (30-28/30-28/30-27)
第4試合 フェザー級 3分3R
○三浦 翔(クロスポイント大泉)
×原島 モルモット 佑治(TESSAI GYM)
2R 1’40” TKO (レフェリーストップ:右肘打ちによる左まぶたのカット)
第3試合 REBELSルール 57.5kg級 3分3R
△浦林 幹(クロスポイント吉祥寺)
△知BRING IT ON(BRING IT ONパラエストラAKK)
判定0-1 (29-29/29-30/29-29)
第2試合 スーパーフライ級 3分3R
○濱田 巧(team AKATSUKI)
×響波(Y’s glow)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)
第1試合 REBELSルール 60kg級 3分3R
×宇野高弘(パラエストラ栃木)
○新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺)
2R 2’08” KO
REBELS 2.17 新木場スタジオコースト【NIGHT】:日菜太、ラジャ王者シップムーンをローで粉砕。小笠原瑛作、元ルンピニーランカーを1R KO